ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ピュリニー・モンラッシェ・1er レ・ピュセル 2006 アラン・シャヴィー

2010-06-17 | ピュルニ/シャサーニュ・モンラッシェ
PULIGNY MONTRACHET 1er Pucelle 2006 Alain CHAVY




アラン・シャヴィーの何本かのストックからピュセルを選んで
デキャンタージュすれば何とかなるかなと思って
熟成の頃合を見るのもあり開栓

香りは
若さあふれるリンゴ蜜にもちろん乾いた鞣革香を中心に漂っている
造り手の考え方だろうか樽香がないのがアランのワインの特徴のようだ
何だか久しぶり果実味などを楽しんでいる自分に気が付いて
それが嬉しくなる

味わいは
溌剌とした酸が心地よく、完熟手前のパイナップルが舌の上にのってくる
確かに、若飲みの分だけ熟成感やコクに物足らなさを感じるが
気持ちの良いフレッシュさと引き換えにしたものであり
このワインは、あまり若飲みしない私に十分満足を与えてくれる

温度が上がってくると弱めのトロミが出てきて舌に乗ってくる様が心地よい




ワイン温度計で13℃辺りからこの暑さで徐々に上がってくる温度につれて
いろんな表情を見せてくれるところは流石

そして17-8℃超だろうか
ALC臭に入り混じって
中心に強くミネラル香と蜂蜜香がブワッと漂ってくる

確かにまだ早いが十分飲める域に入ってきている
そろそろブルゴーニュのビンテージチャート06も更新されるのかなと思うが
06の白は機嫌の悪いワインにあまり出会わなかった・・・・ラッキーかな?
現時点の若飲みで、05よりも飲み易い分だけ、05より点数は低いかも知れない

これからセラーのアランの06ワインを定期的に開けるのが楽しみになってきた