ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

期待はずれの ヘクラ・モナストレル カスターニョ 2004

2010-01-19 | スペイン/ポルトガル
ヘクラ・モナストレル カスターニョ 2004
HECULA MONASTRELL CASTANO



昨年11月だったか
ワイン仲間の誘いで中野坂上の藤小西で日本のワインの試飲会があり

興味本位で仲間3人でその試飲会に参加その後で飲み会しようということで集まった


二次会的になった飲み会に
私はジャンティアルの 1er メカドVV 2007を、もう一人がこのヘクラ2004を
新宿のフレンチレストランへ持込んだ
ちなみにメカドのVVは好評でVintageに比べてイメージされる味わいより好印象だったようだ


元々はワイン会を開ける場所の探索に格好つけて
あーだこーだと仲間内でワイン談義などなどでただ飲んでいるオヤジたちなのである


私が「なんじゃこりゃぁ・・・重いけどいけるじゃないですかぁ」
友人(大先輩)曰く「PP91付いてるんだよ。でも1300円」

スペインはPPの高いものが多いのだがまだまだ飲んでないワインは多いなあ
と納得しながら記憶に刻み込んでおいたのが約2ヶ月半前




その時の初めて出会ったセパージュの”モナストレル”の味わいや価格に魅力を感じ
ヘクラのVintage2004を探して2本入手したもの



そんな思いもあったのだが改めて飲んでみると
不味くはないのだが昨年のような感動もなく・・・・・予想される味であるから必然かな

ちょっと口中での重さと濃さと後引きが悪く

ボトルが空くのに3日間もかかってしまった


飲んでて思ったのだが
このワインの葡萄であるモナストレルはどちらちらかと言えば長熟系のように思われる

残りの1本はセパージュの強さの確認をするためにもダメ元で2014まで寝かせようと思う
価格1300円のワインがそこまで熟成させられれば大したものだ