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ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

カレラ ハーラン・シャルドネ 2009

2011-11-13 | アメリカ/カナダ
CALERA CHARDONNAY MT.HARLAN 2009

実は「メラン・オデッセ リラック 2009 Domデセニュー」を一杯だけ残していました
3日目でも落ちがなくて、またまたビックリ!
恐らくは上位キュベの「ヴィラージュ ロダン フィリップ・フォルブラ2005」では未だ若い
であればこの裾物で十分だったのかなあ・・・・・というのがイメージ(正しくないかもしれません)
まあ次回は、と言うより、在庫があるうちに買い求めたいと思います


さて、このワインはVintageから言えば最低でも数年待ちのワインですが
3月に飲んだキュベV2009が既に飲める状態だったので開栓してみました

PP96ですが、パーカーはカレラに甘い点数を付けると言われていますし
評価点数は、購入時のガイダンスでしかないのは周知の通りです

香りは
樽香が強く、ALC臭も強く出ています・・・・・若いVintageですから仕方ないですね
乾いた鞣革はホンノリ、ドライパイナップル、一瞬のリンゴ蜜など
ブーケは白系~黄系でしょうか
とか記載していると、べっ甲飴のような香が漂ってきました ・・・・・好いですねえ(悦)

味わいは
思ったよりも、程よい果実味がいいですね
キュベVのあの残糖感の記憶とは別世界です・・・・・クラスの違いが歴然です
現時点ではPP96とまでは実感はありませんが、凸凹感はあるにせよなかなかのバランスです

購入価格は2,990円(税込)ですから大正解と言えるでしょうか
但し、あと最低でも5年熟成で!
球体的とまでは言いませんが、パーカーポイントまではまだまだにしろ
普段白ワインは飲まない家内がちょっとだけといいつつ注いでやると”これ美味しい!”だと言う
彼女は値段も知らないし
ましてやこのワインが新世界のアメリカのCDなんて知りもしないので

私には第3者の良い評価者かも (爆)


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十四代 & ピラーロック CS  清酒とワインのハーモニー

2011-10-13 | アメリカ/カナダ
今晩は帰りに見つけたヤリ烏賊の刺身が美味しそうだったのでこれに決まり!

時々、チビチビやっていた小分けボトル(東洋美人)の十四代中取り純米無濾過がばっちりマッチ
ヤリ烏賊の甘みと酒の甘みとの相乗効果でめっちゃウマ
やっぱり醤油には清酒ですね

次にピラーロックのCSが程よくこなれてきていて
2日目のヘタリもなく、くすみもなくなり良い塩梅です
やはり良いワインであるのは間違いないですね

清酒からワインの切り替えも違和感なく
いいお酒のバトンタッチって楽しいものです

こういう美味しいお酒を飲むと
 ・・・・・ACブルと違って、少々高くてもって思うんですね

あークワバラクワバラ

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ピラー・ロック カベルネ・ソーヴィニヨン スタッグスリープ・ディストリクト 2002  (2)

2011-10-12 | アメリカ/カナダ
PILLAR ROCK CABERNET-SAUVIGNON 2002 STAGS LEAP DISTRICT

今年2月に1本目を飲んで以来です

前回からみて8ヶ月で落ちてきたか、随分ボトル差が出てきたのか
色調からは、残念なことにエッジに滓と色調が落ちてきているのが良く分かるようになりました
スタッグスリープ・ディストリクト であれば、もう少し色々と試したかったですね

香りのイメージにズレがあるのですが ・・・
開栓初期はくすみのある味わいだったのですが ・・・
液温が上がり香がグラス口から漂うようになりました

小一時間でやっと今年2月の開栓したときに近くなりました
フランボワーズやスーボワなど赤系の果実がいいですね

でも、何だかんだと言いつつ、家内は美味しいと言いながら今撃沈しています
まあ、それなりにこれがNapaという物差しは全然持ち合わせがありません
こんな飲み手に飲まれたくなかったろうなあ・・・・・と思いつつ
私には丁度良い、幸せワインでした (*^o^*)

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カレラ セントラルコースト キュベV シャルドネ 2009

2011-03-22 | アメリカ/カナダ
CENTRAL COAST CUVEE V CHARDONNAY 2009 CALERA

カレラの白は初めての試飲です
価格的にも廉価で買えたQUALITE-PRIXなワインを期待して開栓

このワイン
コルク代わりに、ガラス栓に締め込み時のグリップに可塑系樹脂を組み合わせてます
 ・・・面白い発想ですねえ
二日間に分けて飲む予定なので、バキュヴァンではなくこれを使ってみましょう

香りは
残糖感のあるグレープフルーツ香が全体を占めています
トロミ感があるので厚みがそこそこにあるように錯覚します
白花や黄花のCDの若い時期にあるフローラルもあります
 ・・・1時間半程度で完熟葡萄を使っているのでしょうか、リンゴ蜜が出てきました

味わいは
香りにあるとおりの残糖感のある余韻がバランスを崩しています
文字面では似てるようになりますが、コルディエのVERS-CRASとは異質です
ミネラル香に比例するミネラル感もありいいのですが
シースルーのような苦味がアタックから余韻まであるのが気になります

そうは言っても
まあ買値が青札2枚でおつりがあったのでそれなりに満足です






ピラー・ロック カベルネ・ソーヴィニヨン スタッグスリープ・ディストリクト 2002 

2011-02-13 | アメリカ/カナダ
PILLAR ROCK CABERNET-SAUVIGNON 2002 STAGS LEAP DISTRICT

昨年入手したNapaのVintage2002のCS
前宣伝が結構大げさでいつものパターンかと聞き流してました
その宣伝文句は・・・・・ナンタラカンタラで、カルトワインだと言う

CSは、と言うか、ボルドー系は余り飲まないのですが
最近面白いワインを探していたので騙されたと思って3本買ってみました
そうなると宣伝文句は信用してないので、暇な時に調べていたわけです

そのうち、現地情報で、PPで90点というWEBを見つけて
やっぱりカルトワイン云々って宣伝だけかぁ・・・・・って嘆息
パーカーの本拠地だし評点に誇張はないだろうから
まあその程度なのかぁ 
 ・・・・でも90点でも十分な点数ですがまた宣伝文句に騙されたって思っていたので

そして開栓
ハッキリ言ってこれは90点をつけたPPに?ですね!
要するに若飲みでは評点付けるのに無理がある典型でしょうねえ
個人的にはブルゴーニュだけでなくローヌファンでもあるのですが
そして熟成してくるとCSとグルナッシュは似てくるのですが
 ・・・・・手持ちで赤も白もいろいろ持っている大好きなBEAUCASTELより好いかも

ただアメリカ超優良年のVintage2002にしては
写真の通り少し滓がボトルに付着していたのがへーという驚きで
CSにしては熟成がちょっと早めなのかなあ

香りは
開栓した当初からイチゴ、ブラックチェリーなどフルーツ香が一杯で
CS特有のスパイスや土香もあって好みのワインで好いですねえ
カラフェに移した時にその芳醇な香りに期待感が膨らんではいましたが

味わいは
果実味が溢れ返るような味わいに
 ・・・決して残糖感が残るようなワインではなくバランスもいい
 ・・・艶っぽさが後を引いて妖艶で余韻を楽しめます
 ・・・思ったよりタンニンのザラツキもなくPNのようで
 ・・・熟成9年で滑らかそのものなのが少し驚きですね

 ・・・十分に濃いのですが先日のデエーサほど濃さを感じさせず
 ・・・果実味の濃さを感じさせつつも余韻が綺麗で妖艶で旨いですねえ!

アメリカのCSがこれだけ美味しいワインだとは・・・
ボルドーとの違いは印象の明るさでしょうか
このワインの方が明るいイメージなのは樽かもしれません

いずれにしても久しぶりに美味しく旨いCSに舌鼓です (*^o^*)
香りの芳香に家内が”いい香り!”少し頂戴って・・・・・鼻が利くなあ

残りの2本はEspace-Vineuxのワイン仲間と一緒に tchin-tchin しましょう


カレラ ミルズ ピノ・ノワール マウント・ハーラン 2007

2010-11-12 | アメリカ/カナダ
CALERA MILLS 2007 PINOT-NOIR MT.HARLAN


私にとって普段は余り縁のないカリピノ
縁がなくても自然と葡萄の生育情報というものが耳に入ってくるもので
アメリカのVintage2007はビッグヴィンテージのようですね
有名どころのワインが可成り良い評価が出ているのも頷けます

で、ついつい ・・・ 気にはなっているんですね ハハ否定できません(汗) 
世の中のごまんとあるワイン
どんな人間も全種類なんて飲める訳がないので、参考値として見てるだけのPPなのに
95点という謳い文句と円高のお陰か、えらく廉価で購入できたので1本開栓

冷涼と言われるマウント・ハ-ランって?
コトドニュイやコトドボーヌの海岸線のような、標高差のある稜線をもつ丘なのでしょうか
それとも小高い丘がポコポコとあるコルトンの丘なのでしょうか
仕方のないことですが、行ったことがないのでイメージが広がりません

育成の難しいとされるPNをカリピノとしてブルゴ-ニュに比肩される迄になったのですから
今更ながらに、造り手の情熱が素晴らしかったのでしょう

<初日>
樽が利いて、20%程度かと思いきや、予想外に多く30%とのこと
味わいは何だか産地不明だけど、酸と果実味がそれなりにバランス良く
香りも強くは無いが赤果実香がある
まだまだ複雑味がないのは・・・・・ 若すぎて仕方ないことですね(明快)
樽が好きな方なら今でものめますが・・・樽はアメリカ産?甘みがあるような
恐らくあとせめて5年くらいからが飲み初めだろうか
まあ飲み頃を観るための開栓ですから2日目がどう変化するのか楽しみですね

<2日目>
樽が余韻にかけて出てくるようになりちょっと辟易
果実味も十分ですがミネラル感が弱いと感じる分だけ焦点がボヤける 
樽の甘さとバニラが若干余韻でバランスを崩しているのも明確になります
まあ初日の印象を素直に記載しましたが、結局印象は変わらず

熟成を楽しみにさせてもらえるワインですが
氏素性の明確な、メリハリというか感じられるようなそういう変化を
ここ数年で残りのワイン期待したいものです 

でもずっと前からCAVE が満杯で
そんな悠長なことは言ってられないのですが・・・