DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

本日の鉄塔

2009-01-31 | モブログ

午前中は実査で外仕事。

傘が飛ばされそうなすごい強風に

霙に近い雨が容赦なくて、身体が冷えきってしまいますた。

移動するためにバスを待ちながら「耐えてる私」

・・・そゆのも実は嫌いではない。w


喫茶店に入る。

ドアを開けたら暖かい、そのことがとてつもなく至福だと思う。

珈琲を飲みながら窓の外、横断歩道の向こう側、

傘をあげて空をみあげる男性、足元だけ見てる女性、

マスクをした親子、抱っこされた犬、元気に走っていく小学生、

冬の雨の情景。




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茂木健一郎/思考の補助線★拡散と収束

2009-01-30 | 
茂木さんの『思考の補助線』。
すべての学問が、拡散と収束を繰り返す(べき)ものであることへの
自覚の必要性を強く訴えている文章を読み返しながら。

断片にしなければ見えない断面、断片にしてしまうことで見えなくなる全体。
1つが「わかる」ことで、増える新たな「わからない」ことごとは
断面積が増えるのと同じなんだろうな、と体感的に理解。

進化生物学をはじめ、あらゆる知的な営みにおいて、「評価関数」は、つまりは後づけによって与えられる。価値の評価における「収束」は数量における「拡散」によってこそ担保されている。この根本的な両義性、ダブル・バインドな状況の中に、生物現象のみならず、私たちがおよそ人間の精神活動について考えるうえで避けて通ることのできないエニグマがあるように思われる(「収束性」という罠/p214)

後半、多様性と拡散を「よし」とし、「収束」を価値の普遍化として認めつつも警戒する、でも実際は「収束」させねばいつまでも形にならない、そうした茂木さんの葛藤というか焦燥感が伝わるようで、こちらもそわそわしてしまった。
実際に様々な体験に臆さず飛び込みながら、真摯に「思考」に向きあう茂木さんは、本当に凄いなぁ、と子どもが巨人をみあげるがごとく感嘆をもって思います。
同時代に出会えて本当によかった・・・。
とメメはぁと♪なラブレターモードにはいりがち(汗;

で。そういう文章を行きつ戻りつ、ちょっとつっかえながらも飲み下しつつ、
あ、ブログもそうかも、と思い至った。

多様性と専門性、拡散することでの多様性が担保する収束の精度。

1~2年目、とにかくたくさんのブログを訪問し、コメントを残し
TBし、バトン他の多くに参加していただける記事を書き、
オフも経験し、交流する至福も実感し、
向きあった真摯なコメントも、気軽なジョークのようなコメントも、
巡回型・ごあいさつ型のコメントも、通りすがりコメントも、
豊かなるコメント応酬も、
悲惨なるトラブルも、トラブル時に相手をスルーできない「(オロカ極まりなく、でも実はさほど嫌いではない、あは)自分」などなども 
経験し、
時折「ブログを書く意味」を自分に問いかけながら、
経験価値をそれなりに蓄積しながら、
最近は私なりに以前よりも自由度を得て
ブログとは、という問いかけを持ち続けた前半よりも、はるかに
「私のブログ」そのものを楽しんでいる(てか、通常はそういう意識すらないレベルで)。
前半が拡散だとしたら、現時点が一種の収斂なのだろうと思う。
精度は別としても。

・・・・で、いつもながら&まことに残念なことながら
こうして文字化することで、自由度含めての「気ままさ加減」みたいな“なにか”が
損なわれるという、パラドックスも感じつつ。ま、それもいいか。

ついでといってはなんですが、
以下、『思考の補助線』の個人的ドッグイヤーポイント♪

極言すれば、脳は「他人にほめられるように」変化していくのである。(中略)コミュニケーションのダイナミクスが「同化作用」をもたらすか、それとも「個別化作用」をもたらすかの分水嶺は、お互いに他人を承認ないしは否認する価値の構造の中にある。(中略)そもそもコミュニケーションがなければ、「同化」も「個性化」もありえない。(「個性」を支えるパラドックス/p081~082)

ここに、コミュニケーションを通じて人々が個性を磨く際のきわめて重要な問題が提起される。すなわち、人間の「個性」とは、他人とのやりとりを通して獲得される共通の基盤の上に構成されるものだということである。(「個性」を支えるパラドックス/p083~084)

「差別」や「平等」という言い方は、一種の序列構造を前提にしている。(中略)「差別」の対義語として「平等」を借定する思想的態度は、順序関係という写像への信奉によって非常に強く条件づけられている。
「差違は上下という関係に写像される」という世界観の下では、できるだけその差違を隠ぺいして、均質なものとみなそうという動機づけが生まれる。そこに立ち現れるのは、世界がお互いに比較などできない多様なものによって構成されているという豊饒さへの感謝ではなく、むしろすべてを中央集権的に価値づけようという「神の視点」につながる野望である。
(中略)
身長が低い人を「垂直方向に挑戦されている」(vertically challenged)
と言い直す。(中略)「エスキモー」というのは「生肉を食べる人」を意味し差別的だということで「人」を意味する「イヌイット」と呼んだりする。(中略)そこに隠ぺいされているのは「みんなちがって、みんないい」という多様性の賛歌ではなく、むしろ本音では単一の価値体系を信じている、単純なる世界観であるということになろう。(「みんないい」という覚悟/p098~099)

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ジャングル大帝★異色コラボだそうです。

2009-01-30 | アニメ・マンガ・特撮TV
「ジャングル大帝」今夏復活!異色コラボも(サンケイスポーツ) - goo ニュース

昨日に引き続きまたまたアニメなコラボネタ。
コナン×ルパンのようなメディア超えたコラボ、
海外含めた実写化、別作家によるリスペクト作品集、etc.
いやコンテンツ産業とはまさに複製と加工・再生文化なのだろうけれど。
でもって、『銭ゲバ』といい、なんだか過去の(あっしの幼少期~子ども時代な)遺産を巡る冒険な様相を呈している今日この頃なTVカルチャー。
それにしても・・・「ジャングル大帝」ですかぁー、うーん。

実は大御所・手塚御大の作品は「凄い!」と思うものの
好きかどうか問われるとけっこう微妙だったりするのでした。
ゆっくりとゆっくりと効く「毒」がある。
個人的に「世界」や「宇宙」「現世」に対する啓示を与えられた、
多分、生涯ベスト1の漫画『火の鳥』ですら。
超メジャーな『鉄腕アトム』や『マグマ大使』ですら。
『きりひと讃歌』『奇子』『アポロの歌』のごとく
読後にばしっと来る即効性のものもあるけれど、
大人になってから気づく、そういう長くゆっくりとしたスパンで。
なんというかとてつもない厭世観や人間に対する不信感、
そういう独特の凝縮されたほろ苦さ。
人間の「情けなさ」「しかたのなさ」のようなもの。
人類愛、宇宙への果てしない憧憬、そういった壮大なテーマの底を
重低音の暗さが流れている。
だからこその光なのかもしれないけれど。

「ジャングル大帝」というと、レオのセイフティブランケットなパンジャの毛皮
(なにげなく見てたけど、父親の骸だと思うと悲壮に切ない;)と、
肉食動物に肉を食べるのを禁じ菜食レストランを運営するお話、
最終話のひげじいさんとの最後の会話を思い出す。
理想と現実の乖離、すべてがしあわせになる世界は難しいことを
子ども心にたたき込まれた。

アニメーションとしては、サバンナの雄大さ、
さまざまな動物のさまざまな動きや営み、
レオとライヤの微笑ましいロマンス、見どころたくさんで
楽しみにしてはいたのですが、ジャングル大帝が好きか?と
問われるとやっぱり微妙なのだな。

ちなみにレオは今でも描けちゃう手塚キャラの1つデス。

あ、テーマ曲はOP、ED共に文句なしに好きです。
カラオケでもけっこうな頻度で歌いマス♪えへ
富田勲スバラシー!!

ジャングル大帝OP

歌詞あり版は、大きな声で歌うと胸が開く感じで気持ちいいっす。
今改めて見ると、回り込みとかナチュラルで、フラミンゴの大軍とか
もうこれだけで世界が現されてるんですねー、やっぱ凄い。

ジャングル大帝ED

弘田三枝子さんのハリのある力強い声、ひさびさに聞き惚れました♪

たまごの赤ちゃん

・・・これ知らなかった;;いいっすねー!

関連:
手塚治虫さん原画初のCDジャケット
・・・なるほど、コンテンツ管理ビジネス=資産運用でもあるわけですね~。
真氏も47歳かぁー
ショーン・レノンのCMをみると何故か彼を思い出す。

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ルパン三世VSコナン

2009-01-28 | アニメ・マンガ・特撮TV
「ルパン三世VSコナン」史上初の夢対決!(スポーツニッポン) - goo ニュース
国民的アニメ「ルパン三世」と「名探偵コナン」の夢対決が実現する。日本テレビと系列の読売テレビの、それぞれ開局55年、50年を記念した「ルパン三世VS名探偵コナン」で、3月下旬のゴールデンタイム(午後7~10時)に2時間超で放送予定。原作漫画の出版社と原作者が異なる2作品のコラボレーションはアニメ史上初めて。常識破りの対決が話題を呼びそうだ。
作品では、ある国の王室をめぐる事件の解決に乗り出すコナンと、その王室に伝わる秘宝を狙うルパンが出会い、対決する姿を描く。主人公の2人はもちろん、峰不二子や銭形警部、毛利蘭や毛利小五郎ら両作品のおなじみのキャラクターも総出演する。
中谷敏夫プロデューサーは「アニメ界のあらゆる常識と障害を乗り越えて実現した企画。スペシャル番組にふさわしい作品」と話している。
(中略)
スペシャルアニメの企画から完成まで通常1年のところ2年以上の期間をもうけた。制作にあたっては両作品のスタッフからメンバーを募り、新しい制作班を組織。レギュラーキャラクター以外の登場人物の姿や風景をどちらの作風とも別のイメージにすることで「まったく新しい作品が出来上がった」(中谷氏)。さらに、オープニングやエンディングでそれぞれのテーマ曲を使うことも検討。双方のファンが楽しめる内容になる工夫が施されている。


最近、こゆコラボ企画多いですね(てか、増えそう。

んとにかなりテイストが違うけれど、両方のファンとして楽しみではあります。

グレードが高い作品であることを強く願う!2年以上の期間に期待!
相互の過去資産を壊さないことを心から願う。

・・・・・・てか、KIDの立場は?;;

あ♪どうせならキャッツ・アイとかロケット団(え?;)とか

金田一とか榎木津とか宮崎ホームズとか、

古今東西ジャパニメの探偵と泥棒(系?)キャラ大集合ってのはどうでしょか?

・・・スーパーロボット大戦がアニメ化される日も近い?

参考:
ルパン三世を捕まえられそうな警察ドラマの主人公ランキング - gooランキング


コメント (2)
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111歳

2009-01-28 | NEWS/TREND
【こぼれ話】111歳にして初めて子持ちに=NZのムカシトカゲ(時事通信) - goo ニュース


111歳と80歳のカップル、なんだかちょっとほのぼのしちゃいます。

11匹の子どもたちもガンバレ。


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めざめよ、バッカス

2009-01-25 | 日記/備忘録/独り言/その他
ドーパミンによる脳のご褒美システムで強化学習する「私」。他者から承認されることによる快感は確かに大きいけれど他者からの拒絶に立ち向かうことで得られる快感もまたあるのだろう。それが孤立による自己否定・自己破壊に向かうのか、自我強化に向かうのか、そのスイッチはどこにあるのだろう?自分肯定の前提で、やはりどこかで承認された経験の有無が大きいのだろうか。

オバマ大統領の演説で掲げられた課題はそのまま今の日本にあてはまる。現実的かどうか・効果的かどうかは別としても、これまでの演説トーンを“チェンジ”して厳しさを訴える。どこまでも「党」の明日だけを考え、国民に甘い夢をちらつかせ続ける日本との一番の違いだろう。いやもはや「党」の性質がまったく違うのだろうけれど(・・・国民の性質も?)。
いまだに消費税1つまともにアップできないのは、浪費体質が露呈しているにも関わらず、メスをいれたらどこにささるかわからない、もしかしたら自分の悪魔のしっぽにささりでもしたら・・・という自己保身と一族保身以外の何者でもないのだろう。
それともあまりにも病巣は大きく、もし開いたら国民をも巻き込んで破滅せざるをえないのだろうか。

後進国はあとから開く種。日本は滅びる種なのかもしれない。息子が私の年齢になる頃、3人に1人が高齢者だといわれているその頃には、赤ちゃんはいなくなってるかもしれない。物理的・精神的に生殖能力が低下し続けているらしいヒトの問題含め、世界的な人類の破滅への道筋をどう考えるのか、先進国がその反面教師だとしたら、これから開く花には救いはあるのかもしれない。
・・・地球にとってはどっちでもいいことだろうけれど。
個人的には「地球に優しい」などという偽装的発想をやめて「ヒトの未来に優しい」を徹底したほうがよいと思う。たとえその恩恵を自分が被ることはなくても。
オバマ大統領の演説で、「資本主義経済的社会的動物」として当然であるべき「将来への継続的資産移譲システム」が、全然当然でない先進国の憂いを改めて感じた。(・・・先進国って何?と思いつつ)

子どもが減るのは、そうした文明の進化(もしくはそれを過ぎての退化)としての、選択肢の1つなのだろう。遺伝子を残したい(残さなければ)という欲求(社会的圧力・その他含め)そのものが希薄化しているように感じる。「次の世によりよい未来を残そう」という欲求・願望がどんどん希薄になっていると思う。
政府の先送り体質にも顕著だけれど、自分の生きている間だけの繁栄が目的になってしまって、将来に備えるべきもの、どころか、先人が蓄積してきたものすら消費(浪費)してしまっている現状。借金と赤字しか見えない未来に子どもを送りたい大人は減っていくのは当然で、それならば、と「自分(だけ)の“今”」を謳歌する。
その結果の淘汰なのなら受け入れるしかないのではないかな、と思ったり。
そしてそれは多分、「個人」がある側面で充足しているからではないのだろうか。
少なくても物質的には・・・(特に日本では)。

先日。息子に「クオリア」について説明をしていて、そこからちょっと横道にそれて、絶対的な(共通)認識の有無について私の意見を語っていたら、息子のほうがユングの潜在意識論を持ちだしてきた。それがもともと息子が「意識」について思ってたイメージと合致していたらしい。それこそある種の「絶対的な共通認識」だな、と思うと同時に、日本人の危機意識に対するリスクマネジメントの希薄さは、なんらかの「絶対的な共通認識」の欠如もしくは、「大丈夫」という妄想的な共通認識が絶対化しているのだろうか?と考えた。それとも各年代で共通して政治に対する、そして「日本の将来」に対する学習性無気力が発動しているのか?

個人のしあわせ(「最適な選択」)は必ずしも種族全体のしあわせ(「最適な選択」)には通じない。自己犠牲は言うは易いが、行うのは難しい。「囚人のジレンマ」。「絶対的な共通認識」としての自己犠牲の必要性は、個人のご褒美システムには勝てないのだろうか。

ただ、もしそうだとしても、学習のあり方次第では、個人のご褒美システムと自己犠牲のリンクは可能なはず。それが戦争のような愚行に活用される危険は依然としてあるが、もっと純粋に自分を高める喜びに目覚めさせる・スイッチを入れる、そういう機会が求められていると痛感する。そしてそれはきっと「教育」に集約される。いくら時間がかかろうとも、「明日」のためを考えて行動することが結局は今日の価値を新たに意味付けるのだと思う。

個人の個体差含めて「ありのままでいい」というのは、理想の「承認」だが、そこには気づきや発見、改善・改革、進化する喜びは少ない。(このあたりは、追求すると「差別」「格差」問題にも抵触する、ハードルが高い問題だとも思うが)
知ること=上質な知識欲が今一番、子どもたち(そして自分を含めた大人たちにさえ)に欠けている、そんな気がする。(それこそが無目的な“個”性重視を掲げた「ゆとり教育」最大の弊害でもあると痛感する)

TVやゲーム機器がP.K.ディック的な洗脳マシンとして機能している側面があるとしたら「知らされる情報」を人為的にコントロールし、ドーパミンが反応する分野をあらかじめ刷り込んでしまう、そこにあると思う。実際、ゲームプランナーとプログラマーが0と1で組み上げた「RPG」の突破快感は、脳にとっては、実際の苦難を乗り越えたのと同じ快感をもたらすのだろう。それが、あらかじめそのとおりの苦難とご褒美の仕組みとして設定されている=過去完了形の他者経験の残骸であるにも関わらず。(そして、それは書物を含めすべての情報にも多かれ少なかれ発動するゴースト現象でもあるのだけれど、映像情報は五感発動領域がよりリアル体験に近いと思う)。PCゲームは好きなので、ゲームを否定するつもりは全くないが、確かに情報処理という面で考えれば、ゲームをし過ぎた場合による偏りは確実にあるだろうし、それが(他の情報と同様に)脳のご褒美システムに影響をまったく与えないはずはないとも思う。要は情報の質かな、と。

そして、こういうささやかな思考錯誤ですら、TVやネットを契機とするしかないという現状。オバマ新大統領の説演をリアルタイムに(同時通訳で)聞くことができても、アメリカの現状はリアルには体感できない。拍手の量で推し量るしかなく、それもまた日本人である私の脳内判断でしかない。
茂木氏が葛藤するのと同じく、もはや世界中の情報・知識・知見に簡単にアクセスできても、それらすべてにアクセスすることは不可能。広く統合したがゆえに崩壊させられたバベルの塔的葛藤の中で、外からくる情報と、内なる情報(目覚めよ、バッカス)の活発な情報交換による個人の気づきのシステムが、共有化され連携され、より大きな総数の意識に合致していく、そこにいたる発火点が、まずは個人に求められている。

そしてそれはネットで拡大した外部記憶含めての自分自身を、今改めて統合し個人として「考える」、いやそれ以前に個人として「知る」「知りたい」と希求することから始まるのだと感じる。∞

努力と責任感で「どんな嵐にも耐えよう」オバマ大統領の就任演説 全文翻訳 <特集・オバマのアメリカ>(gooニュース) - goo ニュース

参考:
2008年危機:経済学への/からの構造的な教訓(池田信夫 blog)



関連:
最近考えたことアレコレ(DREAM/ING666)

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銭ゲバ★第2回 陰影礼賛

2009-01-25 | ドラマ・映画・演劇・アート
銭ゲバ・第2回

甘い笑顔、うすら笑い、大笑い、よいですねぇー♪
いやー、もうものすごく松山くんのアップが多いので満足~♪
くたびれきった皮ジャンがかっこいいー

・・・かっこよすぎるってのが最大の欠点かも;;;

どこまでもまっすぐで太陽のような姉と屈折してネクラな妹、
でもどっちも結局は「人を疑う必要のない育ちのよさ」が
風太郎との絡みで際立つのが、少女マンガな空気すら伴っていい感じです。
(いや、妹がどうみても古賀新一キャラなんでー<オイ)
で、今回ミウラ・緑の揺らがない向日葵系笑顔がちょっと効いてきた。

父親をどこかで見捨てきれない葛藤&慟哭もなかなかよかったっす。
椎名桔平さん、さすがに不敵っすねー・・・
線路の上をふらふらと歩きながら後をつけてるのがめっちゃこわかった・・・。

まぁダークファンタジーですが。<オイオイ
で、ドラマの展開具合が韓流っぽく感じられるのは気のせい?

それと同時に大昔、けっこう家族ではまって見てた記憶のある
「細腕繁盛期」や「氷点」をなんとなく思い出す。そゆ湿った空気感。
ドラマって、結局は光と影のお話なのね、なんて思ったり。

ってわけで、今回はさまざまなトーンを見せてくれそうな
松ケンの陰影礼賛♪ってことで~
コメント (2)
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黒執事★新EDを巡る旅(?

2009-01-24 | アニメ・マンガ・特撮TV
ベックリーン 「死の島」

『黒執事』のエンディングが変わりましたねー。(って、ためまくってた録画をようやく消化して気づいたわけですが;;)
で、今回映像。
よくよく考えれば、なかなかにショッキングですー。
舟にのって地獄に誘う地獄少女あいちゃんを彷彿としつつ、
やはり西洋文化的には確信的にこちらでしょうね。
なかなか渋いセレクトだ。

「Lacrimosa」

音楽もそこそこに好みです♪

OPはミレイの『オフィーリア』をリスペクトしたものだと思うのですが、
この調子で、幻想系絵画をセバスチャンとシェルで制覇していただきたい♪
ビアズレイのサロメなんてどうでしょう?>やめろ

参考:
「死の島 Die Toteninsel」を巡る美術館の旅

『死の島」にバリエーションがあるのは知りませんでした。
最終バージョンが特に興味深い。
画集ではじめて見た時は、なんとなく「隔離」イメージがあって
あまり好きな作品ではなかったのですが、
静謐で荘厳さが感じられる空気の中、
無音の鎮魂歌が鳴り響いている印象が素晴らしいと感じます。
本物を見たい絵画の1つです。

今回のエンディングのおかげで、
ちょっと“愛”も感じるようになったかもw

関連:
ジョン・エヴァレット・ミレイ展★9/22 東急Bunkamura

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それからわたし

2009-01-23 | 

思考の補助線

読書・現在進行形。
個人的印象ですが、茂木氏の「知」へのパッションが、ちょーっと熱すぎたり;
知識・真理への貪欲さと志の高さに圧倒されたり・・・
でもだからこそその熱さが伝染したりしながら
意見が異なる部分では脳内ディスカッションなどしつつ
自分の小さな灰色の脳細胞をフル活動させながら
イメージを追いながら、知識をたぐり寄せながら
そうそう。
プラトンとニーチェを焦燥感すら持ってきちんと読み直したくなったり・・・。

感想はまた別途アップ(予定)。

その中でスパイスのようにぴりりと活かされた金子みすずの教科書常連な名作。
好きな詩(うた)です。

わたしと小鳥と鈴と
作:金子みすず

わたしが両手を広げても
お空はちっとも飛べないが

飛べる小鳥はわたしのように
地べたを早くは走れない

わたしが体をゆすっても
きれいな音は出ないけれど

あの鳴る鈴はわたしのように
たくさんな歌は知らないよ

鈴と小鳥と それからわたし
みんな違って みんないい



みんな違ってみんないい(茂木健一郎 クオリア日記)

検索をかけたら2番目の項目が茂木さん。内容はかなり異なりますが、
ご縁があるようなので。

茂木氏が『思考の補助線』で指摘されてるように
現実は、 同調圧力などもあって、なかなか「みんな違ってみんないい」
とはいかないわけですが。
&鈴と小鳥と同じように、他者にも向きあえればよいのだけれど。


おまけ:
めづめづ和文化研究所 京都
日常にある種の補助線が引かれる感じ♪
コメント (4)
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最近心地よい音楽♪

2009-01-18 | 音楽
鉄腕バーディーDECODE:02 OP

ニルギリス『kiseki』

バーディは音楽的にブレがないってか、今様テクノ系サウンドがぴったり。
前回のHearts Growの『そら』も好きだったなー。

鉄腕バーディーDECODE 02
お話がきちんと整合性取れていて、ドラマとして見ていて安心です。

Flag ED

信近エリ『 Lights』

ピアノの弾き語りと展開部分の対比がユーミンサウンドみたいだなー、と。
ぬくもり感がある&どこまでものびやかなボーカルが好きです。
Eri Nobuchikaオフィシャルブログ
信近エリ★ Lights PV


Flag
さすがは高橋良輔総監督、映像・演出に妥協がありません。

続 夏目友人帳 OP+ED

LONG SHOT PARTY『あの日タイムマシン』

エール系サウンドですねー。映像がとてもよい!!!
LONG SHOT PARTY オフィシャルブログサイト

続 夏目友人帳
なんかねー、や、わかってても泣かされるのですねー;
たまには泣くために見るアニメもよいかな、と。
コメント (2)
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銭ゲバ★金のためならなんでもしてほしいズラ

2009-01-18 | ドラマ・映画・演劇・アート
銭ゲバ

えと、第一回を見た率直な印象は、
回想シーンが長すぎ、てか気合い入りすぎ。
子役はなかなかねばっこい演技で昭和感が出ててすごいなー、と思いますが、
“んとは風太郎は悪いヤツじゃないんだよ”メッセージがちょっとウザい。
普通は盗みも人殺しもしませんから。
それができてしまう、という説得力がもっと欲しかったなー
2回以降でリカバーされるのだろうか?
あと、お笑い&和み要素はかなり中途半端な気がします。

あ、300円の給食費に関しては、義務教育の間は、
毎学期一定の所得申請をすれば免除されるはずなので
(うちの市では新学年の始業式に書類が配布されてました。)
も少し扱いを考えてほしかったなー。
今の「貧乏」は昔とは少々質的に違う、という部分が中途半端な気がします。

で、松山・風太郎は表情アレコレが見られて嬉しー!(いきなりファンモード;
ぼよよんモードや、コワイモード、冷淡モード、
ちょっと狂気宿った表現に期待感が高まります。ガンバレ!!!

で、第一回目で一番好きなシーンは、
派遣切りされて、携帯で次の派遣登録するとこー。
仕事への思い入れのなさ感がよい感じです。
派遣問題に関しては、現状がちょっとリアルすぎて、
もっと過酷な状況の方もおられると思うので、
ドラマの感想とはいえ、安易なことは言えませんが。

人と接触せず、たんたんとクール(に見える)な風太郎はなかなか期待できるなー、と
思ったのですが;あとの設定がグダグダかな、と。
で、ここまで「今」に移植するのなら、
もっと徹底的に設定を代えて欲しかったなー・・・
造船会社のお嬢様が工場回り、って「華麗なる一族」ぢゃないんだから・・・;;
と突っ込んでしまいますた。せめて株で儲けた、とかー。
あと、風太郎が最初から乗っ取りくわだてるモードのほうがよかったかな、と。
造船会社乗っ取りを決意、とゆー急展開に対し、
その前は派遣でコツコツ働いてる、ってのがなんかめっちゃ違和感。
どうも「金のためになんでもしてる」感に乏しいのだな。
200万円あるのなら整形してホストとかのほうが「あり」な気がする。

テーマ曲もあまりにも「そのまんま」な直球ストレートな感じで、ちょっと苦手系;;
この曲が大好きという監督は、きっとすっごく素直でまっすぐな人なのかな、と
思いました。

と、めっさ好き勝手言いながら、松山くんがかなりカッコイイ(はぁと♪)ので
見続けます♪えへ
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本日の鉄塔

2009-01-16 | モブログ
本日は定期訪問調査。時間調整が多くって、
お茶してたら、トイレに行く回数が増えて(失礼)
そのためにまたお茶をするとゆー、
ここはパリですか?な状態に;;
(冬のパリってカフェ利用率一段と高いっすよね

でもナイスな鉄塔にも会えたし、ナイスな工場にも会えたし
冷たい空気の中、つきささるようにふりそそぐ陽射しを浴びて
人気&車気のほとんどないガランとした広い道路を歩いてると、
異空間感覚がひたひたと心地よくて、ミニトリップできてしまいます。

あ、道路にはほとんど人影がないのに、
あちらこちらにある大型なコンビニには「え?」とゆーほどの密度で
ぐぐっとヒトがいて、なにかの「巣」っぽかったデス。w

訪問先では、お茶を用意して待っていてくださってたり、
ヒーターを入れてお部屋を熱いくらいに暖めてくださっていたり、
「外の寒さとおうち&人の暖かさは反比例する」と実感できた
ナイスな1日でした。

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さらばレーザーディスク

2009-01-15 | NEWS/TREND
さらばレーザーディスク、パイオニアがプレーヤー生産中止へ(読売新聞) - goo ニュース

うーん、めっちゃ寂しい;;

最初に買ったLDは『イエロー・サブマリン』だったと思うのですが
家で何度でも好きなだけ(その時代的には高画質で)見れることに
感動したなー。
当時ダンナがこだわって購入したソニーの『プロフィール』という
大画面モニター(32型だから今では小さいくらいですな)で、
友人とかも呼んでよく自宅でLD観賞会などをしたものです。
懐かしス。

ビートルズの映画は全部LDなので、買い直さなくちゃ;;
あ、あとQUEENの関係もー;;;(7ー8枚はあると思われ)
あ、『うる星やつらビューティフルドリーマー』『天使の卵』もだー。
押井作品なんかはTVで再放送を待つほうが早いかも、ですが。
あと、海外のアニメ作品集なんかもいくつかあったような・・・。
ダンナの関係もけっこうあるかも・・・
・・・DVDに取り換えて欲しいデス;;

・・・そういえば、βで持ってる『マクロス劇場版』と『イデオン劇場版』はどうしたら?<知らん

ブルーレイも検討中ですが、そっちで集めても
いつかまた同じ羽目になるのかなぁ、切ない。
それをいえばDVDも同じかなぁー
とかいいつつ、録画したドラマとアニメ、映画も溜まる一方なんだけど。

こゆ映像コンテンツ関係に関しては「私のモノ!」という所有の喜びは
どんどん希薄になっていくなぁ、と思うのでした。
あっという間にTV放映されちゃうし、名画系だと古い映画もガンガンやってくれちゃうし。
好きな映画は映画館で観るのがやはり一番かな、とは思いますが。
まぁ、誰でもが気軽に、好きなスタイルで見ることを楽しめる、とてもよい時代なのでありましょう。
うむ。
コメント (6)
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Visionary Artへの誘い

2009-01-13 | ドラマ・映画・演劇・アート
せっかくの休日、美術館くらい行きたかったのですが、
風邪が治りきっていないのと、明日からまた調査仕事なので
あきらめて家でVisionary Artの関連サイト巡り。

大好きな世界ですが、長時間浸ってると毒されますねー
2時間近く潜って、かなり疲弊;

本日の探求成果は以下にて。

Andrew Gonzalez

ひたすら綺麗です。

Gerard Di-Maccio
ファンサイト

ファンサイトが充実しています。

Ernst Fuchs
ぱっと見、エッシャー×ウィリアム・ブレイクみたいなテイストが面白い。
ケド、ご本人がかなり怪しい?;;


Claudia Cohen
ブロンズ作品。このヒトのテイストはけっこう好き。


Daniela Ovtcharov
一瞬フィニテイストかな?と思ったのですが、趣味的にはハズレてた;
まぁ折角だから一期一会な記念に<オイオイ


このあたりの作品展を集めた美術展が日本であったらゼッタイ行くなー♪
まぁ、図書館に行かなくても図録以上のものが(画質さえ我慢すれば)
見ることができる、とってもいい時代だとしみじみと思います。
情報過多で疲れたり、見切れなくって切ない思いも増えますが;;


参考サイト
Fantastic Realism & Visionary art
またちょくちょく作品を拾って来る予定にて。

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ネット検索のCO2排出量

2009-01-13 | NEWS/TREND
ネット検索がCO2排出源に?=米グーグルは反論-英紙(時事通信) - goo ニュース
【ロンドン12日時事】米検索エンジン大手グーグルでの2回のネット検索は、やかん(電気式)でお湯を沸かした際と同量の二酸化炭素(CO2)を排出する-。11日付の英日曜紙サンデー・タイムズが米物理学者の調査として掲載した記事が、グーグル社の反論もあって、論争を巻き起こしている。

同紙によると、調査は米ハーバード大学で物理学を研究するアレックス・ウィスナーグロス氏が実施した。同氏は、グーグルは世界各地で巨大なデータセンターを運用しており、これらを利用した検索実行には莫大(ばくだい)な電力を必要とすると指摘。このためネットで1回検索すれば、二酸化炭素7グラムを排出したことになり、お湯を沸かした際の半分に当たるとの試算を示した。

グーグルはこれに対し、検索1回当たりの二酸化炭素排出量は約0.2グラムにすぎないとした上で、「ネット検索は外出しなくても有用な情報を一瞬にして大量に取得できる。自動車で1キロ運転すれば、グーグル検索の1000回分の温室効果ガスを排出する」と反論している。 


15分シャワーを浴びると?とか、TVを2時間見ると?とか
他に比較指標がないので、これだけではなんとも~??なんですが。
あと、グーグルだから問題なのか、他の検索サイトではどうなのか、とか
他のネット行動ではどうなのか、たとえばメール送信やチャットとか。

検索行為を突き詰めると当然ながらIT活用全般に関わってくるうえ、
当然ながら他のすべての人間の生活活動にも関わってくる、
とゆーことで、ちょーっとグーグルを攻めるには無理があるかな、と。

検索という情報消費を二酸化炭素(CO2)に換算したのが面白いので
とりあえずピックアップ。
ちゃんと「検索1回当たりの二酸化炭素排出量は約0.2グラム」という
部分で反証しているのがまた面白い。
二酸化炭素排出量約0.2グラムの他の事例を知りたいところです。

ググったら、二酸化炭素(CO2)排出量を計算してくれるサイトがありました。

車の燃費と二酸化炭素(CO2)排出量

電気、ガス、水道などの、二酸化炭素(CO2)排出量

環境家計簿(Household Eco-Account Book)

それにしても生きてくってことは、
実に二酸化炭素を排出するってことなんですねー<今更なにをいう
コメント (3)
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