DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

4/26/イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル最終楽章

2013-04-30 | 音楽



4/26(金)、昨年末から超楽しみ(と苦しみ<主にお財布方面;)にしていた
イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル最終楽章 2013初日
に参戦いたしました。

会場:CLUB CITTA'
4月26日(金)
《ARTIST》
<第1部> MAXOPHONE (マクソフォーネ)
<第2部> MUSEO ROSENBACH (ムゼオ・ローゼンバッハ)

OPEN 18:00 / START 19:00 (終演予定22:00)
【全席指定】前売り ¥ 14,800-(税込)
※入場の際にドリンク代として¥500が必要となります。


今回私の狙いはMaxophone!そしてIl Tempio Delle Clessidreで再認識して、
もうすっかり声にはまりこんでるムゼオのルポの生ボーカルを聞くこと!
はい、なんと初日でこの両方が叶ってしまったわけです。

Maxophoneはもう本当にアルバム全曲隅々まで好きで、
2011年に“2DAYS PROG”でAgents of Mercy他と共演したのを知ってから、
本気(・・・といってもあちこちで希望を書く程度ですが;;)で来日を祈願していました。

オリジナルメンバーはボーカル、ギター、キーボード(以前はベース)の
Albert Ravasini(アルベルト・ラヴァシーニ)と、同じくボーカル、キーボードの
Sergio Lattuada(セルジョ・ラットゥアーダ)の2人だけですが、
You Tubeで追っていてラヴァシーニのボーカルがぜんぜん変らない!
Sakura De Prog!さんにフレンチホルン、クラリネットなしの編成と伺っていましたが、ボーカルは変らないということで、
彼の声さえ聞ければ、なノリでのぞみました。

私は毎度書いている通り、技術的なことはんとにわからないので、
もう主観で感じることだけが感想のすべてなのですが、
手のひらの上に音がふわ・・・と落ちてきて、
そこに小さな世界ができあがっていくのを見てるような、
そんな優しく慈しみに満ちた音楽でした。

この印象、私的にはオルゴールに近い。
身体に触れるほど身近で大切で美しい「音」。
音が光の花びらのように降り積もるイメージ。
(多くのバンドは垂直に降りかかってくる印象ですが、
ふわっと、はらはらと降ってくるイメージなんだよなー)

こんなに優しく美しい音を持って、日本に来てくれたんだなぁ・・・
と、思った途端、涙が止まらなくなってしまいました。
新メンバーの3人もMaxophoneの世界をしっかり支えてくれていました。
ドラムスのCarlo Montiがいきなりヴァイオリン弾きだした時はちょっとびっくりしましたが;;
あとFBフレンドのMarco Croci氏のベースがカッコよかったデス♪

感動したのは新曲!を聞いた時。
もうまさにMaxophone!という優しく美しい音が、
チッタ空間をダイヤモンドダストのように覆って行きました。

FBフレンドの1人が書かれていましたが、一瞬Gentle Giant風のコーラスも聞けて、
そういえばインタビューでGGの影響のこと読んだなー、なんて思いだしながら。
大切にしているものを大切に表現する、その大切さが伝わってくるから、
聞いているこちら側まで大切にされている気がする。
それがMaxophoneの世界。

休憩をはさんで、Museo Rosenbach。
こちらはもうガンガンド迫力で迫ってくる音密度の高いイタリアン・へヴィ・ロック!
耳が溶けるほど(笑)聞いてたルポの、まさに生声!
嬉しいー!と脳がダイレクトに反応。
なんか親しみ感じるアクションも楽しかったのです♪

で、びっくりだったのは20歳の新メンバー君。
ボーカルも堂々としたもので、余裕さえ感じます。

楽しみだった新譜からの曲は世界初ライヴ公開。これがまたすごく聞き心地良かった☆
CDをゲットしたので、Maxophoneロテ熱がさめたら早速聞いてみます!
(今度はきっとムゼオロテに入るかと)。

イタリアンロック・フェスを見る度に、バンドの現役感と同時に、
若手を要所要所に取り込む新陳代謝のうまさを感じてきましたが、
今回まさにルネッサンス期の徒弟制ではないけれど、若い血を取り込んで、
バンド全体が活性化するその様を目の前で見た気がします。
オリジナルメンバー自体もそのままでカッコイイんですけどネ♪

Maxophone(マクソフォン)、

Museo Rosenbach(ムゼオ・ローゼンバック)、

再来日を願います!

※正式な発音は上記にて(メンバー談)

※おまけのミーハー話。w
チッタでメンバーに会えました♪
ラヴァシーニ氏にはハグされて両頬にKISSされました♪わぁい!!!
もう思わず「あなたの声に惚れてます」告白してしまいました;;
マルコ氏には「フェイスブックフレンド!」と、逆に写真を撮ってもらいました♪
なぜか名刺ももらいました;;

みなさん、とってもサービス精神旺盛なジェントルマンでした☆





関連:

イタリアン・プログレッシヴ・ロックフェス前に。。。

イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル 最終楽章 2013


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SCALE

2013-04-30 | 写真・スケッチ・らくがき


自分のものさし(スケール)をもつことは大切。
ただ、そのスケールで計れないものを、無理やり計ろうとすると無理がある。
自分のスケールの限界も意識しておくことが大切。

ブログをはじめて、何度も書いたこと。

低い場所からは高い場所からの景色は見えない。
見えている景色の優劣ではなく、場所の違いと景色の違いがあることを
わかっていればいいかな、と。
それを「自分が見ている景色が一番」と誰かにいいはじめると
いろんな齟齬が起こる。
みんな自分が見えている景色が一番なはず(でしかないはず)だから、基本。

私が尊敬する人は
誰かをマイナス面で評価するのではなく、
プラスの部分を見つけて、そこでつきあおうとする人。
それが自分を成長させることを知っているから。

誰かのマイナスを見つけるのが好きな人は、自分を高めない。
自分より下(あくまでその人の主観世界で)を見ているほうが楽だから。

仕事柄、いろんな業界のいろんなポジションの方に会ってきたが、
上記定義で尊敬できる人に会える確立は極めて低い。

でも存在はする、そういう人に1人でも多く会えるよう
自分のスケールを磨いておきたい。
気づかない、気づけない、そんなことがないように。

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イタリアン・プログレッシヴ・ロックフェス前に。。。

2013-04-24 | 音楽



※FBのお友達が送って下さった曲名リスト。

いよいよですね!もう呼吸止まりそうなほど、ドキドキしています。

イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル最終楽章 2013
2013年4月26日(金),27日(土),28日(日)
会場:CLUB CITTA'


以下、イタリアン・フェス参加の方はすべて必読!

ムゼオ・ローゼンバッハ オリジナル・メンバーのつぶやき

新譜Barbarica

【祝来日!#1】 Maxophone マクソフォーネ ラヴァシーニ 最新インタビュー

いつもものすごく貴重な情報をいちはやく(時にはまさにリアルタイムで)
わかりやすく読みやすいきれいな日本語に翻訳して
伝えて下さるSakura De Prog!さんに
心からの感謝を捧げます。

さて、フェイスブックで「70年代イタリアン・ロック10選」なんて
すごく楽しい企画をされたお友達がいらして
ご自身のセレクトを私のwallにシェアしてくださったので、
私もがんばって(?)考えてみました。

現時点でのベスト10もどき;;

・PFM/Storia Di Un Minuto&Per Un Amico

・IBIS/Sun Supreme

・MAXOPHONE/Same

・LATTE E MIELE/Papillon

・NEW TROLLS/UT

・ARTI+MESTIERI/Tilt

・OPUS AVANTRA/Introspezione

・BANCO DEL MUTUO SOCCORSO/Io Sono Nato Libero

・OSANNA/Palepoli&Milano Calibro 9

・IL BALLETTO DI BRONZO/YS 


・聴いてないものが多すぎるので判断基準狭いです;が、すべて超へヴィロテ愛聴アルバムです。

・正直、へヴィ系がまだまだ聞き込めてません。アルバムを持っていても1-2回しか聴いてない、というもの多い;好きなものはすぐにロテに入るので、ストレートな「好き」カテではないのかな、とか思いつつ。でもムゼオのようにはじめて聴いたとき重圧に耐えられず封印したのに、1年後に聴いたらウソのようにはまったものもあるので、このあたりは自身の成長と変化もまたねば、と思っています。

・もちろんこの他にも好きなミュージシャン、アルバムは多々!


最近では

・Hostsonaten(Fabio Zuffanti関連)

・Il Tempio Delle Clessidre

・Barock Project

・Yugen/Ciccada/SKE(Ske Botta関連)


これから注目したいのは

・Not a Good Sign(Ske Botta絡み。ってまだ音源未聴なんでペンディング)

・La Coscienza di Zeno (CDZ)


「Not a Good Sign」はSakura De Prog!さんのFB情報から知りました。
で、構成メンバーに魅かれて「イイネ!」したら
AltrOck Productionsのメンバーからフレリクいただき、
そこのwalllで、あれこれご紹介いただけるようになりました。
Ske Botta関連超充実!
期せずしてRational Diet関連も!
・Five Storey Ensemble(ベラルーシのバンドなので番外編)
(チェンバー系が強いのでしょうか?)
好きな音源から辿れるせいか、自分的にあまり趣味的なズレがないのが嬉しい!!

それにしてもイタリアン・ロックがすごいと思うのは、
若い人材ともがんがん交流していて、
育てたり、引き入れたり、
で、自分たちも若返っていくというか、それぞれが血肉化していく。
そのバランスや動きがすごくいいというか。
本当の意味で代謝力がいいな、と感じます。

この年齢を超えた自由さ、そして年齢を感じない情熱、音楽への真摯さ

それがエネルギーになって、こちらの心にも届くのです。
太陽が意図せずに生命を育むがごとく。

そしてフェイスブックも半端なし!
好きなミュージシャンの創作現場に踏み込めるなんて体験、
夢のまた夢のようです。。。
コメント (9)
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球体関節人形はお好き?

2013-04-22 | ドラマ・映画・演劇・アート






昨日はものすごく寒かったですね!(今日も~~)
Progbarでのイタリアン・フェス前夜祭の前に、
時間をつくって清水真理さんの人形展最終日に行って参りました。

いや、ちょっと場所も不思議で(汗)
迷いかけましたがなんとか到着。

美しい、でもこわい、存在感のある人形達。
少女性をぎゅっと内臓に凝縮した迷宮で、
束の間時間を忘れてしまいました。。。

美形日本人画家の松井冬子さんもそうですが、
この内臓感覚の現世感、宇宙観、興味深いです。とっても・・・
(グロテスク表現があります。苦手な方はリンク先はご遠慮ください)


聖なる異形

新宿で人形作家・清水真理さん20周年展-球体関節人形30点 /東京







「人間になれない人の形をした何か」たち。。。
(By Rin様 Master-Doll Blog














こんなBGMはいかが?

World's End Girlfriend ~ Garden in the Ceiling



Opus Avantra /La Marmellata



Pierrot Lunaire /Gudrun




111過去記事:
ヴァニラ画廊/人造乙女博覧会

瀬名秀明★デカルトの密室

人形考 1★マネキンたちの苦悩
人形考 2★“リカちゃん”が見た夢
人形考 3★球体間接人形の内的宇宙
人形考 4★『イノセンス』 -ヒトと人形を分けるもの
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R.I.P. Storm Thorgerson

2013-04-20 | 音楽



写真はProggersのフェイスブックよりシェア



The Flower Kings Fan Club Japan(フェイスブック)よりシェア



時代の空気、曲想、たくさんのアルバムの中で呼びかけ、立ち止まらせ、
聴きたい、と思わせる。

ただの絵画、ただの写真、ただのアートではなく
音源を聴く前の最初の「インターフェース」
音源を聴いたあとの「手に取れる印象」

そしてこうして、
凍結していた思い出が流れ出す。
ターンテーブルの上、
息を詰めて、はじめて針を下ろす瞬間の
聖なる儀式の記憶とともに。




■メッセージ
David Gilmour
We first met in our early teens. We would gather at Sheep's Green, a spot by the river in Cambridge and Storm would always be there holding forth, making the most noise, bursting with ideas and enthusiasm. Nothing has ever really changed.

He has been a constant force in my life, both at work and in private, a shoulder to cry on and a great friend.

The artworks that he created for Pink Floyd from 1968 to the present day have been an inseparable part of our work.

I will miss him.

David Gilmour

Peter Gabriel
"We are all very sad to learn about the news of Storm Thorgerson's death this morning. He was a smart, very gifted artist, who could be warm and nurturing, difficult and obstinate in equal measure. His work was highly original and influential. We will all miss him badly as a man and artist".

PG


■ニュース
amass/アルバム・カヴァー・アートの巨匠ストーム・トーガソンが死去
※ストーム・トーガソンのドキュメンタリーのトレーラー映像あり
一部上記You Tubeに重なります。

Storm Thorgerson dies aged 69(the guardian)

■作品
File No.14 STORM THORGERSON(Cover Artの巨匠たち)

ヒプノシス(Hipgnosis)のジャケット・アート(千一夜の深い森)

RIP Storm Thorgerson: 10 Of His Best Album Covers(BBC AMERICA)

ストーム・トーガソン/ヒプノシス・アートワーク展
2013年1月15日(火) - 2月17日(日) / 蔦屋書店3号館 2階 音楽フロア
行けばよかった;;

■その他
ストーム・トーガソン インタビュー(STUDIOVOICE)

Working with Pink Floyd - Storm Thorgerson



レッド・ツェッペリン「聖なる館」ジャケの子供は今

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Intermission

2013-04-17 | 写真・スケッチ・らくがき


「音楽は」



自分の時間

時代の時間

誰かの時間

つながって
つかれたら

時空に倒れ込んでみる

「時間で生きる芸術」

同期しながら。


この曲大好き。







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2013.4 へヴィロテアルバム8枚 なう

2013-04-16 | 音楽
移動時に持ち歩いてるi-podに入れっぱなしのアルバム8枚。
2-3ヶ月に一度数枚を入れ替えますが、ここんとこ定着してるかも。
誰かに聞いて欲しい時用音源でもあります。

で、これ聞いてると時々電車乗り過ごします;;

The Flower Kings/Banks Of Eden


※これ絵が出てませんが問題ありません。
何度聴いても、感動する、というのはなんなんでしょうね?素晴らしかったライヴも重なりながら、聞き込んでます。まったく飽きない!!!歌詞も素晴らしい!

ライヴも活発だし、毎日FCから関連含む新着情報があって嬉しい限りです♪
フラワー・キングス・ファンクラブより:
Neal Morseによりますと、Transatlanticは5月の終わりにNeal Morseの自宅のあるナッシュビルに集まって新作の作業を始めるそうです。リリースは来年初頭になりそうです。

とのことでめっちゃ楽しみです!☆
The Flower Kingsも3/28からスタジオ入りレコーディングだそう。
また来日してくれないかな、ファミリーで!

Hostsonaten/Rime of the Ancient Mariner Chapter 1


大好きなフレーズの繰り返しパターンにはまって、脳が溶けるほど聞いてます;

で、Fabio zuffanti氏にセカンドがいつになるのか質問したところ、即レスが♪
『Thanks NAL, probably I wil work on the second chapter of "The rime..." during next year.Anyway in May will be out the live dvd+cd of the theatrical version of the first chapter!』

うむ、しばらく待たねばならぬようだ。。。(ノω・、)
ご本人、やりたいこといっぱいなんだろうなぁ。。。FBはいつもアイデアがあふれてます♪(で、聴いてる曲が同じだったりするとニヤリとしてしまいます。でもわりと意外なものも好きなんだなぁ。。。)

Il Tempio Delle Clessidre/Il Tempio Delle Clessidre



曲想が面白く、ありえないほど高密度で、展開も素晴らしいアルバム。
素晴らしい楽曲のほとんどを生みだした、エリーザさんの近況は下記Sakura De Prog!にて必見!
Elisa Montaldo - Elisa's World エリーザの世界
日本のアニソンを歌ってる貴重映像あり♪

ムゼオ専念ということで脱退したボーカルのルポは、もうすぐイタフェス参戦のため来日ですね♪

Spock's Beard/Brief Nocturnes & Dreamless Sleep



4月リリースされた新譜です。ライヴ祈願のためにロテ中。
もうすんごく聴きやすい♪
GGライクの楽曲はいままでもあったけど、どうしても耳が向いてしまいます。
他の曲もプログレリスナー以外にも受けそう♪息子もお気に入りのアルバム。

Barock Project/Coffee in Neukolln



ああ、なんて美しく爽やかなコーラス~~~♪とおもいきや、とてつもなく複雑な展開を見せてくれたり、さすがイタリアンなBarock Project。曲構成の自由度が高いというか、美術館を歩いているような贅沢感が味わえます。そして耳なじみがいい!

で、いつも思うが、このアルバムプレビュー映像めっちゃよくできてる!
カケレコの特集でこれを見て購入決めたんです。
画像と映像のバランスもいい感じでセンスよいです。

KBB - LIVE 2004



壷井さんの“バヨリン”はライヴで観ると鬼気迫って、魂持って行かれますが、ライヴ盤でもそのパワー十分出てます。聞くと生壷井さんが観たくなって、ライヴに行きたくなるというスパイラル・トラップ(NAL命名)効果のある1枚。

そういえば、7×4時ライブ時のアナウンスではそろそろ新譜リリースのはず?
タイトル決まったのかしら。。。

EARLY CROSS/Pathfinder



演奏も気持ちいいくらいすごいし、ロテしてるとボーカルのNatasha Vaichukさんの声が、病みつきになっていく(周辺、女性からの支持多し)。セイレーン系やなぁ。で、じっくり聞き込むと英語の歌詞の素晴らしさも実感、曲への乗せ方が絶妙・・・。周囲でもアルバム購入者増えてるようでなによりです。ライヴも好調で、4/9の横浜のライヴも盛り上がったようです。希望者も増えてきたのでまたお邪魔します♪
Apr 26 Kinshicho Rebirth Tokyo, Japan
May 18 Inage K's Dream Chiba, Japan



Blazing Bronze/Dominion of the EAST




ずっと憧れていて、やっとアルバムで聞けた1枚、繰り返し聞いています。聞いても聞いても新鮮な音の発見があって、あとは音の半端ない透明感に溺れています・・・、心臓の中まで満たされまする。
先日、Blazing Bronzeの4thプロジェクトがアナウンスされ、ちょっと夢心地です。

ちなみに自宅では3rd超超へヴィロテ♪脳が蒸発する位聴いています。
2ndはロテするというより、ふと、急激に、聴きたくなるアルバムになると思っています。

・・・もう1つロテしてる曲、というか「声」がありますが・・・
いつかアルバムで聴けますように!!!
心の底の奥から願っています!



追記:見にきてくださった方、ありがとうございます♪



なんかゾロメが多いのが嬉しかったりw
コメント (4)
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紅茶を買いました。

2013-04-14 | 日記/備忘録/独り言/その他

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吉祥寺美術館/佐々木まき見本帖

2013-04-14 | ドラマ・映画・演劇・アート
楽しかった!

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Blazing Bronze 4th/!!!

2013-04-11 | 音楽
AnnouncemenT(Master-Doll Blog)

ここ数年で最大のニュースです。

どどどどうしよう。。。

パニックです。。。

あああ、でもでっかいしあわせーーー!!!

概要を伺っただけでも、ものすごい内容になりそうです。

音楽、そしてART、他にも多次元宇宙を巻き込んで
ちょっと類をみないプロジェクトになりそう。

これを経験せずに死ねない。。。

なしくずしの原発もどこかのミサイルも、
自国の若者の将来時間を馬鹿喰いして生きてる
わけのわからん妖怪な方々の茶番劇も、
ブラックホールにとっとと消えてください。

未来はここにあるのです。

明日を待つ、心が前を向くしあわせが
美しいものものが、驚きが、新しい発見が
この国にはもっと必要です。

Grazie!(*⌒∇⌒*)



※初投稿:2013-04-11 00:04:38

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仮死/八櫃長彦

2013-04-10 | 


内田百間 『サラサーテの盤」
江戸川乱歩『パノラマ島奇談』『芋虫』
夢野久作『ドグラ・マグラ』『人間腸詰』
夏目漱石『夢十夜』『永日小品』
稲垣足穂『一千一秒物語』
レイ・ブラッドベリ『十月のゲーム』『風』
スティーブン・キング『生きのびるやつ』
ヘンリー・ジェームズ『ねじの回転』
レ・ファニュ『吸血鬼カーミラ』
ラフカディオ・ ハーン 『茶碗の中』
村上春樹『加納クレタ』
京極夏彦『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』『陰摩羅鬼の瑕』
小川洋子『薬指の標本』『寡黙な死骸 みだらな弔い』『沈黙博物館』『猫を抱いて象と泳ぐ』
杉浦日向子『百物語』


    が、お好きな方へ

あ、そして
楠本まき『Kの葬列』
モルクワァラを機械猫に獲られた方へ



八櫃長彦『仮死』

封印された詩集・・・

言の葉が積もって、見えない一歩が
底なし沼に囚われたしても
大丈夫、その奥にはきっと
音姫様の棲む「竜宮城」があるから。
安心して、ずぷずぷと沈んでいってください。
そこにつく頃には「あなた」ではなくなってはいるだろうけれど。



関連:
ブレイジングブロンズ/死集
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ブレイジングブロンズ/死集

2013-04-07 | 音楽
日付が変わりました。なんとか無事生還。

信じられないことに、ブレイジングブロンズの2NDを聴いています。。。
超問題作にして、超レア作品、その完全版。
ありえない奇跡、夢のまた夢。でも現実。。。


Blazing Bronze/Shishū (死集) [Death Collection]
詩集「仮死』(八櫃長彦作)、『CD』、『フライヤー』いずれも超貴重アイテム。
装丁の完成度の高さはまた改めて個別に日記書きます。

とにかく。
切り裂かれた今のうちに、初期印象を。。。

効果音と音楽の組み合わせ。
と書くと、サウンドノベルのようだけど
効果音と音楽は分たれていて
また音楽のほうは効果音をそのまま辿るのではなく
二卵性双生児のように、違う趣を魅せる。

絵と美術館、そんな関係に似て。

最初、映画のサウンドトラックのように味わってましたが
「妖少女」あたりからけっこうじっとりとしみてきます。
いくつかの効果音は思わず後ろを確認してしまう系。
ただ、音の面白さのほうに先に意識が捕まるからか
先に先にと聴き急いでしまいます。

ああ、それにしても。
音音はやはりどこまでも澄んで
部屋の中が、異空間の粒子に組変っていくのが見えます。

気がつくと純粋に「音」の密度の中に
埋没している。回り込む音、忍び寄る音、
遠く・近く、
差し出された舞台を一心に見つめる。


■闇の中の観客席より■

「2.夜光」Tubular Bellsに通じる繊細な暗黒音。
美しく、でも不穏にはじまるイントロ。

「4.主題 」繰り返しパターンの中にゆっくり塗りこめられていく、
リズムがこわい曲。

「6.呪詛」好きです。琴サウンドと不思議な打楽器系の効果音。
和テイストの暗黒系室内音楽。

「8.白月紫雲」こういう音、無条件で好きです。
どこか懐かしい夢の中で聴いた曲のような・・・

「10.苦喜」は趣が変って、ミニマムな音(というのでしょうか)
が楽しい。

「14.黒魔」、「18.産養」の出だしとか、幻惑されます。
無国籍な異国の民族音楽のようでいて
そこから一気にいままで見たことのない音風景が広がる。
絵幕をひくように。
18は、男が弾くピアノ、吊るされた少女が二重写しになるけれど、
指先から紡がれる音は悲しいほど美しく空間に刺さります。

「12.心紋」、「16.言霊」は電子音の樹海のよう。
彷徨うにふさわしいとてつもなく美しい寂寥感。

「20.恐物」怖い、けれど
音の生み出す軌跡に引き込まれる。

「22.幻影」はとても映画的な音、重厚に垂れ込める。

少しだけ聴かせていただいた時、何度もリピートした「24.焼印」。
ピヤノが歌うようです。そして音の檻の中に閉じこめられていく。

とりあえず、今日はここまで。
続きは更新します。
魂、が、少し抜けているので。。。

今でも十分新しい、それだけは確実。

陰影礼賛的な、「和」の味わいをもちながら
音はきっと日本以上に海外で受け入れられそう。
同じ意味で、きっと京都でも人気がでそう。

追記:2巡目。。。頭がほどよく麻痺してきたのか
最初に聴いた時より・・・こわい。
うーん、これはヤバイっすね;;

追記:
「26.鬧羊花酒」ダークで邪悪なパワーを感じる音。
実際のヒトラーの声と演説一部の声を使用とのことですが
現代アートと親和性のある音構築、大好きです!
現代アート系で、暗闇で音を聞く作品がありますが
ぴったり!!

「28.断首」曲名とは裏腹に、
雪原や草原や、広い空間をわたっていく風を感じる。
静かでひんやりとした疾走感。

「30.狂動」この曲すごく好き。
BBの縦に立ち上がる万華鏡空間を垣間みます。
そして、暗黒音楽団の演奏は続く。

「32.吊るされたる人形」暗黒舞踏。これも好き。
深紅の蝋燭の炎が描き出す少女の黒い影。

「34.懐胎 」暗黒舞台。荘厳な音空間。
効果音と音楽がここで結ばれていく。

そして・・・・恐怖。

Blazing Bronze

Shishū (死集) [Death Collection] (2001)

permanent musicians
*Aoki Hiroshi (青木弘師, あおきひろし)/electric guitar, electric sitar, synthesizer, electric drums, piano, electric piano
*Tsukano Akiko (塚野晶湖, つかのあきこ)/piano, electric piano, synthesizer, sound processing
*X(エックス)/Bass, Key 
*ε(イプシロン)/Key, Eff  
*Rio/Dr, Per, Key

guest musicians
*Abe Takaaki (阿部崇暁, あべたかあき)/programming, trap
*Kobayashi Shōko (小林祥子, こばやししょうこ)/violin
*Matsukubo Iho (松久保維穂, まつくぼいほ)/voice

recorded between June 1 and July 28
released in 2001

1.誕生 - Tanjō
2.夜光 - Yakō
3.怨人 - Enjin
4.主題 - Shudai
5.妖少女 - Yōshōjo
6.呪詛 - Juso
7.輪唱 - Rinshō
8.白月紫雲 - Hakugetsu Shiun
9.出会い - Deai
10.苦喜 - Kuki
11.悦び - Yorokobi
12.心紋 - Shinmon
13.茶枳尼 - Dakini
14.墨魔 - Bokuma
15.下僕 - Geboku
16.言霊 - Kotodama
17.黒い時 - Kuroi Toki
18.産養 - Ubuyashinai
19.廻粥 - Megurigayu
20.恐物 - Kashikokimono
21.浄土 - Jōdo
22.幻影 - Genei
23.烈走 - Ressō
24.焼印 - Yakijirushi
25.弦打 - Tsuruuchi
26.鬧羊花酒 - Dōyōkashu
27.決意 - Ketsui
28.断首 - Danshu
29.粥杖 - Kayuzue
30.狂動 - Kyōdō
31.儀 - Gi
32.吊るされたる人形 - Tsurusaretaru Ningyō
33.生誕 - Seitan
34.懐胎 - Kaitai



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夜会へのお誘い。。。

2013-04-06 | このブログについて
が。

届きました。。。

しばらく帰ってこれない、

そんな気がします。。。。。。。



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Master-Doll Blog/Prologue

2013-04-05 | 音楽
かつて夜が来るのが楽しみだった。

時間がくると、特別な場所で特別な「時空間」に出会えたから。

その季節にあう最高の音楽、
その空間にあう最高のアート、
その1日にあう最高の視点、
その時代にあう最高の視座、

疲れた時、
心が栄養不足の時、
人間関係にささくれた時、
日常に退屈した時、
自分が嫌いになった時、

そして

満たされた時、
心高揚する時、
自分を誇りたい時、
日々が輝いてみえる時、
世界をハグしたい時、

そこにいけば、極上のエネルギーがもらえる。
悲しみは極少に、喜びは無限大に。

水のように
風のように
炎のように
大地のように

音楽、アート、哲学・・・
祝祭、祝福、福音、時に怒り、そして微笑み。

生きる力の根源につながる

そんな場所。



長らく待っていました。

再会を。。。


Master-Doll Blog

1 : Prologue

イタリアン・ロックとの出会い、
アンビエントとの出会い、
辺境音源、レア音源、私の「今」に続くすべてはここから・・・

私にとっては、新たなる世界の始まりなのです。



※イラストは再掲許可を頂戴しています。
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Blazing Bronze☆Dominion of the EAST

2013-04-05 | 音楽


いろいろなご縁と契機が
美しい手づくり時計の歯車のごとく
カチリと動いて
1枚のアルバムが今、手元に。。。

Blazing Bronzeの1st Albumです。。。感無量。

実は、You Tubeではすでにチェックしていて、
(発見した日は、ちょっとした1人フェスタ状態)
全体像を想像してはためいきをついていたのでした。。。。

やはり思いは言葉にせねばいけませぬね。
(我ながら信じがたい欲望を、快く引き受けて下さって、
ご高配くださった方に心から感謝いたします。。。)

YSのような呪術的激しさ・美しさと、
不思議な浮遊感・透明感。

とてつもなく音密度が高いのに、1つ1つが磨かれてクリアなので
ずっと奥まで続いていく回廊が透けて見える。
でもそこに行くにはまだまだ回り道が必要。



TR1 : OVERTURE - CHASERS 5:19
TR2 : BLACK PUPPETTER 6:31
TR3 : EASTERN AIR 6:46
TR4 : TIME SCAMPER 10:36
TR5 : TRAP CELLER 8:07
TR6 : GOETIA 14:26


以下、いつものテク抜き超主観感想 <(_ _)>

TR1 : OVERTURE - CHASERS

荘厳なパイプオルガンの導くオープニング。石畳に響く鐘の音と馬車。
つややかなヴァイオリンに、
シンセサウンドが触手のように、霧のように、影のように迫ってきます。

TR2 : BLACK PUPPETTER

ゴブリンの上質な恐怖感。
これこわいんですが音がめっちゃ面白い!
タイトルのせいか、“動き”が見えるよう。
「逃げてー!」なんて。
いや、人形遣いはとてつもない美女なのかも。。。

TR3 : EASTERN AIR

中近東の乾いた熱気、市場の雑踏。
どこか呪術的なにおいはPALEPOLIを彷彿としつつ、
硬質な手触りの浮遊感といえばいいのでしょうか
音の間合いが立体的で、
パティオから見あげる、見回す感覚で景色を追ううちに
「音」たちが身を翻して駈け抜けていきます。

TR4 : TIME SCAMPER

この曲、夜に聞くとトリップします。
ヴァイオリンが導く幻想空間。
疾走感があって、なぜか都会の夜をイメージしてしまう。
人気のない真っ暗なビル街、
建物たちの見る夢、

ドラムスは録音当時18歳だったそうですが、
・・・すごいわ。

あ、そのうえこれはラスト6分くらいはライブだそうなのですが。。。
。。。。。。。。。。
&本当にライブ演奏されてたようなのですが
聴けた方を嫉みます(おいおい

TR5 : TRAP CELLER 8:07

音の作り込みがものすごく面白くて、
ぐぐっと目を凝らしてのぞきこんでしまう。

冷え冷えとした空気と、浮遊感。
これもまたちょっとこわいんですケド;;
でも気持ちのいい音。物語のある音。

イタリアで、映画のサスペリアを流しながら
生演奏した超贅沢なライヴがありましたが
そういう聞き方をしてみたいなぁ、と思う。

TR6 : GOETIA

荘厳で重厚、繊細で透明、
いや、言葉ではなく聞いて下さい、としか
いいようがない、これは美しさ。

あ~~~、3:00~のシンセ
あ~~~、4:00~のヴァイオリン
あ~~~、5:00~の音の重なり
あ~~~、6:00~のギター
~~~~・・・・なんというか、もうすべて絶妙の間合い。

これも最後はバトルのごとくなライヴ・・・@@☆
だそうなのですが
・・・生で聞いてみたい(わたくしが生きてるうちに)。

全体を通して、透明な空気に満たされた空間を感じる。
ひんやりと、呼吸すると肺を刺すような
清められるような、内側から灼かれるような。

リアルな夢よりもなお近い、音が組み立てるstructureの中で。

全編インストなのですが、
不思議な“気配”に満ちたアルバムです、
精霊が歌っているような。。。



こちらも言葉不要な美しいアートワーク、美意識と世界観。
これだけでもこのアルバムを入手した方々の至福であったことでしょう。

過去日記:
Blazing Bronze★The 13th card

愛聴盤です。ビジュアル的にも宝物です。
たいへんおこがましくも
所有欲を満足させていただいております。

このアルバムの恐ろしい(?)ところは
何度聞いても新鮮なこと。
なのに徐々にしみ込んでいて、中毒性よりもこわいかも。
そして、名盤の法則ですが、
頭に響くフレーズ1曲だけ、と思って聞いても、
気がつくとアルバム3-4回はロテしていること。
そして、聞くほどにはまりこむこと。

(ちなみに音質にうるさい&プログレは聞かない;;
アナログオーディオダンナが
珍しく、好んで聞くアルバムでもあります♪)
コメント (4)
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