DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

国立新美術館/シュルレアリスム展

2011-04-29 | ドラマ・映画・演劇・アート


国立新美術館/シュルレアリスム展

去年から、絶対行くぞ!と決めていて、
趣味人仲間と、アート系のオフ会にする予定だったのですが、
地震で機会を損ねたまま、気がつけば5月15日まで、ということで、
オフ会ついでに、マイフレさんと行って参りました♪

平日だと思って甘くみてたら、なんの、けっこうな混雑。
並ぶほどではありませんが、にぎわっていました。

昔はまって真似しまくったエルンストと
はじめて実物を見るタンギーが来るので
ものすごぉーーく楽しみにしていたのですが、
最初の部屋で見たエルンストの油絵が
「あれ?これかぁ・・・」な「ユピュ皇帝」。
「ホントはもっといいのよぉー!」とエルンスト愛を語る・・・。

でも作品点数も多く、参加してる作家数も多く、
(ちょっと偏りはあり。ブローネルとマッソンが多め?)
どの作品も、なかなかにチャーミング♪

&シュルレアリスムを運動という側面から
きちんとまとめたのは、面白いかな、と。

19:00からオフ会だったので、逆算して、3時間もあればいいかな、
(3時間以上は体力的にもややしんどいし;;)
と思ってたのですが、
気がつくとなんと閉館時間!!

で、ちょっとあせって、最後2つの部屋を回ることに・・・

ここで衝撃の事実発覚!!!

エルンストのデカルコマニーの代表作が2点、
最後の部屋にーーー!
デルヴォーもーーー!!
あー、そういえばデルヴォー来てるんだった;;と
その時点で思い出す。

「閉館しました」と過去完了で呼びかける警備の方を
ものともせず(ごめんなさい;;)
閉館時間を15分オーバーしつつ
最後まで見切りました。

映画も4作品あって(「ひとで」「アンダルシアの犬」もあり)
かなり充実した内容なので
しっかり楽しむなら4~5時間は必要かも。

ひさびさに見たミロもよかったし、
お目当てのタンギー、エルンスト、デルヴォーは
満足だったし、充実した3時間+αでした。
めっちゃ満足だったし、充実した3時間+αでした。



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UK Reunion Japan Tour★4/16 川崎チッタ

2011-04-19 | 音楽
来日を中止するアーティストも多い中、
中止になってしまうかなぁ、と半分あきらめてもいたUK、
行って参りました!

UK名義では32年振り、ということで
2日間のチケットは即完売、追加公演も完売という
加熱気味の人気っぷり。

やっぱエディとジョンが揃わないと
UKじゃないんだなぁ、と実感。

サイン会の話を前日のtwitterで見ていたので
早めに会場に行ったのですが、当日券に長蛇の列。
そのうえ、チケットを持ってるヒトの列も
ありえない混雑・・・@@;;
「みんなサイン狙いなのかなぁ?」と言いながら
とりあえず、中へ。

同行者が、UK伝説の初来日にも行った、
大学時代からのライブ仲間♪
実はUKは彼女に教えてもらったようなもので、
大学で「今一番好きなの」と「UK(憂国の四士)」を
聞かせてもらったのが初体験。

当時は、いくつかの曲(のフュージョン要素)が
若干冗長に感じられて
「そうなのか~」ってくらいの印象だったのですが、
その後、社会人になってから、
たまたま聞いた「Danger Money」にドはまり。

改めて「憂国の四士」を聞くと、
80年代を先取りしてる部分もあり、「いいやん!」と・・・
はじめて聞いた時は、冗長に感じた(;;)
「Thirty Years」さえ好きになる
というド変貌をとげたのであります!

そんな経緯を思い出しつつのぞんだ今回の来日公演。
「ライブ盤の再演、って感じなのかな?」と思っていたのですが、
2時間半たっぷりのライブでは、これぞプログレ!な
長丁場の曲のオンパレード!

そのうえ、ジョンの声量も、エイジアの時よりのびやかで
使い込まれた家具(楽器ではなく?)のように
手にすいつく上質の皮のように
身体になじむものでした。
(会場のせいもあるかも?)
なにより「ジョンってベーシストなんだよなー」
と感じさせれくれる、聞き応えのある演奏場面も多々あり。

きゃしゃな美形青年だったエディは、貫録と風格あり。
シンプルなライティングに、存在が際立っていました。
エレクトリック・ヴァイオリンの音色に聞き惚れてしまったぁー

で!!
32年ぶりだし、やってくれないかなー、でも無理かな、
と思ってた前述の「Thirty Years」、
そのうえ思ってもみなかった「Nevermore」、
両方やってくれたのに感動・感激!

ジョンのソロ。
アコギでうたいあげた「Book Of Saturday」は
ある意味、私にはハイライトだったかも。

あと、エディとジョンがステージに2人だけ残っての
アンコールの「Rendezvous 6:02」・・・
エディのピアノとジョンの声が、鎮魂のように響きました。
奇跡のような、という評も読みましたが、同感です。

キーボード、ギター、ベース、ドラムス、すべての音が
目まぐるしく交錯して、
ビームのように空間を紡いでいく感じで
音の密度の自在感に、ただただ陶酔。

何曲かは目を閉じて、聞きました。
その空間ごと身体につめこんで
家に連れて帰りたくて。

プログレを、UKを聞いている、という
満足感、充足感いっぱいのライブでした!


【SETLIST】 ※コピぺですm(_ _)m

 (Intro Tape)
 01 In The Dead Of Night >
 02 By The Light Of Day (without Alex) >
 03 Presto Vivace And Reprise
 04 Danger Money
 (Edwin talk)
 05 Thirty Years
 06 Alaska >
 07 Time To Kill
 (Edwin talk)
 08 Starless
 Kimitachi Saikodayo
 09 Carrying No Cross (without Alex)
 10 Zero 1 (Marco)
 11 Zero 2 (Edwin)
 12 Book Of Saturday (John)
 (Edwin talk)
 13 Nevermore
 14 One More Red Nightmare >
 15 Caesar's Palace Blues >
 16 Sahara Of Snow Pt. II
 (encore)
 17 Nothing To Lose
 18 The Only thing She Needs
 19 Rendezvous 6:02 (Edwin & John)


15日はアンコールでNight After Nightだったんですねー
どっちも聞きたかったー
こうしてみても、聞き応えのある曲が並ぶUKはやっぱスゴイ。

UK performing "Caesar's Palace Blues" live in New York City
http://www.youtube.com/watch?v=qjP8_1Oe1WI
※音がめっちゃしょぼいケド、雰囲気だけ。

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●エディからのメッセージ

【意訳】
最近日本では災害がありましたが、私は「UK再結成」プロジェクトを
ファンのために公演をしたいという思いは変わりません。
多くの方々に、公演延期やキャンセルの道もあると言って頂けましたが、そのようにはなりません。

この比類なきスペシャルな公演を、熱心に応援頂き感謝しております。

ジョンと私は、UKの昔の曲をあなた方のために、
1979年の”ナイト・アフター・ナイト”コンサート以来の演奏ができる事を楽しみにしています。

シ―・ユー・スーン!

エディ・ジョブソン
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泣けた;;

4/10の時点でアップされてたようですね;
見逃してました。
「ドタキャンもあるかも」なんて言って、
悪かったよ、エディ。

●関連
Eddie Jobson's U-Z PROJECTの『ULTIMATE ZERO TOUR - LIVE)』ですが、映像版として再パッケージして、現在Jobson/Wettonで行っているUKのツアーも収録して再発売する計画があるそうです♪ (EJsite/sakura)

※おまけ
UDOに寄せられた海外アーティストの
東日本大震災へのメッセージです。

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●ジョンからのメッセージ

親愛なる日本の友人たちへ

 来月、皆さんにお会いするのを楽しみにしています。
 神のご加護がありますように。

 ジョン・ウェットン 
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本当に来てくれてありがと、ジョン!!

他にも淙々たる面々が。

●イル・ディーヴォ 
● エリック・クラプトン 
● キース・エマーソン 
● キャンディス・ナイト&リッチー・ブラックモア 
● キャンディ・ダルファー 
● サラ・バレリス 
● ジェフ・ダウンズ 
● ジェフ・ベック 
● ジョン・ウェットン 
● スティーヴ・ハウ 
● スティーヴ・ハケット
● スティング 
● セリーヌ・ディオン 
● ソーニャ・クリスティーナ 
● ダリル・ホール&ジョン・オーツ 
● デイヴィッド・カヴァデール 
● デイヴ・キルミンスター 
● テッド・ターナー 
● デフ・レパード 
● ナイト・レンジャー 
● ニコール・シャージンガー 
● ノラ・ジョーンズ 
● ビリー・ジョエル 
● ブルース・スプリングスティーン 
● ベン・フォールズ 
● ポール・サイモン 
● ポール・ロジャーズ 
● ボン・ジョヴィ 
● マーティン・ターナー 
● マルーン5 
● MR.BIG 
● ユーライア・ヒープ 
● ロリー・ワイズフィールド 
 (五十音順)



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自粛★それでも桜は咲き、春は来るだろう

2011-04-03 | 日記/備忘録/独り言/その他

じ‐しゅく【自粛】
[名](スル)自分から進んで、行いや態度を慎むこと。「露骨な広告を業界が―する」


自粛をお願いする。
自分から進んで、行いや態度を慎むことをお願いする・・・
「自分から進んで」を暗黙に強制する日本的根回し発想。

初期から懸念していたけど、経済活動の個々の「自粛」は、
全体的・将来的に復興の首を絞める。

残されたものは生き続けなくてはならない。
自粛は自活できるものが自主的に自分のやり方で示すことで
心の一部が被災地につながっていれば、自ずと形をとるものだと思う。

今はみんなして頑張って働いて、被災地を思いながら経済活動を行い、
その一部を被災地救済・復興にあてる。

必要で適性な節電や節資源は、この機会に国全体で習慣化していくとして
無駄は排出して、生活をスリム化させながら、
豊かさを失わない、クレバーでワイズな経済的生活を
獲得していく、それがなにかを見極める好機になりますように。

消費税の一部を復興税にしたらどうでしょうか。
ただし、会計は「見える化」を前提として。









蓮舫大臣「権力による制限は最低限に」 「花見、是か非か」論戦に参入

NY紙「日本は自粛という強迫観念にとらわれている」
同記事は自粛が過剰になっていることを示唆し、企業や学校の行事のキャンセルが日本の経済全体の60%に及ぶ消費支出を大幅に減らし、「もともと停滞していた日本経済に浸食効果をもたらし、倒産を急増させるだろう」と述べている。

また「東京都民にとっての自粛は被災地の人々との連帯を示し、自粛をする側を何か良いことをしているという気分にさせる安易な方法だ。しかし、当人たちは実際にどんな効果をもたらすかはあまり考えていないようだ」とも論評した。


悲しみを自粛する(アゴラ)

自粛の意味を考える(NOKOちゃんち)

コメント (2)
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