DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

それからわたし

2009-01-23 | 

思考の補助線

読書・現在進行形。
個人的印象ですが、茂木氏の「知」へのパッションが、ちょーっと熱すぎたり;
知識・真理への貪欲さと志の高さに圧倒されたり・・・
でもだからこそその熱さが伝染したりしながら
意見が異なる部分では脳内ディスカッションなどしつつ
自分の小さな灰色の脳細胞をフル活動させながら
イメージを追いながら、知識をたぐり寄せながら
そうそう。
プラトンとニーチェを焦燥感すら持ってきちんと読み直したくなったり・・・。

感想はまた別途アップ(予定)。

その中でスパイスのようにぴりりと活かされた金子みすずの教科書常連な名作。
好きな詩(うた)です。

わたしと小鳥と鈴と
作:金子みすず

わたしが両手を広げても
お空はちっとも飛べないが

飛べる小鳥はわたしのように
地べたを早くは走れない

わたしが体をゆすっても
きれいな音は出ないけれど

あの鳴る鈴はわたしのように
たくさんな歌は知らないよ

鈴と小鳥と それからわたし
みんな違って みんないい



みんな違ってみんないい(茂木健一郎 クオリア日記)

検索をかけたら2番目の項目が茂木さん。内容はかなり異なりますが、
ご縁があるようなので。

茂木氏が『思考の補助線』で指摘されてるように
現実は、 同調圧力などもあって、なかなか「みんな違ってみんないい」
とはいかないわけですが。
&鈴と小鳥と同じように、他者にも向きあえればよいのだけれど。


おまけ:
めづめづ和文化研究所 京都
日常にある種の補助線が引かれる感じ♪
コメント (4)
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