DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

TRANSATLANTIC『Kaleidoscope/万華鏡幻想』初期感想

2014-01-31 | 音楽


TRANSATLANTIC「Kaleidoscope/万華鏡幻想」到着しました。
渇望してたぜ!

今回「日本盤のみE方式紙ジャケット仕様、HQCDフォーマット採用」ということで、
バージョン違いのアルバムジャケットが気になってた1ST『SMTPe』もゲット。
(できれば全部揃えたいところ)



最初に聴いた時、身体にぐんぐんしみとおる、このものすごい浸透力に感動。
すみずみまで入り込み、血管を音がどくどくと流れる(としかいいようがない)
音にシンクロして、脳や骨レベルでゆさぶられています。

直感的に「私的超ロテアルバムになる!」と思ったのだけど、
案の定というか、今、3回目ですが、完全ロテモード。
理解するためのロテではなく、止められない方のロテ(←ややこしい;)。

というわけで、いつもの備忘録的メモを。
(すべて私個人の超私的主観感想です)。

INTO THE BLUE:超大好きなWhirlwindと共通性を感じる、素晴らしい幕開け。といいつつ、1曲が5パートからなっているのだけど、個々には独立しながらもリピートするTAのフレーズマジックに、毎度ながらやられてしまった。どんどん引き込まれて、何度でも聞きたくなる=中毒性そうとうヤバイです。25分があっと言う間の私的超名曲確定曲☆


SHINE:PVで聞いた時は、ちょっと地味な印象をうけた曲。でもすごく素直に聴けてしまう。アルバムで聴くと語りかけられてる感・半端なしで、かなり本気で泣けてきます。。なんなの、この揺さぶられ方。あ、ラストにINTO THE BLUEのフレーズが響く~(だからこういう構成に弱い!・・・ってリプライズ)。

BLACK AS THE SKY:ロイネのボーカル&ギター、ニールのシンセ、マイキーのドラム、ピートのベース(ってなに当たり前なこと書いてんだか;;;)が、もう得もいわれぬほど気持ちイイ(←ここ5倍角赤字でお願いします)。頭の中をもみほぐされてるみたい。


BEYOND THE SUN:3曲目との対比が深い、とてもとても美しい曲。ニールのボーカルだけで泣きそう(って、パブロフ化してきてるのか?;;)SHINEとも陰陽な印象で呼応しながら。クリスチャンではありませんが、神の光が見える気がします。。。音に癒され浄化されつつ。

KALEIDOSCOPE:31分54秒。う~~~ん、これはちょっと聞き込みが必要かも。すごく斬新なようで懐かしい感じもして、いままでのTAの圧縮のようでチャレンジのようでもあって、そこが万華鏡たるゆえんでしょうか?(いろいろなプログ&ロックの名曲を思いだしました、QUEENのInnuendoとか)。極度の緊張と一気な緩和、ネガポジ転換(?)、今はまだ自分がその緩急差についていききれてない感じ。でも聞き込むのが楽しみな曲です。

じつは、1~4は2日前にYou Tubeで聞いたのですが、TA旋風やTFKエデンの「Numbers」ほどの(狂おしいほどの)中毒性はないかも、と思ったのだけど、これは完全につべの落とし穴でしたわ。やっぱりアルバムで聞かねば。。。

期待はしていました。が、正直なところ、まさか生涯ベストの『Whirlwind』に迫るアルバムに出会えるとは思っていなかった。。。こういうアルバム、こういう音、こういう曲に出会うために私は音楽を聞いているのです。。。

これ、ライヴで聞いたらものすごいだろうなぁ。。。。。

というわけで、
TRANSATLANTICのライヴを観たい方、
来日応援署名はこちら♪
C'mon Transatlantic to Japan


よりマニアックな情報はこちら♪



UP:2014-01-29 22:59:56

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三菱一号館美術館/ザ・ビューティフル-英国の唯美主義1860-1900

2014-01-31 | ドラマ・映画・演劇・アート

もう1つは、
ザ・ビューティフル ― 英国の唯美主義1860-1900

大好きなラファエル前派の作家の作品が多数、来日する、というので
昨年告知があった時から、超楽しみにしていました。

初日なので混雑を危惧したのですが、
平日・小雨のお天気のせいか、人が少なくどの絵も独占観賞状態。

フレデリック・レイトン《パヴォニア》


フレデリック・レイトン《母と子(さくらんぼ)》


ヴァレンタイン・キャメロン・プリンセプ《アーイシャ》


ローレンス・アルマ=タデマ《目に見えている結末》


アルバート・ムーア《真夏》


個人的には、下記の2作品が観れたのも超感動!

ジョージ・フレデリック・ワッツ《愛と死》


フレデリック・サンズ《メディア》


大好きな作家の名作、はじめてみる作品、
いずれも、魂をもっていかれそうな“唯美な美しさ”でした。

できれば期間中、もう1度行きたいです。

おまけ:
オフ会は和食ビュッフェ、おしゃべりともども美味でした♪



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東京ステーション・ギャラリー/プライベート・ユートピア ここだけの場所

2014-01-31 | ドラマ・映画・演劇・アート
アートコミュの素敵なイベントで、2つの美術展に行って参りました。

プライベート・ユートピア ここだけの場所ーブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在

ブリティッシュ・カウンシルの現代美術コレクション、
約30名のアーティストによる約120点。
1. 物語/Tale/Fable/昔々あるところに
2. 意味/Sense/Nonsense/ 喜劇と悲劇の幕間に
3.風景/Landacape/Mindscape/見たこともない景色の中で
4.自己/Myself/Yourself/わたしの在り所
5.引用/Quotation/Appropriation/’ちょっと拝借’の流儀


英国ならではのシニカルな作品、ブラックユーモアな作品が多く
楽しかった!

マーカス・コーツ、サラ・ルーカス、トレイシー・エミンの
自画像系の、それぞれ明確なコンセプトが秀逸。


アダム・チョズコの「ナイト・シフト(夜勤)」は、
蛇や鹿、スカンク、サソリなどを展覧会会場に放し、
動いた軌跡を描いたマップを展示、
観ていると頭の中でドラマが浮かんでくるのが楽しい。


らくがきのような作風とシンプルなメッセージの組み合わせが
妙に味わいある、デイヴィッド・シュリグリーの作品も好きだな~


ウッド&ハリソンの“ドリフのり”なナンセンス映像作品は
めっちゃ笑いました。


ブリティッシュ・カウンシル公式サイトで、参加アーティスト一覧と作品が観れます。

参考:
Art & Bell by Tora
インターネットミュージアム

おまけ画像:
リニュアル後はじめて行った東京ステーションギャラリー(施設開設)
もともとの駅舎の古い煉瓦を活かした、快適なアート空間でした。









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