DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

神楽坂にて

2011-07-30 | ドラマ・映画・演劇・アート
またまた、ちゃとと様にお誘いいただいて、
神楽坂にてコンテンポラリーダンスのイベントを見て参りました。

イベント名は「ダンスがみたい13」
の中の『ストロングストイックストロベリーショー』
(富野幸緒さん=富野・ガンダム・由悠季氏のお嬢さん主催☆)

「ダンスがみたい」自体、面白い試みですね♪

さて、せっかくの神楽坂、ダンス観賞前に散策しましょう、と
開場3時間前の16時・集合。
神楽坂エリアは仕事では何度か行き来してますが、
まともに遊びにいったことはない未踏のプレイゾーン。

ちゃととさんは不思議パワーの持ち主(というか、面白いことへの嗅覚が鋭い)で、ご一緒すると不思議大好きなデキゴトに多々出会うのですが、今回もいろいろ面白かったですー☆

まず赤城神社を参拝。



この神社、ものすごくモダンで、隣接するデザイナーズ系マンションにて神社カフェを展開中。おみくじも、マンションの延長のような社務所の柱に結んであって、これがシュールだった(やっぱり写真を撮ればよかったなぁ)。

その後、気がつけばギャラリー巡りしてるわたくしたち。「ギャラリー坂」を皮切りに4つほど制覇(陶器やガラス細工)。地元に根づいた・オーナーがみな優しい・暖かな感じのギャラリーばかりでした。ちょっと欲しい作品もいくつか・・・お金ためて出直します(何十年後かしらんケド;)

で、有名な亀井堂で、名物の栗あんぱんをいただきました♪




お店の中で食したのですが、あまりの美味しさに「おみやげにしよう」と思った時には完売してました(涙)
まるごとゴロンとはいった栗にマロングラッセ風味の餡が絡んで、パイっぽいパン生地で、独特の風味。ケーキみたいだけど、やっぱりパンで・・・。また買いにいこっと。






まだ1時間ほどあったので、「尾崎紅葉旧居跡」(「金色夜叉」の執筆場所)を目指したのですが、これがなかなか・・・目印もなく、絶対見逃すよね!な場所でありました。
(なんとなく写真を撮るのがこわかったぁーー・・・;;)


で、ここで“ちゃととパワー”発動。
狭い道なりに、30センチくらいの看板というか、ストッパーのようなものがあって、そこに書かれてる意味不明な文字・・・「なんやろね?」といいつつ、そそくさとUターンしたのですが(んとにね、なんか出そうな雰囲気だったの;;)、歩きながら地図を見ていたちゃととさん「あ、あれ、うす沢じゃないかなぁ」と。

え?!
と戻ってみたら、あらあら不思議
ギャラリーうす沢
残念ながら閉まってましたが・・・

でも・・・あれだと絶対わからんて。( ̄▽ ̄;)

そうこうして、ちょうどいい時間になったので
劇場に向かったのですが、
長くなったので、続きは改めてー♪

※おまけ画像 

赤城神社近くの本屋さん。残念ながらお休み。






ギャラリーあれこれ




劇団・黒色テントスタジオ


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オオフジツボ ★7/17 street live in 吉祥寺

2011-07-20 | 音楽


朝からお仕事。
バスと電車の移動で、エアコンの設定の低さと
外気の温度差に、身体の温度設定がこわれそう。

といいつつ、自宅に帰らず、カフェでお仕事。
夕刻帰宅して、着替えて吉祥寺へ。

KBBの壷井さんの別ユニット、オオフジツボのストリートライブを楽しんで参りました♪

オオフジツボ、路上ライブははじめてだったそうですが
壷井さんはKBBとはまたまったく異なった表情で
どこかヨーロッパの街角に立って演奏してるかのような
雄大で、軽快で、飄々として、でも半端ないテクニックで、
楽しく美しくて・・・

ビル風要素のある夜風がすごくて、
楽器やマイクの調整がたいへんだったみたいですが
夏の空気をやわらげて広がる
ヴァイオリンとギターとアコーディオンが
仲間同士で弾む会話のようで、とても気持ちが良かった。



1stアルバムと、7月10日にリリースされたばかりのセカンドアルバムから
3-4曲を1セットにして、休憩をいれながら3セット。
19:30にきちんとスタートして、21:00過ぎにアンコール含めて終了。

選曲にもよるのでしょうが、
明るめでモダンな印象の、アコーディオン藤野由佳さん
ゆったりとバラード系できかせる、ギター・太田 光宏さん
ちょっとクセ(早弾き要素など)がある、ヴァイオリン・壷井さん

3人3様のオリジナル曲が、それぞれのテイストを醸しながら
3人3様の演奏で、オオフジツボの作品として完成されていました。

どれもたおやかで、やさしく、どこか懐かしく、
各演奏者の聞かせどころがあって、解放感の感じられる曲でした。
野外のせいもあるのかな??

オオフジツボ / Eternal Reflection
壷井さんの楽曲。室内だからちょっとニュアンス違いますが。こちらもよい感じ。

今日の昼間は新宿のディスクユニオンでライブ&1日店長イベントも
こなされたみたいだけど、あの狭いプログレ館で
どうやってライブしたのだろう?
気になるところです。



一昨日、アマゾンから待ちに待ったCDセットも到着!!
訳あって、予定していた友人との美術館行きがダメになっちゃったので
今日は1日、イタリアンプログレ三昧する予定でーす♪

実は17日は夕方からシルエレでライブ &震災チャリティ500円CDバザーもあり、今年のイタプロに参加するバンドのFantasmagoriaが出演するので、直前まで迷ってたのですが、仕事もあって今回はオオフジツボを~。
9月にも出演があるようなのでチェックしておこうっと。
コメント (5)
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震災チャリティーCDバザー&フラワー・キングスDVD「Tour Kaputt」爆音上映会

2011-07-09 | 音楽
※16日までトップに固定します。

プログレを通じて、チャリティ活動を実施されている
フラワー・キングスファンクラブ、デボラさんの企画イベントです。
関西の方、必見です!

前回参加させていただいたイベント↓も
チャリティ・プログレ・オフ&70's北欧プログレ・プチ試聴会
とっても充実していて、そのうえお得で、そのうえチャリティにも参加できて
1粒で3度以上美味しい。

今回はフラワー・キングスの「Tour Kaputt」のDVDを
爆音で楽しめるのが楽しみですねー!!



気持ちいいだろうなぁ~~~☆
音楽浴♪

以下、コピぺです。

==========================
♪震災チャリティーCDバザー&フラワー・キングスDVD「Tour Kaputt」爆音上映会

チャリティーCDバザー、久々の大阪開催です。
今回はフラワー・キングスのライヴDVDの爆音上映会と同時開催です。

【日時】2011年7月16日(土)(19:30~)

◆第一部◆震災チャリティーCDバザー(19:30頃~)
◆第二部◆フラワー・キングスDVD「Tour Kaputt」爆音上映会(20:00頃~)


【場所】ソフトマシーン(大阪 西九条) ※ロック・バーです。
    http://www.softmachine.cc

【会費】ありません。たくさん飲んでください。
※こちらは飛び入り大歓迎です。


◆第一部◆…震災チャリティー500円CDバザー

☆ダブリ買いや不要のCD(中古可)をお持ち寄り下さい☆

皆で売り買いして、売上金を全額募金しましょう。
もちろん試聴アリです!

-みなさまからのCD持ち込みをお待ちしてます
-対象CDジャンルは広い意味でのプログレです
-釣銭はありませんので、千円札、500円硬貨をご用意ください。
-寄付先については後日発表します。アーカイヴをご参照ください。
-売れ残ったCDはご希望により、持参者が持ち帰るか、こちらで保管して次回用に回します。

みなさまのご参加をお待ちしています!!

◆第二部◆…フラワー・キングスDVD「Tour Kaputt」爆音上映会

★☆★「Tour Kaputt」について★☆★
The Sum of No Evilツアーより、2007年11月15日のオランダのライヴを収めたDVDとCD。
KING CRIMSONのPat Mastelottoが同行したツアーで、一味違ったロック・テイスト溢れるTFKが堪能できる。
週刊文春2011年6月23日号の「CD温故知新」で取り上げられ、「1枚目3での余裕綽々のグルーヴっぷりには70年代の始祖たちを凌ぐ風格が漂う。Yesらがその時代ゆえ持ち得ていた先進性はTFKにはない。でも超絶クオリティの大作を連発してきた実績は別格。」と絶賛された。
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劇団可燃物★契約ヒーローハケンダー善

2011-07-07 | ドラマ・映画・演劇・アート


劇団可燃物二十三回公演 契約ヒーローハケンダー善

劇団昴もお誘いいただいた、ちゃととさまに再びお誘いいただいて、
1日にご一緒させていただく予定が
遠方仕事で、どうしても間に合わず。
内容が面白そうなので、なんとか見にいきたくて、
3日の昼の部にすべりこみました。

いやぁ、面白かったぁーーー!!
ちゃととさま、ご紹介ありがとう!(o^∇^o)ノ


以下、フライヤーより
========================
時はネオ西暦5000年。

世界を悪に染め上げようとする悪の秘密結社と戦うため、ネオ日本ではヒーロー派遣会社が設立されていた。
悪の秘密結社の悪行に対し、迅速に派遣されるヒーローたち。
しかし、その戦いはいたちごっこを繰りかえすばかり…。
そんな時代、一人のヒーローが現れた! 
その名も『契約ヒーロー ハケンダー善!』
 
――そんな物語を書きたいと俺はずっと思っていたんだ。

湧き上がるストーリーを思いのままに書き続ける男。
物語の結末はハッピーエンドかバッドエンドか?
それ以前に書き上がるのか…!?
========================


一見ドタバタですが、実はドタバタです(え
でも踊りあり、アクションあり、爆笑あり、コネタあり、
くすぐりあり、涙もあり。
音響効果がナイス!!

親の遺産で生きてる作家志望の先生と、編集者の物語があって、
そこに先生作のお話世界が絡んでくる。
同時進行していた2つの物語が、シンクロして最後は絡み合っていく。

という大きな流れに
●善とは、悪とは、正義とは
●父と子
●友情、愛、憎しみ
が、まぶされ、シニカルな派遣の現状もたっぷり。

とにかく脚本に無駄がなく、完璧!
セリフ、演出、音響・照明、かなりレベル高いです。
てかお芝居にぴったりはまってます。
セリフもこなれてて、ヒーロー・戦隊ものの「お約束」を
うまく使いこなしてるなぁ、と。

登場人物が全員きちんと活かされていて、全員に存在意義があるのも素晴らしい。
大劇場ものにはない醍醐味ですねーーー。

登場人物を私なりに紹介してみると・・・

●先生:親離れできていない、現実逃避系でへたれな、すぐあきらめちゃう作家志望
●編集者:先生をたきつけて本を執筆させようとするが、実は・・・

●ハケンダー・善:善意の塊。実績はトップクラスだけど、ヒーロー検定3級で、ヒーロー派遣会社の社員になれない。早くに父母を亡くしているが・・・
●ハケンダー・正義:ヒーロー派遣会社の御曹司にして、社員のイケメンキャラ。正義のためにはすべてを犠牲にしてもよし、と考えている
●ハケンダー・良:善の友人で派遣歴6年(だったかな?)のベテラン。だが、突然の派遣切りにあい・・・
●バイカー:善の乗る人間バイクでつっこみ上手な善の親友、善を守るために破壊されるが・・・
●Bガール:正義の乗る特別改造された美形・お嬢様キャラバイク。正義を慕っているが、いつしかバイカーを・・・
●部長:派遣会社の部長。善の母の同級生、そして・・・

●父怪人:悪の秘密結社から派遣され、善の住む街を狙う怪人3人衆のボス。悪童子を小さい頃訳あって手放した息子のように可愛がっている。だが実は・・・
●エロ怪人:悪童子の母。怪しい魅力で正義をとりこにするが・・・
●悪童子:父怪人を尊敬する愛称・あっくん。力をつけて善と対決する。

●シスター:善の母の姉妹。神への信仰に篤いが、願いをかなえない神に愛想をつかし・・・
●愛(シスターと二役):善の母でトップクラスのヒーロー。だが仕事とプライベートはきっぱり分けている。その結果・・・


と、この記憶力レベル外の私でさえ、すらすら思い出せちゃうくらい、
キャラがはっきりしていて無駄がないのですねえ。

個人的に特に面白いな、と思ったのは
正義と善は違う、という考え方。
正義には信念があって揺らがない、そして正義の遂行のためには犠牲もやむなし、と考えるのに対し、善はその時その時の状況で揺らぐし、間違った選択肢もとってしまう。そのあたり。

なんだか今の社会情勢にもあてはまるような・・・

あ、個人的にらぶ、だったのは
●バイカー
●先生
●エロ怪人
●シスター(愛)

で~~~す♪濃いで~~~す♪♪
●父怪人
もちょっと好きかも・・・

次回作もぜひ観たいでーす!!!
客演が多いから、またニュアンス違うのかな?
でもこの脚本なら、追いかける価値あります☆


※写真は、新井薬師にあった「旅」をテーマにした
素敵な雑貨屋さん『旅屋』さん♪










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アップリンク★Here, There, and Between: アメリカ実験映画の現在

2011-07-05 | ドラマ・映画・演劇・アート
このところ、仕事で6/29=睡眠時間2時間、6/30=睡眠時間3時間、7/1=睡眠時間4時間、7/2=睡眠時間5.5時間・・・と徐々に順応してる様が見て取れますが、まぁとんでもない睡眠不足状態が続いてしまっておりました。

週末に、どうしても行きたいイベントが2つあり、その時間を捻出するために、押し気味になった、というのもあるのですが・・・

そのうちの1つが、3日間の累積睡眠時間9時間でのぞんだ
「Here, There, and Between: アメリカ実験映画の現在」

実験映画・音楽などに詳しいネット仲間をお誘いしたのはよいのですが、直前まで仕事で炎天下を歩き、汗だくで遅刻確信犯で渋谷にかけつけ、間際までドタバタしちゃいました;;こういうイベントは、ココロの余裕をもって参加したいのに・・・

映像作家の牧野貴さん企画。アメリカで、教鞭もとっている作家件キュレーターの西川智也さんがセレクトした8作品を鑑賞し、牧野氏と対談するというイベントです。
人気があったようで、イベント回数増えてました。
参加者は美大・芸大生が多そう。平均20代。牧野貴さんも西川智也さんも30代前半という感じ。
当日の様子はこちら

上映前に「寝ちゃうかも」って言ってたのですが、かもどころか、はじまって直ぐに記憶をなくしてるし~~~。自覚した限りでは6割は寝てたような。目を開けるとチカチカして、軽い光過敏性発作状態。で、つい目を閉じちゃう、と、もれなく寝てしまうとゆー・・・

あああーーーすごく楽しみにしてたのになあああーーー。

6割寝ていて、2割理解不足で、残り2割の感想として。

●実験映画は非常にアカデミックで学問的で、人から教えられる存在で派閥もあるみたいなことを今更知った。もっと無法でアウトサイダー(死語?)なイメージ持ってましたぁー。

●映像作家兼キュレーターがとても多い!!お互い紹介しあいっこしてる、って感じ?キュレーター自体が存在アピールするというのは、なんだか「今風」っぽいなぁ、と思ってると『キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる』なんて本を発見。こういう「~の時代」ものって、ブログにしても、USTにしても刹那なスクラップにすぎないんだけど、読んでみてもいいかなぁ。

村上隆のカイカイキキなんかもアーティスト・インキュベーションみたいな感じだけど、1億総アーティストの時代には、コーディネーターの力が重要なのでしょうね。

●現代アート系の美術展で体験した映像インスタレーションの「洗練感」と比較して、前者が環境としての実験の場であるのに対し、(今回作品は)あくまで映像に限っているせいか、なんというか思ったより「実験」感が少なく感じられた。
ある意味、目新しさがないというか、なんだか懐かしかった。よりミニマムなレベルで新しい試みはなされているのだろうけれど、でもそれは身内にしかわからないかもしれない。すでに膨大な作品の系譜がある今、「すべてを知ることができない」呪いが、実験の実験性を奪ってるのかもしれない。

●今回は純粋に視聴覚的映像表現の「実験もの」が集められてるな、という印象。キュレーターである西川氏の好みなのでしょうが、ニュアンスが似ていた。内容以上にそのことが面白かった。
作家も半数が映像キュレーター。表現者と編集者、分析者が同じ、というのはなんだか「今様」だな、と感じた。突き動かされる、というより、頭で作る部分が大きい、と、これもあくまで印象だけれど。

●プログレがプログレス性を失ったように、実験映画も実験性を失ってるのかも。そしてそれはもしかしたら全ての文化において。

寝ながら観ていて(大汗;)、あ、コレ面白いなぁ~、と思ったのは
●Tabula Rasa/ヴァンサン・グレニエ:こういう空気感好きです。

●Here/フレッド・ウォーデン:映像として面白かった。正統派の「実験映画」のイメージ。

●I Swim Now/サラ・ビアギーニ:「死」のにおいの濃厚な映像。溺れる感覚の再現。臨死体験。


こういうイベントは、参加することに意味がある気がするので、また定期的に観に行きたいと思います。ご興味ある方、お声かけてもいい方、エントリーしてくださいね!!

追記:
牧野貴さん、超有名人だったんですねぇ;;
実験映画を撮り続ける日本人映像作家に世界中が注目!3年連続ロッテルダム映画祭に出品
今度はご本人の映像作品を拝見したいです。

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