DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

オランダのアート&デザイン新言語★1/18 東京都現代美術館

2011-01-21 | ドラマ・映画・演劇・アート
MOT/トランスフォーメーション展
から続き。

トランスフォーメーション展でなんかどわっと摩耗して、あまり時間がないにも関わらずお茶をしてココナッツソースのパンケーキを食べました。甘くて美味であった!

で、エネルギー補給後、オランダのアート&デザイン新言語へ。

ふとっぱらなことに撮影OK(フラッシュと動画はダメ)
だったので、大体の雰囲気は写真をどうぞ(重いけど;;)

4人のアーティストごとの展示。
いずれも個性的でしたが
マルタイン・エングルブレクトの一連の
参加型インスタレーションが最高でありました!!!

まず、2つのドアのうち1つを選ばされます。


その後、いくつかのドアをへて、最終判断が下されます。
あっしの結果は・・・




他にもご近所との良好(?)なコミュニケーション作りのためのアイテム、たとえば、らくがき洋チョークとか、騒音対策の耳栓、カウンターノイズCD、隠しカメラなどなど、を販売している「ご近所ショップ」や、小さなブロックにメッセージをかいて、セメントで接着してつみあげていく「小さな東京モニュメント」など、楽しくって、ここだけでもずっといたい位。

あとアイデアに圧倒されたマーティン・バースの時計(今回企画展のトレイラー作品)。一見普通の時計に見えるけど、1分ごとに時計部分に中の人(の映像)が現れて、針を消して新しい針を描き込んでいく「グランド・ファーザークロック」、同様にデジタル時計の文字盤を、中の人が消して作る「アナログ・デジタル・クロック」、2人の人がゴミ山で針を示す「スウィーパー・クロック」、大笑いしました☆ちゃんと示されてる時間はあってるのもポイント高い。これ1日見てても面白いかも。




●テッド・ノーテン


●マーティン・バース








●マルタイン・エングルブレクト


























●タケ トモコ


●テッド・ノーテン






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東京アートミーティング トランスフォーメーション★1/18 東京都現代美術館

2011-01-21 | ドラマ・映画・演劇・アート

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東京アートミーティング トランスフォーメーション
オランダのアート&デザイン新言語
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東京都現代美術館

トランスフォーメーション展は、アートイベント関連で、
私がいつも参考にしているサイトがあるのですが
そこで2010度のベスト10に入っていた企画展、
今月末までなので、すべりこみねじこみました。

好きな作品、個人的にいまいちだった作品、
もっと時間をかけたら感想が変わりそうな作品、
入り乱れてましたが、よかったものだけピックアップ。
(あくまで個人の感想です)
アーティスト一覧はこちら

●及川潤耶
真っ暗な部屋で聞くノイズミュージック。
最初は音のジャングルでかなり心臓に悪いのですが
包まれているうちに気持ち良くなっていく。
部屋に入ってすぐ、目がなれるまでが最高です。

●小谷元彦
森美術館にて観賞予定のアーティスト。
1作品だけどインパクト大でした。
王蟲のような、彫刻。すきやわー。

●シャジア・シカンダー
水彩はいまいちぴんとこなかったけど、3作品来ていた
アニメのうち1つが好き。インドな香りが濃厚だったけど
パキスタンの細密画でしたか・・・。

●マシュー・バーニー
写真(今回企画展トレイラーにもなっています)と、
全6時間という映像作品。
本物のパラリンピック選手をモデルにしたガラスの義肢とか、
あとからブローが効いてくる感じ。
ホワイトルームでの非現実な展示が秀逸でした。
グロテスクだけれど、引き込まれます。
このためだけに、行く人もいるみたい。

●高木正勝
めくるめく映像の激流にぐわんと飲み込まれた・・・。
今回マイベスト3の1つ。
長さ的にもほどよくて
たくさん来ていた映像作品で唯一眠くならかった作品でもあるw

●AES+F
マネキンのような子供たちが永遠に殺し合いをしている
バトルロワヤルを洗練させたような風景・・・。
面白かった!のですが、途中記憶が・・・ナイ;;

●ガブリエラ・フリドリクスドッティ
グログロな有機体がうごめく、悪夢のような映像。
(ケイト・ブッシュの「DREAMING」をちらと思い出した)
時間がまったく足りなかったけど、できれば全部見てみたい
映像作品。グロテスクさがあとをひきます。

●スプツニ子!
サブカル臭の強い、生理ロボットや寿司ロボット・・・
断じて好きではない!!
が、印象にずずんーと残ってしまった;;

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上記を4時間かけてみて、30分お茶をして、
オランダのアート&デザイン新言語へ。



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池田学 展 「焦点」☆1/12 ミヅマギャラリー

2011-01-16 | ドラマ・映画・演劇・アート


このところ外出&自宅缶詰め仕事で、
なかなか思うように日記がアップできなくって、
(昨日のようにセットリスト貼るだけ♪ってのは超ラッキーとして)
順序が逆になってしまいましたが・・・。

水曜日の仕事途中にちょっとだけ時間を作って
池田学 展 「焦点」
に行って参りました。
美術館コミュにて教えていただいて
「これは行かねば!」と思った個展です。

いやー、一気に脳に栄養がプランクトンのごとくプチプチと流れ込む感じ。
面白かったです!!

ペンとは思えない、カラーエッチングのような
でもやっぱりどうみてもペンだよね、のタッチも
見飽きませんが、その技量に裏付けられた
発想力が楽しい♪

山口晃氏もそうですが、技術力・発想力・技術力・発想力
のサンドイッチというかメビウスの帯状態・・・。

全面緻密に書き込まれた異次元の風景も素晴らしいですが
「とぐろ」とか、「香葬」のような、シンプル(?)ながら
ブラックユーモア感じる作品も好きだなぁ。
グロテスクな「渦虫」「梅雨虫」は動いているところをぜひ見たい!

ミヅマギャラリーは、
市ケ谷~飯田橋の途中にあるギャラリーなので
てくてく歩いたのですが、
いつもは電車から見る空間を逆から見てる、
というだけでちょっと嬉しかったり。
意味もなく総武線、中央線を何枚も撮ってしまった;
(私は鉄っちゃんではありません、線路と踏み切りと
駅の一部が好きなだけです)



駐車場にはなんか可愛い車が・・・。

本当は昨日は三瀬夏之介×池田 学対談、
行けたら行きたかったケド、
缶詰めから現実逃避してたら時間がなくなったので(オイ)
また別の機会を待ちますー。
■第78回紀伊國屋サザンセミナー  三瀬夏之介×池田 学

それにしても1月も早半月、はやいっすねー;
まだ初映画に行けてない;;





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数奇者必見!山口晃展 東京旅ノ介☆銀座三越

2011-01-07 | ドラマ・映画・演劇・アート


あんまり楽しかったので緊急ご紹介!

山口晃展 東京旅ノ介

銀座三越で10日まで、というわけで
またまた駆け込み観賞。

江戸画をベースに「現代」を流し込む時空シャッフルな
独特の作風は、三越のCMでご存知の方も多いかも。



原画は息を飲む緻密さ。
そしてとてつもない楽しさ。
いや、こんなにニコニコ・ニマニマ見た企画展って
あまりないかも。
顔がほころびっぱなし。

ビルの屋上に昔の町並みをそのまま移築してみたり、
4人乗ればいっぱいのミニ市電を、路地裏や川沿いにはわせたり、
楽し過ぎる!

「41才児」と自ら名乗る、あどけなき&あくなき魂胆に
参りました。

特に以下の方に。最強にお薦めします!

●江戸が好きな人
●ブラタモリが好きな人
●トマソンが好きな人
●ウォーリーをさがせ! にはまった人
●大友克洋、士郎正宗、今敏、宮崎駿(の原画)の描き込み系が好きな人
●ミニチュアが好きな人
●戦艦や鉄道の模型が好きな人
●鉄塔、鉄道、電柱が好きな人
<はぁい!

鉄塔への愛、電柱への愛、ぜーーーったい同類だと思う!
電線の見え方とか、ほとんど一緒だぁー、とワクワク。
でも私より愛が濃そうだ・・・ちっ。(ちと悔しひ)

エッセイも買ってしまった。
読みごたえありそう☆(絵が緻密、書き込みびっしり
玉手箱をゲットしたようなしあわせー♪


月曜までですが、関心ある方はぜひっ!
(三越カード、伊勢丹カードがあれば無料です)


参考:
山口晃個展「東京旅ノ介」 東京・銀座三越 視点ずらせば街中「美」

Culture Power - 山口晃

BS-i | 超・人 画家/山口晃
コメント (2)
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アルブレヒト・デューラー版画・素描展☆1/3 国立西洋美術館

2011-01-04 | ドラマ・映画・演劇・アート


さすらい姉妹を見終わって、冷えきった身体を
暖めるべく、美術展へ移動。
歩いて数分で第二の目的地というのは
すっごくうまくいった感大☆
イベント巡りはすべからくこうあってほしい!

デューラー展は早くにチケットをゲットしたのに、
年内間に合わず、今月16日終了前の駆け込み観覧。

アルブレヒト・デューラー版画・素描展 宗教/肖像/自然

正直なところ、ブリューゲル展のほうが好みでありました。
ただ、印刷手法への追求マインド&ディープな信心はしかと
伝わってきました。

作品ではマクシミリアン1世のための合作「凱旋門」が
「これでもか!」なアピール度で
皇帝パワーを思い知らされましたー。
妹と推測されている女性の素描もよかったです。

あとは、以前1度観ている「メランコリア」
「騎士と死と悪魔」「書斎の聖ヒエロニムス」の
完成された表現力に、改めてため息。
あ、あと空想動物のような『犀』も可愛かったー!

デューラーはすべての作品に鳥居のようなサインを
絵の一部のように入れていて、
それを探すのもまた楽しかったり。
いくつかの作品に登場するやぶにらみな犬も
出てくると「あ!でた!」って感じで♪
・・・って、ちょっとアートとは楽しみ方違うかも?;;

三が日にしては、まずまずの混雑だったので
見やすくてよかったです。


1月中は、アート各誌で高評価の「トランスフォーマー展」、
あとは2月27日までに、こちらも高評価の「小谷元彦展:幽体の知覚」
2月に入ると「シュルレアリスム展」もスタート、
いろいろと楽しみだけど、慌ただしくもあり・・・。
計画的に参りますー。




ついでメモ:
●~1/10:銀座三越「山口晃展~東京旅ノ介」
●3/15~:江戸東京博物館「五百羅漢 増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信」展。

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さすらい姉妹/風の吹く街☆1/3 上野噴水公園

2011-01-04 | ドラマ・映画・演劇・アート


三が日もつつがなく終了。
今年も時間の流れはハンパなく早い。
その流れに慣れなくては、と思う。

つまりは、もう少し計画的に計画を実行する、
ということだ。
意識の運動能力が低下してきてる、そんな感じも
去年はちょっとリアルに感じた。

そんな2011年・・・。
昨日は出初め。
最初の計画では、10時前には家を出て、甘酒をよばれに
ご近所神社にいって、そこから上野へGO!

のはずが、
同行する息子が起きてこん!
(昨日までほとんどいなかった・・・)
で、待ってるうちにつらつらネットの旅に出て、
で、気がつくと11時、さすがにたたき起こして
甘酒をあきらめて、出発。

あぁ、計画的な計画がぁーーーー
息子を同行者に選らんだ時点で失敗であったかも(;

12時半に上野駅到着。
今日の目的は2つ。

マイフレさんの日記で知った『さすらい姉妹』公演と
ブリューゲル展で知った『デューラー展』。

さすらい姉妹/風の吹く街


『さすらい姉妹』は、夏に見てぶっとんだ『水族館劇場』の
新年炊き出しに合わせた辻芝居。
開始時間が遅れて、待ってる間は寒かったけど、
薄着な役者さんはもっと寒かったろう。
何度もお詫びの声かけがあって、そういう距離感にほっとする。
炊き出しの人たちの参加を待ってお酒がふるまわれ、
今年1年の安泰を願う、祝いと寿ぎ。


お芝居は夏に見たお芝居のパラレル要素も漂わせつつ、
誰かの期待を本気でうけとめようとするからこそ
あらかじめ裏切ること。
誰かへの思いが強過ぎて、その誰かに同じだけ思われたい
あまりにその誰かを憎んでしまうこと。
そんな過去を償う人たちの思いの輪廻、という感じでした。

空気がよいのです。切なさ、哀しさ、暖かさ。
人と人が生み出す、人と人にしか生み出せない異空間。

好きだなぁ・・・。

a※デューラー展に続く

過去記事:
水族館劇場★恋する虜 6/4 駒込大観音

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2011.1.1

2011-01-02 | 日記/備忘録/独り言/その他


ヽ(*゜▽゜)ノ~▽▼▽[祝]▼▽▼~ヾ(゜▽゜*)ノ
         2011
    ☆HAPPY NEW YEAR!☆

  ☆゜・*:.†今年もどうぞよろしく
     お願いいたします†.:*・゜☆



昨年末は、息子をお年玉でつって(←脅して)
大掃除をけっこう効率良く片づけ
(諦めるところはスッパリ諦めて)

いつもなんだか地球最後の日
みたいな、
買わないと負け、
みたいな気持ちになって買い過ぎる
買い出しも、余裕をもってかなりスムース(自分比)にできて

我ながら余裕な大晦日♪
(やっぱり買い過ぎだケド;
嫌いじゃないんだなー、こゆお祭り感覚w)

でもって、
年越しは5時間カラオケでしたぁーー。

除夜の鐘を聞きながら、ほとんど誰もいない街を歩く。
見慣れた景色もなんだか不思議でワクワクするもんです。



今年もこういうなにげないワクワク・ドキドキを
見つけながら、1年
楽しく過ごしたいと思いまする☆

みなさまにとっても、楽しい&嬉しいこといっぱいの
1年でありますように!


コメント (9)
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