DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

Thank you for the music!

2009-09-29 | 音楽
名古屋から帰って、ここ数日間打ちあわせで外出する以外は
自宅で1日ほぼかかりっきりだったレポをアップ。
日曜日の午前中クライアントに送信しましたー♪
で、早々に好評価な連絡が。やほー!
(や、狙いがきちんと評価されるというのは脳には一番の報酬ゆえに)

今回は本当にひさびさにローデータの落とし込みがしんどくて
(調査内容のボリュームが半端なくって;;)
3日目くらいには、情けないことに身体が軽い拒絶反応。
気持ちがPCに向かわず、ともすればネットのすき間に逃避しようとする。
(折しも、ネットでは松山ケンイチのカムイ外伝祭り状態;;
甘い甘い甘い甘い誘惑;;)

でもこれを整理しないと、肝心の&私の大好きな(そのためにこの仕事をやってるといって過言でない)分析&課題出しができない。

珈琲をガブガブと何杯飲んでも気持ちが覚醒しない。
で、いつもはヘッドフォンで聞いてる音源を大音量で部屋に開放。
音の中にダイブしてみた。

本当に改めて音楽ってすごいなぁ、と思ったのですが
「♪」を浴びるように、ある種の音圧に身を任せていると
傷ついた細胞が癒されるような感覚で、気持ちが持ち直していく。
キーボードを叩く早さがアップする。
データが思う形に整理できていく。

丁度、とても素敵なプログレ音源をご紹介していただいていた
こともあって、休憩時間はyou tubeでプログレ三昧。
好きな音色を耳がたぐりよせて、ぐっと身体に取り込もうとするのが実感できる。
なんでしょう、音とある種肉体的に・本能レベルで交わっている感じ。
(砂糖と塩を身体が求める感じが近いかも)

構成を考えてる時は集中が高まるプログレサウンド、
疲れてくるとメリハリがガンガン聞いてるハードロック、シンフォ系HM。
あぁ、私の生活のコアはやっぱりこういう音を楽しむことにあるんだなぁ、と
改めて実感した、HRAD DAYS NIGHT&DAYでありました。

というわけで、今回、個人的にはまってしまった作品をアップ。
(音源をプレゼントしてくださった方に限りない感謝を!)

Atoll/ Le Photographe Exorciste 

廃虚で吟遊詩人の紡ぐ即興詩を聞いているような不思議な魅力。
映像を見ているようでもあり。ホントは悪魔払いなんですね。

JACULA "Absolution" 

映像がグレゴリー・コルベール作品のようで、好きなものの二乗。
かなりオドロオドロですが;;

Stratovarius/Forever 

北欧系のシンフォメタル何度のバラード。
どうもメタルとプログレの境界が見えてないかも、なわたくし;;

Three Friends/Just the Same 

こちらは前から大好きなバンドの再結成プロジェクト。
先週の来日ライブ行きたかったなぁー;;;
仕事で完全に死んでたけど、なんとかはいずってでも;;

最後はわたくしの趣味でw
Freddie Mercury/How Can I Go On 


アルバム:
Blazing Bronze/The 13th card
PFM/Storia di un Minuto,Per Un Amico, L'Isola di Niente
LED ZEPPELIN /II- IV
ELP/ BRAIN SALAD SURGERY、PICTURES AT AN EXHIBITION
YES/Close To The Edge,Relayer
Freddie Mercury/Barcelona
 

モチロンこれだけではありませんが、手元の音源タワーをこうして並べると
やっぱりある種私の血と肉な感じするなぁ。

素晴らしき音楽たちにサンクスです♪

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digisketch★振られた日

2009-09-29 | 写真・スケッチ・らくがき
六本木に出たついでに、
『THE ハプスブルグ』を見にいこうと思ったわけですが・・・

休館だったー;;

ミッドタウンの「21_21DESIGN SIGHT」も
ひさびさに立ちよってみましたが火曜日休館;
・・・って今調べたら
「9月28日から10月15日まで展示替えのため休館とさせていただきます。」
どっちにしてもお呼びじゃなかったー;;
10/16からの『THE OUTLINE』、面白そうなのでチェックしつつ。


展示会って見たい時は重なるのだけど、ない時はないのだなぁ。(くすん
しかたがないので(?)ミッドタウンの庭を散策してみました。





なんだか遠景のオフィスビルと緑がいい感じでマッチしていて
写真写りよしなTOKYO CITY色強し。
でもそういう“いかにも”感もたまには悪くない・・・かな?
特に美術館2つに振られた時にはね。



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HIGH&LOW

2009-09-28 | 日記/備忘録/独り言/その他
2次情報なので、内容認識と把握にズレがあることを前提に。
以前、安倍元総理が教育再生を打ちだされた時、「エリート」育成の条件としての“教養”の定義で、名作の読書や絵画観賞が重視されていて、それを読んだとたんに安倍元総理の教育意識に疑問を持ったわけですが・・・。

教養の高い・低いって、個人が判断するにはなかなかに難しい。
知的レベルも実際のところ単純には数値化できない部分のほうが多いような。
(指数設定自体に文化的な限界があるがゆえに)

教養(wiki)
「あの人は教養がある」というように口語的に用いられる場合は、人付き合いや社交の場において、洗練された会話や身のこなしが出来る能力を示す事が多い。これには多分に人間的評価の意味が含まれており、逆に「教養がない」という表現で「常識のない人間」や「品位や人格に問題のある人間」を謗ることがある。
しかし、これらは必ずしも正確なものではない。「教養ある人間」すなわち教養人が相応の尊敬を得るのは、単に知識が豊富な状態(博識)に留まらず、人間性という実を伴うためである。仮に現状の知識が乏しいからといって、その状況は非難される性質ではない。知識を求めて学ぶことで、品位と人格を高めようとする心構えが重要と考えられる。


わかりやすい説明なので引用しちゃいますが、
「心構え」という要素が実は重要なのだろうな、と私も思います。
知識の披露・吹聴・押し付けと「教養」とが乖離して感じられるように。

・・・
なんでいきなりこんなことを考えてるかというと。

上質、とか、上等とか、品位ということの意味を改めて考えさせられる経験
がひさびさにありまして。

ものすごく単純化していえば、
『クレヨンしんちゃん』はドストエフスキーの『罪と罰』より下位にある、
『冬のソナタ』は『マルコムX』より下位にある、
夏目漱石のほうが村上春樹より文学的に質が上だ・・・
(またはその逆で、“高尚ぶってる”みたいな「下位」であることを優位と決める表現含め)
etc.etc.

・・・そういう、ある種の上下を作る文脈だけで
ものごとを決める・判断する。
そのこと自体は、私自身はできればしたくないと願ってるけど(しちゃってるだろうけど;;)、
(あくまで)個人レベルの考え方として「あり」だと思うし、
個人の内的表現である限り自由だとも思う面もあるのですが・・・。

だからといって、『クレヨンしんちゃん』を見てる人が
ドストエフスキーの『罪と罰』を読んでる人より下位にある。
『冬のソナタ』を見る人より『マルコムX』を見る人の方が知的レベルが高い。
夏目漱石を好む読者のほうが村上春樹の読者より日本文学を理解している。
というのは全然イコールではないよなぁ、と思うし、
それを自分の意見(思いつきから真剣な分析まで含め)から普遍化しようとして
他者に押し付けて標準化するとなると超ナンセンスだ。

20000円のフランス料理のコースと200円の冷奴、
どちらが「上か」を単純には決められないように
(例えば値段、例えば素材の入手困難さ、例えばかかる手間、そういう別の指標があって、ある特定のルールのもとでなら可能だと思いますが。そしてそれでもなお、個人の嗜好は指標化できないという前提ありきで)
そこにはカテゴリーの問題や個人の経験差の問題や、作品自体の位置づけや
時代や、その他もろもろの周辺事情があり、
個人の1つの体験はそうしたもろもろの一角を切り取ったに過ぎないから。

「主婦なのによく勉強してる」とか「女性なのに」「男性なのに」
その他モロモロの決めつけを前提としながら全体を語ろうとする行為も同じ。

特に初対面の人間/よく知らない相手に対して、
そういう自分の価値のみで相手をヒエラルキーマッピングしようとする
決めつけが発動しやすいのは、悲しいことだと思う。
限りある情報処理上、一過的に決めつけないと前に進めない部分があるとしても・・・

自分の価値観を最上位においての、決めつけが苦手だ。
『クレヨンしんちゃん』も『罪と罰』もそれぞれに個人にとって
感じる部分があれば、それ以上でもそれ以下でもないと思う。

なんでしょうね・・・。
昔(も今も)「QUEENが好き」と言った時のジミヘン信奉男子の「これだから女は」
「ロクな音楽聞いてないな」みたいな説教とか、
菅野よう子さんの音楽を聞きもしないで「だってアニソンなんでしょ?」
と切り捨てるワグナーの愛好者、
政治色の強い映画>恋愛ものな映画通・・・

いやいや、上記は私の偏見はいったイジワルな例え(といいつつ、近いケース例はありますが)ですが、なんかこう、そういうのって“ヤ!”なんですよねー
すっごく狭くて息苦しくて・・・
説明しても無駄感も感じてきて、そういう度量の狭い自分がまた息苦しい。
(仲間内でそういう価値観だけで交流してる分にはよいのですが、
外世界までそれで決めつけるのって、絶望先生的色メガネだよね、と思うわけです。はい。

あー、今唐突に、私がダンナと結婚しようと決めた一番の理由を
思い出してしまった;;
コリン・ウィルソンの本と一緒に『軽井沢シンドローム』の漫画本を貸してくれたり、
オーディオショップでアンプを試すのに、
マーラーの交響曲とイデオンのサントラとを持っていくような人だったからだったような気が・・・
当時の私にはその予測のつかなさ加減が面白かったのだなー。
(彼なりの基準はあったわけで、けっこう好き嫌いはっきりした人でしたが)
・・・まぁ、面白い音ならなんでも聞きたがる「音」オタクだったわけですが<オイオイ

壁やボーダーを認識しながらも、自在に飛び回って、
自分にとって必要なエッセンスを集める。
そしてそれを調合して、自分のための香りを作る。
そして他の人の香りも認める。
そんな人が好きです。
そしてそういう人が「これはいい香りだ」というから
相対的に価値が生まれるのであり
偶有性と多様性が新しい何かを生みだすのだと思う。

・・・
こうして文章にしちゃうと、
私もまだまだ、狭くつまらない価値観に拘泥しちゃう人間なわけで、
とほほですが。;;;


追記:
たとえば。
紙くずをアートとして見せてくれる視点があって、
その視点の指し示し方に関して
技術面での上手い・下手(これも指標が必要ですが)があって。
個人の好き・キライがあって。
驚きや気づきや、その化学反応。
それは相手の上下の問題ではなく、自分の上下の問題なんじゃないのかな?
と思うわけで。

なんかうまく語れないけど、それを認識したうえで、
他者の価値観を考えないといけない、と思い続けている。
なんでしょう、壁があるのもまた1つの生き方だと思うけれど
個人的にはそのほうが人生が豊かに感じられるから、
という1つの生き方において。
コメント (5)
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2009年秋期放送開始の新作アニメ一覧

2009-09-27 | アニメ・マンガ・特撮TV

2009年秋期放送開始の新作アニメ一覧


BS11 で3日スタートな
◆戦う司書 The Book of Bantorra
死んだ人間の魂が結晶化した石になる世界。人間の記憶を追体験できるその石を「本」と呼び、「本」の取り扱いを管理する図書館が神立バントーラ図書館である。図書館を司り桁外れの戦闘力と知識を持つ武装司書を殺すため、人間爆弾にされた主人公が向かっていく。
OPアーティスト:ALI PROJECTってことで、ある種のお約束感が
漂いつつ、またですかい!な印象ですが、
世界観と絵柄が好みっぽいので、これはチェック決定。

あとは

◆空中ブランコ
伊良部総合病院神経科の医者・伊良部一郎。彼のもとには不眠症のブランコ乗りや先端恐怖症のヤクザ、勃起が治まらなくなったサラリーマンなど、変な悩みを抱えた患者がやってくる。伊良部はそんな患者に対して、得体の知れない注射を打ったり、治療と何の関係もないようなアドバイスをするなどの奇行に走る。

原作は奥田英朗の『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』『町長選挙』の3本で、あわせて「精神科医伊良部シリーズ」と呼ばれている。このうち「空中ブランコ」は第131回直木賞を受賞しており、「イン・ザ・プール」は2005年に映画化されている。

ということで、ノイタミナ枠はチェック必須。
主題歌:電気グルーヴもチェック。


◆テガミバチ


夜が明けることのない地、アンバーグラウンド。電話などがなく通信手段が郵便のみとなっている世界で、厳しい試験に合格することでなれる国家公務郵便配達員「BEE」は、巨大な虫「鎧虫」の襲撃をかわしながら、人々の「こころ」が託された手紙を届ける。
放送局 テレビ東京系:10/3(土) 22:55~

原作を読んだことがあり、けっこう面白かった記憶が。
絵柄にもよりますが、一応見る予定。

◆とある科学の超電磁砲
人工の約8割を学生が占め、能力の開発がカリキュラムに組み込まれた学園都市。学園都市に7人しかいない「超能力者(レベル5)」である御坂美琴は、彼女に好意を寄せる後輩の白井黒子らとともに様々な事件に巻き込まれていく。
・・・うーん、おにゃのこの学園ものはちょっと食傷気味を振りきってますが
超入力者ものなので初回はチェック予定。

◆ミラクル☆トレイン~大江戸線へようこそ~
地下鉄の中に、イケメンばかりが乗った「ミラクル☆トレイン」があり、出会えたら幸せになる……という都市伝説があった。今日も改札を一人の女性が通り抜けていくが、カードをタッチした瞬間に光ったことには気付かなかった。そのまま女性がホームにやってきた電車に乗りこむと、それはいつもの電車ではなく、都市伝説で噂となっている奇跡の電車「ミラクル☆トレイン」で、車内にいた6人の美麗な男子たちはなんと駅たちだった。
テレビ東京:10/4(日) 26:00~
テレビ愛知:10/8(木) 26:28~
テレビ大阪:10/9(金) 27:05~

まぁ、ネタってことでw

その他としては・・・

◆東のエデン 劇場版
卒業旅行でアメリカにやってきてトラブルに巻き込まれた大学生・森美咲。美咲は拳銃と82億円の電子マネーがチャージされたノブレス携帯を持つ記憶喪失の男・滝沢朗に助けられ、一緒に日本へ帰国し、日本各地に10発のミサイルが落下したテロ事件「迂闊な月曜日」の真相を知ることになる。
・公開日
総集編 Air Communication:9/26(土)
劇場版Ⅰ The King of Eden:11/28(土)
劇場版Ⅱ Paradise Lost:1/9(土)

前売りゲット済み♪楽しみです。
総集編なんてのもあったようですね。舞台挨拶はちょっと行きたかったかも。

◆TO(トゥー)-楕円軌道- -共生惑星-
星野之宣のSFアクション大作を、「アップルシード」「ベクシル」の曽利文彦がアニメ化。DVDが発売されるが、10月2日からDVD先行レンタルが始まる。
原作も監督も注目の作品。

◆BATON
横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」で上映されたアニメがDVD化される。
・プロデュース:岩井俊二



あとは、
◆KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT | 仮面ライダードラゴンナイト
がちょっと気になる(笑。
2010年春には地上波で放送する予定、を待ちます。


今期は結局録画も含めて全部追えたのは『絶望先生』と『化物語』のみでした。
仕事も忙しくなりそうなので、何本追えるかなー??
コメント (2)
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訃報■臼井儀人さん

2009-09-20 | アニメ・マンガ・特撮TV
「クレヨンしんちゃん」作者と確認=滑落か、荒船山の遺体-群馬県警(時事通信) - goo ニュース


ニュースを知ってから、ずっとずっと無事を願っていましたが・・・

「クレヨンしんちゃん」は原作をはじめ、アニメ・映画と

家族で楽しませていただいてきました。

PTAで禁止された時も、アニメは息子と見続けていました。

だって面白いんだもの。

だって現実のほうがずっとウソっぽいんだもの。

だって子どもって、だからこそ可愛いんだもの。

みさえとしんちゃんのやりとりは、一時期の我が家のようでもありました。
(残念ながら?息子はしんちゃんほどには知恵が回らなかったけれど)


今はただ、ご冥福を祈るばかりです。
コメント (4)
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カムイ外伝★初日舞台挨拶 丸の内ピカデリー1

2009-09-20 | ドラマ・映画・演劇・アート
カムイ外伝

出張レポをシルバーウィーク中にまとめなければならず、
お休み返上。(ま、自営業的によくあることですが)
・・・んな時に松ケンたら、カムイ外伝・舞台挨拶31回という
無茶な企画を@@@@;;;

正当なルートでチケットが取れず、
「これは行くな、仕事しろ、という神の啓示」(私の人生、神の啓示多し)
と、ぐずぐずと(ぐずぐずと?)あきらめていたのですが
未練がましく(あきらめてないじゃん!)ヤフオクをチェックしてたら
なんか落札できそうな出品がちらほら。

・・・はい、やってしまいました。
うーん、ホントは販売元の禁止行為に加担することになるので
ちょっと後ろめたくもアリ。
でもプロを制御できない各種チケット販売会社にも問題あるよねー(←いいわけ

というわけで、行ってきました、舞台挨拶。


終了後、司会者の女性退場時にパチリ。
今回は2階席前方でしたが、舞台が案外近く思ったよりよかったです。
(が、舞台挨拶登場が客席からだったので、そこは見えなくて超残念!;)

なんか松山ケンイチくん、考え考え言葉を選んでいて、
「あのう」が今までになく多かった気が・・・
初日ということもあるのでしょうが、
ケガでの中断、役への迷い、大物先輩を従えての主役、
いろいろタイヘンだったんだろうなぁ、と
今さらながら、そういう面での松ケンの成長に感じ入ったり。

これは雑誌で読んだのですが、監督に「もっと主役としてドンと構えろ」
みたいなことを言われたという松ケン。
確かに、映画の中でもカムイが主役としてドンといる、という感じではなく、
存在感的には半兵衛や領主様が際立つ部分あります。
が。原作も、カムイを通して他者を描くという感じで、あまり
カムイの感情表現はなかったと思うので、そういう意味でも
私は原作に忠実な気がします。カムイは影、という印象。
(だから一点難を言えば、明るい時のカムイが違和感なわけで・・・)

舞台挨拶は、ちょっと緊張気味(?)な松ケンに比べ
大物男優のみなさんは余裕綽々。
(みなさん、背が高いのね!大後さんが小さく見えました。
でも可愛かったケド)

伊藤英明さんは「いい加減な役なんでいい加減にやりました」と
笑いを取りつつ。沖縄の暑さのなかでのタイヘンさも。

佐藤浩市さんは、崔組に参加してみてどうでしたか?
の質問に、「うわさどおり、物静かな現場で怒鳴り声1つ聞こえず」
みたいな、マギャクなコメントで、キャストが苦笑。
「最初自分の愛馬が“いっぱく”かと思ったら“いちじろ”でした」
とか、淡々と顔は笑わず面白いのがすごくいい味!!

おされなスタイルで登場した小林薫さん。(心の中で盛り上がってました!
飄々としていて、笑いを取るコメントでやっぱり素敵でした!
監督の怒鳴り声が聞こえない日はなく、魚のすずきさんにもダメダシ
のコメントには監督が「うそだよー」と突っ込みまくり。
それでも語り続けるとぼけた小林さん、私はあなたに惚れました!(オイオイ

アクションシーンが見応え合った小雪さんは、
年をとったらできないことが増えていくけど、
いい経験になったし、これからもチャレンジしていきたい、というコメント。
笑顔が本当に美しい彼女ですが、今回はスガルの厳しい表情も素敵でした。

大後寿々花さんはセクシーボイスでの名コンビですが、
現場にはいったら松ケンが全然違っていてびっくりしたそうです。

音楽を担当された岩代太郎さんが来られていて、飛び入り挨拶をされ、
『レッドクリフ』の音楽が大好きだった私には嬉しかったです。
この方の映画音楽は音がすごく壮大で、今回も気持良かった!!

監督は今回はセーブしたのかな?前の試写会より、語りがなかった印象。
作品を完成させるのは観客、という言葉にバトンタッチを終えた後の
「願い」を感じ、少ない言葉の中に、この作品への愛しさ、思いが伝わる
熱さがありました。

関係ないですが、小雪さんを意識しすぎたのか、彼女と一切目線を
合わさず、彼女のコメント中も笑ったりもしなかったのが、
かえって他のキャストへの反応とは違って、気になっちゃったよw<松ケン
(意地悪で野次馬な&んなことばっかり関心を持つ)マスコミ対策も必要なのでしょうが
陽人のようにナチュラルでいられればいいね、と願う。

舞台挨拶の様子はこちらが完璧です!(いつも超お世話になっております/ぺこり
L WORLD ★ 松山ケンイチ

映画は、前より落ち着いて物語を楽しみました。
前回は松山ケンイチファンモードで見ていたせいか、
「あれ?こんなシーンあったっけ?」とか
「あ、ここはこういう感じだったのか」とかけっこうあって
飽きずに見ることができました。

改めて実感したのは、殺陣を含む戦いのシーンの凄さ。
どこかかアニメ風な独特な動きがあって、
でも1つ1つの動きが際立っていて、誤魔化しがなく、私は好きでした。
なんか体当たり、って感じがするのだな(殺陣の組み方の勝利かな、と

クライマックスは今回は、より切なさ・カムイの孤独を感じ、
泣いてしまいました。

原作ファン、崔監督ファン、松ケンファン、時代物ファン、
アクション映画ファン、で評価はけっこう分かれそうですが
松ケンファン&カムイファンとしては満足です!

参考:
オリコンスペシャルインタビュー

『カムイ外伝』崔洋一監督、極限状態まで追い詰められた松ケンに放った鬼の一言! - goo 映画
いい監督に出あえてよかったね。
いつかきっとカムイが松ケンに恩返しする日が来ると思う。

もう「アエラ」の表紙にまで登場しちゃって、
書店で松ケン祭り状態。
1冊買うなら私はこれをお薦めします。
cut
松山ケンイチというある種の化学反応というか、
手術台のうえのミシンとこうもり傘の出会い的進化というか。
「松山ケンイチ」を分析する&感じる松山ケンイチが面白いです!

私は「役者」というものの業や生き方・考え方をその時々で
記録し・解体し、また再構成して歩いていく、
進行形の松山ケンイチが大好きだーーーー!!!

以下、リンク切れ防止保管用舞台挨拶関係:

松山ケンイチ「いつまでも心の中に残っていてほしい」
大ヒットコミックの実写映画「カムイ外伝」が19日、全国で公開された。
都内では孤独な忍者を演じた主演の松山ケンイチ(24)らが舞台あいさつ。撮影中に右太もも打撲で全治3週間のけがを負い、途中、撮影が半年間中断。「ようやく公開を迎えました。みなさんから拍手をいただけて本当にうれしい」と感無量。「ぼくにとって重要な作品になりました。いつまでも観客の心の中に残っていてほしい」と話した。
2009年09月19日 13:31


小雪、ドッキリシースルー☆松ケン悩殺!?

まぁ、こういうトーンが多いわけですが;;
松ケンの恋ゴコロってすごくよくわかる。
尊敬する人や頑張る人、自分にないもの、成長させてくれるものに
魅かれるのよね。うんうん。


関連:
カムイ外伝★カムイ&スガル 衣装展

カムイ外伝★8/25 よみうりホール

撮影中

ウルトラミラクルラブストーリー ★6/23 シネマート新宿

自己ログ★村上春樹×松山ケンイチ

松山ケンイチ情報アレコレ

人のセックスを笑うな★ふわ・はら・きゅん

デトロイト・メタル・シティ★8/29 新宿バルト9

松山ケンイチ情報(松ケン期間限定カバー)

L change the WorLd★初日舞台挨拶(丸の内2/9/12:00)

松山ケンイチ★デトロイト・メタル・シティ(&絶望先生・妄想編;

セクシーボイスアンドロボ★ロボのここがすごい・勝手にベスト10!w

ユメ十夜★すぷらった(;)な松山くん・・・でも超色おとこっ!

デスノート★The Last Name:初日舞台挨拶(丸の内11/3/8:00)

デスノート★初日舞台挨拶(丸の内ピカデリー・6/17/10:00)

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愛と美の女神 ヴィーナス★9/15 名古屋ボストン美術館

2009-09-18 | ドラマ・映画・演劇・アート
愛と美の女神 ヴィーナス
名古屋ボストン美術館



今回出張は、過密スケジュールで&同行者がいたので
ほとんど自由時間がなかったのですが
(あ、夜はその同行者と遊んでましたがw)
1人で行動していた時間帯、ちょっとお茶しようと出た途端に
名古屋ボストン美術館が目の中に飛び込んできて、
「これは神の啓示だな」
・・・・というわけで、
お茶する時間をそのまま観賞タイムに切替えました。
美術館自体にも興味ありますし、
せっかく機会&ご縁があるなら行っておきたい。

展示内容としては、小さめの作品が多くて小規模な印象ですが、
短時間でさっと見るのにはちょうどよかったです。

作品を通して、ヴィーナスのもつ様々な神話的・文化的・社会的意味が
わかりやすく説明されています。

個人的には《貝から姿を現すアフロディーテ》と
ジム・ダインの版画を組みあわせた
展示コーナーが面白かったです。

めっちゃヘヴィな出張でしたが、
こういう一時が持てるかどうか
(あと、美味しいものが食べられるかどうか)で
モチベーションが大きく変化するのがまた
人間ってヤツですよね<私だけだ?
コメント (4)
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久々なひつまぶし

2009-09-15 | モブログ
コメント (4)
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炭酸文明

2009-09-11 | 寄り道/COFFEE BREAK
昨日、外出先で見かけてつい買ってしまいました。

炭酸文明 古代へGO!

王族気分になれる黄金のラベルが特徴、だそうです。
かなり笑えちゃう、駅とかで飲んでると、
お隣の方の目線が気になる(←実体験)ラベルなんですケド;

味は、ドクターペッパー系をマイルドにしたような、
「昔こういう味のガムがあったよね?」みたいな不思議な味・・・。

これが古代エジプトの味なのか、サントリーの「炭酸文明」試飲レビュー(Gigazine)
味はブドウ風味にしてあり、どことなくコリスガムを思い出すような駄菓子系統の味。3000年前のエジプトに思いを馳せるようなエキゾチックな味わいというよりは、30年前を思い出すノスタルジックな味わいという感じでした。

コリスガム!!
それだ!!!
駄菓子屋のあてクジ「コリスガム」の巻(まぼろしチャンネル)
実はコリスは、昭和30年代のガム業界の雌雄のひとつ、ハリスの子会社だったのだ。子会社だから「コリス」というネーミング。単純でいいなあ(会社ではリスも飼っていたようです)。
子会社だから「コリス」!リスも飼っていた!
なんだかほんわかしてしまいました♪


今、調べてたらまたサントリーで『ポーション』に続く
FFドリンクを発売するんですね。

【FF13関連】サントリー:効果3倍!? 今度は「エリクサー」を発売
サントリーさんはそういう系(どういう系?)に走っていくのでしょうか?
キリンとの統合はどうなっているのか気になりつつ。

参考:

『ファイナルファンタジーXIII』の発売日が2009年12月17日に決定!



追記:
炭酸文明といえば、学生時代に京都にインカ料理のお店というのがあって
そこで飲んだインカ・コーラ美味しかったなぁ、と思い出して
検索してみたら
インカ・コーラ(楽天)
今でも買えるんですね!@@今度トライしてみよう。

インカ料理のお店は『森繁』でした。
レストランガイド
ご主人が亡くなられて、お店を閉じられたという記載を他のサイトで見ました。
リンク先のレビューは辛口だけど、世話好きなおしゃべり好きな
学生時代の私には面白い方でした。
お料理も美味しくて4-5回は行ったと思います。合掌。


追記2:
コーラといえば思い出すこの作品。
『2821コカコーラ』

舞台は荒れ果てて人口も激減した2821年の地球。
かつてはありふれた商品だった「コカコーラ」ももう存在しない。
それを名前にもつコカコーラ・ジンジャンの父が、死に際して息子に言った言葉
「ありふれた」という言葉は 人間がたくさんいるところでしか使われない
という反戦メッセージが印象的でした。

ありふれた日常、つまりは、平和ということなのだろうな、と
炭酸文明を辿りながら考えてみる、ありふれた昼下がり。

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