DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

森アーツセンターギャラリー/テート美術館の至宝 ラファエル前派展

2014-03-28 | ドラマ・映画・演劇・アート

打ち合わせが午前中で終わったので、1週間ぶりにヒルズへ。
念願のラファエル前派展を観て参りました
(皇后様効果か、平日×会期終盤なのに思ったより混雑しておりました;)。

ミレイの「オフィーリア」との再々会も嬉しかったのですが、一番の目的はメインビジュアルにもなっているダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの「プロセルピナ」。すでに行かれたコミュのお友達からも「ダンテの部屋がすごい」と聞いていて楽しみにしていました。

今回の企画展はラファエル前派内の人間関係にもフォーカスをあて、個々の絵画の舞台裏にも迫っていますが、中でもロセッティはモリス夫人ジェーンとの三角関係が有名。その関係をプロセルピナになぞらえた設定がちょっと決まりすぎて(まさにラファエル前派的コンセプトなのだけど)絵に集中しきれなかったのでした;素敵なのですけど。。。

一方で、前から大好きだった「ベアタ・ベアトリクス」は亡くした妻・シダルへの思い・祈り・懺悔が画面からあふれてくるようで、目を離すことができず胸が苦しいほどでした。ロセッティの作品の中でも別格だと感じます。


周辺作品も含まれているわりには大好きなウォーターハウスがなかったり、ちょっと残念ですが、「ラファエル前派ってどういう活動?」ということがうまく集約されていたように感じます。時代背景=進化論の影響など=も興味深かった。

他にもダイスの風景画(子供の顔がモロ肖像画なのがコラージュみたい)

グラフィカルで楽しい「ダンテの愛」(思わずクリアファイルを複数枚買ってしまいました;どこかヘンリー・ダーガーっぽい???)など、お気に入りも発見できました。


以前三菱一号館美術館の「ザ・ビューティフル」で、ラファエル前派から発展していった唯美主義を堪能しましたが、比較して、ラファエル前派は「若さ」だけが持つ&許される・“まっすぐな渾沌さ”のようなエネルギーを強力に感じつつ。このあたり映画化したら面白いかも。

おまけ:
クレーム デ ラ クレームのシュークリーム。

正直なところ、大昔に食べた家庭教師のお姉様の手づくりシュークリームに勝るものにはいまだ出会えず(子どもの時の味覚体験には勝てない)、でも最近では西荻窪のキイチゴのが好きかな~。

関連:
三菱一号館美術館/ザ・ビューティフル-英国の唯美主義1860-1900
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Before the Dawn/Kate Bush

2014-03-22 | 音楽

※写真は下記公式サイトより
Before the Dawn/ Kate Bush

I am delighted to announce that we will be performing some live shows this coming August and September.
I hope you will be able to join us and I look forward to seeing you there.
We'll keep you updated with further news on the web site.
Meanwhile, all details of concert dates and tickets are in the note below.
Very best wishes,
Kate


Before The Dawn at London's Eventim Apollo, Hammersmith

AUGUST

Tuesday, 26th August
Wednesday, 27th August
Friday, 29th August
Saturday, 30th August

SEPTEMBER

Tuesday, 2nd September
Wednesday, 3rd September
Friday, 5th September
Saturday, 6th September
Tuesday, 9th September
Wednesday, 10th September
Friday, 12th September
Saturday, 13th September
Tuesday, 16th September
Wednesday, 17th September
Friday, 19th September


Kate Bush announces first live shows since 1979
After a 35-year absence, the singer makes her long-awaited live return with 15 London dates for her Before the Dawn series

Kate Bush announces first UK tour in 35 YEARS titled Before The Dawn

Kate Bush announces first tour for 35 years

ケイト・ブッシュ、なんと35年ぶりにフル・ライヴをこの夏ロンドンで行うことが発表に(RO69)

ケイト・ブッシュ、35年ぶりのライヴをロンドンで8~9月に開催(amass)

速報! ケイトがロンドンのハマースミス・アポロでのライブ予定を公表(Kate Bush News & Information Japan)


111関連:
Kate Bush 誕生日おめでとう企画w

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンディ・ウォーホル展:永遠の15分/森美術館

2014-03-20 | ドラマ・映画・演劇・アート


アンディ・ウォーホル展:永遠の15分 | 森美術館
打ち合わせが早く終わったので、花粉の中、行ってきました。


で、思い出した。私はアンディ・ウォーホルのアート性がうまく飲み込めてないことを。。。

普段はポップ代表なアート=ヴェルヴェット・アンダーグラウンド以上に有名なんじゃないかと思うバナナのアルバムジャケット、マリリンやフラワーパターンのオサレな Tシャツだったり=それなりにポジションを得て(=意味をもって)生活の中に溶け込んでいる。「かっこいい」「かわいい」で語れる世界。

が、その大昔、大規模な企画展を見て=その時もコマーシャリズムや複製アート、消費カルチャー、ドラッグカルチャー、エトセトラエトセトラの情報を「面白い」と思いつつ&びっくりするほど大きなシルクスクリーンに圧倒されながら=いつもの私流の感動がなくて「う~ン、いまいちよくわからん、ウォーホル」と思ったのだった。。。

・・・ということを、前から知ってる作品&今回はじめて見る・知る作品×情報を、どくどくと大量摂取しながら思い出したのでした。

あれからいろんな絵も見たし、人生経験もそれなりに(?)積んだ(??)し・・・そうそう、それで「ウォーホルをどう感じる?今の私」とかきっとどこかで思ってたね?自分。

結論から言っちゃいますと、なんかこう空っぽ感・真空感?というか、意味のなさの意味・のなさ?作品の向こうに作者がいないような・・・それを狙った作品・・・でもそんなの狙ってできるんだろうか?

どこか壊れた蛇口みたい・・・そんな異質感をはっきり実感。
執拗、なのに、そこに熱さを感じないというか。かえって体温(というかある種の意気込み?)を奪われてどんどんクールダウンしていく。

技術的なものやアイデア、実験、好奇心、色彩感覚、デザイン性、新規性、革新性・・・
そうしたもろもろの素晴らしさは十分感じつつ、
でもそれ以上に、
「意味を感じるな!考えるな!というメッセージ(いや決してメッセージではないんだろうど)」を受け取ってしまって、見れば見るほど消耗したのでした。

あ、そか、エネルギーを吸い取られてく感じなんだ。
普通は作品からエネルギーをもらうのだけど、そこが逆なんだな。。。

そういう意味で壁のそこここに書かれていた「ロボットになりたい」「意味なんてない」という言葉はきっと本物なんだろうな、と思ったのでした。決してメッセージから逆読みしたのではなく、鑑賞中・つい意味を探してしまって、どんどん疲弊してく感じが実感だったので。

きれい、とか、素晴らしい、とかではなく、そういう空気を作品にしてしまったウォーホルはやっぱり凄いアーティストなんだろう、と思います。(って小学生みたいな感想になってしまった;;;)

森美術館の「大量」「反復」の仕掛けにやられた部分もありそう(森美術館、今回も容赦ないです。。。ほんによい美術館です)。もし今の時代に生きてたら、インターネットという「情報の複製・反復・拡散文化」をどう感じ、どう作品にしたのか、ちょっと興味が出たり。。。

111的みどころ
●バナナのない企画展、でもニコ&ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの映像はあり。ミック・ジャガー、ルー・リードは有名だけど、オジー・オズボーン写真にはびっくり!見つけるのが楽しいかも。
●大型の実験映像空間(ここが一番ほっとした&岸田今日子さんキレイだった・・・)
●「銀の雲」(ウォ-ホルらしさはなかったけど、楽しかった。やってみたい)
●タイムカプセル(捨てられないウォーホルに親近感w)
●ファクトリー再現(「アンディ・ウォーホルを撃った女 」のミニセットみたい)
●子供の目線に展示されたシリーズ
●壁にかかれた名言集
●ショップの商品たちがそのまま「商業作品」「複製作品」である面白さ、これは草間作品にも通じるんだけど。でもいつもよりちと高いゼ・・・


あと個人的には、同じ反復×シルクスクリーン作品の横尾忠則さんの作品が放出する、大量のアーティスト発の「意味」「物語」「熱さ」との比較が興味深いな、なんてことも思いつつ、エンプティランプのともった身体をひきずって帰路についたのでした。。。



おまけ:
東京シティビューで同時開催していたのでちらっと立ち寄りました。
MEDIA AMBITION TOKYO 2014
※こちらは3/30まで。

ビュッフェ形式のように、少しずつの「意味」「味わい」が楽しめました。
無料スペースでの「INTERSECT BY LEXUS」がカメラマンでけっこう賑わっていました。

アートライブイベント「MEDIA AMBITION TOKYO」開幕




追記:自宅でダンナにもどかしくも感想を言葉にしてたら、「彼ってサバンぽいよね」と(うーむ、さすが美大出身者・・といっていいのだろうか)。。。なんかめっちゃ腑に落ちる気がした。私って、やっぱり本質的なことを理解できてない。。。でもきっと理解を超えたところにいるウォーホル・・・そゆアートもまた、ま、いいか。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エスパース・ルイ・ヴィトン/Traces of Disappearance(消失の痕跡)

2014-03-15 | ドラマ・映画・演劇・アート


エスパース・ルイ・ヴィトン/Traces of Disappearance(消失の痕跡)
2014.2.18~4.13

原宿でのリサーチ仕事の合間に、行って参りました。

やや敷居高めのルイ・ヴィトン表参道ビル入り口、ドアを開けてくれたスタッフの方にギャラリーの場所を聞くと、ていねいにエレベーターまで案内してくれ「行ってらっしゃいませ」の言葉で7階まで送られます。

ギャラリー入り口で展示作品説明のリーフレットを受け取り、荷物を置いて身軽に自由に作品を観賞。いきなり生きたハトが目に飛び込んできて驚きます。

アンヌ&パトリック・ポワリエ夫妻作『Soul of the World (“Anima mundi”)(世界の魂)』。大きなゲージにたくさんのハトが。生きた彫刻といえばいいのでしょうか。観賞中もずっとハトさんの鳴き声が“くっくる~”と聞こえてきて、なんとも平和な気持ちに・・・
作品でもあるケージの真ん中をくぐれるのですが、「めったにないですが、●ンに気をつけてください」というスタッフの方のアドバイスに勇気をえて、くぐって参りました。アップで見るハトがかわいかったです。





ケージの回りには、「魂」「混乱」「香り」「寂しさ」「優しさ」「儚さ」等の言葉がちりばめられ、無邪気に羽ばたいたり、エサをついばんだりしている平和の象徴に、シンボリックなカウンターを投げ掛けているかのようです。お隣に教会があるのか十字架が見え、それもまた作品の一部のように感じられるのでした。



『Soul of the World』の借景にもなっている『The Sheer Size of It(その大きさたるや)』は、カスパー・コーヴィッツ氏のキャンディで出来たステンドグラス的作品。



近づくとたしかにキャンディの集合体で「なめると甘いのかな?」なんて考えながら観賞。光が差し込むことでステンドグラス効果も高まりますが、行った日は晴天だったので作品がキラキラと輝いて見えました(夜よりはお昼の方が美しいそうです)。

畠山直哉氏の超ダイナミックな自然の写真『Mont Ventoux(ヴァントゥ山)』、どうやって作ったのかが謎な袁廣鳴(ユェン・グァンミン)氏の『Disappearing Landscape-Reason to Be a Leaf』など、独立した作品が企画コンセプトにしっかりとはまって、1つの作品のような効果を出していました。スタッフの方に質問したのですが、キュレーターの方が選んだアーティストということで、これは企画の勝利といえそうです。


iPadで制作過程を見せていただき、毎回発行されているという立派な展覧会カタログもいただいて、ラッキー。平日だったので、貸し切り状態でとても贅沢な一時でした。夜景も美しいとのことなので、今度は夜に行ってみたいと思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PN14ライヴ・レポ(Day1 TRANSATLANTIC)

2014-03-09 | 音楽
昨年からプログレファン超注目の一大イベント、Prognation at the seaも無事終了。

クルーザーにワイファイ設備がなかったのか(あえて用意しなかったのかも?)、終了直後、参加バンドから感動のレポが怒濤のように届けられ、メンバー自身の興奮からも、どれだけ素晴らしい内容だったのかは聞くまでもない、という状態でしたね。Facebookや twitterから目が離せなかった方も多いのでは?

世界的な規模でみても、このクルーズに簡単に応募できる強者は限られており、多くは下記の動画のどこかのヒットラーさん状態かと。(これマジよくできてますね、PN15の宣伝にもいいんじゃないかしら)
Hitler missed Progressive Nation @ Sea 14


そんな中、日本からも参加された強者がおられます。
スタンディングオベーション~~~~☆
文字通り夢のライヴレポをThe Flower Kings Fanclub Webさんが、アップしてくださったのでシェアさせていただきますね。

PN14ライヴ・レポ(Day1 TRANSATLANTIC)

ファン目線のレポはとてもありがたいです!といっても一般とは違って、さすがのキャリアでポイントの絞り込みが素晴らしく、見どころをしっかり押さえてくださってるのも高評価です。

111管理人が感動したポイントを少しだけ抜粋。

とにかく、オーディエンス全体が熱に浮かされたように歌い、踊り、歓喜する。そして、それを「見せる」側のミュージシャンまでもが観客と「全く同じような」表情をしている…なんとも不思議な一体感と高揚感があります。

(中略)

「Kaleidoscope」のアルバム・イントロSEが流れ始めた。ふと気が付くと景色が動いている。出港したのだ。船が動き出したのには全然気が付かなかった。
午後5時とはいえ、まだ十分明るい、というか太陽が眩しくてサングラスが必要なほど。そして、海・潮風・青空・・・そういった自然の風景に、この壮大なSEはよく似合う。しばし目を閉じて深呼吸。この空気を感じてみた。

(中略)

演奏が始まると、改めてこのバンドの凄さを実感する。タイトだとか何だとか言っている場合ではない。一瞬にしてオーディエンスを熱狂させてしまう魅力があふれ出す。これは何なんだろう?"Overture"はオール・インストにもかかわらず、観客が歌う歌う…もちろんメロディがいいからだと思うけど、それだけだろうか??

(中略)

それぞれの個性がキラ星のように次々と披露されるのは、演劇やミュージカル、バレエを髣髴とさせる。次に何が出てくるか分かっているのにワクワクしてしまう。だって”ライヴ”だから!


ううう、すごい臨場感。。。続きはフラワー・キングス・ファンクラブ・ウェブにて

ライヴ記録としても必読ですが、日本人にはなかなかなじみのない海外のクルージングライヴツアーの過ごし方としてもとっても興味深い読み物だと思います。なんだか行間から潮風が吹いている気がする♪写真もどれも貴重な資料ですね!(C'mon Transatlantic to Japanフェイスブックではたくさんの素敵写真がアップされています!)

それにしても、どれだけすごい演奏なのか動画と合わせて読むと、想像するのが恐ろしいほどです。
Progressive Nation at Sea 2014-Transatlantic


今もってTAの「Whirlwind 」は生涯ベストの1枚で、不思議とこれが DVD(もまた素晴らしいのですが)に置き換わることはないのですが、こういうレポを拝見すると、私はまだまだ TAの真髄に触れていないという気がして、心があせります~~。

宝物のありかがわかっているのに、そこに行く勇気がない(経済力と時間もない;;)という感じ。や、本気で海外遠征を考えねば、です。

が、もし日本に来てくれるのなら、日本で日本のファンのみなさんと観ることができるのなら、それはやはり最高に最大に嬉しいことだと思います。

新譜、 PN14、世界ツアーとTAの旅はまだ続いています。その勢いをかりて、日本に飛行船が立ち寄ってくれるよう、今一度願いをこめて、よびかけてみませんか?

署名は2014年3月9日現在152名だそうです。1人1回が原則ですので、この数だけでもかなりのものだと思いますし、個々のメッセージを読むと胸が熱くなります。
メッセージ一覧
最新のユーロロックプレスではニールも署名活動について「嬉しいねー」って言ってくれているそうですヨ!(メンバーも署名運動を意識してくれているんですね☆)

もし署名がまだの方がおられたらぜひご参加ください♪手順は超簡単です。
すでに署名された方、もう一度お友達や参加コミュなどで協力を呼びかけてみませんか?
1人から2人、2人から4人、思いが広がって、飛行船に届きますように☆

来日応援署名はこちらからどうぞ。
C'mon Transatlantic to Japan

よりマニアックな情報はこちら♪"KALEIDOSCOPE"レビューも読み応えあります。


C'mon Transatlantic to Japanフェイスブック
TRANSATLANTIC来日署名 Twitter

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Spock's Beard 5月来日!

2014-03-08 | 音楽


ずっと来日を願っていたSpock's Beard。いよいよ5月に実現します!
ライヴスケジュール
●2014/5/9 (Fri) 大阪 Umeda AKASO
OPEN 18:00 START 19:00
指定席 前売り:¥8,000/立見 前売り:¥7,000

●2014/5/10 (Sat) 東京 恵比寿 LIQUIDROOM
OPEN 18:00 START 19:00
指定席 前売り:¥8,000/立見 前売り:¥7,000


もう今から楽しみでわくわくが止まりません!

いまさらですが、ざっと軽くおさらい。

アメリカのプログレバンド、Spock's Beard(スポックスビアード)。
現TRANSATLANTIC、Flying Colorsで大活躍のNeal MorseとAlan Morse兄弟を中心に、1993年に結成。リーダ格であったNealは2002年第6作目の「Snow」をリリース後、クリスチャンとしての活動に専念するために脱退。

2010年には初期からのドラム兼ボーカルのNick D'Virgilio(現BIG BIG TRAIN)が脱退、現メンバー(スポックV3.0)は
Alan Morse:Guitar & Vocals
Dave Meros:Bass, Bass Pedals,Keyboards & Vocals
Ryo Okumoto:Keyboards & Vocals
Ted Leonard:Lead Vocals,Guitar
Jimmy Keegan:Drums & Vocals


Neal Morseは結局音楽活動を止めることはなかったけれど(神様、ありがとう)、Spock's Beardへの復帰はないまま、現在にいたります。ただし今もライヴにゲスト参加するなどメンバーとの関係は良好で、2013年最新作の「Brief Nocturnes and Dreamless Sleep」でも名前を見せて、ファンを喜ばせてくれました。

現ボーカルのTed Leonard(元ENCHANT)は、Progressive Nation at SeaでTRANSATLANTICにサポートメンバーとして参加(もともとのサポメン・ Daniel Gildenlöwの代役)、また同PSMSへのゲストボーカル参加ではDream Theaterの名曲“Anna Lee”を熱唱。
「Brief Nocturnes and Dreamless Sleep」では「Hiding Out」と「Submerged」を作詞作曲、多彩な才能を感じます。そんな彼のボーカルが聴けることが大きな楽しみの1つ。

SPOCK'S BEARD - Afterthoughts (LYRIC VIDEO)

Alan Morse、Neal Morse、Ted Leonard作。
SB得意のGGマドリガル風コーラスも堪能できる名曲です。

もう1つの楽しみは我らが奥本亮のキーボードプレイ!
オーロラのように自在に変化して曲をあざやかに彩るキーボードは、SBサウンドの要といえますが、ライヴだとダイナミックに楽しげにプレイするRyoさんの動きも必見です♪ソロライヴにいった時、曲とシンクロして舞うような戦うような激しいプレイスタイルに目を奪われました。あの豊かな音色を浴びるように聴けるチャンスです。

個々の個性的なメンバーのパフォーマンスはもちろん、強力に魅力的な楽曲の数々をライヴで体験できるのは至福確定!
この貴重な来日ライヴ、お見逃しなく!!!

Spock's Beard (3.0) Live In Paris 2013


今、奥本亮さんがフェイスブックでイベントサイトを立ち上げて、参加者を募っています。さまざまな貴重映像もアップされていますので、ぜひ「いいね!」で参加してくださいね☆
Spock's Beard Japan official site

Spock's Beard Live In Tokyo

Spock's Beard Live in Osaka

最近のSET LISTはこちら
setlist.fm

SPOCK'S BEARD - Submerged (OFFICIAL VIDEO)


参考:
Spock's Beard公式サイト

RYO OKUMOTO 公式サイト

office chipmun

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

九日間の女王

2014-03-02 | ドラマ・映画・演劇・アート
花粉症なのか風邪なのか、両方なのか、身体が鉛のように重いここ数日。

3/2は堀北真希主演のお芝居「9日間の女王」を上川隆也ファンの友人と観に行きました。上川氏の舞台はこれで5回目。いままでで一番こじんまりとした地味目の作品だったかも。歴史に忠実なのでしょうが、演出も暗く小道具も最小限で、舞台チェンジもほとんどなくもっと小さな箱のほうが似合うかな?という感じのお芝居でした。

でも主役の堀北真希さんは輝くばかりに可愛く可憐、上川氏は鉄板のうまさでありました。脇を固める役者さんも達者な方ばかりで安定感がありました。(とはいえ、友人も劇場で仲よくなった上川ファンも「3回はいいかなぁ(2回は行く)」と言ってましたが。

9daysQueenTVスポット(45秒)


舞台「9days Queen~九日間の女王」/堀北真希・上川隆也らが舞台の一部を熱演


友人のおかげで今回も前列のとてもよい席で見れたのもよかったかも。
ちなみに男性率すごく高かったです。

上川芝居ではキャラメルボックスものと、劇団新感線の「蛮幽鬼」が突出してるかも。
再演希望です☆







追記:舞台では烏の役回りで、アコギ×美しい浮遊感あるヴォイスで弾き語ってくれた青葉市子さん、どこかケルティックなサウンドで好みだな~、と思ったら坂本龍一人脈でしたか。
青葉市子公式サイト

青葉市子 コーネリアス/「外は戦場だよ」 studio live ver.

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする