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The Velvet Underground-Sunday Morning
えと、バナナからの連想でんなアルバムひっぱりだしております。
バナナ・アルバム
今だから「好きですよ」宣言も平気だけど
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドはちょっと個人的に屈折はいったアーティストです。
当時、あっしがこっそり好きだった大学の先輩がバナナ・アルバムを「これ、聴けよ」と貸してくれたのですが、遅れてきた参加者的には、ディープな信者の仲間入り(すっごい信奉者がいたわけです)に抵抗感があって&ルー・リードやニコの頽廃感がなんというか自分的にあまりにはまりすぎていて・・・恥ずかしいくらい好みやん、という見透かされ感、そういうものもあって(先輩への揺れる恋心wもあって・・・ニコへの嫉妬もあってw)。
その存在感をあえて“否定することでのカッコつけ”な立ち位置をとるしかなかった青い学生時代。・・・素直じゃなかった青いバナナなジブン;;
今思えば「先輩が好きなものを否定する=一目おかれる」図式で気を引こうとしたっぽいw。ま、思いっきりガキだったちゅーことですな、はいww。所詮、付け焼き刃なカッコつけは長持ちはしないわけで、そゆ背伸びは長くは続かない。orz
NAL教訓:男女関係で音楽を本気の恋愛のかけひきに使ってはいけない。音楽そのものが本気の恋愛対的存在だから。
で、ここからが変なけじめ(だかなんだか)なんだけど、結局先輩にアルバムを返した後、自分で買い直して、真夜中に何度も1人で聴きました。ようするに私はバナナ・アルバムに毒されたわけですね、ややこしいですね?はい。
有名すぎるバナナ・ジャケットもはじめて見た時はアンディ・ウォーホルへの反抗期(?)だったので「ふうん、・・・で?」な態度であった;<んとに青いね;
今もウォーホルは好きなアーティストとはいい難いですが、その時代に立ち戻って考えると、影響力のすごさと浸透性には圧倒されまする。ポップアートという新しいジャンルを確立させた功績もでかいけれどそれ以上に。アート(絵画)を量産させる仕組みで一気に生活にアートを浸透させた、というか、生活をアート化させたというか。その功罪はとてつもない気がする。
って、ウォーホルを語りたかったわけではありません;
聴いていると、ルー・リードの歌詞とメロディーに呪詛のような取り憑かれるような快感があって。本気で音楽というものに「こわさ」を感じたはじめてのアルバムかもしれない。それ以前にビートルズのホワイトアルバムもびびったけど、こわさの質が違うかな?じわじわくる感じ。自家中毒的「毒」があるというか。自分のダーク面に響いてくる感じがします。『Black Angels Death Song』なんて自分でもヤバイんじゃないの?ってくらいリピートして聴いてたなぁ。音楽(形)と歌詞(意味)の自分的なギャップ(経験値の低さからくる)に精神的な眩暈を起しながら・・・(歌詞は今も苦手かも;;淡々と痛いから・・・)
それが私のバナナ・アルバム体験。
で、先輩に関しても、今だから「好きでしたよ」宣言も平気なのさーw
velvet underground - venus in furs
気だる気持ちいい名曲。気だるさを楽しむ自分を楽しむ、そういうちょい複雑な儀式回路的に好きです。が、こういう歌詞に“本気”ではまるとヤバイ気がします;
レッチリがカバーしてた~。
なんかやっぱこのあたりの曲を演るってことが
カッコいい(カッコつけにいい<オイ)よね。
で、レッチリだとネタとしてそのまま楽しめるからなんか安心~(え;
Red Hot Chili Peppers - Venus In Furs (live)
The Velvet Underground - Black Angels Death Song
The RS 500 Greatest Albums of All Time : Rolling Stone
wikiによると、ローリング・ストーン誌が2003年に選出したオールタイム・グレイテスト・アルバム500で13位だそうです。ふうん・・・で?<オイ!
おまけ(w:
Andy Warhol Japanese TDK Ad