DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

ゲド戦記★訳者・特別寄稿

2006-03-19 | アニメ・マンガ・特撮TV
ひさびさに公式サイトに遊びに行きました。
『ナルニア国物語』を観た今、残る三大ファンタジーは『ゲド戦記』だけです。

この映画は、宮崎駿と息子・五朗氏だけでなく、
様々な関係者の深い思い入れがあって動いていることを、今さらに知りました。

『ナルニア国物語』『指輪物語』との最大の違いは
作者・訳者が共に存命で、本人が望む・望まないに関わらず
絶対的な影響力を持たざるを得ないこと。

ただでさえ、ハードルが高いアニメ化にはじめから大きな壁が
見えている・・・そんな制作現場なんだな、と改めて
その難事業に取組む、五朗監督の心中を思いました。

そういう内部事情がすべて明らかにされながら進むのも
この映画の特徴かもしれません。


特別寄稿 もうひとつの風を待つ。──「ゲド戦記」映画化にむけて
清水真砂子

訳者の清水さんの特別寄稿。
ジブリサイドからの「アドバイザーになって欲しい」という申し出を
断ったいきさつが描かれています。
世界的名著の訳者であることの重圧。
そしてそこから作品を解き放つことの意味。
作品に新たな命を吹き込ませたい、というある種の願いが、
非常に明快で軽やかで、それでいて優しく染み込んでくる文体で語られ、
まさに「風」を感じさせました。(言葉の力を感じます。)

(以下抜粋)
=====================================

どちらの場合も私は恐れたのだ。自分がこれ以上の影響を与えることを。訳者として、すでにして私は日本語版の「ゲド戦記」の読者に大きな影響を与えている。意図しなくとも、私の読み、私の解釈を強要している。日本語版「ゲド戦記」は私の朗読、私の演奏になる「ゲド戦記」なのだから。影響は本まででじゅうぶん。そこから先へは一歩もしゃしゃり出てはならない。私はそう思ってきた。
(中略)
私という個人の読みを集団の読みがらくらくと越えているのを見て、私は自分の読みの程度を思い知らされたのだ。それはうちのめされたとか、敗北したとかいった感覚とはまるでちがう。それぞれが必然をもってそこに在ることに気づかされたような、からっとした、さわやかな感覚だった。そういえば、と芝居を観ながら思ったものだ。ル・グウィンでさえ、自分の作品のゆたかさに気づいていないところがある。作者の意識をはるかにこえて、作品はその地平線をひろげてゆく。
(中略)
新しい年が明け、年賀状が届き始めた。その多くに「ゲド戦記」の映画化に対するコメントが書き加えられていた。五十代以上の知人友人のほとんどは映画化に眉をひそめ、若い人たちの多くは、楽しみだ、と記していた。
(中略)
私はそういう人々にも、きっと言う。「見ていてください。きっと初々しく、みずみずしいいい作品ができます。吾朗さんなら、きっとやってのけます」と。

=====================================

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フレッシュ、フレッシュ、フレーッシュ♪

2006-03-16 | 日記/備忘録/独り言/その他
ようやく美容院に行きました。いつもお願いしてる店長は研修で不在だけど
今日行かなければ、もういくらなんでも卒業式・入学式に間に合わないーーー。

QUEENのコンサート用(?)で去年は後半半年、伸ばし続けて
ひさびさシャギーいっぱい入ったロング(後ろから見ると完全ロング)で
過ごしましたが、バッサリ20センチほど切って参りました。
サブチーフだったけど、相性よかったかも♪
フェイスラインにそってなかなかシャープにしてもらいました。
(店長はねー、イケメンだけど、たまに意地悪だから・・・
 写真持ってっても「似合わね!」とかさらっと流しちゃうし。)

でも問題は・・・
学校行事多いから地味目で、って頼んだカラーリング(白髪染めって言え?
が・・・
紅い(赤ぢゃなくて)・・・、ってどうゆーことでつか?

これだと前と同じやん!!
確かに前は新年会とか多かったから、派手目でもよかったけど(いいのか?
なんかちょっとヤバイ親みたいだーーーーー!(充分ヤバイ?

・・・1~2日のことだし、ま、いいか。<早っ

で、その後、ひさびさ春物ファッションをチェックぅ♪
なんだか本当に長いこと、洋服というものを買ってない気がする・・・
ようしっ!!!(←気合い入ってます!

うわー、ヒラヒラしたプリントもののミニスカートがメタ可愛いっす。
あ、もうタンクトップもあるねぇ。今年は去年よりプリントもの多いなぁ。
季節感がなくなってきてるとはいえ、
やっぱこのシーズンは、本当に花が咲いたみたいに
パステル&ビタミンカラーな色みがあふれてて、見てるだけで
ワクワクしちゃう・・・

でもねー・・・似合わねーんだな、これが!
小学生時代からブラック好きで母親泣かせで
20代ー30代はトレンド的にもカラス系OKなおかげで
ありとあらゆる色みのブラックで通して(クローゼットが真っ黒)
で、40代・・・

うわーん、もっといっぱい綺麗な色着とけばよかったぁ!

・・・・・

黄色な原色がスッキリと似合う
老女をめざしたいと思います。<いきなりそこかよ!

ま、髪が紅いから許して♪<誰に言ってる?

戦利品?・・・出直してきます・・・。


松田聖子『夏の扉』(って早すぎるって・・・orz
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ブログご紹介★学校問題をブログる

2006-03-15 | このブログについて
学校問題をブログる



中途半端なコメント対応での断片情報流出で、
かえってご心配ばかりおかけする可能性があるので、
一応、仮設置しました。

皆様のアドバイスをふまえ、
セキュリティのことを考えて、
FC2に移すかもしれませんが、
とりあえず、しばらくはログ保管庫として
活用予定です。

最初は個人的なできごとからスタートしておりますので
そのあたり、私に問題がないかどうかも
客観的に教えていただけるとありがたいです。

お時間ある時にでものぞいてみてやってくださいませ。
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今日はなんの日?w

2006-03-14 | 日記/備忘録/独り言/その他
全国飴菓子工業共同組合によりますと
「ホワイトデーはキャンデーを贈る日」だそうです。
すごいな、ここ。こんなもん作っちゃってるし。w
ホワイトデー公式サイト
公式、って言いきって大丈夫なのでしょうか?www

gooショッピング ホワイトデー人気ギフトランキング (gooランキング) - goo ニュース
==================================
今年のホワイトデー人気のギフトは「アクセサリー」と「お花」です。1位は『ハワイアンジュエリー ペンダント』。2位は『TIFFANY ペンダント&チョーカー』。3位は『チューリップの花束』という結果になりました。
==================================

密かに期待しているバレンタインのお返しのプレゼントランキング
1位:アクセサリー(指輪・ネックレス・ピアス等)
2位:普段行かない高級料理店で食事
3位:一緒に旅行に行く
4位:財布
5位:洋服

キャンデーは入ってないようです。w
本命チョコが「1,000~3,000」円。10倍返しでつか?w
で、TOP20にはランクインしていないのですが
突然もらうのならお花も嬉しいかも♪

男性から女性にプレゼントしたいと思う花束ランキング
1位:バラ(花言葉:私はあなたにふさわしい、私はあなたを愛する等)
2位:カスミソウ(花言葉:夢心地)
3位:チューリップ(花言葉:華美、恋の告白、博愛、思いやり、真面目な愛等)
4位:カーネーション(花言葉:感覚、感動、純粋な愛)
5位:ブーゲンビリア(花言葉:あなたは魅力に満ちている)


女性が男性から貰いたいと思う花束ランキング
1位:バラ
2位:チューリップ
3位:カスミソウ
4位:ヒマワリ(花言葉:私の目はあなただけを見つめる)
5位:ガーベラ(花言葉:辛抱強い、希望、常に前進)


そうです・・・
私だったら
これとかこれがいいかなー♪<もはや花束ではない

でも一番ほしいのは

君の笑顔さっ!<決まった!
(や、吹き出さなくてイイから・・・
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人を評価するということ(せしりあ様へのレス用)

2006-03-13 | 日記/備忘録/独り言/その他
仕事の打ち合わせで、ゲットした名言。

「人は、自分より上の人間を計るメジャーは持っていない」

うーむ。

もう1つ。

「人は自分より高い場所にいる人間を俯瞰することはできない」

なるほど、と思いますた。

「仕事が一番できる人は、そう見せない人」
という言葉も近いのかな?ちょっと違う?・・・ま、いいか。<コラ!

長年、海千山千な代理店系オヤジに囲まれて生きてきたおかげで、
「凄い人」「能力のある人」「最終決定権もってる人」「影の首領」
「自分をなんか勘違いしてる人」「裏表ある人」・・・などは
それなりーにわかるつもりでしたが、
自分より凄い人の本当の力(コワさ含め)はわからない、ってことだよなぁ。

気をつけよう。
(ちょっと具体的にイメージしてる企業のエライさんアリ;;
物腰超柔らかいんだけど、でもってなんかタダモノじゃなさげ、なんだけど、
よくわからないのですぅー。要するに完全に負けてんのね、私・・・)

私は20代前半の仕事始めの頃、今の私の年齢の
「ヤツラってわかってないよなー、バカばかりだ」
と思ってた超見えてないバカな女(爆)でしたが、
まぁ、上記ビジネス界の法則に従えば、見えてないのも当然なわけで
それに気づかないのもまた仕方ないわけで、
まぁそういう盲目さも、青春だよな、と、今になって思うのですが(軽いな、オイ)、
この歳になったら盲目さは、ただの低レベルなので、
要注意でございます。


ちょっと面白い人事考課傾向(考課エラー)を集めてみました。
人事部の皆様にはお馴染みの用語ばっかりですが、
これって通常の人間関係にもあてはまらない?
====================================
・投影エラー: 対象者社員の性格が自分と似ている場合に、相手を理想化し甘く評価してしまう。

・対比誤差:自分自身とは異なるタイプの者に対して、過大評価あるいは過小評価をしてしまう。

・ハロー効果:対象社員が、一つの効果要素にとくに優れていたり、反対に劣っていたりすると、それが先入観となりほかの全部の要素も優れているとか、劣っていると考えてしまう。

・極端化傾向:本当はBの評価なのに、AまたはCのように「良い/悪い」をはっきりさせたがる。

・中心化傾向:極端化傾向と逆で、正確な評価ができず、平均値の評価に集中してしまう。考課者に自信がないときにありがち。

・近時点評価/直近効果:例えば年間をとおしての考課を行う場合、ごく最近の印象=業績や態度、行動に引きずられて評価してしまう。

・先入観評価:過去の印象や思い込みに基づいて評価を行ってしまう。

・倫理的錯誤:例えば責任感が優れていれば規律も守るというように、一つの固定観念をこじつけ、複数の考課要素を結びつけて評価してしまう。人材配置のミスマッチを生じさせる大きな原因。

・寛大化傾向 :対象社員への同情や全体のバランスを意識し、実際よりも高い評価をする。自分がその分野に対して精通してない場合などに起こりやすい。

・厳格化傾向:考課者自身と比べて、対象社員の仕事ぶりが劣って見え、辛く評価してしまう。自分がその分野に精通している場合などに起こりやすい。

====================================

まぁ、人事ではないので、
すべてがすべて悪いことばかりではないと思いますが・・・。
親バカなんてのも、これで評価できそうですぅ・・・
やっぱ、気をつけよっと・・・
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時効警察★3/10・今夜のツボ

2006-03-13 | ドラマ・映画・演劇・アート
時効警察
#9 さよならのメッセージは別れの言葉とは限らないと言っても過言ではないのだ!


最終話だというのに、息子が裏番組を観ていたため、
出だし5分過ぎてしまいました!あとから補足しなくっちゃー。


・婚姻届と解約届に印鑑を押すタイミング♪
・霧山「ソーセージは曇りの日に食べないとね」:でた、理不尽な食ルール
・ベラベラしゃべる林田さん:すごい!職人芸?でやっぱ山はチロル帽でないとね(そなのか?
・「ピンク系の仕事」でわき腹をつつかれる霧山の笑顔:いやいや、その微妙な笑いは何?(オダギリ笑顔コレクション集が欲しい・・・すごいバリエーションだー)
・お約束の動く机:って・・・これ天井とつながってるじゃん!(姉歯系?
・冴島「日曜日にメガネ・・・イギリス人みたいでしょ」:コノヒト、霧山の同類ですぅー!
・日曜日にメガネをかける理由=月曜日にかけなくてすむから:だそうです。・・・全然わかんないよっ!
・霧山「心が曇るとメガネも曇る」:なるほどー!って曇ったメガネでほめられた三日月の立場は?
・地図:メタわかりやすいっす・・・いやいやいや地図の役割果たしてませんから!
・柔らか地蔵:ホントにあったらイヤだー!!!「思ってたより柔らかい」って・・・
・十文字「人」の説明:最後までいいヤツだよ、あんた
・三日月、旅館到着:来ちゃったのか三日月。で、誰一人驚かないのか時効課。
・又来の悪夢=お葬式にショッカーが来て、職業欄に「団体職員」と書く夢:って楽しいやん♪で、「いーなー、いやな夢見れて」ってサネイエ・・・
・霧山、ヤナ夢を見る方法「デュマ・デュマ・デュマ」と3回言う。デュマ=三銃士の作家です。:って、それに何の意味がっ??そのうえ、この方法が解決のキーにっ??
・変なゲスト2人目・ミノムシ男:ノーコメントで。
・ベートーベン:固いか柔らかいか、って・・・お地蔵といい、今回の裏テーマ?
・CDのタイトル:『豹変』『激情』『最悪』『下心』『邪念』
・変なゲスト3人目・漠然とえらい人・木田先生・・・:トイレの音を波長で表す人。すごい音響システムでした。(タンノイがあったー!!←個人的に欲しい英国スピーカー)
・小指の影響による音の抑圧
・変なゲスト4人目・組長・・・「人捜しは春」:うーん、掃除機が武器ってかなりコワイ!お約束の張り紙も変。「ひろう神・ひろわれる神」・・・
・ピアノで指をつめる、ってw
・強引なkissシーン:って絶対無理だろう、三日月。
・タイムリーな熊本さん。
・もやしに七味のゴマが乗ってヘビに見えた瞬間:むかつきますかね?
・「疑いは信頼の燃料」:ちょっといいかも?
・冴島さんにデュマと3回言わせる霧山、で、しっかり悪夢見てます、冴島さん。
・外で婚姻届見て笑ってる、三日月:こえーよ!
・ファイト一発!:スポンサー・サービスだな♪
・婚姻届にしいたけ・・・そのうえ飛んでくしw:日記にもありましたがベタなギャグなのだが笑える。
・霧山、またまた誘惑されてます。そばつゆ飲まされてます。
・妙にラブリーな三日月のポーズ付き「えら~い」、2回目は「まったく別物」「なんでできないんだよ」と詰め寄る熊本さん、コワイす。
・今回メガネ投げ。ナイスキャッチ、三日月♪
・「深夜ドラマのテーマソング」:冴島さんが時効警察のテーマ曲の作曲家だったのかー!!
・熊本さん、なぜいるの?で、ピアノ弾けるの???
・すごい風・・・冴島さん、すごい頭・・・
・「誰にも言いませんよカードF」:角を丸くする水商売の人の名刺テク・・・勉強になりますた。
・「ほんとはアクションスターになりたかった」冴島さん:すげぇ!
・十文字の銅鐸.+やわらか地蔵のミニチュア:銅鐸キターーー!!!
・発光する婚姻届:まさに三日月には光り輝く存在w


コネタ仲間巡りでゲットした見落とし情報

★ruko様より
・「ちょとぉ、『ぽつねん』が幹事でしょ!」。おぉ。すっかり忘れられてた霧山のあだ名「ぽつねん」、諸沢さん(光石研)にも使われ、復活ぅ。
・食堂での会話で、にゅうめんのアップのときはノーマルなるとだったのに特注「?」なるとになってました
・雨田潮(ROLLY)、天才作曲家。「下町のモーツァルト」「いいちこじゃないんだから」「なにわのモーツァルト」「それはキダ・タロー」まで畳みかけますね。
・「(おでこに瞬間接着剤でくっつけた)トム・ソーヤーをはがした跡」。もっとわかんないよ~。
・500円出して霧山が入手した「右手の小指の使い方」はあまり価値なかった気がするね。
・湖面に散った楽譜が「OH! MY GOD!」になってた。

★gabari様(いつもながらイラストが素晴らしいっ
・みんなで2度見。特に又来さんの3度見には、「匠の技」を感じました。
・三日月さん…霧山の判子…買ったのかな…(友達が同じ事しようとしてます…)
・林田(兄)の部屋に飾ってある標識「とれま」
・霧山が出した地図に書いてある「曖昧模湖」
・ちゃっかり宿帳に、霧山の下に名前だけ書いて夫婦ぶってみる三日月さん。
・手にはくつしたさん、口には二枚重ねチップス!
・占部と霧山(鳥肌実とオダギリジョー)の顔が並んでアップ。…こんなツーショットを見る日が来ようとは……。

★uranus-planet様より
・そこへ、裏返されたバッグを持って怒りつつ入ってくる三日月さん。
 裏返した犯人・又来に向かって、「やっぱ為ちゃんか」。ためちゃんって何?
・又来は線路のにおいが嫌いらしい。
・「現場百回 靴代自前」の張り紙 「逮捕の地に耐歩あり」の張り紙
・「しりこ玉抜かれたか?」って・・・熊本さん、西遊記見てたんですか?
 三日月=孫悟空ですか?
・やわらか地蔵尊の立て看板には「この地蔵は昔とても堅い地蔵で旅人や子供たちがぶつかりよくケガをしまいました。その噂を聞いた旅の途中の弘法大師が可哀想に思い、触ったところ、今のように、“やわらか”になったそうです。今ではこの地蔵・・・」


ローリーが出た時点で笑える(オイオイ)。
最終回だけあって(?)、コネタ2割り増し。落ち着いて見ていられない〜。

ノリ的にはすぐに第2弾が作られるような気がします。
制作時間が取れて、内容的によいものがきるのならそれでいいや♪

興味ある方は
#9おさらい(完全ネタバレ解説)をどぞ。

おまけ(公式サイトより。):
霧山:誰にも見せませんよ日記
三日月:総武署勤務日記
十文字:刑事の花道(ブログ)



で、追加されてるのを発見!

総武警察署HP

やるな!サイト製作者。細かい作りでついつい滞在しちゃいます。
本当にココの公式サイトは、どのページもちょこちょこコネタな更新がされてて
終ってからもしばらく気になっちゃいそうです。


ナレーション:由紀さおり

・『芳本はミッチョンですが・・・
この番組はフィクションであり
登場人物・団体名等は
ベートーベンとモーツァルトと
サリエリとバッハと
キダ・タロー以外は架空のものです。』


過去記事:
時効警察★1/20・今夜のツボ
時効警察★1/27・今夜のツボ
時効警察★2/3・今夜のツボ
時効警察★2/10・今夜のツボ
時効警察★2/24・今夜のツボ

素晴らしいコネタ仲間
ruko様♪
gabari様♪
uranus-planet様♪
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ブログについて考える★ブログのブックマークって?

2006-03-12 | ブログについて考える
ブログについて考える★ブログコメントにおける「私」の多元性
のコメント欄で、ブックマークの機能についてのコメントをいただきました。

実は私もブックマークに関しては、あまり真剣に考えたことがなかったので(オイオイ!)、
すごくよい考察ポイントを頂戴したと思います。
せしりあ様、うえりく様、ありがとうございます!!!

というわけで、この機会にブックマークについて、
どういう登録の仕方、どういう活用の仕方がされているのか
皆様からのご意見をぜひぜひお伺いできれば、と思いますです。
===================================
1.あなたにとってブックマークとは
 どういう役割をになう(期待する)ものですか?

2.あなたのブックマーク登録基準はありますか?
 あるとしたらどういうものですか?

3.ブックマークを解除したことはありますか?
 それはどういう時でしたか?

4.その他ブックマークに関することならなんでも
===================================

答えていただける質問だけで結構ですので、よろしくお願いいたします。
また、自分以外のブロガーのことでも「こういう例もあるよ」という形で、支障ない範囲で情報頂戴できると助かります。


私自身は、基本的には「自分がよくお邪魔するブログを登録する」ものだと考えています。
初期は音楽系でお邪魔するブログをメインに登録しておりましたが、
けっこう取捨選択して、今はすごく少なくなりました。
で、今はブックマークルール、というほどではないのですが、
以下の感じでブックマークさせていただいています。
=================================
・頻繁にコメント交換を行ったりして、私というブロガーの特性(ブロガー格)を理解していただけたかな?と思われる場合、了解をいただいてからブクマさせていただきます。(相互リンクとなる場合が多いようです。)

・とっても光栄なことに、ブックマークをしてくださるお申し出をいただいたり、もしくはしてくださっていることに気づいた場合、ブクマ返し感覚でブクマさせていただきます。(これは一種のエール交換というか、名刺交換のような感覚です)

・ここに来られる方にぜひ見に行って欲しいブログのご紹介。(ただ、最近は記事でご紹介させていただく方が多いです。また場合によってはコメントで該当ブログのURL紹介をさせていただいています。)
=================================


で、ブックマークの機能としては
=================================
1.自分の巡回用アドレス一覧(ブクマ先はやはり巡回優先度は高まります。)

2.このブログにはこういう方がよく来て下さいます、という第三者へのご紹介

3.リンク拡大促進(私のブログに関心をもってくださった方のリンク支援、ブログ仲間探し支援、「お気に入り」充実支援)

4.コメント欄のURLと同じ役割(第三者がコメント欄で、コメンテイターに興味をもたれた時のリンク支援)
=================================

よく巡回する=興味・関心が高い、ということになるので、ブックマークは自動的に、私というブロガーのブログ観やブロガー嗜好・傾向を表すものでもあると思いますし、それは実際間違っていないと思っています。

ただ、ブクマしていても最近コメント交換していない方もおられますし、
今、少し疑問に思っているのはブクマを解消するタイミングです。
上記2や3を目的とした場合、ほとんどコメントしない方のブクマは、かえって第三者には紛らわしくないかな?と思ったり・・・。

今までブクマ消去したのは以下の場合です。
=================================
・ブログ閉鎖、もしくはそれに準ずる無更新(転居の可能性があり、お知らせいただけなかった時など)
・先方がこちらのブクマを消去されていた場合(相互ブクマ解消という意味で)
・こちらがコメントをしてもレスが一切いただけなくなった場合
=================================


ブックマークは、私のブログから登録先ブログに行く「道しるべ」だと思います。
だから、私のブログに何らかの目的で(もちろん通過される方も多いわけですが)来られて、ブックマークチェックをされた場合、アラシが行ってしまった、困った系(え”)の方が行ってしまった、だけは避けたいと思っています。
私はご存知のように、暴走系であり、またテーマも「にっこり系」「ほのぼの系」ばかりではないので、そのあたりも少し意識しつつ、ブクマをお願いさせていただいています。

で、そういう私のようなブロガーでもよければ、ブックマークしていただくのは、もうもう超大歓迎でございます♪
個人的には、ブックマークに入れていただけるのって、なんだかその方に存在を認めていただけた気がして、とっても嬉しい部分あります。
(あ、でもそれってブクマが全てではなので、せしりあ様の場合などは、ブクマの有無に関係なく、非常に大切な、私には不可欠なブロガー様でございます!!!)

先方のブックマークに関しては、「こちらのブログを紹介していただく」という要素も含まれるわけですが、自ブログへの誘導という意味ではTBやコメントURLもあるわけで、やっぱりその方の「ブログ名簿に乗せていただいた」という光栄さが一番大きいかな、と思いますです。

ただ、ブロガーによっては、ブックマークの意味もまた異なり、上記のような役割はすべて「お気に入り」で対応して、ブックマークに別の機能を付加されている場合もあると思います。

なので、こうでなければ、というのはないのではないかな、と思うのですが、
いかがなものでしょうか?

ぜひぜひ率直なご意見をお願いできれば、ハッピーです

今回もよろしくお願いいたします!!!
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暴走系独り言(またかよ!

2006-03-12 | 日記/備忘録/独り言/その他
語るのなら、言葉と気持ちを尽くして語るべきだし、
語らないのなら、一切触れるべきではない。

語らないくせに、
語らない理由をもっともらしくいうヤツが一番卑怯だと思う。


すみません、リアルの話でした。
ま、愚痴ってヤツです。

世の中、自分では火中のクリを拾わないのに
自分以外の拾わない人を非難したり、なぜか分析までする人多すぎる、
と思いました。

自分だけは特別なんだろうなぁ・・・。
まぁ、全ての人間にとって自分は特別なんですが。
コメント (6)
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お薦めブログ教えて下さいませ。

2006-03-12 | このブログについて
近々おひっこしを考えています。(あくまで予定ですが)

理由の1つは、黒背景以外のテンプレを使いたくなったので。
過去記事はすべて文字色設定してるため、
このままではテンプレに制限があるのです。
(まぁいざとなったら必要な過去記事を再設定してもいいんですが)

あとリアルバレする可能性のある記事を書きたいので。
どちらで書くかはわかりませんが、
その後ちょっと遁走しちゃおうかなぁーとw(<オイオイ!)。

あ、ついでにこの際、ちょっとブクマ整理もしたいと思ってまーす。
(限界の30に近づいていますゆえ。)
このタイミングでブクマ記事を書いたのが、いいきっかけにもなりました♪
というわけで、
ブクマ解消希望の方、めったにない大チャンスですよー!!www

逆に、いつもROMしてくださってる方で、今後も遊びにきていただけそうな方、ぜひカミングアウトお願いいたします!(URLをお知らせいただけたら、ブログ転居の際、新アドレスをご連絡いたします)。

gooのままでもいいのですが、もしお薦めのブログサービスがありましたら 
こんなところが便利、とか
こんな特典が、とか
ぜひぜひ教えて下さいね?
コメント (12)
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レスが遅れきみな弁解;;

2006-03-12 | このブログについて
当ブログにご参加くださり、コメントをくださってる皆様、
ありがとうございます。

レスが遅れ気味になっております。
ごめんなさい!!
コメントは全部、拝見していますです。深く感謝しています!

や、仕事も忙しいのですが、どちらかというとリアルライフで
ちょぉーと、超くだらないレベルのバトル(息子の学校の、ある教師との意見の対立。私はその教師の存在理由を見いだせないのです)に巻き込まれてしまいまして、
ひさびさ、相手を本気でつぶすことにしたので
(今まで我慢してきた、たくさんの心優しいお母様方のため&息子の後輩達のためにも)
いろいろ準備(え?)とか、教育委員会への提出資料作成とか、ネゴとかで心のゆとりがありません。
(昨日も作戦会議をかねた飲み会+カラオケでした、ってただの遊びやん;)

私にとってこのブログは、リアルのことを語りながらも
私の思考・嗜好・志向開示の場であり、
様々な思考・嗜好・志向との出会いと交流の場であり、
ある意味、衣装タンスの向こうの世界でもあります。
いただいたコメントはすべてすべて、本当にとても大切に思っています。

今、こういう汚れ気味の(オイオイ)気持ちでは、向きあうことができません。
きちんとレスをしたいので、
少しお時間かかってしまう、私のワガママをご容赦くださいませ。

あと、モチベーションキープのために、記事を乱発するかもしれませんが
それも見逃して下さいませ。

あー、なんてワガママな暴走ブロガーなんでしょうか。
マジ自分を持て余しそうですが(苦笑、
今しばらく見守って、おつきあいくださいませ。

なお、コメントいただいた場合は、そちらのブログでのコメント参加を
レスより優先させていただきます。
お邪魔した際はよろしくお願いいたします!
コメント (8)
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備忘録★最近注目の映画情報

2006-03-12 | ドラマ・映画・演劇・アート
「ナルニア国物語」驚異の出足…興行収入150億円が見えた
ファンとしては嬉しいニュースです。とにかくこれはたくさんの子どもたちに見て欲しい映画です。これから本当に残り6作全部作られるとしたら(「最後の戦い」まで絶対作って欲しい!)、1作2年として、6歳のお子さまが18歳になった頃に完了?
ずっと追っていける映画です。第2章「カスピアン王子のつのぶえ」は制作決定してるので、楽しみです。

全米映画興行収入=邦画リメークの「南極物語」が初登場首位
TVでも予告編がはじまりましたが、今「ナルニア国物語」を観るともれなく予告で見ることができます。泣けます(え”)。もう犬がかわいい!犬好きにはたまらない映画。でも次々と死んじゃうんだよね。別の意味でも犬好きにはたまらない映画・・・

DEATH NOTE 公式サイト 設置
「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」
原作では今週非常に衝撃的な展開(超主要登場人物が一気に2人、デスノートの標的となって消えました・・・おそるべし、月・・・)になって、クライマックスに向けて息をつかせぬ状況ですが、映画の方もポスターもできて、本格稼働。
ポスターの藤原くん、役柄入ってきてる感じで、なかなかいいかも?
公式サイトは、推理ゲームのようなしかけでちょこっと楽しめます。
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ナルニア国物語★『第1章 ライオンと魔女』あるナルニアンの思い込み感想・後編

2006-03-11 | ドラマ・映画・演劇・アート
冗長な感じがし、ちょっと演出面でも物足りなさがあった前半から、いよいよアスランが登場しての後半。一気にテンションアップするのは、私にとってアスランが
幼き日からずっと最大級のヒーローだったからかもしれません。
以下ミーハーモード発動しつつの後半、よろしくおつきあいくださいませ。

●アスラン
割れた氷に乗って、再度モーグリムから逃れたピーター、スーザン、ルーシー、ビーバー夫妻は、アスランの野営地に辿り着く。ケンタウロスや一角獣、フォーン、チーター、ドリアード、様々なナルニア国の戦士達が見守る中、アスランと出会う3人。

はい、すでに告白済みですが、アスランがしゃべった途端に泣いてましたです、私ってば。それもボロボロ、というよりぶわー、って感じ。いやー、自分でもびっくりしますた;;;おまいは何泣いてんの?って感じ。それだけアスランのイメージが合致してたのでしょう。
映画を見る前に予告編でアスランを見て、「うーん・・・やっぱライオンにしか見えんなー」と少々不安だったのが、ウソのようにぶっとびました。これはきっとアスランのなんともいえない表情の豊かさと声の勝利。私の心の奥底で眠っていたイメージと共鳴して、気持ちが映像の中に入り込む感じ。そう、勝手ながらあそこにいました、私!<オイオイ!
これなんだよなー、ナルニア国物語マジック。誰もが自分も一緒に物語の中で息づける世界。

あ、つい語っちゃいましたね、てへ。

というわけで(どういうわけだよ!)、ここに来てもまだ「戦い」に参加することへの、心が定まらなかったピーターですが、追ってきたモーグリムを倒すことで、新たな勇気を得るのでした。
導入部で描かれたリアルな戦争への拒絶感&家族を守る責務のために、「聖戦」に参加しきれないピーターとスーザンの葛藤があるわけですが、ちょっとぼやけてしまってます。そして戦争と聖戦の違い、私には区別できません。どちらかといえば寓意的に「白い魔女=悪意・誘惑・欺瞞・暴力」みたいに解釈するしかないのかも。

それにしてもアスランの圧倒的な存在感・・・素晴らしいです!

●エドマンド救出~4人の気持ち
アスラン軍がエドマンドを奪回。やっと4人が揃います。
私がものすごく感動したのは、パンフレットにも載っていますが、アスランとエドマンドが対話している遠景。画像いっぱいにエドマンドへの許しが満ちていて、すごくあたたかな感情がわいてきて、またまた泣いてしまいました(どうなってるんだよ、涙腺!)
3人を還そうとするピーターを、エドマンドが制し、そのことでずっと揺れていたスーザンもまた気持ちを固めます。はじめて兄弟4人が結束する瞬間。エドマンドのきりりと引き締まった表情が、ステップを1段上がったんだな、という感じで印象的です。

●白い魔女とアスラン~石舞台
ナルニア国のルールを理由に、アスランにエドマンドの引き渡しを要求しに来る白い魔女。原作で一番ハラハラさせられるシーンです。アスランと1対1で交渉した結果、エドマンドをあきらめるということで、喜ぶ4人とアスラン軍。アスランの様子に気づくルーシーがここでも秀逸。そして夜、白い魔女との約束で石舞台に向かうアスランを追うルーシーとスーザン。ここではたてがみに触れる2人に自然と感情移入でき、アスランを近くに感じました♪(私だけ?)
そして悪夢のような祭壇。挿し絵でも一番ショキングな、縄を打たれ髪の毛をかられネコ扱いされるアスランが再現され、見ていて胸がつまります。原作で結末はわかっているのですが、やはり物凄くつらく悲しいシーン。アスランの殺害シーンはさすがに振り降ろす剣だけでの表現となっていました。
白い魔女が去ったあと、アスランに駆け寄り、縄をはずし、抱きかかえる2人・・・

●戦い
アスランの亡き後、一気にナルニア制覇を目論む白い魔女軍団とアスラン軍団の戦い。アスランの意志をついで群を率いるピーターと、それを精神的に支えるエドマンド。激突する大軍同志の迫力ある戦闘シーンは、この映画の最大の見せ場でしょう。ここはもうそのまま観戦モード全開。予告編で、画面が明るすぎる気がしたのですが、観ているうちに気にならなくなってしまいました。
ただ、白い魔女がなんだか呪術師っぽいコスチューム(や、個人的には好きなのですが)で、戦い方も「冬」の使い手というよりは、バッタバッタとなぎたおすパワー系(凍らせるにしても)なのは、ちょぉーっと違和感ありました。
クライマックスはピーターをかばって白い魔女の剣をたたき折り、魔女の剣で刺されるエドマンド。一方でアスランの感動的な復活と、援軍をひきつれての参戦。そして訪れる大勝利。

●そして現実への帰還
4人の戴冠&即位式。これはもうお約束のように華やかで晴れ晴れしいシーン。スター・ウォーズを思い出しました。時は過ぎ、立派な青年となった4人=これは初見の方にもすぐわかったのかな?そして街燈との再会、アキベヤを思い出す4人。・・・ナルニア国からの帰還です。一瞬で子どもに戻る4人・・・そして動き出す、止まっていた時間・・・。彼らは彼らの世界に戻ってきたのです。

●再び全体
こうしてお話を追ってきて、本当に正攻法の描き方をした映画だと再認識しました。この監督は本当に本当にナルニア国物語が好きなんだな、と思います。

多分、それぞれのナルニアンが自分なりのナルニア国イメージをしっかり持っていて、それは8歳の時にナルニア国に出会った、筋金入りのナルニアンでもあるアダムスン監督もきっとそうで、この映画はまさに彼のナルニア国イメージを再現したものなのでしょう。
多くの場面は共感できるし、あぁこういう解釈をしたのか、あぁこういう映像にしたのか、などなど納得・理解していける映画。他のナルニアンの感想文を読んでいるような・・・
観た日の感想で「子どもの成長記録を見るのに感覚が近い」と書きましたが、子どもって、ある程度成長の仕方は似てるので、「そうそう♪」「一緒一緒♪」と思える部分と同時に、やはりその子&そのお家ならではの部分もあり「ほう!」「へぇ」「え?」みたいな発見や違和感、ギャップ、新鮮さなんかも感じるわけです。でも同じ子育て中同志の圧倒的共感がベースにある。この映画に感じたのはそういう感覚でした。

ナルニアンの1人としては今の時点では合格点です。よかったぁ!
できればもう一度大画面で観ておきたい、と思っています。

正攻法の極上の英国ファンタジーの世界。不思議と愛と勇気の世界。
ここからはじまる長い長いナルニア国の歴史が、きちんとすべて映画化されますように。

春休みに、たくさんの子どもたちに観てもらえれば嬉しいです。
コメント (5)
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ナルニア国物語★『第1章 ライオンと魔女』/あるナルニアンの思い込み感想・前編

2006-03-10 | ドラマ・映画・演劇・アート
子どもの頃のバイブルのような存在だったので、映画化の話を聞いた時は「無理!」という気持ちと「観たい!」という気持ちの両方が沸き上がりました。
けっこう早期に(書店タイアップの関係と思われ)予告編を見かけるようになり、なかなかいいかも?と期待しつつ、「いやいや、予告編というのは、よくも悪くも期待を裏切るためにある」と気持ちにブレーキをかけながら、というここ1年でした。

でもやっぱり嬉しくって、気持ちが高揚するのが止められないまま、迎えてしまった観賞日。

以下、ネタばれだらけですので、これからご覧になる方は、ご注意くださいませ。

●全体
4人の子役は演技重視の地味目(ハリーポッターや指輪物語と較べて)の選出ですが、個人的には納得のセレクトです。前述の2作と異なり、明確な主役を持たないことこそが、ナルニア国物語がすべての読者にとって「私の物語」となっていくマジックの秘密だと思うので、かえって4人のある種の印象のなさは、ものすごく正解だなぁ、と思いました。ルーシー役のジョージー・ヘンリーは凄い表現力!!
あと全体に、舞台のお芝居を観てるような感覚もあったなぁ。これは意図した演出なのかどうかは不明ですが、英国イメージを強く意識してる気がします。(ある意味ディズニー色がない)
うわさの特撮は動物関係や架空の登場人物関係が素晴らしい。ただ、それで予算使いきったのか、細かい部分での特殊効果は印象が薄く、今どきのフルCGとかを見慣れた目には、一昔前の映画のような印象を受けてしまうかも(ネバー・エンディング・ストーリー位。個人的には古い感覚もわりと好きです)。ちょっとこじんまりとキレイにまとまりすぎたかな、という感じです。
ただシーンごとには見どころいっぱいだし、最後の戦闘シーンが圧巻!

●プロローグ
ドイツ軍の空爆シーンから始まるプロローグはかなりびっくり。こういう始め方なのかぁ、とちょっと監督の思惑と自分のナルニア国イメージのギャップを懸念。バリバリの反戦メッセージ映画になってたらどうしよう、なんて思ってしまった。(この違和感は最後まで解消されず。)
あと、防空壕への避難シーンとか、ピーターとエドマンドの心理的対立を描こうとするあまり、時間かけすぎかなぁ、と思いました。学童疎開のため親子がお別れする駅のシーンは、確かにホロリとなりますが(ここはルーシーの不安そうな視線が秀逸)、私には冗長すぎ。全体にプロローグが重すぎました。疎開先からの展開じゃだめだったのかなぁ。
ただ、汽車にのっていざなわれる、どこまでも続くイギリスの田園風景は、別世界への導入部として、また英国作品である原作への敬意を表する意味で、納得できる展開かと思います。

●疎開先~衣装だんす
うるさ方な マクレディさんはイメージどおり(なんだか「赤毛のアン」を思い出します)。お屋敷で退屈する彼らがかくれんぼを思いつくまでが、4人の紹介にいいシーンだと思うのですが、ここもちょっと描ききれてない、というか、この時点ではなかなか4人に感情移入しきれない・4人を観てるだけでワクワク、とうわけにはいかなかったような。かくれんぼも、お屋敷紹介も兼ねてるのかもですが、ちょっとドタバタしすぎちゃった(ディズニーっぽいというか;)かなぁ。
逆にルーシーと衣装だんすとの出会いは、もっと派手に演出してほしかった。ここはねー、ナルニアンにはものすごぉく重要なシーンなので(昔、衣装だんすを見ると扉を探した経験を持つあなたならわかりますね?)もう少しだけていねいに描いて欲しかったかなー。(小うるさい姑か?私!)

●街燈~タムナスさん
タンスの奥~ナルニア国へ。表現が難しいシーンだと思いますが、合格ラインではないかなぁ、と。とにかく雪景色が素晴らしく美しい。あとスケール観が私の思うナルニア国イメージと一致してて、予告編の時から期待していましたが、街燈とルーシーのカットはまさに原作再現でした。
そしていよいよナルニア国住人とのファーストコンタクト。この映画で感動したキャラの1人がタムナスさん。イメージかなり近いのでは?いかにもイギリス紳士な容貌も素敵♪お茶のシーンは、ルーシーのリトルレディぶりが可愛い。違和感なくタムナスさんと馴染んでるルーシーを見て、一番年下の彼女(=まだ現実に染まっていない存在)が最初の訪問者、というのは意味があったんだなぁ、と再発見いたしました。(激遅っ;

●エドマンドと白い女王
二度目の訪問に出かけるルーシーを追って、ナルニア国に来たエドマンド。いよいよ白い女王登場です。えっとねー、もっと特撮効果とかで、神秘的な登場にしてほしかったなぁ。白い魔女役のティルダ・スウィントンは理想的な配役だと思ったのですが、どうしても人間に見えてしまう(当たり前といえば当たり前)。これは演出がベタすぎるためだと思います。ちょっと手抜き?(オイオイ
うわさのターキッシュ・デライト、苦労話を思い出しながら見ました。

●カーク教授
エドマンドの裏切りでピーターとスーザンに信じてもらえないルーシー。そこにお屋敷の主・カーク教授登場。・・・泣きました(え?)。雰囲気よく出てます。あなたにずっと逢いたかったよ。(きちんと全7シリーズが映画化されることを願っています。)

●4人とビーバー夫妻
そしてとうとう、運命の4人の子供たちがナルニア国に召喚されます(これって絶対呼ばれてるわけで・・・)。おひとよしのビーバー夫婦が登場し、ナルニア国の魔法世界が本格的に広がりだします。いやぁ、毛皮を気にするビーバー奥さんと、「きれいだよマイディア」とフォローするビーバーダンナ、最高!!
一方白い女王の拠点、氷の城では裏切り者・エドマンドが秘密警察隊長・のモーグリムに襲われます。狼、カッコイイよね!(オイ!)ここからエドマンドは非常に悲惨な目にあいますが、原作同様、お菓子のために兄弟を売っちゃう行為(その背景にはピーターへの根強い反発があるにしても)の代償はデカいのだった。子どもの時も痛かったが、映画でもイタかったです。と、イタさが伝わった時点で、エドマンドの役割的には大成功だと思います。

●サンタクロースと春の訪れ
ここからしばらくはエド以外の3人+ビーバー夫妻が、モーグリムの手を逃れて、アスランに会いに行く旅になりますが、個人的には活劇意識しすぎな印象。でもこういう描き方しかできないかもなーとも思う。見せ場の1つでもあるサンタクロース登場がぱっと見それとわからないのが残念・・・。武器をもらうのはRPG 系のお約束、というかナルニア国物語がベースなわけですが・・・。ポーションもちゃんとあるしね♪「ナルニア国にもクリスマスが・・・」そして溶け始める大河。4人が来たからこその変化なのですが、そのあたりちょっとわかりにくかったかも?

以下、後編に続きます。
(お読み下さってありがとうございます。しばらくお待ち下さいませ

公式サイト
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ナルニア国物語★3月8日の私(オイオイ!

2006-03-09 | ドラマ・映画・演劇・アート
ナルニア国物語のせいかどうか
なんだかフワフワしています。
(なんだそれ!)

昨日は朝から会議に参加してたのですが
「疲れてるね!」「受験疲れだね!」という声が多かった。
あと「肩の荷が降りてほっとしたって感じ」とか・・・
や、んなもんまだまだひきずってますぉ。
入学式まで気を抜けません。(多分その後も・・・

ということは、昨日の私ってば、よほど弛緩してたに違いない。

本当にちょっと脱力モードです。

でもイヤな脱力ではなくって、
こわばりが取れた、みたいな感じ・・・かな?

私の心の中で、白い魔女的に凍らせて保存してた「アスランへの思い」が
溶け出したのかなぁ・・・なんてね?<恥ずかしいコメ禁止!by『ARIA』

彼は私の永遠のヒーロー。
で、いつもそばにいてくれたんだ、ということに今回の邂逅で
気づいてしまったわけですな。うん。
(私の守護天使様。・・・素子と出会ったバトーのように♪)

映画に関しては、私見としてのマイナス評価もけっこうあったりするのですが、
(原作ファンなもんで、どうしても辛めかも。でも全体では満足していますぉ♪)
アスランの素晴らしさが、細かい部分の問題を帳消しにしちゃってます。
まぁ、私がただのアスランファンだというだけかもしれませんが。(たはっ!

それにしてもアスランの声優役をつとめたリーアム・ニーソン氏、
素晴らしい名演技でした。
本当に心に語りかけてくるような声だったなぁ・・・

よかった、期待はずれでなくて・・・
それだけでも観る価値あったな♪(オイオイ!
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ナルニア国物語★観てきました。というだけの記事。<オイ!

2006-03-07 | ドラマ・映画・演劇・アート
ん―――――――――---------・・・・・

いつもは映画観ながら、とか
映画が終った瞬間とか、自分なりの評価が決定してるのですが
まだ、そういう段階ではないようです。

やっぱりもう一度観ないとだめかも。

と、ゆーわけで
感想はまた気持ちが落ち着いてから書きまーす。

ただ・・・・・

アスランの登場シーンで

「巨人の星」の登場人物のような“ど涙”が出ましたが、なにか?



※ど涙とは、ど根性とか、ど厚かましい、とかと同じ強調の接頭語「ど」が涙についたもの。オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェの「ド」も同じ(オオウソ。


2006-03-07 22:20:10追記:

帰宅したダンナに「どうだった?」と聞かれて
あれこれ答えてるうちに、ちょっとだけ固まってきました。
なんだかね、この映画は私にとっては「子どもの成長記録ビデオ」を
観てるのに極めて感覚が近い。
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