DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

寄り道★キッズgoo :あなたのブログは大丈夫?

2006-03-19 | 寄り道/COFFEE BREAK
キッズgoo のフィルタリングによるブログ選別表示が
問題になっているようです。

キッズgoo

キッズgoo上では、検索結果からジャンプするページを表示する際、プログラムにより表示を制御(フィルタリング)しています。このため、ページによっては、キッズgoo上で表示されない場合がございますのでご了承ください。

え~!!!
ドキドキ・・・というわけで検索してみますた。

「 DREAM/ING111 」の検索結果 を 57 件発見!

よかったぁ。一応合格してるみたいです。ほっ。
それにしても何をフィルタリング条件にしてるのかなぁ・・・?

というわけで、

キッズgoo はじかれサイト同盟

なんてのもできております。
なんだかこっちの方が私の趣味にあうんですけどw
・・・仲間にはいれないよぉ~(まさにフィルタリング!)

これからも子どもたちに愛される
無味乾燥(違っ!)・・・楽しくて夢の溢れる
優良ブログをめざしていきたいと思います♪(この記事ではずされたりしてw



2006-03-19 16:12:05追記:

いやー、なんかはじかれた方が優良ブロガーな気がするほど
たくさんのブログがはじかれてるようっすね。

&謎なのは何度か検索する度にヒット数が大幅に違うんですけど?
61、99はいいとして1177って・・・
&他のブログで紹介されてる場合は全部アクセス不可って・・・。

でね・・・
私が全然しらない
BLOG360|DREAM/ING111(←って何?)
とか
はてなブックマークとかで
ひっかかるのが、なんか凄い・・・てか、コワイ。
この調子だと、知らないブログで取り上げていただいてる(バッシング含め;)
のもあるのかなぁ?
あんまり踏み込んだらぼのぼのなコワイ想像になりそうなので
ソッと置いておこーっと。<またかよ!
コメント (8)
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ゲド戦記★鈴木プロデューサー・ロングインタビュー

2006-03-19 | アニメ・マンガ・特撮TV
ジュリアン・レノン、手塚真、木村一八(レベル違う?;)・・・
天才と呼ばれる父を持つ二世は、ほとんどの場合、挫折しているような
そんな印象があります。
や、世評として父を超えられない、という意味においてであり
本人たちは個人として幸せなのかもしれませんが。

宮崎五朗氏の場合も、その重圧は、制作発表当時から想像に難くありません。
今回、こうして監督の手記、制作現場の裏話が同時進行で公開されるという方法を取っているのも、ディープなジブリファン、宮崎駿監督ファンへの五朗氏のお披露目であり、作品作りに巻き込んでく戦略なのだろうと、思っています。
たしかに、このサイトで描かれる五朗氏は魅力的で、私などはすぐに肩入れしちゃいます。が、その反面、「でも作品は別」と思う、宮崎駿アニメファン心理は確実に存在します。

そうした葛藤はジブリ内部、それ以上に宮崎駿本人にあることがわかる、興味深い内容でした。宮崎駿氏にとってあまりに思い入れが強いために、アニメ化できなかった『ゲド戦記』を息子がやる・・・それは親としての心配以上に、作り手として1種の嫉妬を伴う作業なのかもしれません。

心中暴風雨状態のような天才・宮崎駿氏を押さえ込んでいく
鈴木プロデューサーの手腕が光るロングインタビュー。
後継者を育てることの意味、これはすべての業界人に通じる話だと思います。
また、宮崎駿氏に、と依頼してきた原作者に「息子の五朗に任せて欲しい」と承諾を取るシーンの宮崎氏の葛藤と矛盾した行動(笑)、その緊迫感も見どころです。

そして、インタビュー最後に語られる、ゲド戦記を今の世の中に送りだす意味。
さすがに深いっす!
「この国を何とかするためにそれをやるという発想は、庶民じゃなくて為政者でしょう。国がやることにたて突くのが庶民じゃなかったんですか。増税して改憲して、それが何につながるか。「欲しがりません勝つまでは」ですよ。だから皆に目を覚まして欲しいし、小泉内閣の虚像をはがして欲しい。」
「皆がそんなに立派にならなきゃいけないんでしょうか」
「計算ができないから無茶をするのであって、無茶をするから面白いんです。」


なんだか企業戦略・経営論にも通じる話です。経営者必読!w
(・・・ここまで期待を高められてしまって、大丈夫か、私(汗;;)

世界一早い「ゲド戦記」インタビュー(完全版)
鈴木敏夫プロデューサー/ヨミウリ・オンライン 依田謙一

(以下抜粋)
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前提として、ジブリの今後という問題があります。高畑勲は70歳。宮崎駿も65歳。2人合わせて135歳。これに僕の歳を足せば200歳に近づいている(笑)。まぁそれはともかく、このままいけばジブリは終わりますよ。
(中略)
宮さんは作る方は天才でも、教えるのは決してうまくない。先生としてはむしろ下手です。彼を助手席に乗せて運転すればすぐに分かりますよ。特にマニュアル時代は大変でした。「はいセカンド、はいサード、はいトップに入れて!」と横からいちいち口を出すから、大抵の人は運転がうまくできない。挙句の果てはノイローゼになってしまうんです。
(中略)
「魔女の宅急便」(89年)も「ハウル」も、最初は別の人が監督をやる予定だったのが、結局宮さんがやることになったように、映画作りでもそういう光景を何度か見てきました。もちろん宮さんに悪気はないんですよ。ただ、彼は一生懸命教えているつもりでも、受け取る側は、あまりに豊富な知識と経験を押し付けられるので、大変なんです。十二指腸潰瘍になって来なくなってしまう人もいたくらい(笑)。
(中略)
……でも、なかなか若い人に作るチャンスが巡って来ないのは確かです。宮さんも歳ですからね、時々極端なことも言うわけです。「俺はもう若い力は信じない。年寄りだけで作っていく!」とか。
(中略)
この絵ができた時、僕は吾朗君が監督としていけると確信しました。それで、宮さんにちゃんと話さなければと会いに行ったら「鈴木さんはどうかしている」と怒り出した。「あいつに監督ができるわけがないだろう。絵だって描けるはずがないし、もっと言えば、何も分かっていないやつなんだ」と。そこで僕が吾朗君の描いた絵を見せたら黙ってしまった。一枚の絵ってそういう力があるんですね。
(中略)
庵野(秀明)に見せたら、「これは完全に宮崎アニメですね」と舌を巻き、「吾朗君はいくつですか」と聞いてくるので、「38歳だよ」と答えたら、「どうしてもっと早くやらせなかったんだ」と言っていました。
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コメント (2)
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ゲド戦記★訳者・特別寄稿

2006-03-19 | アニメ・マンガ・特撮TV
ひさびさに公式サイトに遊びに行きました。
『ナルニア国物語』を観た今、残る三大ファンタジーは『ゲド戦記』だけです。

この映画は、宮崎駿と息子・五朗氏だけでなく、
様々な関係者の深い思い入れがあって動いていることを、今さらに知りました。

『ナルニア国物語』『指輪物語』との最大の違いは
作者・訳者が共に存命で、本人が望む・望まないに関わらず
絶対的な影響力を持たざるを得ないこと。

ただでさえ、ハードルが高いアニメ化にはじめから大きな壁が
見えている・・・そんな制作現場なんだな、と改めて
その難事業に取組む、五朗監督の心中を思いました。

そういう内部事情がすべて明らかにされながら進むのも
この映画の特徴かもしれません。


特別寄稿 もうひとつの風を待つ。──「ゲド戦記」映画化にむけて
清水真砂子

訳者の清水さんの特別寄稿。
ジブリサイドからの「アドバイザーになって欲しい」という申し出を
断ったいきさつが描かれています。
世界的名著の訳者であることの重圧。
そしてそこから作品を解き放つことの意味。
作品に新たな命を吹き込ませたい、というある種の願いが、
非常に明快で軽やかで、それでいて優しく染み込んでくる文体で語られ、
まさに「風」を感じさせました。(言葉の力を感じます。)

(以下抜粋)
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どちらの場合も私は恐れたのだ。自分がこれ以上の影響を与えることを。訳者として、すでにして私は日本語版の「ゲド戦記」の読者に大きな影響を与えている。意図しなくとも、私の読み、私の解釈を強要している。日本語版「ゲド戦記」は私の朗読、私の演奏になる「ゲド戦記」なのだから。影響は本まででじゅうぶん。そこから先へは一歩もしゃしゃり出てはならない。私はそう思ってきた。
(中略)
私という個人の読みを集団の読みがらくらくと越えているのを見て、私は自分の読みの程度を思い知らされたのだ。それはうちのめされたとか、敗北したとかいった感覚とはまるでちがう。それぞれが必然をもってそこに在ることに気づかされたような、からっとした、さわやかな感覚だった。そういえば、と芝居を観ながら思ったものだ。ル・グウィンでさえ、自分の作品のゆたかさに気づいていないところがある。作者の意識をはるかにこえて、作品はその地平線をひろげてゆく。
(中略)
新しい年が明け、年賀状が届き始めた。その多くに「ゲド戦記」の映画化に対するコメントが書き加えられていた。五十代以上の知人友人のほとんどは映画化に眉をひそめ、若い人たちの多くは、楽しみだ、と記していた。
(中略)
私はそういう人々にも、きっと言う。「見ていてください。きっと初々しく、みずみずしいいい作品ができます。吾朗さんなら、きっとやってのけます」と。

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