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座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

海の日

2017年07月17日 | 境内の様子

今日は『海の日』、“海の恩恵に感謝し海洋国日本の発展を願う日”として制定された国民の休日の一つです。 かつては明治天皇が東北・北海道巡幸より横浜港に帰着した7月20日とされていましたが、近年に至り7月第三月曜日と改められています。

とはいえ座間市は海に面していませんので、思いをはせる場所がないのは少々寂しくもあります。 当神社は曜日や祝日に関わらず開いていますので、今日は明日お約束している出張祭典、また例大祭の準備に費やしました。

駐車場の草取りもこの時期の仕事です

今日は連休の最終日とあってか、いらっしゃるご参拝の人出も常の祝日より穏やかに感じました。 連休中晴天に恵まれたのはなによりですが、雨の気配は遠くまだしばらく暑い日が続くようです。 本格的に暑い季節です、皆様もお身体ご自愛くださいませ。


神社の助勤

2017年07月16日 | 神社知識・作法・歴史

ところで、昨日と今日と二日間、厚木市鎮座の神社例祭へ当鈴鹿明神社の神職が一名、助勤奉仕をさせていただいています。

『助勤(じょきん)』とは神社独特の言葉かと思いますが、簡単に言えば“他の神社へお祭りのお手伝いに行く事”です。

神社は言うなればそれぞれが独立した会社、のような構成になっていますので、普段は別の神社の神職の方と一緒に神事を奉仕する機会はありません。 しかし例祭のような特別なお祭りでは普段以上に人手が必要になりますし、また縁のある神社同士の交流を兼ねる、との意味もあり“お互い必要とあればお手伝いします”という繋がりが実は多くあるのです。

昨年の例祭の様子

夏から秋にかけては神社のお祭りが特に多い時期です。 それぞれのお祭りが滞りなく執り行われます事をお祈り申し上げております。


7月15日月次祭 斎行

2017年07月15日 | 神社祭事

この辺りはあまり長雨に見舞われる事もなく、すでに境内では蝉が鳴くようになりました。

そんな中本日の朝7時より、鈴鹿明神社本殿にて恒例の月次祭が執り行われました。

月次祭は毎月1日と15日に斎行され、日頃の感謝を申し上げ、氏子崇敬者の安寧を祈るお祭りです。 月に二回行われるので“特別なお祭り”という印象は薄いかもしれませんが、“変わらない心でご奉仕をする”という意味で重要さは他のお祭りに引けをとるものではありません。

本日の月次祭の様子

参列者の玉串奉奠

ただ、次の8月1日は度々お知らせしているように当社の例祭に当たります。

年に一度の盛大なお祭りではありますが、参列自由の月次祭は次回は8月15日となりますので、ご了承下さいませ。


月次祭前に。

2017年07月14日 | 境内の様子

今日も朝から真夏らしい強い日差しが境内を包んでいます。

明日は月次祭。

参拝者がみえる前に終わらせる為に朝に社務所前と参集殿前のタイルを高圧洗浄機で汚れを落としました。

永年の汚れはなかなか落ちにくいですが、幾分は綺麗になりました。

月次祭の半月後には例大祭があるので少しでも汚れを落としておきたいですね。

 


箒は消耗品

2017年07月13日 | 境内の様子

“浄明正直”を旨とする神道において、境内の清掃は欠かせないものです。

加えて落ち葉は真冬の一時を除いて年中止まないもので、私達神職は余程の雨の日以外は毎日、竹箒で境内を掃除しています。

掃除していてとにかく感じるのは、箒の先が擦り減るのが大変早いという事です。

この鈴鹿の境内には砂利やコンクリートといった堅い場所が多いというのもありますが、上の写真の右側(新品)が左側のように短くなるまで大体一月くらいでしょうか。 いかによく使うかがわかります。

にわか雨の心配はあるものの、しばらくは良い天気が続く模様です。 新しい箒でお祭りまで清掃に励みたいと思います。


明日からお盆

2017年07月12日 | 

ほとんど蝉も鳴かない中、もう気温だけは真夏の領域に入ったようです。

気が付けばお店では盛り籠やホオズキが見られるようになり、明日はお盆の“迎え火”の日となります。

しかし現在お盆の日取りは大きく三通りあると言われています。

①旧暦の7月15日(“旧盆”、今年は9月5日) ②新暦の7月15日 ③新暦の8月15日(“月遅れ盆”) とある内、この座間の辺りを含め全国的には③の月遅れ盆が主流だそうなので、まだお盆の雰囲気ではないというのが正直なところです。

どうしてもこの時期は8月1日の例大祭を基準に考えてしまいますが、私達にとってお盆は例大祭が終了し少し落ち着いてきた頃、という印象です。 無事お盆が迎えられるよう今は気を引き締めていきたいと思います。


例祭の習礼

2017年07月11日 | 神社知識・作法・歴史

“習礼(しゅらい)”とは重要な儀式の前に行う練習の事を指します。

来る8月1日の例大祭は年間祭事の中で最も重要な神事ですので、助勤の方を含め普段より大人数の神職での祭典奉仕となります。 奉仕人数が増えるほど一人一人のお役目は少なくなる…とも言えるのですが、その分「どの順番で人が動くか」、「どの位の速さで動きを合わせるか」といった事が重要になってきます。

特に下位の神職は神事が冗長にならないよう、丁寧かつ手早く緊張感のある動きを心掛けなければなりません。 神職全員が集まる習礼の日も何回か設定されていますが、今日は神社に出ている神職のみで習礼を行いました。

薦(こも)など道具の取り扱いにも作法があります

当日まで半月以上はありますが、もう余裕のある日数とは言えません。 準備のし忘れが無いよう気を付けていきます。


本殿御垣内の清掃

2017年07月10日 | 境内の様子

今日も朝から厳しい陽射しが照りつけて、朝の境内清掃が終わると全身びっしょりになっていまします。

戌の日という事もあり安産祈願があるのなか、風が少し強くなってきた午後に合間を見て本殿の御垣内の清掃をしました。

4月頃に御垣内の周りの木々の生い茂っていた枝を少し落としたので落ち葉はそれ程ありませんが陽が差すようになったので草が生えていました。

枝を落とした際も清掃したので今回はかなりきれいでした。

例大祭を来月1日に控え、境内のほかに植え込みや中庭など急いで綺麗にしています。


夏越大祓茅の輪を撤収

2017年07月09日 | 境内の様子

昨日本殿の閉扉時、境内に建てていた『茅の輪』の片付けを行いました。

6月30日の“夏越大祓”という神事のために建てられていた大きな輪で、これをくぐる事によって自身の罪穢れを祓い落とす、という意味があります。

概ね夏越大祓の前後一週間は建てておく事にしていますが、緑色だった茅の輪も色褪せて、もう今回のお役目は果たしたと言って良い頃かと思います。

片付け前の茅の輪と本殿

枠を動かすには複数人が必要になります

輪から外された“チカヤ”

七夕の笹竹も先日下げられましたので、これで境内は元の姿に戻った事になりますが、少し寂しいものもありますね。

しかしあと20日ほどで例大祭。 その頃までにはまた違った形で厳かに、或いは華やかに境内が装いを変えていきます。


八坂神社例祭斎行

2017年07月08日 | 兼務神社

本日11:00より、兼務社である八坂神社にて例祭が斎行されました。

八坂神社は同じく兼務社の長嶋神社境内に鎮座しており、長嶋神社の氏子総代の皆様の手により守られています。

 

八坂神社本殿

   長嶋神社本殿

この八坂神社の御祭神は素戔鳴尊をお祀りしています。

素戔鳴尊は神話に於いて天照大御神・月読命と併せて三貴子神と称されております。神話はなかなかふれる機会がないかと思います書店で『古事記』『日本書紀』を分りやすく現代語訳されたものが多数御座いますのでお手にとって読んでみると面白いかもしれません。

今年は真夏のような青空になり、盛大に例祭を斎行することができました。本日はお暑い中長らくのご参列お疲れさまでした。

御囃子の演奏、出店も多数出ております是非お立ち寄り下さい


七夕祈願祭斎行

2017年07月07日 | 神社祭事

本日、本殿にて祝詞を奏上し、笹竹と皆様が付けたお願い事の短冊をお祓いする七夕祈願祭が斎行されました。多くの方が短冊をお付けになり、笹も大きく頭を垂れていまし



皆様が願いを記された短冊の願いが速やけく成就なさいますよう御神前に於きまして御祈願致しました。

来年も一週間程前より境内に短冊をご用意致します。ご来社の際はどうぞお書きくださいませ。

皆様の心願の成就を心よりご祈念申し上げます。


カブトムシ発見!

2017年07月06日 | その他

本日も30℃近く気温が上がり、蒸し暑い一日となりました。境内の掃除を行っておりましたら、カブトムシを発見致しました。

今日は社務終了後、8月1日の例大祭に向けて習礼(しゅらい)(※祭典の練習)を行いました。御神前で正しい祭式でご奉仕できるよう習礼を重ねて参ります。

7月に入り、不安定な天気が続く中、記録的な豪雨に見舞われた福岡県、大分県では未だなお復旧作業が続いており、心配が絶えません。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り致しますとともに一日も早い復旧を願うばかりです。


台風一過

2017年07月05日 | その他

昨日は夕方から雨が降り台風の通過と共に雨も上がり今日は晴れ間も出て夏の雲が空に広がっています。

台風の影響も考えて七夕の笹飾りなどを室内に移動したりしましたが、境内の木々の枝や葉も殆ど落ちる事が無くホッとしています。

午前中はかなり強い陽射しが差し込んでいて非常に暑く感じましたが、午後になると雲が広がり幾分涼しくなってきました。

他方島根県や和歌山県、熊本県、新潟県などでは多くの被害が出ており憂慮しています。

神奈川県ではしばらく晴天が続くようですが、この時期のお天気は予報がなかなか難しいようですので常日頃より災害への備えが必要かと痛感致しております。


台風が近づいてきております

2017年07月04日 | その他

昨日に引き続き湿度が高くじめじめした一日となりました。

さて、先月注連縄奉納同志会・氏子青年会の皆様にお田植えをしていただいてから早くも1ヶ月がたとうとしております。

大神様の御恵をいただきながらすくすくと育ってきております

先日発生した台風3号、関東地方は今晩通過をする予報が出ております。強い雨風にも負けることなく今晩乗り越えていただきたいです。

皆様におかれましても空模様が段々あやしくなってまいりました。御帰宅の際は充分気を付けてお帰り下さい。


七夕短冊

2017年07月03日 | その他

昨日で一年の半分が過ぎ折り返しを迎えました。神社でも七夕祈願祭・宵宮祭・例大祭と神事が続いてまいります。

七夕は、年に一度の神の訪れを水辺の機屋で待つという日本の棚機女(たなばたつめ)の伝説、が起源といわれております。

今年も笹竹をご用意致しましたのでお参りにいらした際は願事を短冊に託してみて下さい。

笹竹は本殿の左右に

短冊は本殿の左側に御座います

 短冊は9時から16時30分の間出しております