座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

退職奉告祭

2020年08月31日 | その他

平成29年より当社で3年4か月神職として奉仕をしておりました職員が、今月一杯で実家の神社に帰る事になった為、退職する事となりました。

それにあたり、昨日神様に退職の奉告とこれまでの感謝、これからの活躍を祈念して奉告祭を斎行致しました。

 

入社当時(大学卒業して間もない時)作法の練習をしている姿

大きく立派な後ろ姿となりました。これからは実家の神社に帰り、後を継いでいく事になります。当社での3年4か月の経験が今後の彼にとって実を結ぶものになっていれば、大変嬉しく思います。

彼の実家は広島県三原市鎮座の三原八幡宮という神社です。もし広島県に行く事がありましたら、是非三原八幡宮にお立ちより下さい。

結びに、鈴鹿明神社神職、職員一同これからの弥益々のご活躍を心よりご祈念申し上げます。


玉串の新調

2020年08月30日 | 神社知識・作法・歴史

外は顔を上げられないくらいの快晴、大変良い天気になっております。

暑い中でも地鎮祭や井戸のお祓いなど屋外でのお祭りは普段通りご奉仕をさせていただいていますが、この時期お祭りに用いる榊の枝が陽射しに焼かれてしまうのが悩みの種です。

今日は特に御神前へのお供え物としての玉串を新たに採りなおしました。

新しい玉串

日に焼けた葉はこのような色に

榊は比較的強い枝葉を持っていますが、あまりに強い陽射しを浴びると写真の通り焦げたように葉が焼かれてしまいます。

お祭りの用意に手を抜いてはいけないという戒めのようでもあります。月次祭が近い事もありますので、怠りなく準備して参りたいと思います。


自動検温器設置

2020年08月28日 | 御祈祷・授与品

今日も朝方ザーッと雨が降り、その後はまた強い陽射しが出て物凄く蒸し暑くなっています。

神奈川県はこのような天候なので熱中症アラートが発令されていますので充分注意して下さい。

新型コロナウイルス感染症の陽性者の数も横ばいの状態でまだまだ終息という訳にはいかないようです。

神社にもその種のお問い合わせがありますが、換気の徹底や消毒やマスクの着用など出来る範囲で行ってきておりますが、この程祈祷者控室前に自動検温器を設置致しました。

 

控室や祈祷を行う拝殿などは細かく換気を行っておりますが、お宮参りや七五三など多くの方がご来社の場合でもお手数ですがひとりひとり自動検温器で平熱であることをご確認いただき感染症予防にご協力をお願い致します。

祈祷受付所や祈祷控室、祈祷を行う拝殿などにはアルコール除菌液を設置しておりますのでご自由にご利用下さい。


出穂

2020年08月27日 | 境内の様子

お昼前に一雨あり直後は涼しく感じられましたが、陽が差し始めるとじめっとした空気に包まれました。

境内で育成中のバケツ稲ですが、この2,3日前より少しづつですが、穂を出し始めました。

それにあわせ追肥も行い、これからは毎朝水をあげる事になるのですが、夕方には無くなる程の分量だそうです。さじ加減が難しくはありますが、これから行って参りたいと思います。

収穫は10月中頃でしょうか?新嘗祭には懸米としてお供えできるように今後も気を緩めることなく、見ていきたいと思います。


感謝

2020年08月26日 | 神社知識・作法・歴史

陽射しが強く、本日も大変暑さの厳しい一日になりました。

さて、神社でお参りする際は、まず御賽銭を入れ、鈴を鳴らして二礼二拍手一礼をし、静かにお願い事を思い浮かべる、、、といった流れでお参りされる方が多くをしめるかと思います。

この¨御賽銭¨の「賽」は 神様へのご恩にむくいる という意味があり、神様へ感謝の印としてお供えするのが、御賽銭ということになります。

神社では、毎年11月23日にはその年の収穫・実りに感謝する、新嘗祭(にいなめさい)が斎行されております。

昔から現在に至るまで、神様のお陰で出来たその作物を感謝の気持ちと共にお供えしております。それと同じで、お願い事をする為だけに、御賽銭を入れるのではなく、神様へ感謝の気持ちを込めて御賽銭を入れる。人間関係でも感謝の気持ちが大切ですから、より一層神様への感謝の気持ちは大切なことかと思います。


境内に散水

2020年08月25日 | 境内の様子

今日も蝉の声のかしましい、大変暑い一日になりました。

境内も日中眩しいくらいの陽射しにさらされていましたが、午後のひと時にエンジン式のポンプの試運転を兼ねて境内に散水を行いました。

このポンプは元々台風などの時に境内に水が溢れた場合、それを逃がすために用意した物です。打ち水と呼ぶには豪快な水量でしたが、この暑さですともっと水を撒きたくもなりますね。

猛暑で忘れそうになりますが9月は本来残暑と台風の月です。備えをしておかなければなりません。


神奈川県神社庁相模中央支部総会開催

2020年08月24日 | その他

このところ、暑さが幾分か収まってきたようには感じますが、まだまだ油断の出来ない日々が続いております。

暑い中とはなりましたが、本日は当神社参集殿を会場として神奈川県神社庁相模中央支部の定例総会が執り行われました。

神奈川県神社庁は伊勢神宮を本宗(ほんそう)として仰ぐ、全国約80,000社を包括する神社本庁の地方機関として昭和21年に設立された団体です。

その神奈川県神社庁の中でも10の支部に分かれており、当社は相模中央支部に所属しております。

相模中央支部は座間市・大和市・綾瀬市・海老名市・厚木市・愛甲郡の神社神職の共同体で、相互の情報交換や合同の研修会などが行われています。

例年ですと相互の顔が見えるように机を並べ行われておりますが、出席者が一方を向くように、また距離を保てるよう会場の設営を行い、入り口には消毒液を設置するなど可能な限りでの感染症対策をし執り行われました。

この様な昨今ですので、つながりを大切にし情報共有をはかっていきながら、神社の護持運営にあたってまいりたいと思います。


報徳二宮神社例大祭

2020年08月23日 | 兼務神社

お昼前に少し雨が降ったものの座間は雨に降られることもなさそうな、空模様です。

一日曇り空だったせいか、気温も大きく上がることなく湿度はあるものの比較的過ごしやすい一日となりました。神社では戌の日の大安という事もあり、安産祈願をはじめ初宮詣とお参りの方が多くいらっしゃいましたが、過ごしやすい陽気であった為、ご負担が少しでも柔らいでいれば嬉しく思います。

昨日の新戸日枝神社に続き、相模原市南区相模大野鎮座の報徳二宮神社の例大祭を10時より斎行致しました。

今日の報徳二宮神社、昨日の新戸日枝神社、また9月にひかえております相模原市南区の兼務神社併せて9社すべての例大祭は規模を縮小しての斎行となります。

しかし、神社のお祭りは決してたやしてはならないものです。神社役員の皆様のご協力のもと神事のみとはなりますが、お陰様で無事に執り行われております。

氏子地域の益々の弥栄、ひいては新型コロナウイルス感染症の早期終息をご祈念申し上げます。


令和2年 鈴鹿明神社風神祭 斎行

2020年08月22日 | 神社祭事

本日午後4時より、神社の恒例祭典である『風神祭』が斎行されました。

例大祭と同様に今年は神楽殿での余興や屋台の出店は無しとし、神職並びに氏子総代の少人数にて神事の奉仕をさせていただきました。

本殿へ参進

宮司祝詞奏上

神前神楽「浦安の舞」奉奏

玉串拝礼

風神祭は田畑に台風の害が及ばないように祈る神事です。しかし今年は7月の長雨に8月の酷暑と台風以外の面でも大変厳しい天気に見舞われています。

これからの秋は穏やかな天気に恵まれる事を祈っております。


新戸日枝神社例大祭斎行

2020年08月22日 | 兼務神社

お祝いにふさわしい晴天の中、相模原市南区新戸に鎮座しております¨日枝神社¨の例大祭が斎行されました。

例年であれば、境内では多くのお子様や参列者で一杯になるところですが、今回は他の兼務神社等と同じく行事は極力縮小して人が密集しないようにとの配慮が図られました。

本殿内は神職のみ、ご参列の皆様は本殿の外、熱中症対策も含め日陰においてご参列をいただき祭典を斎行致しました。

本殿での後に境内の第六天社でも祭典が行われます

本殿の鈴緒は今年の八月に新調されました

本殿での祭典が終わった後は、こども神輿の出御祭が執り行われますが三密を避け中止。お子様の賑やかな声が聞こえない年にはなりましたが、今年は我慢の年!来年こそは盛大に斎行出来る事を願います。


まだまだ残暑厳しく

2020年08月21日 | 境内の様子

今日も強い陽射しが降り注いでいます。午前9時には座間市の防災無線にて熱中症予防の広報が早々にありました。

昨日は時々雲が広がる時間帯もありましたが、今日は青空が広がりとても眩しいです。

陽射しが強いとそれぞれの色合いがはっきりと見えます

神池の鯉の泳ぎが涼しく感じます。

座間周辺の小中学校はまだ2学期が始まっていないようで、神池に濯ぐ湧水で子供たちが遊ぶために時々濁った水が流れ込んでしまします。

清掃途中で神池にある落葉などをさらっていると水の冷気が漂ってきます。

今日も熱中症アラートが神奈川県にも発令されています。適宜な水分と塩分を摂り、冷房を使用し室内を快適にしてお過ごし下さい。

少し前の天気予報では今度の土日に雨が降るような予報にはなっていましたが、今日の予報では明日はまた暑い晴れ、日曜日も曇りのようですが気温は30度を超えるようで蒸し暑い一日のようです。

まだまた暑い日が続きます。どうぞお身体ご自愛下さいませ。


お人形などのお預かり

2020年08月20日 | 御祈祷・授与品

このところ家の片付けを行う人が増えているようで、自粛要請期間中からお人形などのお預かりが増えているように感じます。

当社では、お人形などをお預かりする場合人形ケースのガラスを外してからお持ちいただく事や段飾りのスチール段などはお預かり致しておりません。

あくまでもお人形やそれに付属するものということになります。

祓所にてお祓いを致します。

修祓(お祓い)、祭詞奏上などを行います。

祭典への参列も可能で参列しないで当社へお預けでも同じように祭典を行っております。

神棚なども同様にお預かりしております。

お預かりの際には御祈祷料を頂いております。お人形の量や神棚の大きななどで御初穂料が変わってまいります。

お手数ですが持参される前当社へ一度お問い合わせ下さい。


俳句の日

2020年08月19日 | その他

今朝は幾分か連日に比べると涼しかったように感じましたが、日中は相変わらず暑く気が抜けない日が続きそうです。

今日は8月19日! ハ(8)イ(1)ク(9) の語呂合わせから平成3年に正岡子規研究家で俳人の坪内稔典らが提唱しこの8月19日が俳句の日に制定されたそうです。

神社西側入り口には、斎藤昌三の句碑なるものがあります。

斎藤昌三は明治20年高座郡座間町(現座間市)に生れ、民俗研究家・書誌学者、また『少雨叟』の号で俳人としても活動され、晩年は茅ヶ崎市にうつり茅ヶ崎市立図書館の名誉館長を務められたそうです。

この句は 

『あかまんま 鎌倉古道 ここに絶え』

とあり、鎌倉街道が現在の座間キャンプにより断ち切られている様を嘆いて詠まれた句と言われております。

また、この ゛詠む゛ はもともと ゛読む゛ と同じ言葉で、「数を数える」という意味に由来するそうです。

数を数えることが、文字を一字ずつ声に出して読み上げることに通じるとして、 ゛詠む゛ は「文章を読む」という意味になったと言われております。

 


熱中症アラート発令中

2020年08月18日 | 境内の様子

今日も朝から厳しい暑さとなっています。

神奈川県では熱中症の危険度が特に高い時に発令する熱中症アラートが9日続けて今日も出されています。

天気の不安定さも少しずつ解消されて急な雷雨もこのところありません。

天気が良いと一層石畳の白さが際立ってきますが、一方照り返しが強く感じられます。

蝉の声も境内のあちらこちらで聞かれ、涼しくなるのもまだまだ先のように思われます。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大も続いてはいますが、この頃は熱中症で命を落とされる方も多いような気も致します。

日中の野外でのマスク着用や高温になった室内で冷房を使用しなかったりで熱中症の危険度が高まっています。

人のいない場所や人との距離が保てる場所ではマスクを外して水分を小まめに補給しましょう。

身体が冷えるからと冷房の使用を躊躇してしまう人もいるかもしれませんが、身体が冷えない程度の温度で使用して熱中症を予防しましょう。

今年の暑さは例年と違い尋常ではない暑さです。暑さに強いと思っておられる方でも熱中症の危険があります。

気持ちを切り替えて対応しましょう。


御神田の様子

2020年08月17日 | その他

毎朝境内の掃除をしている途中に熱中症に気を付けるようにと市の放送が聞こえます。容赦のない暑い日が続き、しばらく日向にいると眩暈を感じるほどです。

これでは草木も辛かろうと思っていましたが、御田植祭を行った御神田の前を通ると意外と青々と穂が伸びており安心しました。

隣の田ではもう実がつき始めています

もっとも見る人が見れば例年と生育が違うのかもしれませんが...

御神田の稲穂からは毎年神社の注連縄を作っていただいています。暑さに負けず、丈夫に育ってほしいと願っています。