座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

子供の人生儀礼

2014年11月30日 | 神社知識・作法・歴史

昨日の雨もすっかり上がり、今日は穏やかな天気に恵まれました。日曜日ということもあり、七五三詣・初宮詣のご家族も多く来社されました。

子供の成長のお祝いは七五三以外にもありますが、一般にはあまり知られていないかもしれません。

生まれてから成人するまでの節目節目に儀礼がありますが、挙げると以下の通りです。

 

 ○『初宮詣』 … 生まれた子供を連れて初めて神社にお参りし、氏子の仲間入りの報告・無事成長の祈願をします。生後30日頃に行う事が多いですが地域により異なり、生後100日に“百日詣”として行う所もあります。

 ○『七五三詣』 … 3歳の“髪置”、5歳の“袴着”、7歳の“帯解”のお祝いを併せて七五三と呼びます。7歳は女子、5歳は男子、3歳は男女両方のお祝いで、11月15日が七五三詣の日とされています。

 ○『十三参り』 … 旧暦3月13日(今は4月13日)に13歳の男子・女子が知恵を授かるためにお参りすることで、13歳はちょうど十二支が一巡した区切りの年に当たります。虚空蔵菩薩に参詣する仏教の行事から来ていますが、近年は神社で希望される方もいます。

 ○『成人式』 … 大人の一員になったことを記念する儀式で、古くは“元服(げんぷく)”と言いました。元服と呼ばれていたころは年齢は定まっていなかったようですが、今はご存知の通り20歳が成人の年になっています。

 

人生儀礼というのはその時にしか行えない特別なものです。何かご不明な点などありましたらどうぞお気軽にお尋ね下さい。


栗原中学校生徒 職場体験

2014年11月28日 | その他

本日朝9:00より15:00にかけて、職場体験という事で座間市立栗原中学校の生徒4名に社務をお手伝いいただきました。

今年はこれで職場体験の受け入れは最後になる予定です。

ちょうど先日の雨で境内の落ち葉清掃が滞っていましたので、朝から昼までは丸々掃き掃除の時間となりました。竹箒は使ったことがないとの話でしたので、落ち葉を掃くだけとはいえ大変な作業になったかと思います。

午後は社務所内に場所を変えて祭事案内の準備などを手伝っていただく事に。

年末年始をひかえ雑然とした室内での作業になってしまいましたが、皆さん真面目に作業に励んでくれました。

平日という事もあり裏方の仕事がほとんどになってしましたが、大変助かりました。普通の職場体験とはちょっと違ったかもしれませんが、良い経験として受けとめていただければ幸いです。


二日間続いた雨の後には。

2014年11月27日 | 境内の様子

明け方近くまで降っていた雨もあがり、暖かい日差しが戻って来ました。

しかしその濡れた境内には多くの落ち葉が敷き詰められていました。

銀杏近くの通路には銀杏葉がじゅうたんのように。

境内もこの様に。

手水舎付近も雨に濡れた落葉が地面にひっつく様に。

 

早朝から清掃を始めて徐々に集められていきました。

境内の落ち葉は少し乾かしながら取っていきます。

 

掃いても地面にひっついているところは地面が乾くのを待つ外なく。

 

掃ききれないところは端に避けて通路を確保しました。

境内と参道を全て清掃し終わるのは明日いっぱいかかりそうです。

 


南中学校生徒 職場体験

2014年11月26日 | その他

昨日から雨が続き今日も大変寒い一日になりました。

積もる落ち葉も遠目には鮮やかです

あいにくの天気ではありましたが、今日は職場体験の生徒受入のお約束をしておりましたので、朝から夕方にかけて市立南中学校のお二人に社務をお手伝いいただきました。

天気が良ければ少なくとも半日は境内の掃除をしてもらうことになったかと思いますが、年末年始が近づき室内で用意する御札・紙垂なども沢山あります。始めに本殿にてお祓いを受けてもらった後は、社務所にて作業を行っていただきました。

想像していた神社の仕事とは少し違ったかもしれませんが、大分作業も進み神主としては大変助かりました。お二人にとっても良い経験となっていれば幸いです。


日の丸旗の奉製奉仕

2014年11月25日 | 氏子会・敬神婦人会・神輿保存会入谷睦

今日は朝から冷たい雨が降っています。

今日の最高気温は12度前後、12月中旬の気温だそうです。

この様な天候の中、朝から当社敬神婦人会会員の皆様方にお集まりをいただきましてこの時期恒例の日の丸旗の奉製奉仕を致しました。

約40名程でご奉仕をいただきました。

 

一旗一旗柄を付けていきます。

1本1本手作業で行ってゆきます。

日の丸旗の奉製は2000本。

作業は午前中で終了しました。

これは、お正月の宮中一般参賀にて使用される日の丸旗だと思われます。

新年は、天皇皇后両陛下を始め皇族の方々が足繁く行幸戴いております震災被災地や豪雨による被災地の速やかな復興と、日本国の弥栄をご祈念して大勢の国民がこの日の丸を振って気持ちを新たにする事と思います。

本日はご奉仕有難うございました。 


平成27年(来年)厄年早見表

2014年11月24日 | 

昨日新嘗祭を終え、今年の祭事はあと年末の『年越大祓』を残すのみとなりました。

年末年始の準備も本格的に始まろうとしています。境内に立てる来年の厄年一覧表の作成準備を致しました。

男性は数え年で25歳・42歳・61歳、女性は数え年で19歳・33歳・37歳の年が本厄の年と言われています。暗剣殺と八方塞は気学によるものですが、厄年の一つとして当社ではお祓いをしております。

ご不明な点がありましたらお気軽に社務所までお問い合わせ下さい。

 ※数え年では0歳を“一年目の1歳”と数えるので、現在の満年齢より1歳多くなります


平成26年 新嘗祭斎行

2014年11月23日 | 神社祭事

本日16:00より、この鈴鹿明神社本殿にて『新嘗祭(にいなめさい)』が斎行されました。

“嘗(なめる)”には“味わう”という意味があり、文字通り神様に新穀を味わっていただくためのお祭りです。

新米・白酒を始め鮮魚や季節の野菜・果物が捧げられ、今年も盛大に執り行うことができました。

神職・参列者が揃いはじまりの報鼓が打たれます

宮司一拝

宮司祝詞奏上

神前神楽 浦安の舞奉納

神職・参列者による玉串奉奠

祭典終了の宮司一拝


境内の紅葉も進んできました。

2014年11月22日 | 境内の様子

今日も暖かい日和となりました。

境内の紅葉も進んできました。

日当たりの良い場所はどんどん色付いてきています。

桜や銀杏は色付きながら落ち葉となっています。

 

拝殿横のもみじも徐々に色付いてきました。

境内全体が色付くのは今月末から来月初め頃でしょうか。

朝晩の気温と日中の気温の差が大きいほど綺麗に色付くそうです。 今年は差が大きいので綺麗に色付きそうです。

七五三も架橋に入って、今週の日曜日、月曜日と来週末位でそろそろといった感じです。


暖かな一日となりました。

2014年11月21日 | 境内の様子

今日は昨日と打って変わって暖かい日差しに恵まれた一日となりました。

風も余りなく、陽射しを受けるとぽかぽかと温まるようなそんな陽気となりました。

暖かさに誘われてか境内の椿が咲きました。

境内を見渡すと椿の花がいくつか咲いていました。

椿は春に咲くものと思っていましたが、今頃でも咲くようですね。

山茶花や寒椿とはちょっと違うようです。

落葉の多い境内でも明るい花を見つけると心が和みますね。

 


冷たい雨が降っています。

2014年11月20日 | 境内の様子

今朝は今年一番の冷え込みとなりました。

この辺の朝は5度位の気温となったようです。日中も冷たい風が吹いてとても寒いです。

日柄も赤口ということもあって、お昼頃七五三や初宮詣がありました。

午後1時前には雨もポツポツ降り出して、午後2時頃には本降りとなってしまいました。

境内もすっかり濡れています。

 

駐車場には水溜りが出来る程

空気が乾ききっていたので、久しぶりのお湿りとなっています。

毎朝の清掃では、土埃があったのでこの雨は木々にとっても恵の雨となっているかもしれません。

明日からはまた晴れが続きそうです。

 


寒い朝に何処からか花の香。

2014年11月19日 | 境内の様子

朝から日中にかけて陽射しはあるものの冷たい空気が境内一杯に広がっています。

七五三の衣装を見ると華やいでいて、又小さなお子さんの笑顔が空気を温めてくれるような気がします。

この頃朝境内を掃いていると鐘撞堂の辺りに花の香りがしていました。

何処に花が咲いているのかなかなか判らなかったのですが、今朝咲いている花を見つけました。

小さいつぼ状の花が咲いていました。

余りにも目立たなく、他の木々に隠れるように咲いていたので、今まで気付かずにいました。

いろいろ調べたのですが何という木なのか判らずじまいでした。

境内には四季折々の花が咲きますが、未だわからない花や木が多くあります。

 

 


御朱印帳を新しく奉製致しました!

2014年11月18日 | その他

本日、以前より準備を進めておりました当社オリジナルの御朱印帳が完成し納入されました。表紙は当社のご社殿と枝垂れ桜を描いております。

裏面は社名と神紋が施されております。

近年、御朱印を受けられるご参拝の皆様が多くなり、当社にも御朱印帳ありますか?という問い合わせを頂いておりましたので、今回新規で奉製することとなりました。

御朱印は神社によって異なりはありますが、神社名、社紋印、奉拝日を記しご参拝の証として受けるものです。また、戴いた御朱印を振り返る事により、当時の思い出も一緒に廻る事が出来、いいものですよ!

当社の社務所にて頒布致しております。この機会に御朱印帳を受けられてみては如何でしょうか?


冬に備えて

2014年11月17日 | 境内の様子

もう11月も後半に入りましたが今月中は七五三の季節といったところです。土日に比べれば混雑する事もありませんでしたが、日中は多くお祝いのご家族が来社されました。

冬が近づけばそれに応じた準備をしなければなりません。今日思い出したようなものですが、社務所に除雪用のスコップを購入しました。

この座間は少なくともここ10年ほど大きな積雪は無い、と聞いていましたが今年2月の大雪には驚きました。幸い怪我人や建物の被害こそ出ませんでしたが、広さのある境内です。元通りにするには時間も労力も掛かりました。

その時除雪用のスコップが古く壊れていたため、参拝の方にすぐ安全な道を用意出来なかった事に悔いが残っています。少し早くはありますが、心構えを作っておきたいと思います。

今年2月の大雪の日、明け方の様子


古い御札・御守のお焚き上げ

2014年11月16日 | その他

11月もちょうど折り返しを過ぎまして、今年も残すところあと一月半となりました。忘年会・大掃除など、年を締めくくるような行事が段々と増えてくる頃でもあります。

昔から年末年始は神棚の御札などを改める時期でもあります。社頭でも“古い御札などはどうすれば良いか”というご質問を受ける事が増えてきました。

当鈴鹿明神社では、曜日に関わらず神主が社務所にいる9:00~17:00の時間、『古札納所』を設けて御札・御守をお預かりしています。箱の中に入れていただければそれだけで結構ですが、入れて大丈夫な物とそうでない物がありますのでお気をつけ下さい。

 〇お焚き上げできる物… 御札(木札・紙札)、御守、縁起物(破魔矢・熊手など)、しめ縄、お正月飾り

 ×お焚き上げできない物… ガラス・金属製の縁起物や置物、仏像・仏壇など仏教の物、服やかばんなど日用品、鏡餅の外箱など包装

 △神主に相談して欲しい物… 神棚、ひな人形など人形・ぬいぐるみ類


七五三詣の日

2014年11月15日 | お正月

今日は11月15日、神社では月次祭の日であると同時に“七五三詣の日”でもあります。

7歳になった女の子、5歳になった男の子、また3歳になった男の子・女の子が家族とともに神社へお参りし、これまでの成長を感謝してまたこれからも見守っていただけるよう祈願をする日です。

11月15日がその日となったのは五代将軍徳川綱吉が子の祝儀を行った事に由来すると言われておりますが、ちょうど田畑の仕事が落ち着いた頃でもあるのが広まった理由の一つかもしれません。

日陰はもう冬ですが今日は暖かい陽差しです

近年はあまり日柄に囚われずにご家族が集まれる日を優先して、早い人では9月に七五三詣を行ったりもしていますが、やはりこの日は格別ということで特にお昼前頃は沢山のお祝いの方で賑わいました。

晴天にも恵まれ何よりでした。ご参列の皆様、本日は誠におめでとうございます。