昨日本殿の閉扉時、境内に建てていた『茅の輪』の片付けを行いました。
6月30日の“夏越大祓”という神事のために建てられていた大きな輪で、これをくぐる事によって自身の罪穢れを祓い落とす、という意味があります。
概ね夏越大祓の前後一週間は建てておく事にしていますが、緑色だった茅の輪も色褪せて、もう今回のお役目は果たしたと言って良い頃かと思います。
片付け前の茅の輪と本殿
枠を動かすには複数人が必要になります
輪から外された“チカヤ”
七夕の笹竹も先日下げられましたので、これで境内は元の姿に戻った事になりますが、少し寂しいものもありますね。
しかしあと20日ほどで例大祭。 その頃までにはまた違った形で厳かに、或いは華やかに境内が装いを変えていきます。