座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

敬神婦人会「鈴華の会」総会

2019年09月30日 | 氏子会・敬神婦人会・神輿保存会入谷睦

本日、当社敬神婦人会「鈴華の会」第26回総会が開催されました。

まず、総会に先立ち御本殿で正式参拝を執り行い、その後参集殿に場所を移し、総会となりました。

毎年この時期の総会を行い、年二回の本殿清掃、節分祭のお手伝いなど様々な点で神社へご奉仕を頂いております。節分祭の際にはチャリティーバザーを行い、収益を相武台にございます児童養護施設 成光学園様ご寄付をさせて頂いております。

本日、昨年度の事業報告並びに決算報告、監査報告と本年度の事業計画、予算が無事に承認され、本年度の事業がスタート致しました。

いつも神社へのご協力ありがとうございます。 


彼岸花

2019年09月29日 | その他

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、朝晩の涼しさと対照的に昼は残暑を感じさせる強い陽射しがあります。

中々思い通りにならない空模様がつづいていますが、神社への行き帰りの途中に遅ればせながら彼岸花が咲いているのを見つけました。

彼岸花の名前の由来は“秋の彼岸の時期に咲くため”、“根茎花と毒があり口にすると彼岸(三途の川の向こう=あの世)へ行ってしまうため”などと言われています。「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」という名前もありますが、沢山集まって咲いている場面はまるで別世界のようで、独特の雰囲気があります。

実は以前は神社の境内にも咲いていたのですが、何故かここ数年は見なくなってしまいました。しかしその季節の風景を目にするのは心が落ち着くものですね。 


御守りのお祓い

2019年09月27日 | 神社知識・作法・歴史

朝晩は涼しくなってきたものの、日中は暑い日が続いております。

皆様にこれから社頭にて頒布する御守りのお祓いを行いました。

神社では、御守りに限らず御札や縁起物もご神前にてお祓いをしてから皆様に頒布をしております。

お祓いの様子

御守りも御札もどちらも神様のお力をいただくものですが、御守りは、身に着けたりお持ちいただいて神様に御守りいただくもの、御札は神棚にお祀りいただいて家をお守りしていただくものです。

よく社頭にて御守りを複数持っていると神様同士ケンカをしてしまうのでは、という質問がございます。それぞれの神様が御神徳をもってお守りくださいますので、お守りの数を増えたことに満足をし、ぞんざいに扱わなければ御守りはいくつお持ちいただいても宜しいかと思います。


桜の木の除虫作業

2019年09月25日 | 境内の様子

桜の木に虫が付きはじめる時期になり、本日夕方職人の方に依頼をして除虫剤を撒いていただきました。

ちょうど連休明けの仏滅の日という事で人通りの少ない時に作業を行う事ができました。毎年の事ではありますが、もうそんな季節になったのかと月日の過ぎる早さに驚くばかりです。

 

参集殿が建てられた時この桜は半分ほどの背丈だったと聞きますから、随分育ってくれたものです。春に美しい花を見せてくれる分、大切にしなければなりませんね。


参集殿中庭の清掃

2019年09月24日 | 境内の様子

今日は昨日の蒸し暑さが残っていて陽射しも強く感じました。

昨日までの強風は収まりましたが、境内には多くの葉や枯れ枝があり清掃には少し時間かかかりました。

午前中は御祈願もあり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。午後には雑草が伸びている参集殿の中庭の清掃を行いました。

雨も降り陽射しもあるとすぐに雑草が伸びてしまいます。

これからの週末は徐々に七五三の御祈祷が増えてきそうです。

以前は七五三と言えば11月が殆どでしたが、今は9月後半から12月初め頃が主流となっています。

お仕事の都合などでこの期間以外でも御祈願に来られる方もいらっしゃいます。

千歳飴はご用意出来ませんが、七五三用の授与品は一年中ご用意してございますのでお気軽にお申し出下さい。

お待ち申し上げております。


御神田の様子

2019年09月23日 | 注連縄奉納同志会

本日、御神田の様子を見てきました。先々週の台風15号の強風により多少の風害を受けましたが、しっかりと育っております。

稲刈りが10月13日日曜日に行うことが決定し、それまでしっかりと成長をも守って参ります。現在は台風17号の影響で座間市内も風が強くなっております。温帯低気圧に変わったとの事ですが、外出の際は十分にお気を付け下さい。


竹柵の修理

2019年09月21日 | 境内の様子

ご参拝の方の目に触れる所ではないのですが、裏方の竹製の柵の一部が先日の台風で破損していたようで、急遽その修理を行いました。

しかし芯の金属部分が壊れているようで、元通りにするのは難しそうです。次の台風が近づいているという事もあり、応急処置としました。

次の台風は日本海側へ逸れた進路をとるようで暴風雨の心配はあまりないようですが、自然の事は分かりません。備えは万全にしておきたいと思います。


ドングリ。

2019年09月20日 | 境内の様子

今日も朝から晴れ渡り風も気持ち良く心地よい日和となっています。

境内の清掃で徐々に増えてきているのがドングリ。

台風15号でもかなり落ちましたが、木にはまだまだいっぱいついています。

 10月になると近隣の幼稚園や保育園が遠足を兼ねてドングリ拾いに来られます。

又、七五三のお子さんたちも拾って帰られます。

ドングリが落ちる木の下は砂利とドングリの数が同じ位の所もあり掃除にはちょっと手こずります。

これら境内では丸い物とがった物小さい物大きい物と様々なドングリが落ちて境内を賑やかにします。


令和元年度座間市氏子総代会総会開催

2019年09月19日 | 氏子会・敬神婦人会・神輿保存会入谷睦

本日午前11時より座間市氏子総代会の総会が開催されました。

座間市氏子総代会とは、座間市内に鎮座する神社の氏子総代の集まりです。

座間市には、当社を始め入谷1丁目に鎮座する諏訪明神、座間1丁目に鎮座する座間神社、栗原中央4丁目に鎮座する栗原神社、栗原中央1丁目に鎮座する北向庚申神社、新田宿に鎮座する諏訪明神、四ツ谷に鎮座する日枝大神の7社で構成された団体です。

昭和48年に団体として設立され今回で47回を迎えています。

7社が持ち回りで当番となり、総会の前には当番神社で正式参拝を行い、その後会場を移して総会を行うのが通例です。

今回は当社が当番という事で、総会に先立ち正式参拝を執り行いました。

今回の出席者は、当社をはじめ座間神社、栗原神社、新田宿の諏訪明神の各宮司と総代合せて42名の出席をいただきました。

当番神社(鈴鹿明神社)と次年度当番神社(座間神社)氏子総代代表の玉串奉奠

正式参拝の後、当社参集殿にて総会を開催致しました。

 

当番神社(鈴鹿明神社)氏子会石井会長の挨拶

当社古木宮司挨拶

当番神社の挨拶の後、各神社出席者の紹介を総代長が行いました。

次年度当番の座間神社

栗原神社

北向庚申神社

新田宿に鎮座する諏訪明神

日枝大神

に引き続き当社と入谷に鎮座する諏訪明神の出席者の紹介が行われました。

その後、乾杯の発声で懇親会へと移りました。

この会は、市内に鎮座する各神社の総代さん方が親密に交流を図る事により神社の運営などでの問題などを話し合える場として設けられており、会の会計など細かい報告などは一切なく、この一回だけ総会の会費のみで総会を開催しています。

11時より始まって総会、懇親会は午後1時過ぎ盛会のうち中締めとなりました。

次年度は座間神社が当番となります。


雨模様

2019年09月18日 | 境内の様子

今日は午前10時頃より雨が降り始めました。

気温も昨日までの30度からするとかなり過ごしやすくなっています。

朝の清掃も半分近く残ってしまいました。

駐車場はあっという間に水溜りが出来ました。

この雨は秋雨前線の影響だそうで、20日からのお彼岸期間特に21日からの三連休は雨が降る予想なっています。

9月に入って徐々に七五三の御祈願も増えてきました。

気温は徐々に秋らしいものになってくるようですが、雨が降ると衣装が汚れてしまうので大変ですね。

南の方で発生した熱帯低気圧の動向も心配です。台風15号の被害での復旧作業にも影響が出る可能性もあるので天候が良い方に変わってくれることを願いばかりです。


南天

2019年09月17日 | 神社知識・作法・歴史

朝晩と涼しくなり日中は湿度も高く過ごしずらい日々が続いております。

”鬼門(きもん)”という言葉を一度は耳にした事があるかと思います。

この鬼門は表鬼門(東北の方角)・裏鬼門(西南の方角)と二種類あり、昔から災いを招きやすい方角と言われております。

ですので、鬼門の玄関や鬼門の水回りは昔からよく避けられてきました。

南天

南天(なんてん)は当て字で難転として、難を転じて福となすという意味から鬼門の方角に植えたりしておりました。

また、南天は赤い実をつけ、赤が厄落としになることや漢方薬としては食当たりに用いていたりされてたそうです。

当社ではこの南天の葉を、地鎮祭の際にお渡しをしている鎮物(しずめもの)にも用いております。

当社の鎮物

鬼門除け守り

玄関にお祀りする事によって鬼門を清浄な状態にし、鬼門より起こりうる災難を除いて福を招き入れるという意


七五三詣授与品の準備

2019年09月16日 | 御祈祷・授与品

9月に入ってから、土日になると七五三詣のご家族の方々が神社にいらっしゃっています。

伝統的に11月15日が七五三の日とされていますが、近年はご家族が集まれる時に落ち着いてお祝いがしたいという思いもあり、この秋口頃から七五三の季節が始まるようになりました。

七五三詣で本殿にてお祓いを受けられたお子様には、毎年専用の授与品をお渡ししています。すぐにお渡し出来るように、御守と授与品を一組にしたものを準備しております。

当神社では季節に関わらず七五三詣の御祈祷を受付しておりますが、やはりこれからの時期が本番というところでしょうか。

御祈祷を受ける際には予約は必要ありません。曜日に関わらず朝9時から夕方4時半までが受付時間です。ご不明な点等ありましたらお気軽にお尋ねください。


月次祭斎行

2019年09月15日 | 神社祭事

この頃やっと朝晩が涼しくなって秋らしくなってきました。

今月は三連休が2度あり、昨日からの三連休は敬老の日を含んでの休みとなります。

八幡神社は9月15日若しくは8月15日を例祭日とするところが多く9月で行う神社はどちらかというと秋祭り、8月で行う神社は夏祭りと1ヵ月違うだけでお祭りのカテゴリーが異なりそうですね。

本日午前7時より月次祭を斎行致しました。

宮司祝詞奏上

玉串奉奠

講   話

祭典斎行後には宮司以下神職が順番で短い講話を行っています。

講話は神職にとって祭式と同じ位大切なものです。

言霊で御祭神の御神徳や神道のから導かれる暮らしのヒントなどをご参拝の方々に分かりやすく伝える難しさを肌で感じながら行い、終わった後は反省をしてまた次の講話に活かしてゆくこの繰り返しでです。 

日々勉強です。宜しければ毎月1日、15日午前7時からですのでご参列お待ち申し上げております。


大安吉日・兼務長嶋神社例大祭

2019年09月14日 | 御祈祷・授与品

今日は大安吉日、そして三連休の初日に当たり本殿祈祷の方も普段より多くご来社されました。

印象的だったのは七五三詣のご家族がいらっしゃるようになったという事、そして新車のお祓いの方が多かったという事です。これからの連休で遠出を計画されているという事でしょうか。

それにしてもここ数日で急に涼しく、秋らしくなってきました。夕方になると神社の周りでは鈴虫の声も聞こえてきます。ですが秋の曇り空はにわか雨を呼ぶ事もあります。お出かけの際はご注意下さい。

また、本日、相模原市南区上鶴間本町鎮座 中和田長嶋神社の例大祭を斎行致しました。相模原市に兼務する神社は9社ございますが、今日の長嶋神社で令和元年の兼務神社例大祭は最後の奉仕となります。

早朝より、神社役員の皆様に設営をご奉仕頂き、11時より祭典を斎行致しました。夕方の余興までどうぞ宜しくお願い致します。


中秋の名月

2019年09月13日 | 神社知識・作法・歴史

今日は旧暦の8月15日、いわゆる『十五夜』『中秋の名月』で観月の好時節とされる日です。

詩歌を詠んだり音楽を奏する中、池や盃の酒に映る月の姿を楽しむ...というのは平安貴族の月見ですが、“月の満ち欠けで月日を知る”というのは農業に欠かせない事ですので、行事として成立するずっと前から満月を愛でるという風習があったと思われます。

日本の神話には『月読命(つくよみのみこと)』という夜の世界を治める神様が登場しますが、月見は純粋に月の姿を見るものでこの神様を拝むものではない、という点も月見の由来の古さを感じさせるものです。

「月々に月見る月は多けれど、月見る月はこの月の月」

現代にあってもまだ月見の風習が続いているという事は、月は今の人にも昔の人にも同じように美しく見えるという事なのでしょう。今晩上手く見えるかは分かりませんが、皆様も夜空に月を探してみてはいかがでしょう。