座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

節分祭の準備も着々。

2014年01月31日 | 神社祭事

来月3日月曜日に執り行われる追儺祭(節分祭)の準備が当社氏子総代会役員の方々の奉仕で着々と進んでいます。

昨日は、当社敬神婦人会鈴鹿の会会員の皆さんが、節分祭で使う豆を袋に入れる作業を午前9時より午後2時過ぎまでしていただきました。

当日は300人以上の御祈祷者が午後1時過ぎより10回程度に分かれて午後3時過ぎまで豆撒き神事が執り行われ、多くの福豆が撒かれるので作業はかなり長い時間となりました。

一方、氏子総代会の役員の方々もテントを建てたり、節分祈祷奉仕者名簿や各賞一覧表などを張り出す予定でしたが、午前中から吹きだした強風と午後から降った雨の影響もあって名簿や各賞一覧表の張り出しは本日に延期となっていました。

総代長指示のもと順番に掲げてゆきます。

豆撒き舞台の前に一時間もするとこの様な感じに張り出しました。

2日日曜日にも雨が予想されているので、ここにビニールをかぶせて完成となりました。

景品奉納者(各賞一覧)は神楽殿外の壁に張り出してあります。

2月3日月曜日の天候はおおむね晴れ。気温も15、6度まで上がるとの予想です。

今年は平日となるのでどの位の人がこの福豆をもらいに来るのか予想もつきませんが、当日は警備員や消防団などの指示のもと安全に楽しく執り行いたいものです。


座間小学校3年生社会科学習

2014年01月29日 | その他

本日11時頃、座間小学校3年生の生徒100名余りが来社され、社会科の学習の一環として神社のお話をさせていただきました。

事前にいただいた質問項目に従って生徒がそれぞれ質問し、神職が答えるという方法で行いました。

生徒は熱心に記入をしていました。

質問には神社の出来た謂われや建てられた年数など神社自体のものや注連縄、狛犬の意味など神社全体としてのものもありました。

中には、神社で働いている人の人数や白い服(白衣)をなぜ着るのかなど子供ならではの質問もあり、約40分位の時間があっという間に過ぎてしまいました。

神社の境内や社殿も出来れば案内してあげたいと考えていましたが、その余裕もなく、生徒達は学校へと帰って行きました。

地域の歴史や文化を知ろうという授業がこの頃盛んに行われているようで、纏まった人数で来られる学校が多くなっています。

地域の地図を作るために班毎で周り、建物の名前や碑名などを記入するといった授業や一人一人で質問を持って来られてレポートのような物を書いて発表するといったものも行われているようで小学校の学年毎で取り組まれているようです。

中学校で行われる職場体験もそれに近い物があるのかもしれませんね。

いずれにせよ小さいお子さんが地域を知り、また文化や歴史に触れるということは郷土を愛するということにも繋がる良い機会かもしれません。


玉串を準備しました。

2014年01月28日 | 神社知識・作法・歴史

日中は南風が強く吹き、昨日とはだいぶ気温も違い日差しがあると暖かさを感じます。

本日は、御祈祷で使用する玉串や地鎮祭などで使用する大麻などを境内の榊から採取する作業をしました。

年始から節分過ぎまでは平日も多くの御祈祷が入るので、通常の本数より多めに準備しています。又、30日の木曜日には大安ということもあり多くの地鎮祭奉仕も予定しています。

境内にある真榊の木々より枝の長さや葉の付き方などを考慮して取り揃えてゆきます。

枝は高いところにあるものが多いので高枝切狭が重宝します。

 

全てが納得のゆくものとは限りませんが。

枝も今後の成長を加味して、大麻になるであろうものとそうでないものや陽が当たらないものなどを優先して採取してゆきます。

年間を通して多くの大麻、玉串を採取しますので、今後を見据えることが重要になります。

4月か5月頃には若葉が出て、榊が日持ちしなくなったり、秋には雌の木は実を付けたりするので、取り扱いは本当に大変になります。

榊は神社祭祀とっては欠かせないもの。

一年を通して充分気を使って取り扱ってゆきます。


大幣

2014年01月27日 | 神社知識・作法・歴史

本日は昨日とは打って変わって、朝からとても寒い一日になりました。

御祈願の際によく見ると思いますが、こちらは大幣といいます。

大幣は、本殿での祭典、御祈願、外でのお祭りでも使います。お祭りの始めに修祓といい、お祓いをする行事がございます。その時にこの大幣で罪穢れを祓いきれいな状態で祭典を斎行します。大幣にも種類があり、この様に六角、もしくは八角の白木の棒に紙垂を付けたものと、榊に紙垂を付けたものがございます。 

大幣でお祓いしている様子

今週一週間は寒暖の差が厳しいと聞いております。また乾燥もしておりますので、手洗いうがいをして、お身体ご自愛ください。


本日のご奉仕

2014年01月26日 | 御祈祷・授与品

本日は大変暖かい天候に恵まれました。本殿では初宮詣をはじめ厄除祈願祭などの新年祈願祭をご奉仕致しました。

節分までに厄除けをとも言われておりますが、仕事の都合等でご来社出来ない場合でも御都合の良い時にご来社下さい。9:00~16:30まで御祈祷の受付を行っております。予約は不要です。

また、外のお祭りでは地鎮祭、年祭のご奉仕がございました。年祭?と言っても多くの皆様は御存じない言葉かもしれません。仏教でいう1周忌や3周忌というのが、神道でいう1年祭、3年祭となります。

神道では、一年祭、三年祭、五年祭、十年祭、二十年祭、三十年祭、四十年祭、五十年祭と祖霊祭が行われます。このお祭りをの意味としまして子孫の丁重なる霊祭を受けて祖霊は安らかに鎮まり。その加護によって家族の日々の安寧と繁栄が守護されます。

祖先の恩とに感謝し、日々の生活を過ごしてみては如何でしょうか?

明日は安産戌の日となっております。皆様の御来社お待ち致しております。


節分祭近づく

2014年01月25日 | 神社祭事

本日境内では節分祭にて豆撒きをする方のご芳名を出す舞台の設営が行われました。

我々神主には、年が明けてから節分祭までが終わると、ようやく “正月が過ぎた” と感じさせられます。 先日までお正月の参拝の方用に大きく御札・御守授与所を展開していた場所が節分の設えに変わっていくのを見るのは感慨深いものがあります。

本日設置途中の節分舞台

節分は暦の上で立春の直前の日、春を迎える日ではありますが、天候の上では寒さの極まる時期で、過去には節分祭で雪に降られたこともあります。

せっかくの祭日です。去年はめでたく快晴でしたので、今年も良い天気に恵まれるよう祈っております。

昨年の節分祭の様子


日中は暖かさを感じました。

2014年01月24日 | 境内の様子

朝の冷え込みはいつも通りに思われましたが、日中の日差しには暖かさを感じました。

数日前の寒さを思えば、今日は過ごしやすくなりました。

昨日は寒椿の開花をお知らせ致しましたが、今日は紅梅が一輪ですが開花しました。

午後は風が出て上手く撮影できませんでした。

紅梅は白梅よりも毎年早く咲いていましたが、木々は敏感に季節を感じて花をさかせてゆきます。

明日明後日と15度前後まで気温は上がるようで、本当に春を感じる陽気となりそうです。

今週末には紅梅の花がだいぶ咲いてきそうです。しかし、紅梅には香りが強くないので甘い香りが漂うことはありません。


寒さ厳しき折柄。

2014年01月23日 | 境内の様子

今朝も座間は厳しい冷え込みとなり、地面はあちらこちらで霜柱が立っているのが見受けられました。

日中は日差しもあり平年並みの気温となるようで、今のところ風もなく日差しがあれば暖かさを感じる事もあるかと思います。

霜柱を見ると冷え込みを実感できます。

その様な中でも少しずつ春の訪れを感じさせてくれるものがあります。

神輿庫の裏にひっそりと咲く誇っているのが寒椿。

緑の艶やかなふっくらとした葉とピンク色の鮮やかさがとっても目をひきます。

ちょっと人目につかないところに咲いてます。

乾燥の厳しいこの時期なかなか鮮やかな花を見る機会が無いように思われます。

雪囲いをした冬牡丹やシクラメンといった花々も寒々しい日常を華やかにさせてくれる物のひとつですね。

今週末は少し寒さも緩み暖かさを感じさせてくれる陽気となりそうです。

気温の寒暖が大きい分風邪などをひく機会が多くなりそうですが、くれぐれもお身体ご自愛くださいませ。


昨夜にちょっとしたお湿りがありました。

2014年01月22日 | 境内の様子

昨日の予報では日付がかわる頃に雨もしくは雪がちらつくような天気予報でした。

実際雨が降ったのか雪がちらついたのかは定かではないのですが、朝の境内は駐車場に水溜りが出来るほどに濡れていました。

境内の砂利もこのところの乾燥で埃っぽくなっていましたが、さっと水を撒いたようにさっぱりとしていました。

砂利を少し洗ったかのようにさっぱりとしています。

 

当社の駐車場もこの様に濡れていました。

本当に乾燥した日々が続いていて、喉もイガイガ、肌はカサカサで大変でしたが、少し改善されそうです。

今度の日曜日にも小さな雨マーク。

周期的に天気が変わって少し乾燥注意報も7改善されてくるのかもしれません。

ノロウイルスやインフルエンザが流行っているそうです。

空気が乾燥しているこの時期、出かける際のマスク着用と帰った時の手洗いとうがいを今更ながら徹底しておかないといけませんね。


二十四節季について

2014年01月21日 | 

昨日、大寒を迎え春も近づいてくる時期と言われております。

この二十四節季とは、一年の季節の細かな節目のために設けられたもので、立春から大寒までを暦の上で二十四に分けたものです。節季から次の節季まで十五日で、もともと中国の暦法で用いられたものであり、紀元前から続くものであります。これが日本の暦法にも取り入れられ持統天皇の時代の元嘉暦(692年)から用いられております。

季節の変わり目を知る目安ともあって様々な民俗行事が行われる日となっております。特に立春の前の節分、春分、秋分、冬至などには古来、宮中や民間で季節に応じた各種の宗教行事が行われてきました。

当社も恒例祭典として、立春の前に節分祭を行っております。この二十四節季を知ることによって季節の移り変わりを感じてみては如何でしょうか?

二十四節季(平成26年)

立春 『りっしゅん』 (2月4日)春の気が立つという意で冬と春の分かれ目の日。

雨水 『うすい』 (2月19日)冷たい氷も解けて水となり、雪も雨に変わるという意。

啓蟄 『けいちつ』 (3月6日)冬眠していた虫も目を覚まして地上に這い出してくるという意。

春分 『しゅんぶん』 (3月21日)昼と夜の長さが同じで、この日から昼の時間が長くなる。彼岸の中日でもある。

清明 『せいめい』 (4月5日)草花も咲き始め、万物清新の気に満ちあふれるという意。

穀雨 『こくう』 (4月20日)この頃の雨は農作物を盛んに成長させるという意。

立夏 『りっか』 (5月5日)この日から夏の気が立ち始めるという意で立夏と呼ばれ、夏の訪れを感じる。

小満 『しょうまん』 (5月21日)万物成長し、実を付け始め、陽気盛んとなり満という意。

亡種 『ぼうしゅ』 (6月6日)亡(のぎ=穂先の固い毛)のある作物の種を蒔くころという意。

夏至 『げし』 (6月21日)昼が長く夜が最も短い日で梅雨期でうっとうしい日が続く。

小暑 『しょうしょ』 (7月7日)梅雨も明けて本格的に暑くなるという意。

大暑 『たいしょ』 (7月23日)暑気盛んとなり酷暑の季節という意。

立秋 『りっしゅう』 (8月7日)この日より秋の気が立つという意。

処暑 『しょしょ』 (8月23日)残暑の厳しさもこの日を境にして暑さも収まるという意。

白露 『はくろ』 (9月8日)秋の陰の気が積もって露を結ぶという意。

秋分 『しゅうぶん』 (9月23日)秋気充分の時で、昼と夜の長さが同じで秋の彼岸の中日。昼時間が短くなる。

寒露 『かんろ』 (10月8日)冷気次第に深まり、草の葉に宿る露も霜となる意。

霜降 『そうこう』 (10月23日)秋も末となり霜が降りるという意。

立冬 『りっとう』 (11月7日)冬の気が立ち始め、雪の便りも聞かれるという意。

小雪 『しょうせつ』 (11月22日)冬といっても寒さも雪もそれほどないという意。

大雪 『たいせつ』 (12月7日)北風も次第に強く雪も多く降るという意。

冬至 『とうじ』 (12月22日)一年の中で夜が一番長く、昼の最も短い日で、日脚は日毎に延びていく。

小寒 『しょうかん』 (1月5日)寒気が最高とまではいかないが降雪がしきりになり寒気がいよいよ厳しくなる。

大寒 『だいかん』 (1月20日)北風も吹き雪もひどくなることから大寒と呼ばれ、冬も本格的となる。

 


大寒

2014年01月20日 | 

今日は暦の上では『大寒(だいかん)』にあたり、この前後が一年で最も寒い時期と言われています。

今朝も地面は凍ったように冷たく(足元が足袋と草履ですからよく分かります)、まさに暦通りだと寒いながらも感心しました。ただ二十四節気では『大寒』の次は『立春』ですから、これからは春に向かって天気が変わっていくという事でしょうか。

正月も20日を過ぎ、午後は境内も落ち着きを見せました

2月4日で暦では春ですが、さすがに桜の蕾はまだ小粒です

しばらくは好天が続くようですが、朝晩は氷点下まで下がる日もしばしばです。正月明けは風邪など流行る時期でもございますので、皆様もお身体にはお気をつけ下さい。


節分祭のご案内

2014年01月19日 | 神社祭事

本日は大変風の強い一日となっておりまが、朝より初宮詣、七五三詣、厄除祈願、家内安全など多くの皆様にお参りを頂きました。

さて、毎年恒例の祭典『節分祭』のご案内です。現在、豆まきの福男・福女を募集しております。参加費(初穂料)は7,000円です。お申し込みを頂きました皆様には、大式のご祈祷札、破魔矢、干支の置物、一升枡、豆を授与品でお渡しさせて頂いております。

まず、ご祈祷を御本殿で行い、その後、豆を撒き、授与品をお渡しさせて頂きます。まだまだ募集を行っておりますので、参加希望の方は、神社046-256-1122までお問い合わせ下さい。

昨年は日曜日開催でしたが、今回は月曜日開催となります。豆を拾われる方は自由参加となりますので多くの皆様のご来社お待ち致しております。景品も約7,000点準備しております。

昨年の節分祭の様子

本殿での御祈祷の様子

豆撒きの様子

豆撒きの様子

豆撒きの様子

参加者に撒いて頂きます豆

景品

景品交換所


新春を迎えて。

2014年01月17日 | 境内の様子

今日も日中は陽ざしは弱弱しく、寒く感じられました。

ご近所の家々では赤白の山茶花が咲き乱れていたり、蝋梅と呼ばれる黄色い梅の花が咲いていたりします。

蝋梅

境内の梅はというと蕾は膨らんではいるもののまだまだ開花は先のようです。

少しでも暖かい日が続けば2月には香しい香りを境内に漂わせるかもしれません。


穏やかな一日

2014年01月16日 | 境内の様子

本日は昨日より暖かく穏やかな一日になりました。また本日も介護施設の皆様にご参拝頂きました。毎年境内が落ち着き始める、10日過ぎ頃に本殿の近くまでお車を入れて頂きご参拝頂いております。

今日は暖かったので、ゆっくりお参り出来た事かと存じます

天気予報では、明日からまた寒くなるみたいです。今週末にはセンター試験がございます。受験生の皆様、体調管理だけは気をつけて、今まで努力してきた事を試験にぶつけて下さい。また皆様に於かれましても20日には大寒を迎えます。どうかお身体ご自愛下さい。


小正月を過ぎて。

2014年01月15日 | 

今日は、今年一番の冷え込みと言うことで日中も3度ほどしかなく、かなり寒く感じました。

一時は雪の心配もありましたが、南岸の低気圧や前線が陸よりだいぶ離れたところを通ったことでその心配もなくなりました。

15日は小正月とと謂われて、この日をさかいに普通の生活に戻り、各神社でも新年を迎える行事も一段落というところです。

小正月には昔はどんと祭とか左義長とかいろいろ名称がありますが、つまりお正月のお飾りをお焚き上げをする行事が各地で盛んに行われていました。

又、その忌み火でお餅を焼いて食べると一年健康に過ごせるとしてお正月最後の楽しみとしていたこともありました。

今はその行事も土日祝日に変更されたりダイオキシンの問題などで行事を中止したりすることが多くなりました。

 

当神社ではお正月期間臨時の古神札納所を設置していましたが、本日をもって閉鎖しました。

今後古い御札や御守は、社務所横に設置しております古神札納所へお納め下さい。