座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

七五三フェアー(予約展示会)開催

2014年08月31日 | お正月

本日、この鈴鹿明神社参集殿にて七五三フェアーが開催されました。

予約展示会という事で、授与品や貸衣装の展示と美容室(着付など)・写真室の予約がその場で行えます。

例年同様、参集殿におきまして10時~16時まで開催させて頂き、お陰様で多くの方にご来場いただきました。

参集殿内のホールにて開催しました

着物・小物も並び、大変煌びやかです

今年はあと一回、『9月14日(日)』に七五三フェアーを開催致します。時間も今回同様10時から16時までの開催となります。ご覧になるだけでも大丈夫ですので、ご興味のある方はどうぞお越し下さい。

また、七五三もそれ以外の御祈願でも、本殿でお祓いを受ける際には事前の予約は必要ありませんので、ご了承下さいませ。


明日は七五三フェアーです。

2014年08月30日 | その他

今日も涼しい朝を迎えました。

雨も早朝に止み湿気は残ったものの、時折陽射しも差し込む陽気となっています。

明日、8月31日日曜日に当社参集殿に於いて七五三フェアーを開催致します。

お祝着、お着付、お写真の予約展示会を行います。

時間は午前10時より午後4時まで。

お気軽にお越し下さい。

 

又、9月14日日曜日にも開催を予定してしております。

御都合の宜しい日にお誘い合わせの上ご来場下さい。

お待ち申し上げております。


お焚き上げ

2014年08月29日 | 御祈祷・授与品

 今日も湿気はあるものの、涼しく過ごしやすい一日にとなりました。

今日はお人形のお祓いについて少しお話させて戴きます。当社では、御札、御守とは別に ”お人形” ”神棚” のお焚き上げもお預かりをしております。

ガラスのケースに入ったものはケースから出して戴きます

 こちらの祭壇の前にてお祭りをさせて戴きます。お祓いをし、祭詞を奏上し、最後に人形などに宿った御霊に元の御座へお還りいただき、祭典は終了となります。

神棚、人形の清祓いの御初穂料は3,000円からとなっていて、大きさや人形の数などで御初穂料が3,000円以上になる場合もあるので御了承下さい。

こちらの祭典にはお立合いも出来ますが、ご来社後すぐには出来かねる場合もございますのでお立合いをご希望の方は事前に当社へご連絡下さい。

先日より急に寒くなってまいりました。皆様におかれましては体調崩されないようお身体ご自愛下さい。


風神祭奉納演芸

2014年08月28日 | 神社祭事

風神祭の祭典が終了して日が落ちた頃から、境内にて奉納演芸が始まりました。

浴衣姿で出店に人が並んでいる光景は夏ならではのもので良いですね。雨も上がり、良い祭日となりました。

丁度始まる頃から晴れ空になりました

囃子保存会のお囃子奉納もあります

演歌の舞台もありました


平成26年 風神祭斎行

2014年08月28日 | 神社祭事

本日16:00より、例年通り『風神祭(ふうじんさい)』が斎行されました。

風神祭とは暦の上での二百十日(にひゃくとおか。台風の多くなる時期)を迎えるにあたり、田畑等に風雨の災害が無いよう祈るお祭りです。

宮司以下祭員、また氏子会・来賓の皆様が着席し祭典開始

修祓。祓詞奏上の後皆様をお祓いします

宮司一拝。御神前に祭典の開始を告げます

献饌。お供え物の蓋を開けます

宮司祝詞奏上

神職による玉串奉奠

氏子会による玉串奉奠。これより来賓の方の玉串奉奠が続きます

最後に宮司一拝を行い祭典をお納めとします


涼しい一日になりました

2014年08月26日 | 境内の様子

今日は一日大気が不安定との予報が出ておりましたが、今の所空は穏やかで、雨に降られることもなく掃除を終える事ができました。

二十四節気では「処暑」を迎え、ようやく夏の暑さも落ち着く頃。洋服に比べ神主の白衣袴姿というのは暑い時期大変こたえるものですが、それももう一頑張りというところでしょうか。

今年の8月は今迄とは少し違う天候のように感じます。

各地で50年に一度という局地的豪雨に見舞われ、土砂災害などで多くの尊い命が犠牲となっています。

通常ならこの頃の前線は秋雨前線といわれるような気象状況で、しとしとと長雨が続いたりはしていますが、今の状況はそれとは異なるようです。

地球温暖化がもたらす気象変動がこのような事象として各地に被害をもたらしているのであれば、今後このような事が頻繁に起こりうるという事。

季節の移り変わりにも変化がありそうです。

今年は参拝者の方から蝉が平年より多いような気がするというお話を良く耳にします。

其の代りと言っては何ですが、今年は境内の木々より樹液が全く出ておらずカブトムシなどの昆虫を目にすることがありませんでした。

地球の気象変動は、最早昆虫の世界まで異変をもたらしているのかもしれません。

不安定な天気が続くようです。どこでどのような災害が起こるかわからない今、出来うる限りの備えを怠らないよう心掛けたいと思います。

 


参拝者からの質問

2014年08月25日 | 境内の様子

今日は朝から曇り空、時よりぽつぽつと雨も降りはするものの本降りになるようなことはなく比較的涼しい一日となっています。

今朝、参拝の方から鐘撞堂の裏手にある赤い実のなっている樹木は何かわかりますか?というお尋ねがありました。

指摘され樹木を直ぐ見に行きましたが樹木の名前がわからず、申し訳ありませんがちょっとわかりかねますとお答えし、参拝者も帰って行かれました。

その後、図鑑やインターネットで調べた結果、『珊瑚樹(さんごじゅ)』という樹木ではないかと思われます。

実は房状になっており、かなりの量の実が下がっていました。

 

この樹木が珊瑚樹であるなら、本州の関東地方南部以西、四国、九州、沖縄に分布する常緑高木で丘陵地や沿海地の谷などに自生。

庭木や生け垣、盆栽や防風林として良く栽培されるようです。

和名『珊瑚樹』は実を支える枝と実が赤くなる姿を珊瑚に見立てたことから名付けられたそうです。

境内の景色を良くブログで取り上げていますが、まだまだ載せていない樹木が他にもあるかもしれません。

もっともっと注意深く境内を見回して、季節の風景をお知らせ致します。

 

 


新戸 日枝神社例大祭斎行

2014年08月23日 | 兼務神社

本日午前9時より、兼務社である相模原市南区新戸鎮座の日枝神社にて例大祭が執り行われました。

神事前の本殿

綺麗に清掃され、御幣と神饌が供されます

日枝神社の御祭神は『大山咋神(おおやまくいのかみ)』という山の神様で、社名の“日枝”というのも総本社の日吉大社が鎮座する“比叡山(ひえいざん)=日枝山(ひえのやま)”から来ています。

この新戸日枝神社の由緒には不詳の所もありますが、創建の際に里人の何れかと関わりのあったものと思われます。

境内末社の第六天神社。こちらでも祝詞が奏上されました

今日は昼前から座間市内でもにわか雨が降りましたが、この例大祭中はなんとか穏やかな天気のまま神事を終えることができました。

ご準備、またご参列いただきました氏子崇敬者皆様方のご多幸を心よりご祈念申し上げております。


手水舎の清掃・禊

2014年08月22日 | 神社知識・作法・歴史

神社にとって一年を通して境内の清掃は大切な社務ですが、夏場ゆえに特に気を遣って清掃する場所もあります。その一つが手水舎です。

衛生面においてもそうですが、手水舎は略式の“禊(みそぎ)”を行う場所としても綺麗に保たねばならない所です。

禊とは“身”を“濯ぐ(そそぐ)”の事で、神事や祭祀の前に罪穢(つみけがれ)を洗い落とす意味があります。水をかぶったり川に入ったりして行いますが、手と口を濯ぐ事でそれを行うのがこの手水です。

神話では神々の父神である伊邪那岐命が妻の伊邪那美命を生き返らせようと黄泉の国まで出向いたが叶わなかった、その時の穢れを川で流し清めたのが禊の始まりとされています。

 

少々大げさになりましたが、手水舎は神社にとって大切な場所です。今回は思い至らず少し汚れてからの急ぎ掃除になってしまいましたが、参拝の方が気持ち良く使えるよう気を付けていきたいと思います。


上棟祭・棟札

2014年08月21日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日、社頭にてご自宅の上棟祭、また棟札についてのお問い合わせがありました。

『上棟祭(じょうとうさい)』とは何かご存知でしょうか? “棟(むね。家の一番高い場所)”を“上げる”と書きますが、重機の無い時代、家を建てるのに最も人手が掛かるのが柱を立て屋根を作ることでした。上棟祭はその棟上げに際して、残る工事の安全と建物が堅固である事を祈るお祭りです。

その上棟祭を行った印として屋根裏などに祀るのが、『棟札(むなふだ)』です。

棟札。表には建築に関わる御神名が、裏には建主氏名や年月日など記録が書かれます

昔は大工の方だけでなく近隣にお住いの方まで大勢招待して、2階から餅やお菓子を撒いたり皆で食事をしたりと盛大なお祝いをしたようですが、今は工事方法が変わった事もあり、上棟祭自体があまり行われなくなっています。

しかし、伝統に則って神事を行い棟札を祀り… こうした事は皆の心を一つにし、新居への愛着を高めてくれる筈です。ご興味のある方は、どうぞお気軽に社務所までお尋ねください。

屋根裏に祀られた棟札


初宮詣・お食い初め

2014年08月20日 | 神社知識・作法・歴史

本日は雲一つなく、陽の光がまぶしい大変暑い一日となりそうです。

言葉の通り雲一つない晴天です

本日はお食い初めと初宮詣でについて少しお話をさせて頂きます。

子供が生まれることを子が授かると言います。神様からの、みたまを受けて生まれたという意味があります。これは 『人は神の子』という日本民族の伝統的な考え方に基づいています。

子供が生まれると産土の神様に初めてご挨拶に伺うのが初宮詣りです。

初宮詣は、産婦が産室を出て、お産の穢れを祓い清める忌明けを何時にするのか全国各地で異なり、三十・三十一・三十二・三十三日目、また長い所では、五十・七十・百日目に御祝いをする地方もあります。

産土の神様のご加護を頂いて生み、またそのご加護に抱かれて生まれた幼児は、やがて首も据わる百日目を迎えて、人並みに食することの意義深さを悟るために産土の神様に産後の安泰をお願いして、祝福を受けるために、幼児にお赤飯や焼き魚など人と同じような食膳をつけ、安らかな行く末と成長をお祈りいたします。これが御食初めの儀式です。 

古くは食膳に産土神社の境内から拾ってきた小石を供え、依代(神霊)として赤子の歯が硬くなるようにと、お祈りいたします。

こちらが当社でお分けしている歯固めの石です

また当社では初宮詣の御祈願、また厄除け、交通安全、その他各種の御祈願も承っております。御予約は承っておりませんので、当日ご来社頂き、受付をして頂くかたちになります。受付の方は09:00から16:30までの間でしたらいつでも結構でございます。

23日には処暑を迎えますが、まだまだ暑い日は続きそうです。皆様におかれましては、体調管理をして頂き、お身体ご自愛下さい。


御幣の奉製

2014年08月19日 | 神社知識・作法・歴史

当社の例大祭は毎年8月1日ですが、兼務社の例大祭は多くが4月と9月、つまり春と秋に斎行されます。

今日は相模原市南区新戸鎮座の日枝神社の例大祭に向けて御幣を奉製いたしました。

神様へのお供え物として何を用意するべきか。それは人と同じで『衣食住』が欠かせないと言われます。

『食』は文字通り神饌(しんせん=食べ物)、『住』は神社の建物それ自体と考えられますが、『衣』に当たるのがこの御幣です。

かつては布を畳んだものを串に挟んでお供えしたようですが、やがて白、あるいは金銀・五色の紙を用いるようになり、現在は写真のように紙垂を付けた装飾的な形になりました。

 

暦の上では秋祭が近づいておりますが、まだしばらくは暑い日が続きます。氏子崇敬者の皆様にあられましては、お身体ご自愛の上お過ごし下さいませ。


地鎮祭について

2014年08月18日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日はお盆休み明けの大安。社頭は落ち着きを見せておりましたが、地鎮祭のご奉仕がございました。真夏の地鎮祭ともあって、お施主さんの熱中症が気になるところでもあります。

しかしながら、皆様揺らぐことなく参列され、祭典をお受けになっておりました。

さて、地鎮祭とは、工事を始める前にその土地の神様に、工事の安全と変わらぬ守護を願うお祭りです。

とは言いましても一生のうちに1度ないし2度あるかと言うお祭りかもしれません。これから、地鎮祭を行う方に地鎮祭の式次第についてお話し致します。

地鎮祭舗設の様子

当日は、地鎮祭開始の約30分前に現地に到着し、祭壇を舗説致します。(忌竹、祭壇、神饌、盛砂など)その後、お施主さん、施工(設計)会社の皆さんがお揃いになられましたら式を開始致します。
式の次第は下記の通りです。
 
一、修祓(しゅばつ)
    神饌、玉串、参列者をお祓いいたします。
一、降神の儀(こうしんのぎ)
    神様をお迎えいたします。
 一、献饌(けんせん)
    神様のお食事をお供えいたします。
一、祝詞奏上(のりとそうじょう)
    神様に工事の奉告ならびに工事の安全を祈願いたします。
一、四方祓の儀(しほうばらえのぎ)
    土地、地縄の四隅をお祓いいたします。
一、地鎮の儀(じちんのぎ)
    土地に鎌・鍬・鋤を入れます。
      刈初の儀(かりそめのぎ) 鎌・・・・・・設計者
      穿初の儀(うがちぞめのぎ) 鍬・・・・・お施主さん
      鋤入れの儀(すきいれのぎ) 鋤・・・・・施工会社
一、鎮物埋納の儀(しずめものまいのうのぎ)
    土地の神様へのお供え物を土の中にお埋めいたします。
一、玉串奉奠(たまぐしほうてん)
    玉串をお供えし拝礼します。
一、撤饌(てっせん)
     お供えした神饌をお下げします。
一、昇神の儀(しょうしんのぎ)
    お迎えした神様をお送りいたします。
一、神酒拝戴(しんしゅはいたい)
    参列した皆様で、お下げした神饌(御神酒)を戴きます。
地鎮祭の冊子をお施主様にお渡しさせて戴いております。
 
地鎮祭は、開始から約30分のお祭りとなります。日程等が決まりましたらお早めに神社へご相談下さい。

向日葵咲きました。

2014年08月17日 | 境内の様子

朝方は曇っていて比較的涼しかったように思われました。

昼頃には日差しも出て暑さがやって来ました。

そんな中、今朝出社すると先日植えた向日葵のいくつかが咲いていました。

丈がもう少し大きくなるかと思っていましたがそれ程伸びず、咲きました。

向日葵は太陽の方を向いて咲くと言われていますが・・・・・

 

少し日当たりも悪いのかひとつひとつ別々の方を向いて咲いています

何とも可愛らしい向日葵となりました。

植えた直後は枯れてしまうんじゃないかと思っていましたが殆どが息を吹き返して根付き、その後例大祭期間中に何本かが踏まれて折れてしまう残念な出来事もありました。

小川沿いの花壇に咲いていますので、宜しかったら覗いてみて下さい。 


今日は旧盆の送り火。

2014年08月16日 | 

8月16日、今日は旧盆の送り火でした。

座間周辺は新暦の7月にお盆を行いますが、一般的にお盆休みというと8月のこの時期を言いうので座間周辺にご実家をおもちのご家族の方はやはり8月に帰省されるようです。

お盆近くからお盆中に来られるお宮参りの方は、やはり遠方の方が多く見受けられ帰省にあわせて行うようですね。

そんなお盆も13日に迎え火を焚いて亡くなったご家族の霊や祖先の霊をお迎えして饗応し、本日16日の朝に送り火を焚いてお見送りをする。

馬や牛に似せたきゅうりやナス

 

 

送り火を焚いてお見送りをします

 

お盆の時期は、虫を殺したりする殺生は極力避け、川や海などの水辺では遊ばないという事が迷信として言い伝えられていました。

虫は、形を変えて帰ってきた祖先の霊に例えられたり、川や海辺では霊に連れて行かれてしまうと言われていました。

今は、新暦、旧暦とお盆の時期も異なり、又核家族化したことにより実家と言われるものの意義が薄れた結果により迷信が消えてしまったようです。

実家、また本家と言われるものが家(※この家は住む家ではなく、一族と言われるものの家を表します)の中心にあり、お盆やお正月には必ず帰省する事が当たり前とされました。

そこで祖父や祖母が孫に対して色々な事を教え諭すという事が行われ、迷信など伝えられてゆきました。

今はこの様な事が古臭いと言われて敬遠されるようになり、また実家や本家の扱いも微妙になっています。

お盆というこの時期にこそ感謝することの意義や祖先が礎となっての自分の命がある事など少しでもご家族の中でお話をされてみては如何でしょうか?