座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

月次祭準備

2015年02月28日 | その他

本日は雨も降る事無く、柔らかな日も差し心地よい暖かい一日となりそうです。

その中、節分祭の芳名板を業者に委託して外して戴きました。

はやいもので節分祭からもう一カ月が経とうとしております

 さて、明日から月も変わり3月入り当社では月次祭が斎行されます。神主・巫女で月次祭の準備をしております。

月次祭の準備は、お供え物の用意や境内の紙垂替えなどとり行います。

明日は生憎の雨の予報です。今年の春はエルニーニョ現象の影響があるようで、今週一週間のような天気が続くそうです。

また季節の変わり目でも御座いますので、お身体崩されないようお気を付け下さい。


相模中央氏子総代会役員会が開催される。

2015年02月27日 | その他

昨日午後3時より相模中央氏子総代会役員会が当社参集殿にて開催されました。

相模中央氏子総代会は、愛甲郡を始め厚木市、座間市、海老名市、綾瀬市、大和市の神社111社からなる氏子総代会です。

当日は役員会ということで、約30名ほど出席となったようです。

活発な議論がなされたようです 

当氏子総代会の研修旅行の日程と行程が決まりました。

今回は、4月に靖国神社への正式参拝と武蔵野御陵への参拝になったようです。

午後4時過ぎ散会となりました。大変お疲れ様でした。 


山茱萸開花

2015年02月26日 | 境内の様子

春になりましたので、この境内でも梅や桜に限らず様々な草木が花を咲かせます。

今日は生憎の雨ではありましたが、紅梅・白梅の間に山茱萸(さんしゅゆ)が黄色い花を開いているのを見つけることができました。

一番目を引くのはやはり梅の花ですが

直線的な樹体の彼方此方に花が咲き始めました

境内に暖かさを添えるような黄色です

山茱萸は朝鮮半島原産の木で、秋に生る実が薬用となるため江戸時代に輸入されたそうです。変わった名前ですが他にも“ハルコガネバナ”“アキサンゴ”“ヤマグミ”の呼び方があります。

神社ではその実を利用する事はないのですが、こうして毎年花を咲かせる姿を見るとそれだけで心が晴れやかになるものです。


かわらけ

2015年02月25日 | その他

今朝の気温は6度位と比較的暖かい朝を迎えました。

日中も薄日が差すような天気、風も無く比較的穏やかな日和となっています。

日頃、地鎮祭等の外のお祭りをご奉仕させたいただく最後にご神酒にての神酒拝戴を執り行っています。

御神前にお供えをしましたご神酒をご参列いただいた方々に『かわらけ』という器を使い、お頒け致します。

当社のかわらけ

直会といって御神前にお供えをした神饌を調理して参列された方々で戴くという行事があるのですが、ご神酒拝戴はその簡略したものと考えても良いかもしれません。

又、この頃は飲酒運転での悪質な事故が相次いでいるため、神酒拝戴を控える神社もあるようですが行事をなくしてしまうより形だけでもと当社は執り行っています。

神酒拝戴後、記念に『かわらけ』をお持ち帰りになる方もいらっしゃいます。


神社の“摂社・末社”

2015年02月24日 | 神社知識・作法・歴史

昨日お祭りを行った境内の稲荷社は、境内にありますがこの鈴鹿明神社本殿とは違う神様を祀る、それぞれが別の神社であります。

当神社に限らず、境内に本社以外の小さなお社やほこらがある、というのはよくあります。私達はそういったお社・ほこらを『摂社(せっしゃ)』『末社(まっしゃ)』と呼んでいます。

昨日の境内稲荷社の様子

池の小島にあるお社にも“厳島神社”という名前があります

摂社末社は神社によってその数・規模・歴史も様々です。“枝社(えだしゃ)”という言い方もされますが本社と上下関係にあるわけではありません。

明治時代の官国幣社の基準では、

 ①本社の神の御后・御子・他由緒ある神を祀った社

 ②本社創建以前に鎮座していた神を祀った社

 ③本社の神の荒魂(あらみたま。神の活動的な側面・御力)を祀った社

 ④本社の土地の地主神を祀った社

 ⑤その他特別な由緒があって祀られた社

以上5項目にあてはまるものを「摂社」、それ以外を「末社」と呼んでいました。ただし、現在は摂・末社の呼び名に区別の基準はないそうです。

 

摂社末社を見るとその本社の由緒や歴史が見えてくることもあります。神社にお参りをするときは大小に関わらず全ての神様にお参りして帰る、という方もいらっしゃいます。

当神社、または観光などで各地の神社をお参りされる際には、どのような摂社末社があるのかも見てみてはいかがでしょうか。


境内稲荷社 初午祭斎行

2015年02月23日 | 神社祭事

今日は2月23日、今年の二ノ午の日に当たります。

11日の初午の日でも触れましたが、“伏見稲荷大社の御祭神が稲荷山に降臨したのが午の日だった”という伝説にちなみ、その年の立春後初めての午の日を特に『初午』の日として全国の稲荷社でお祭が執り行われます。稲荷神様の誕生祭と言うと分かりやすいかもしれません。

初午の日は依頼のあった方々の稲荷社へ神主が出向いていますので、当神社境内に鎮座する2座の稲荷社ではこの二の午の日に祭事を行うのが倣いとなっています。

関係者参列の元お祭りが始まります

斎主祝詞奏上

玉串奉奠

先週の内は今日雨になるとの予報でしたが、朝から大変良い天気に恵まれました。風も強い南風で、春一番になるのでしょうか?

ただこの暖かい空気は一時のもののようです。季節の変わり目という事もありますので、皆様もお身体充分ご自愛ください。


前鳥神社氏子青年会 正式参拝奉仕

2015年02月22日 | 境内の様子

本日午後2時より、平塚市四之宮鎮座の前鳥神社氏子青年会の皆様が来社され、正式参拝を執り行いました。

正式参拝とは、主に団体の方が時刻を決めて神社へ申し込みをし、本殿内にて揃って参拝をする事を言います。

修祓

神前神楽 浦安の舞 奉納

玉串奉奠

正式参拝後は、当神社禰宜による神社由緒の説明などがありました

お陰様で雨も降らず無事に正式参拝をご奉仕する事ができました。

今回は数台の車に分乗してのご移動との事。誠にご苦労様でございました!皆様のご健康と前鳥神社様の益々のご発展を心よりお祈り申し上げております。


御祈祷の合間に。

2015年02月21日 | 境内の様子

今日も陽射しがあり少し暖かく感じます。

境内も徐々に春らしくなってきたようです。

明日は、当社の参集殿で大きな会合が予定をされており、又午後からは正式参拝もあるので境内を少しずつ綺麗にしています。

植込みの落ち葉も御祈祷の合間に取りました。

 

境内の紅梅も見頃を迎えています。

 

白梅は2分咲きといったところでしょうか。

明日の天気は曇り雨の予報。 午後には春一番が吹くかも?

23日には気温が17度位まで上がるそうで、その後暖かい寒いを繰り返してゆくものと考えられます。

三寒四温と天気が目まぐるしく変わってゆくと春本番へと向かってゆきます。

 


建築儀礼について

2015年02月20日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

当神社では御依頼のあった場所に神主が出向いてお祓いを行う、出張祭典を受け付けております。

多くの場合、家の建設に関わる『建築儀礼』がそれにあたりますが、実際に立ち会った事がなければイメージするのが難しいかもしれません。

ここでは順を追って、一軒家が建つまでの建築儀礼についてご紹介したいと思います。

 

①『解体奉告祭』『埋井祭』『伐木祭』  …建物を建てるにはまずその場所を整地しなくてはなりませんが、土地に長くお住いの方がいると、その御屋敷や井戸、思い出のある樹があるかもしれません。 “全ての物に神が宿る”というのが神道の考え方ですので、取り除ける場合はその奉告をするお祭りを行います。

伐木祭の様子

②『地鎮祭』  …これは名前を聞いたことがあるという方も多いかもしれません。 建設工事の開始に先立ち、土地の神様へ工事安全と建物が堅固であることを祈るお祭りです。 建築儀礼の中では最も重要視されています。

③『上棟祭』  …“棟”とは“家の一番高い所”の意味。 屋根が組上がる時に行うお祭りで、改めて工事の安全を祈るとともに、大工さんや近隣の方を招いてお祝いをする事もあります。 昔と家の建て方が変わってきたために近年ではあまり行われなくなってしまいました。

④『竣工奉告祭』  …建物が無事完成したことを土地の神様へ奉告し、施主様と工事関係の皆様が集まってお祝いをするお祭りです。 ここまで来ると皆様の表情も晴々として、奉仕する神主としても気持ち良いものがあります。

工場の竣工祭の様子。屋内に紅白幕を引いて斎場をご用意いただきました

⑤『入居奉告祭(新室祓)』  …建物が自宅の場合、竣工祭ではなくこちらを行うことになります。 ご家族の参列の元、土地の神様へこれから住まう奉告をし、またご家族にもお手伝いいただいて新居の部屋それぞれのお祓いをします。

 

以上が家が建つまでの建築儀礼の流れです。何かお知りになりたいことがありましたら、お気軽に社務所までお尋ね下さい。


『小田急のくらし』に掲載されました!

2015年02月19日 | その他

本日は昨日の雨も上がり清々しい一日の始まりとなっております。当社敬神婦人会鈴華の会の皆様は毎年恒例の神奈川県敬神婦人連合会初参りのため早朝より「靖国神社」にお参りに出発致しました。

さて、先日、『小田急のくらし』というサイトを運営する会社からの取材を受け、当社の記事が掲載されました。小田急沿線の暮らしに寄り添う密着サイトとして「小田急のくらし」とは、小田急沿線のくらしに寄り添う地域密着サイトで、小田急沿線に縁のある『読者リポーター』のみなさまと共に、小田急沿線での「発見」「発掘」「発信」をお届けし、小田急線沿線の地域を取材し、地域を紹介するサイトです。

当社以外にも多くの神社が掲載されておりますのでご覧下さい。


神棚・御札について

2015年02月18日 | 神社知識・作法・歴史

本日は雨の降りしきる中大安ともあって、昇殿参拝を始め地鎮祭、邸内社廃祀昇神祭のご奉仕がございました。

お正月から2ヶ月半が過ぎ、神社の落ち着きを取り戻し始めております。お正月に参拝者の皆様からの様々な質問がございました。神棚・御札についての問い合わせをQ&Aでお答え致します。


Q:神棚がありませんが御札をお祀りしてよいのでしょうか?

A:神棚がない場合はタンスや本棚など目線より高い位置で敷物を敷いてお祀りして下さい。神棚がない方は当社で作成致しました御札立てを無料でお渡ししております。



 

無料頒布の御札立て手前に天照皇大神宮・次に鈴鹿明神社の御札


Q:御札の薄紙ははがした方が良いのですか?

A:薄紙は包装紙ですからはがしても大丈夫ですが、尊い御札ですからはがさず着けたままでも構いません。


Q:御札の祀る向きはありますか?

A:御札は、東又は南に向くように、目線より高めの位置にお祀りします。神棚に祀る場合、宮型の大きな場合(御扉が3つの場合)は中央に神宮大麻(伊勢の神宮)の神札、向かって右側は、今住まいのある土地の氏神様(鈴鹿明神社)の神札、向かって左側は崇敬神社の神札をお祀りします。宮型が小さな場合(御扉が1つの場合)は一番手前に神宮大麻、その次に氏神神社(鈴鹿明神社)の神札、その後に崇敬神社の神札をお祀りします。神棚が無い場合は、同様に横に並べでお祀りするか、重ねてお祀りします。


Q:不幸があった場合はどうすればよいですか?

A:一般的には50日祭(仏式では49日)が終わるまでは神棚のおまつりは遠慮します。


Q:神棚にいろいろな神社の御札をお祀りして大丈夫ですか?

A:神道は多神教で多くの神様が協力し合って日本国土、我々を守ってくださっておりますので大丈夫です。 ケンカする事はありません。


まだまだ多くの質問がございますが多かった質問をQ&Aで報告させて頂きました。

質問ではございませんが、御札を神社に納めるときに「どこに捨てたらよいですか?」と仰られる方が多かったような気がします。御札は納めるという言い方が正しいので感謝の気持ちを持って納めて戴くように心掛けてみて下さい。

日本の神様に御守りを戴いて皆様が一年無事に過ごせます様心よりお祈り致します。


平成27年 祈年祭斎行

2015年02月17日 | 神社祭事

本日午前10時30分より祈年祭を斎行致しました。今日は朝から雨が降ったり止んだりの状況で、参進は内回廊を使いました。

氏子会役員約40名程のご参列をいただきました。

修祓

斎主一拝

献饌

 

斎主祝詞奏上

斎主玉串奉奠

氏子会会長 玉串奉奠

五穀豊穣を願い恙なく斎行致しました。その後、参集殿にて直会を行い散会となりました。


祈年祭準備。

2015年02月16日 | 神社祭事

昨日の風も収まり日差しも出て比較的暖かい日和になっています。

明日は祈年祭。 今日はその準備をしました。

玉串用の榊を採りました。

境内清掃を入念に、又月次祭にあわせて紙垂を替えましたが昨日の風で切れたりしているところがないか確認して取り替えました。

暖かさに誘われて境内の疎水に小鷺がやってきました。

小魚を狙っているようです。

祈年祭を過ぎると田圃の準備を行うところも出てくるようです。

季節は春本番へと向かっています。

 


風強くなってきましたね。

2015年02月15日 | 境内の様子

今日は15日で日曜日、戌の日ということもあり、月次祭を斎行して直ぐに御祈願が始まりました。

午後3時過ぎまで引き続きの御祈願でしたが、車のお祓いの為に境内へ出てみると風が時折強く吹いているように感じました。

日差しがある為寒さはありませんでしたが、国旗ははばたき境内の木々は大きく揺れていました。

北海道や東北、北陸では大雪と強風の為に視界が悪くなっているところもあると聞きます。

去年のこの時期、2度の大雪に見舞われて大変な状況となっていましたが、今年は雪も少なく助かります。

風が吹いてもそれ程寒さを感じないのは有り難いです。

このまま暖かくなってくれると助かりますが、そうするとスギ花粉が飛散して辛い日々がやって来ます。

境内のも杉があるので要注意です!


梅も徐々に!

2015年02月14日 | 境内の様子

本日は暖かい穏やかな天気に恵まれております。インターネットを見てみますと花粉情報が出るようになりましたね。

本日は春の訪れを教えてくれる梅の花が徐々に咲き始めております。満開にはまだほど遠いですが参拝の皆様の目を楽しませてくれます。

参集殿の駐車場には、紫、黄色の花が境内を明るくしてくれます。

弁天池の鯉も気持ちよさそうに泳いでおります。境内に遊びに来てくれる子供たちに大人気です!

境内も四季折々の顔を見せてくれます。お近くにお立ち寄りの際は是非ご覧頂きご参拝下さい。