座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

夏越大祓式斎行

2011年06月30日 | 神社祭事

本日、夏越大祓式を斎行いたしました。祭典直前に小雨が降り始め、例年では、境内にて大祓式を行い、その後、本殿にて祈願祭を斎行いたしておりましたが、少々変更致しまして、まず、参列者の皆様と、茅の輪くぐりを行い、本殿にて、大祓式並びに祈願祭を斎行させて頂きました。

本年も多くの参拝者の皆様に御参加頂きました。御参加できなかった皆様方の人形もしっかりとお祓いさせて頂きました。

茅の輪くぐり
大祓詞奏上
八針神事

本日、御参加頂きました皆様方には、ちまきをお渡しさせて頂きました。是非とも玄関にお祀りして頂きますようお願い申し上げます。

また、人形をお納め頂きました皆様方には、後日茅の輪守りをご郵送させて頂きますのでご了承願います。


子供神輿練習

2011年06月29日 | 氏子会・敬神婦人会・神輿保存会入谷睦
本日、子供神輿の第1回目の練習がありました。毎年約4回程度の練習を重ね、宵宮祭での子供神輿渡御に臨みます。

はじめは掛け声を合わせる練習から
練習用の御神輿。本番の半分の重量があるそう

実際の御神輿はかなりの重量があるうえ、大勢がかたまって担ぐので、声と足並みを合わせるチームワークの大切さは、大人神輿と変わるところはありません。
毎年、最初はなかなか息が合いませんが、練習を重ねるたびに、息が合い大人顔負けの素晴らしい担ぎ手が誕生いたします!

だんだん御神輿らしく

今年も一昨年前に新調した子供神輿を担ぎます。宵宮祭731日午後7時から行われる子供達の勇敢な姿を是非ご覧下さい。

子供神輿の練習と同様、子供達のお囃子の練習もそろそろ境内で始まります。始まりしだいブログにて報告できると思います。

明日は、6月30日15時より夏越大祓を斎行いたします。皆様の参加をお待ちいたしております。

茅の輪完成

2011年06月28日 | 神社祭事
6月30日15時斎行致します夏越大祓の茅の輪が完成いたしました。
茅の輪の材料「チカヤ」
茅の輪作成
設置完了
 
茅の輪の由来
 
神代の昔、素盞鳴尊様(当社御祭神)が大勢の神々等と日本の国土に住まいする人等の平和と産業の発展の為に諸国を視察して廻っている時、ある貧しい一軒の家で(蘇民将来と云う人)一夜の暖かい待遇を受けられた事を大変感謝され「もし世の中に悪疫(悪い病気)が流行しだしたら、チカヤをもって輪を作り腰の上にかければ必ず一切の悪疫から免れる事が出来る」とお教え下さった。(備後風土記)
此の故事に習って、茅の輪信仰が広まり現在では境内に茅の輪を作り、くぐる事によって、(悪疫)から免)れると云う教えが行われています。

ご通知の通り、当社では、毎年6月30日午後3時より、夏越大祓式を斎行致します。ご参加自由となっておりますので、皆様の御参拝お待ちいたしております。

神棚・神札について

2011年06月27日 | 神社知識・作法・歴史

本日は、朝から雨模様です。草木にとっては、恵みの雨、境内の緑が生き生きとしています。

本日の境内の様子

本日は、参拝者の皆様からよく質問をお受けする神棚、御札の祀り方についてお話しをさせて頂きます。

◎神棚の祀り方
神棚は神様がお鎮まりになる所ですから、明るく清らかな場所が望ましいとされています。一般のご家庭におかれましては、家族がいつも集まる部屋で、毎日親しみを込めてお参り出来る場所に、南向きか東向きに、目線より高い位置にお祀りするとされています。

◎神札の祀り方
神棚には、様々な形があります。3社造りの宮形の場合(図の右)は、中心に伊勢神宮の御札「天照皇大神宮」、向かって右側に氏神様の御札、向かって左側に崇敬神社の御札をお祀りします。
また、1社造りの宮形の場合(図の左)は、一番手前に、伊勢神宮の御札「天照皇大神宮」、次に氏神様の御札、その後に崇敬神社の御札を重ねてお祀りします。
神棚が無い場合は、清潔な場所で目線より高い位置にお祀りして下さい。

その他、神社に関するご質問がございましたら、お問い合わせ下さい。


大安吉日

2011年06月26日 | 御祈祷・授与品
本日は、大安日曜日と言うことで、多くの皆様の御参拝がございました。
特に本日は、お生まれになれられたばかりのかわいい赤ちゃんを抱きかかえられたご夫婦のお宮参りなどご奉仕させて頂きました。
お宮参りは、一般的には、男児は生後31日頃、女児は33日頃に、赤ちゃんが無事に誕生したことの感謝と今後のご加護を祈って神社にお参りするとされています。
 
本日の境内の様子

本日、お宮参りに御参拝頂きましたお子様の健やかなる成長をご祈念申し上げます。
また、本日、地鎮祭並びに入居清祓いのご奉仕をさせて頂きましたご家族の皆様、誠におめでとうございました。
このように、様々な節目節目のご家族の皆様の祭事に、ご奉仕出来ますこと神職一同感謝申し上げ致します。

例大祭ポスター完成

2011年06月25日 | 例大祭
7月31日宵宮祭、8月1日例大祭に向けて準備が進んでおります。今年も例年通り、例大祭を斎行いたします。
今年のお祭りのポスターが完成いたしました。毎年、神輿保存会「入谷睦」のご協力によりまして、今年も立派なポスターが出来上がりました。近々、入谷地区内の自治会掲示板をお借りいたしまして、お披露目出来ると思います。
今年は、東日本大震災により、自粛か、開催かと氏子会をはじめ各種団体との協議を重ねて参りました。
協議の結果、例年通り、例大祭を開催する運びとなりました。このお祭りを通じて、少しでも、東日本大震災で被災されました皆様に、何らかの形で復興支援にご協力できればと考えております。
お祭りの詳細につきましては、7月中旬に再度ブログにて、お知らせいたします。
平成23年 例大祭ポスター

まもなく夏越大祓

2011年06月24日 | 神社祭事

この六月も末に近づき、来る30日には夏越大祓祭が執り行われます。
週末が雨の予報と言うこともあり、本日境内にて大祓の茅の輪の準備が行われました。

大祓は夏と冬と年二回行われ、半年分の罪穢(つみけがれ)を祓い清めるという儀式です。
特に夏の大祓では、チカヤという葉で作った輪を皆でくぐり、疫病を遠ざける“茅の輪くぐり”という行事が主役となります。全国の神社でほぼ同じ日に行うものですから、見たり聞いたりしたことがある人も多いかもしれません。

この鈴鹿明神社でも毎年恒例の行事です。が、なにしろ当日は100人を越す参列者の皆様と列をなしてくぐるものですから、茅の輪そのものの大きさもなかなかのものです。
今日は茅の輪本体に先立って、枠組みのみ設置する事になりました。

組み立て中

後日、職人の方に編んだチカヤをはめ込んでもらえば茅の輪の完成です。近くまた改めてお伝えできるかと思います。
もうあと一週間ほどでこの平成23年も折り返しということです。季節の変わり目は何もかも早く感じる気がしますね。

外側のみ完成

 


境内の樹々

2011年06月23日 | 境内の様子

本日は、友引と言うことで、個人住宅・共同住宅地鎮祭、マンション新築工事安全祈願祭をはじめ、社頭でのご祈祷がございました。

先日、境内での清掃中に参拝の方から質問を受けました。
『この樹はなんていう樹なんですか?』
『あぁ、その樹は榊の樹ですよ』
『いえ…その奥の大きい樹なんですけど』

境内には様々な樹が植えられています。
特別由緒のある樹、樹齢を重ねた樹は“御神木”として祀られる事もありますが、樹自体が縁起物として植えられている場合もあります。

当社御神木

榊の樹はその代表的なものです。四季を通して青々とした葉をつけるので、生命力のある樹として古くより神社の祭事や装飾に使われてきました。
いちょうは“公孫樹”とも書き、実をつけるまでに長い年月がかかることから、長寿・家々の繁栄を祈るものとして、こちらも神社でよく見かける樹です。
南天は“難を転ずる”の意味から、一般の家でもよく植えられていますね。

冒頭のくだり、恥ずかしながら私は答えることができませんでしたが、葉から調べるとすぐに分かりました。便利な時代です。

正面看板の背面の木「スダジイ」
◎スダジイ(ブナ科シイ属)

南東北から九州・沖縄にかけて分布する常緑高木。育つと20メートル程になる。
5月下旬~6月に花が咲き、実は食用にもなる。シイタケの原木にも利用。
神社仏閣によく植えられている、とあります。

特に気を引かない樹と思っていましたが、人生勉強ということですね。
色々考えさせられる一日になりました。


神奈川県敬神婦人連合会創立50周年記念大会

2011年06月22日 | 氏子会・敬神婦人会・神輿保存会入谷睦
本日、横浜みなとみらい小ホールにおきまして、神奈川県敬神婦人連合会創立50周年記念大会が開催されました。この神奈川県敬神婦人連合会は、神奈川県内神社の婦人会の団体です。

当社鈴鹿明神社にも、敬神婦人会「鈴華の会」がございます。主に神社における祭事のお手伝い、年二回(例大祭前、お正月前)の本殿をはじめ境内の大掃除をご奉仕いただいております。氏子会同様、神社の護持運営にいつもご協力を頂いております。

本日は、県の記念大会ということで、鈴華の会会員と鈴鹿明神社巫女、総勢43名で参加いたしております。また、記念大会会場では、被災地の産物、わかめ・とろろ昆布を復興支援の一助として、購入金額すべて被災地へ寄付するとのことでした。

記念大会会場
 
13:00 記念式典開会
14:15 講演会「神奈川県神社庁庁長・鶴岡八幡宮宮司 吉田茂穂様の講演」
15:10 雅楽演奏会・巫女舞「鶴岡八幡宮雅楽部、鶴岡八幡宮巫女」
雅楽演奏会
 
16:00 記念式典閉会
17:00 懇親会
19:30 全行程終了
当日販売された宮城県産とろろ昆布と生わかめ
 
本日は丸一日、鈴鹿明神社敬神婦人会「鈴華の会」の皆様お疲れ様でした。

手水の作法

2011年06月21日 | 神社知識・作法・歴史

本日は、天候も良く、地元の小学生の写生大会が境内で行われておりました。

今日は、神社での手水の作法について説明させて頂きます。

手水の作法
   まずお参りの前に、手水舎にて、お清めをいたします。
   作法といたしまして、
    1,左手をお清めいたします。
    2,柄杓を持ち替え右手をお清めいたします。
    3,柄杓を持ち替え、左手に水を注ぎ口の中をお清めいたします。
      (図のように柄杓に口を付けてはいけません。)
    4,次に、もう一度左手をお清めいたします。
    5,最後に、使用した柄杓を縦にして、柄杓に水をかけます。
 以上が、手水の作法となります。

今後も、様々な作法を分かりやすく記載させて頂きます。手水の作法につきましては、当社手水舎に絵付きの説明板を設置しております。お参りの際は、そちらもご覧下さい。


境内の稔りと恵み

2011年06月20日 | 境内の様子

今年も境内の梅の木に多くの実が稔りました。境内は多くの梅の木があり、年の暮れからろう梅(黄色い梅の花)に始まり紅梅、白梅と正月過ぎから二月にかけて境内は梅の花の香りと可憐な花弁に覆われます。

その後、小さな実がなってから昨年と同様今年も遅霜に見舞われるなど厳しい自然環境にありましたが、何とか今年もこのような大きさまで育ました。

そして水無月には多くの稔りとなり、毎年職員総出で収穫を行っています。
又、一昨年に移植したサクラが今年も多くの実を稔らせました。赤くてかわいらしい実が低木にたくさん稔ります。味はちょっと甘酸っぱい感じですが、境内清掃中にちょこっと摘んだりしています。

梅雨の時期は季節柄じめじめしてうっとうしい毎日ですが、こんな楽しみも神社にはあるのです。

収穫前の梅
ちょっぴり甘酸っぱいさくらの実

入居清祓い(新室祓い)

2011年06月20日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日は、大安です。社頭祈願、地鎮祭などの神事がございました。

神事には様々な祭典が執り行われます。本日は、昨日斎行いたしました『入居清祓い(新室祓い)』について、お話させていただきます。

入居清祓いは、火の神様、水の神様、氏神様等の神々へ建物の完成の奉告と新居がいつまでも堅固でありますようにと御祈願いたします。建物のお部屋ひとつひとつをお祓いし、特に健康のよりどころとなる台所や災いを招きやすいトイレやお風呂などの水まわりをきちんとお祓いする事によって、ご家族の皆様方の健康や安全が保たれ、新居がご家族の皆様方にとって健やかにお過ごしいただけますよう祭典を行います。

新居内での祭壇

 

神職とご家族の皆様とともにお祓いをいたします

入居清祓い並びに地鎮祭、誠におめでとうございました!

弁天池とカメと鯉

2011年06月19日 | 境内の様子

一日曇り空でありましたが、境内にあります弁天池の鯉は、元気に泳いでいました!

また、亀も気持ちよさそうに甲羅干しをしていました。
甲羅干しする亀
元気に泳ぐ弁天池の鯉
弁天池の水は、神社の東側にあります龍源院境内から湧き出る水がこの池に注がれています。この湧き水は、古代から飲料水や稲作・水車の動力源として使用されていました。
このような、歴史ある貴重な湧き水を絶やすことなく、水辺環境を大切にしていきたいものです。
龍源院境内から流れ出る湧き水
今日は、父の日です。普段言えない感謝の気持ちを伝えてみては如何でしょうか?

「子どもみこし担ぎ手」募集

2011年06月19日 | 氏子会・敬神婦人会・神輿保存会入谷睦

本年も8月1日例大祭に向けて、準備が始まっております。タウンニュース座間版No417平成23年6月17号に「子どもみこし担ぎ手募集」の記事が掲載されました。

毎年、8月1日例大祭前日7月31日に行われる、宵宮祭で、こどもみこしの渡御がございます。今年で7回目を数え、一昨年に鈴鹿明神社神輿保存会「入谷睦」が奉納した子どもみこしを担ぎます。

対象は小学1年生から6年生までとなっております。毎年、本番の宵宮祭まで、4回の練習を重ね、本番に臨みます。

年々子どもみこしは担ぎ手が増えており、今年もお子様のたくましい姿が見られることを楽しみにしています!

希望者は、7月15日迄に神社(046-256-1122)まで電話にてお申込をお願いいたします。

タウンニュース座間版No417平成23年6月17号

地鎮祭

2011年06月18日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)
本日、お宮参りなど昇殿参拝がございました。また、外のお祭り、地鎮祭のご奉仕もございました。
衣食住の3つの生活条件の中でも「住」に関するお祭りは、古代から厳粛なものとして今日に至っています。地鎮祭は「とこしずめのまつり」や「じまつり」とも呼ばれています。
工事を始めるにあたって、氏神様とその土地の神様をお招きし、土地の安定と工事の安全を願うお祭りです。
地鎮祭の様子
地鎮祭式次第

一、修祓(しゅばつ)
    神饌、玉串、参列者をお祓いいたします。
一、降神の儀(こうしんのぎ)
    神様をお迎えいたします。
 一、献饌(けんせん)
    神様のお食事をお供えいたします。
一、祝詞奏上(のりとそうじょう)
    神様に工事の奉告ならびに工事の安全を祈願いたします。
一、四方祓の儀(しほうばらえのぎ)
    土地、地縄の四隅をお祓いいたします。
一、地鎮の儀(じちんのぎ)
    土地に鎌・鍬・鋤を入れます。
      刈初の儀(かりそめのぎ) 
      穿初の儀(うがちぞめのぎ) 
      鋤入れの儀(すきいれのぎ) 
一、鎮物埋納の儀(しずめものまいのうのぎ)
    土地の神様へのお供え物を土の中にお埋めいたします。
一、玉串奉奠(たまぐしほうてん)
    玉串をお供えし拝礼します。
一、撤饌(てっせん)
     お供えした神饌をお下げします。
一、昇神の儀(しょうしんのぎ)
    お迎えした神様をお送りいたします。
一、神酒拝戴(しんしゅはいたい)
    参列した皆様で、お下げした神饌(御神酒)を戴きます。

地鎮祭について、ご質問がございましたら、神社046-256-1122までお問い合わせ下さい。