座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

平成25年夏越大祓 斎行

2013年06月30日 | 神社祭事

本日15時より、鈴鹿明神社境内にて『夏越大祓』が斎行されました。

大祓とは、年2回、夏と冬に行われる神事で、自分の身に積った半年分の罪穢れを祓い清め、次の半年間を息災に過ごすためのものです。

今年はちょうどこの6月30日が日曜日にあたり、例年より多くの方々にご参列をいただくことができました。

先ずは神事の前に手水を使います

時間に都合のつかない方でも事前に人形を使い参加することができます

神職が参進して斎場に入り、神事がはじまります

第一段、境内では人形などにより参列者の皆様にお祓いを受けていただきます

外でのお祓いの後は、茅の輪をくぐり本殿へ入ります

神職が持つこの辛櫃(からひつ)の中に皆様からお預かりした人形が入っています

第二段は本殿内でこの神事の奉告、お祓いの祈願を神様に行います

玉串奉奠によりその場の全員が拝礼し、神事は終了します

終了後は参列した皆様に御神酒と粽(ちまき)をお渡ししています

次の大祓は冬の12月28日になりますが、この大祓行事は境内に来て頂ければどなたでも参加できます。ご興味のある方はどうぞ社務所までお尋ね下さい。

追記:今回のブログ作成にあたっては参列された崇敬者の方からも写真をいただき掲載致しました。ご協力どうもありがとうございます!


明日は夏越大祓!

2013年06月29日 | 神社祭事

明日は夏越大祓。この半年間の罪・穢れを落としましょう!午後3時より大祓式を斎行致します。参加自由となりますので皆様ご参拝下さい。

夏越大祓とは?

水無月祓(みなづきはらえ)ともいい、毎年6月30日に行われる大祓の行事です。
また、夏越は神慮を和らげるという意味の「和し(なごし)」であるとも言われています。 この半年間に付いた、自らの罪・穢れを祓い清めて清浄な心身となり残りの半年を迎えるためのお祭りで、夏は茅の輪くぐりの行事があります。

また、本日、当社初の七夕を行うため、竹を境内に設置致しました。短冊は午前9時から午後4時半まで境内に用意しております。

大神様に願いをしてみては如何でしょうか?


もうすぐ7月。

2013年06月28日 | 

あともう少しで7月になりますね。

7月に入る前、今月30日には大祓神事が境内で午後3時より執り行う予定です。

その大祓神事が過ぎると神社は毎年大祭に向けて準備が加速します。

しかし、一般的には7月といえば七夕祭り。

仙台や平塚など町ぐるみで行うところも多いと聞いています。

また、小学校や幼稚園、保育園などでも行っているところが多いのではないでしょうか。

当神社でも七夕をひとつの神事として七夕短冊夢祈願を今年から始めさせていただこうと考えています。

境内に願い事短冊を準備する予定です。

皆さんの思い描く夢や身近な夢でも構いません。

境内に設けました笹竹に結んでお参り下さい。

七夕の後、短冊を神前にお供えし、祈願祭を執り行う予定です。

後日詳細をまた掲載致しますので宜しくお願い致します。

 


水不足が心配されていますが。

2013年06月26日 | その他

今日の天気予報では昼前から雨になるというとこでしたが、こちらでは午前8時前から雨が降り出しました。

例年より早めの梅雨入りでしたが、その後雨降りの日は少なく、台風も期待されましたが関東地方にはそれ程の降水量をもたらしてはくれませんでした。

九州や紀伊半島では大雨となり被害が出たところもあったと聞いております。

水を被った田畑もあったのではないでしょうか。

関東地方の水不足は深刻のようで、各ダムの水量は満水時の51%と過去最低を記録しているそうです。

しかし今日は朝から雨模様。

しかも音を立てて降っています。久しぶりの強い本降りとなっています。

先日当社でもお田植祭を斎行したばかり、田畑の作物には恵みの雨となっています。

境内も水溜りが出来るほどです。

 

参道も雨に洗われて水鏡となっています。

今後は梅雨前線が北上して、降水量が望めるような雨模様の日が続くとの事。

これから暑い日を迎えるまでに水不足も解消し、スイカやキュウリといった体を冷やす夏野菜の収穫も順調にいけば何とか今年の夏も乗り越えられるような気がします。

雨の音と共にマイナスイオンの効果もあるのか、今日の雨は少し清々しい気持ちにさせてくれるます。

 

 


粽(ちまき)

2013年06月25日 | 神社知識・作法・歴史

今日はそう大降りになるという予報でもなかったかと思いましたが、本殿を開いて少しのうちに大粒のにわか雨になり、已む無く境内の清掃を中途で終えました。注連縄などの飾りも基本的に木と紙で出来ているものですから、どうしても社務の間は晴れを願ってしまいますね。

雨天ということもあり、今日は屋内で『粽(ちまき)』の奉製を行いました。

粽とはチカヤという葉で作った御守りで、食べ物の“ちまき”とは形も似ていますが、こちらは中身が空になっています。この粽は6月30日に行われる『夏越大祓』にいらっしゃった皆様にお渡ししているものです。

昔『蘇民将来(そみんしょうらい)』という人が、諸国を視察していた『素戔鳴尊(すさのをのみこと)』という神様に宿を貸して親切にもてなしたところ、チカヤで疫病を避ける方法を授かった、という話がこの粽の由来となっています。

粽はもともと京都祇園の八坂神社様で頒布されていた御守りですが、この鈴鹿明神社も同じく素戔鳴尊をご祭神としている御縁で、毎年八坂神社様からいただいています。

夏越大祓は6月30日午後3時より行います。特に何も持たずどなたでも参加することが出来ますので、ご興味のある方はぜひいらっしゃって下さい。


神社の施設内で年祭が出来ます。

2013年06月24日 | その他

梅雨空のなか時々陽が差し込むそんな天気の今日この頃です。

このような梅雨空の季節でも6月、7月に帰幽された方の年祭を斎行することもしばしばです。

年祭とは、神式で行う仏教で言う法事と同じもので、決められた周期にて斎行するものです。

年祭を行う場所は、ご自宅であったり墓所であったり、又どちらかの斎場などさまざまな場所にて執り行う事が出来ます。

当神社の施設内にも年祭等を行う場所がございます。

霊璽(亡くなられた方の御霊をお遷しするもの)やお写真をご持参頂いて執り行う場合

 

ご自宅や墓所、また他の斎場で執り行う場合でも祭壇やお供え物、榊(お祓いをするもの、お参りの時に使用する玉串)など当社から持参してとりおこないます。

 又、霊璽をお持ちでない場合などでも執り行う事が出来ます。

神籬(ひもろぎ)という簡易的に神様が御鎮まり戴くものをご用意させていただいて執り行うことが可能です。

 年祭は、ただ単に亡くなられた方の御霊を慰めるだけのものではなく、亡くなられた方はもとより先祖代々の神様にも思いを寄せ、感謝し、各ご家庭の守り神としてお働きいただけるようお願いをする場でもあるのです。

今、生をいただいて生きている人々は、何代もの先祖が礎のもとに生かされているのです。

より身近な守神としての先祖代々の神様に感謝の気持ちを込めて行うものです。

年祭の規模や参列される人数は特にこだわる必要はありません。

なるべく帰幽された日(命日)より前に執り行うことをお奨め致します。

神式での葬儀や年祭、祖霊祭などご質問などございましたら、お気軽に当社へお尋ね下さい。

 

 


夏越大祓茅の輪枠組立・神輿保存会入谷睦清掃奉仕

2013年06月23日 | その他

本日は、地鎮祭をはじめ初宮詣、交通安全祈願とご奉仕をさせて頂きました。

大祓いまであと1週間。茅の輪の枠を組み立て致しました!来週には茅の輪が完成致します!

本日、神輿保存会入谷睦による公園清掃活動の様子が神輿会会長のフェイスブックにアップされておりましたので紹介させて頂きます。

以下本文

午前中は鈴鹿明神社横の公園を地元の長寿会の方と入谷睦のメンバーで美化作業を行いました!これまで長寿会の方だけで行われていましたが今年から一緒に作業をさせて頂きました!来年以降も継続して行いたいと思います!

会長をはじめ多くの会員の皆様お疲れ様でした!神輿を担ぐだけでなくこのように社会奉仕を行っている神輿会でございます。8月1日にはこのメンバーで神輿渡御を行います。是非、皆様例大祭でお待ち致しております!


例大祭ポスター完成!

2013年06月21日 | 例大祭

毎年、当社神輿保存会入谷睦に作成頂きます例大祭のポスターが完成致しました!

今年のポスターは現在の宮神輿と旧宮神輿が掲載されております。当社にとりまして神輿は由緒を見ても切っても切り離すことのできません。今年も変わらず8月1日に神輿の渡御を行います。今年は、宮出しが星の谷地区(11:00~14:20)、次に皆原地区(14:20~18:20)、宮入が鈴鹿長宿地区(18:20~21:30)となっております。

夏越大祓が終わると、例大祭の準備に取り掛かります。今年もけがなく神輿渡御が行えるよう、縷々準備を進めて参ります。

例大祭宮入りの様子


神輿晒し巻き

2013年06月20日 | 氏子会・敬神婦人会・神輿保存会入谷睦

本日は、朝より当社神輿保存会入谷睦女性会員による晒し巻きの作業が行われております。

毎年、例大祭の神輿渡御の際に鳳凰を固定する晒しの準備を女性会員の手により準備されます。早いもので例大祭まであと1ヶ月弱となり、縷々準備が進められております。

今年も例大祭ポスターも完成し、町内の掲示板に掲示させて頂きますので今しばらくお待ち下さい!

当社の宮神輿

神輿会のイメージというと男性の集まりと言うイメージをお持ちでしょうが、当会の神輿会は多くの女性会員が在籍しております。ご興味のある方が、例大祭を是非一度ご覧下さい!

当社神輿保存会入谷睦の皆様


初宮詣『お喰い初め』について

2013年06月17日 | 神社知識・作法・歴史

本日は大変蒸し暑い一日となっております。本日は、初宮詣とお喰い初めについてお話をさせて頂きます。

子供が生まれることを子が授かるとか、子を恵まれたとか申します。両親に神様からの思召しで、そのみたまを受けて生まれたのだという意味があります。 『人は神の子』という日本民族の伝統的な考え方に根ざしています。

子供が生まれると産土の神様に初めてのご挨拶に伺う風習が初宮詣りです。 初宮詣りの日取りは、産婦が産室を出て、お産の穢れを祓い清める忌明け、産屋明けを何時にするかによって、全国各地で差異があり、三十・三十一・三十二・三十三日目、長い所では、五十・七十・百日目に御祝いをする地方もあります。古くはお産の忌は喪の忌よりも恐れられ、産の穢れのある者は神詣りを遠慮する風習がありました。 

しかし、産土(氏神)様だけは進んで産室の忌の中にお入りになり、出産の守護にあたられると言われています。 産土(氏神)様のご加護を信じて生み、ご加護に抱かれて生まれた幼児は、お恵みのうちにご神徳をいただき、やがて幼児の首も据わる百日目を迎えて、人並みに食することの意義深さを悟るために産土(氏神)様に産後の安泰をお願いして、祝福を受けるために、幼児にお赤飯や焼き魚など人と同じような食膳をつけ、安らかな行く末と成長をお祈りいたします。これが御食初めの儀式です。 

古くは食膳に産土神社に境内から拾ってきた小石を供え、依代(神霊)として赤子の歯が硬くなるようにとお祈りいたします。

当社では、お喰い初めセットの中にお祓いした歯固めの石を入れておりますので、お喰い初めにてお供え下さい。 古来より信仰深い日本人の優美な伝統を受け継ぎ、繁栄と幸福を神様に御祈願するために、今日の初宮詣りに「御喰い初めセット」をお贈りさせて頂きます。


御札の祀り方・簡易神棚

2013年06月16日 | 神社知識・作法・歴史

御札には様々な種類がありますが、その家の守り神として神棚にお祀りされるのが普通です。ですが今は部屋のつくりもあり神棚を設けるのが難しい、というご相談を受けることがあります。

実は、神棚を設けずに御札をお祀りすることも出来ます。普通の棚の上など目線より高いところを選び、そこに白布や白紙を敷くなど綺麗にして頂いた上で、御札の表が南か東(太陽の方角)を向くように立てかければそれで大丈夫です。

中にはやはり御札をそのままの姿でお祀りすることに抵抗がある、という方もいらっしゃいます。そういった方には当神社で『簡易神棚』をお渡しすることもできます。

普段見る神棚に比べれば形は質素ですが、ちゃんとした屋根と柱を持ち、壁に掛けて使用することもできます。

この簡易御札奉斎用具は、伊勢の神宮より各県の神社庁を通じて各神社へ賜ったものです。

伊勢の神宮では、神棚をお持ちでない御家庭において、神宮大麻(お伊勢様の御神札)と氏神様の御神札を、おまつりいただけるようにご用いただいたものです。

あくまでも簡易的なものです。

しかしながら、神宮大麻という御神札は2,000年の歴史を持つお伊勢様の御神札です。

お伊勢さまは全国で唯一「神宮」とのみ表記され、天照大御神様をおまつりする、「皇大神宮」に代表されます。

全国の人達から総氏神様と尊ばれ、親しまれているお伊勢さま。

そして地域を護る氏様の御神札は年ごとの幸せをご祈念してお手元にお渡ししているものです。

この大麻奉斎用具には数に限りがございますので、ご入り用の方は当社へ先ずはお尋ね下さい。


平成25年度お田植え祭斎行

2013年06月15日 | 神社祭事

本日、雨天のため延期しておりましたお田植え祭を斎行致しました。このお田植えは、鈴鹿明神社注連縄保存同志会の会員の皆様のご奉仕でお田植えが行われます。収穫された新米は秋の新嘗祭にお供えし、藁は神社の本殿、神輿殿、ご神木、手水舎の手作り注連縄として神社へ奉納されます。

まず、お田植えに先立ち、お田植え祭を注連縄保存同志会26名参加のもと当社禰宜斎主として厳粛に斎行されました。

御神田に竹・注連縄を取り付けます。

祭壇(米・お酒・稲・お餅・干物・野菜・果物・お塩・水)

先ず修祓

神饌・稲をお祓いします。

玉串をお祓いします。

参列者をお祓いします。

献饌

昇神の儀を終え、祝詞奏上

先ず、田を清めます。

切麻散米

取水口に御幣を立てます。その後お神酒にてお清め。

斎主玉串奉奠

注連縄保存同志会会長玉串奉奠

神田提供者玉串奉奠

撤饌

昇神の儀を終え、神酒拝戴

さて、これよりお田植えです。

機械でのお田植えは行わず、全て手植えになります。

本日、ご参加の会員の皆様お疲れ様でした。秋の収穫では、多くの実りを頂けるよう大神様にお取次申し上げ致しました。今後の神殿の管理、収穫、注連縄奉納までどうぞ宜しくお願いたします。


もったいないんですが獲り切れません。

2013年06月14日 | 

昨日から降り続いた雨も今日は朝方少し降っただけで午前中は曇り空です。

先日までのから梅雨とは異なり梅雨らしい天候となっています。

西日本方面は暑さが厳しいようで30度以上の気温となっているようです。

今月初め頃から収穫し始めた梅の実も日を追う事に熟してしまい、高い場所に実っているものはどんどん落ちてきてしまいます。

鳥居付近の梅も獲り切れません。

 

駐車場付近のは特に高いところに実っていて普通のはしごでは獲れません。

 

残念ですが小粒の物は収穫できず

 

梅の実は、今年特に多く実りました。

昨年の梅は、実になった3月半ばに雪や気温の低い日があって実自体が凍ってしまって駄目になったものを結構ありました。

その分今年は特に多く感じるかもしれません。

2月初旬には春の訪れを感じさせてくれる梅の香りは、当社の風物詩ともなっています。

又、この季節の梅の収穫も神社にとって梅雨を迎える頃の恒例行事となっています。

落ちた実からは何とも言えない香が漂っていて梅には申し訳ないのですが、今はこの梅の香りを楽しむばかりとなっています。


御田植祭延期

2013年06月13日 | 神社祭事

昨日からの雨は少々強さを増したようで、本日9:00斎行を予定していた御田植祭は週末に延期となりました。とはいえ以前話題になったゲリラ豪雨というような様子はなく、梅雨らしい雨というところではあります。

梅雨は『梅雨(ばいう)』、または『黴雨(ばいう)』という2通りの書き方があるそうで、それぞれ“梅の実る時期の雨”、“カビの現れる時期の雨”という意味があるそうです。また『つゆ』という呼び方も『ついゆ(悪くなる)』という語から来ているとか。

久しぶりの恵みの雨、でもありますが、吸い付くような肌寒さも感じます。皆様お身体ご自愛頂けますようお祈り申し上げております。


恵みの雨

2013年06月12日 | 境内の様子

梅雨中ですが、久しぶりに雨が降っております。最近乾燥していただけに、植物にとっては恵みの雨となっているようです。明日は当社御神田にてお田植え祭を斎行致します。JR相模線入谷駅近くの御神田でのお田植え祭となります。時間は9時斎行です。

アジサイも雨を受けて生き生きと咲いております。ここのところアジサイの葉が虫食いで困っております。

 今週末は父の日ですね!お父さんへ日頃の感謝の意を込めて何かしてみては如何でしょうか?