座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

七五三絵馬

2016年11月29日 | 七五三詣

日中は暖かく境内の掃除が捗りました!落ち葉も以前に比べて少なくなりました。と言いたいところではございますがまだまだのようです。

一年前のブログはどのようなことを書いたのかと見てみましたところ、一年前の本日、座間市入谷の大塚工務店様より七五三専用の絵馬掛けを2基奉納戴いた日でありました。

平成27年11月29日七五三絵馬掛け設置の様子

あれから一年。多くの七五三を迎えられたお子様がそれぞれの願いを込めて多くの絵馬を奉納戴いております。因みに下の写真の向かって左側が昨年のお祝いのお子様が奉納してくれました絵馬、向かって右側が本年お祝いを迎えられたお子様の絵馬です。

本年の七五三絵馬(右)と昨年の七五三絵馬(左)

それぞれの願いが詰まった絵馬です。ご家族の健康を願った絵馬や将来の夢、また、ご自身の成長したいところなど願いも様々です。

昨年より始めた七五三の絵馬。嬉しそうに絵馬を本殿で握りしめ、ご祈祷後、絵馬を掛けられるお子様を見ていると本当に嬉しく感じます。皆さんの願いが届くように祈るばかりです。

本年の七五三絵馬


年越大祓のご案内

2016年11月28日 | 神社祭事

この11月も末になり、段々と年の瀬も近づいてきました。

社務所では12月27日に行われる『年越大祓』の準備が始まっています。 現在その作業中ですが、まずは氏子会、並びに崇敬者の皆様へご案内をお送りするところからです。

大祓斎行のお知らせと、人形(ひとかた)などをお送りしています

同封している人形・車形。これで身体を撫でることで自身の罪穢れの身代わりとするものです

もう年越ですので、来年の厄年表も入れさせていただきました

大祓とは8月末の『夏越大祓』、12月末の『年越大祓』の年二回行われる神事で、半年分の罪穢れを祓い清めて心身を生まれ変わらせる、という意味があります。

12月27日13時からの年越大祓には境内にお越しいただければどなたでも参加する事ができます。 また遠方にお住まいなどで当日来られない方は、このご案内でお送りした人形を同封の封筒などで神社にお預けいただいて、お祓いを受ける事が出来ます。

今回ご案内をお送りする崇敬者とは “以前御祈祷を受けて、案内を受けてもよい” と印をしていただいた方ですが、お知らせいただければどなたにでもお渡しできます。

ご希望の方はお気軽に社務所へお尋ねください。


神前結婚式奉仕

2016年11月27日 | お正月

本日、午後二時半より神前結婚式のご奉仕をさせて頂きました。雨も心配されましたが天候にも恵まれ参道を通っての参進となりました。

本日は誠におめでとうございました!

参集殿前

参進

本殿

浦安の舞

誓杯の儀(新郎)

誓杯の儀(新婦)

指輪交換の儀

誓詞奏上

新郎新婦 玉串奉奠

親族代表 玉串奉奠


明日のご祈祷について

2016年11月26日 | 御祈祷・授与品

本日は、秋晴れの中、七五三詣を始めお宮参りなどお祝い事のご祈祷のご奉仕で境内が賑わいをみせました。

明日も日曜日ともあって、賑わいをみせそうです。

明日は14時より神前結婚式のご奉仕がございます。14時20分から15時00分まで本殿でのご祈祷が出来ませんので、昇殿参拝の皆様には少々お待ち頂きますことご理解のほどお願い致します。

当社では神前結婚式を随時受付致しております。式、着付、衣装、写真と全て神社にて行うことが出来ます。詳しくは神社046-256-1122までお問い合わせ下さい。

以前行いました神前結婚式の様子です。

神前結婚式は参集殿より参進し本殿へ向かいます。

本殿では修祓(しゅばつ)お祓いを行い、斎主一拝、献饌、祝詞奏上、神前神楽「浦安の舞」奉納、誓杯の儀、指輪交換の儀、誓詞奏上、玉串奉奠、撤饌、斎主一拝と続きお開きとなります。

 明日の天気も心配されますが、一生に一度の結婚式。お天気になりますようお祈りしながら明日を迎えたいと思います。


神社も冬支度

2016年11月25日 | その他

台風一過、とは違いますが、雪も止んで今日は眩しいくらいの晴天に恵まれました。

ただし気温は下がったままで、落ち葉が凍る事こそありませんでしたが、大変寒い中での掃除になりました。 実は今日近隣の中学生二名が職場体験のため神社を訪れていたのですが、境内清掃は少々厳しい体験になってしまったかもしれません。

冬支度、というか正月の準備になりますが、年末の御札類の準備、またストーブ等暖房の準備も行いました。

私達神社の人間は普段足袋に草履という足元ですので、さすがに真冬は暖房に頼ることにしています。

しかし今年は急に冷たさがやってきたような気が致しますね。 皆様も御身体ご自愛いただいて、寒さ対策は十分になさってください。


初雪

2016年11月24日 | 境内の様子

11月の観測では54年ぶりの初雪となり、本日は大変寒い一日を迎えております。境内の木々も綿帽子を被ったように雪が少し積もってきました。午後には雪も止みそうですので、雪景色を暫し楽しみたいと思います。

夜になるとぐっと気温も下がった状態が続きますのでお出かけ、お帰りの際は路面凍結に十分に注意してお歩き下さい。


平成28年新嘗祭斎行

2016年11月23日 | 神社祭事

本日15時より新嘗祭(にいなめさい)を斎行致しました。

その年に収穫された物を大神様にお供えをし、その年の新穀の実りを感謝申し上げる神事です。

また¨新嘗祭¨の言葉にある嘗(なめる)は味わうという意味があり、この収穫を感謝する代表的な稲作儀礼としてその起源は稲作が始まった弥生時代ではないかと言われております。

今年も滞る事無く神事を斎行されました。


小雪

2016年11月22日 | 

今日は暦上で『小雪』、文字通り雪の降り始める頃とされる時期です。

しかし今朝まで降り続いた雨の湿気の影響か、日が落ちるまで随分暖かく感じる一日になりました。 落ち葉も今が盛りでまだ“晩秋”といった風の景色です。

今日は取り切れない落ち葉も沢山残してしまいました

小さい頃、紅葉は“木が寒さに耐えかねて葉を枯らしている”のだと思っていましたが、実際は逆の現象なのだそうですね。

仕組みとしては木が寒さに適応した結果、自分の水分量を減らして凍結するのを防ぐためにわざと葉を落としている、という話です。 そう考えると枝だけになった木々も前向きな姿に見えてくるので不思議なものです。

明日は大祭の一つ、『新嘗祭』の日。 お祭りまでに掃除を終わらせて、清々しい気持ちで神事をご奉仕したいと思います。


かまじめの準備はじまる

2016年11月21日 | 御祈祷・授与品

11月も半ばを過ぎて、神社ではそろそろ本格的に年末年始の準備をする時期になりました。

先頃から社務所では『かまじめ』の用意を始めているところです。

『かまじめ』とは元々“お正月に竃(かまど)にしめ縄を張って休ませる”事を言うようですが、この鈴鹿明神社では転じて年末年始に頒布する御札一揃えをそう呼んでいます。

内容は写真にある通りですが、左から

 ①神宮大麻(国の守り神様として)

 ②鈴鹿大麻(この地域の守り神様として)

 ③荒神大麻(竃、台所の火の神様)

 ④年神様(一年の実りを司る神様)

 ⑤晦日祓(お祓いをする道具として)

 ⑥紙垂(神棚のしめ縄につけるもの)

これに来年平成29年の暦をつけたものを社務所で頒布致します。

ご希望の方にはもうお出しする事ができますので、お気軽に社務所へお尋ねください。


白酒

2016年11月18日 | 神社知識・作法・歴史

今月の23日に¨新嘗祭¨が斎行されます。その際にお供えを致します、白酒(しろき)が届きました。

この白酒は「延喜式」によると、白酒は神田からとれた米で醸造した原酒を、そのまま濾してつくる白色のお酒である。と記述されており、また反対に黒酒(くろき)もございましてそちらは、白酒に薬灰(久佐木という草根の焼灰)を加え適度な灰色に着色したものである。と記述されております。

白酒・黒酒は古くから新嘗祭・神嘗祭などの祭事にお供えされてきました。新嘗祭は『新(新穀を)嘗(味わっていただく)祭(お祭り)』である為、白酒などもお供えされます。


神明奉仕としての掃除

2016年11月17日 | 神社知識・作法・歴史

紅葉の季節になると、掃除中に「大変ですね」「ご苦労様です」と暖かくねぎらいの言葉を頂くことがしばしばあります。

雨上がりや風の強い日は勝ち目のない戦いのようで気が重くもなりますが、でも晴れて明るい日は心地よさもあってそれほど掃除は苦にはならないものです。

とはいえ今日は社務所に残る神主の数も少なく、全体の掃除を終えるには至らない状況です…

点々と残る掃除の跡

神社にとって、掃除は修行の一つとして差し支えないほど意味のあるものです。

その目的は “境内を清潔・安全に保ち神社の威儀を高める” ところにあります。 そのためまず神様や人の通る参道を初めに掃除する、また本殿に近い方から綺麗にするなど幾つかの心得を念頭に掃除を行っています。

しかし木々についている葉はまだまだ減った気がしません。 あと丸一月程は大量の落ち葉と付き合うことになりそうです。


今日の境内

2016年11月16日 | 境内の様子

本日は晴れ間は見えませんが、朝より七五三詣のお子様で境内が賑わっておりました。午後は落ち着きを取り戻し、ゆったりとした時間が流れております。境内は赤や黄色、また緑を様々な様相が見られます。

ネットで今日は何の日?と調べましたら今日は日付けのゴロに合わせて「いい色の日」だそうです。境内も”いい色”になって参りました。

今月27日には神前結婚式のご奉仕もあり、境内の紅葉を感じながら新郎新婦にはこの参道を参進してもらえたらと思います。

本殿脇の紅葉

神楽殿脇の舞台袖から

本殿から参道に向かって

本殿から参道に向かって

本殿脇の紅葉

本殿脇の紅葉

本殿脇の紅葉

神楽殿脇の銀杏

神輿庫から手水舎に向かって

神輿庫から本殿に向かって

 手水舎の銀杏


南天の葉と掻敷

2016年11月15日 | 神社知識・作法・歴史

朝のうちに雨も上がり、昼からは七五三の日に相応しい晴天となりました。

落ち葉の掃除も本格的になってきましたが、途中南天が実を付けているのを見つけました。 南天の実はもう冬の季語です。

南天は“難を転ずる”に音が近いことから縁起物として自社の境内や家の鬼門の方角(北東)に植えられることの多い樹木です。

“火事を除ける”御利益があるとも言われ、この神社の周りの家々でも多く見かける事が出来ます。

また実はのど飴にされるように生薬として利用され、葉には防腐作用があるそうです。 よくお赤飯の上に南天の葉が飾られていますが、単なる飾りではなかったという事ですね。

そういえば神社でお供え物を載せる時などに使う半紙の敷物で『掻敷(かいしき)』というものがありますが、元々これは木の葉をお皿にしていたのが形を変えたものと言われています。

南天の葉も昔はお皿として使われたようですので、二つは同じものだったのかもしれませんね。


境内の紅葉が進んでいます。

2016年11月14日 | 境内の様子

今日は朝から曇り空。

七五三やお宮参りの祈祷者も来られる中、境内の落ち葉が日増しに量を増やしています。

早朝より清掃を始めますが、掃いている後から次々と葉が落ちてきます。

境内の紅葉が進むと共に落ち葉もどんどん増えていきます。

参道の落ち葉は一段と多いです。

イチョウの紅葉も進んできています。

日中と朝晩の気温差が大きくなっている今頃が一番紅葉の進み具合が大きいのかもしれません。

明日は、日中25度位まで気温があがる半面、朝晩は10度前後と10度以上も気温差があるようです。

気温差が大きいと紅葉が進むのと同時に身体の体調を崩される方が多くなります。

インフルエンザの流行も始まっているようで、又風邪をひかれている方も多く見受けられます。

どうぞ御身体ご自愛下さいませ!


大安日曜日

2016年11月13日 | その他

本日も昨日に引き続き秋晴れの空が澄み渡り、暖かい一日となりました。大安の日曜日という事もあり七五三詣でまた初宮詣でにいらっしゃった方で境内が大変賑わいました。

七五三は

三歳は¨髪置¨男の子女の子共に行う儀式で、この日から髪を伸ばし始め

五歳は¨袴着¨男の子が行う儀式で、袴を付け始め

七歳は¨帯解¨女の子が行う儀式で、それまで付紐で着ていた着物から帯で締める着物に変える

とそれぞれの意があったといわれております。

本日御祝を迎えられた皆様誠におめでとうございます。