座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

しめ縄の張替

2015年05月31日 | 境内の様子

今日は大安吉日という事で、お宮参りやお車のお祓い等で多くの方のご参拝をいただきました。

加えて明日はもう6月1日、月次祭の日でもあります。 午後には合間を縫って、境内のしめ縄の張り替えを行いました。

鳥居や建物の周りなど、高所の紙垂も取り替えます

毎月1日と15日には本殿をはじめ境内のお供え物・しめ縄を新しくするのが倣いになっています。 “変わらぬ心で奉仕をする”のを示す行動とも言えます。

特にしめ縄は“新しくした状態で当日を迎える”方がより良いと考え、今日なんとか一通り取り替える事ができました。


神棚のお祓い(お焚き上げ)

2015年05月30日 | 御祈祷・授与品

こういった季節の変わり目には家の整理をなさる方が多いという事でしょうか、この頃は神棚やお人形をお祓いしたいと言われることが度々あります。

確かに長く家を見守って頂いたものを簡単に処分できない、というのは皆様同じであると思います。

神主の居る時間に限ってですが、当神社では神棚やお人形もお祓いしてお預かりすることができます。

ご希望の方は持参した神棚・人形のお祓いに立ち会う事もできます

ただし神棚や人形は、普段お預かりしている御札・御守とは分けてお祓いを致します。 お焚き上げ料をお納めいただくことになりますのでご了承下さい。

また陶器や金属製の像などお預かりできかねるものも中にはありますので、ご不明な点がありましたら社務所までお問い合せください。


梅の実採り

2015年05月29日 | 境内の様子

県内では雨の降っているところもあるようですが、こちらは一日曇り空で涼しく感じます。

例年6月に入った頃に行っているのですが、今日は境内の梅の木から実を採る作業を行いました。

 

葉も実も緑なので少し分かりにくいですが

数えてみると意外と多く、鐘楼の両脇・参道・駐車場周りなどに梅の木があります

落ちて割れた実はすぐに傷んでしまうため、割らないよう人の手で採るのが一番の方法です。

以前は当神社での会食や披露宴を行う方へお酒やお菓子にしてお出しした事もありましたが、もうそうした出番が無いのは少し寂しくもあります。

 

とはいえ人が何もしなくても春に花、夏に実を付けてくれる、正に有り難きは自然の恵みですね。


夏越大祓式人形発送準備

2015年05月28日 | 神社祭事

本日も陽射しがとても強く暑い一日になりました。

午後からは、崇敬者の皆様にお送りする夏越大祓式案内の発送準備を致しました。

今年も6月30日(火曜日)15時より境内で斎行し、茅の輪神事後、本殿にて祈願祭を斎行致します。毎年、祭典終了後お頒けしている粽(ちまき)ですが、今年よりいつもお願している京都祇園八坂神社より減体の通知があり、全員分準備出来ず皆様にはご迷惑をお掛け致します。

人形郵送希望の方は、神社まで御連絡下さい。

作業も最終段階です

作業の方も完了の目途が立ち、明日には発送できるかと思います。来月は神社の行事が多々ありますので、昨日に引き続き境内の整備の方も進めて参ります。

日差しは強いですが、木々に囲まれた日陰は風が涼しくとても気持ちいですよ。お近くにお立ち寄りの際は是非ご参拝下さい。


境内の手入れ

2015年05月27日 | 境内の様子

日差しがとても強く大変暑い一日となりそうです。午後に入りまして、本殿のまわりの草刈りを行いました。

草刈り機を使って行います

この時期は草木が伸びる季節でもありますが、神社は神様がいらっしゃる所の為、常に綺麗に保たなくてはなりません。5月も終わりに近づき、夏越の大祓いに向けての準備も本格的に始まりました。しっかりと準備を進めてまいります。


花壇に花

2015年05月26日 | 境内の様子

昨日の作業の続きで、本日境内の花壇に花が新しく植えられました。

花壇の花は他の野の花と比べて大変長く咲くものですので、梅雨を越えて夏まで咲いていてくれることと思います。

しばらくは水を絶やさないようにして、気を付けて手入れをしていきます。


花壇の植え替え

2015年05月25日 | 境内の様子

境内には多数の草木が植わっていますが、一角には花壇も設えてあります。

しかし花は樹木と違ってあまり育ちすぎてはいけないようで… 今日は専門の方により花壇の手入れがされました。

来月からは祭事や正式参拝等で多くの参拝客を迎える予定、という事情もありますが、茎の伸びた花を全て外し、新たに植え替える事になりました。

今日は花を植える所まではいきませんでしたが、緑の境内に彩りが増えるのが楽しみです。


境内の梵鐘

2015年05月24日 | 神社知識・作法・歴史

私達神主、またよくご参拝に来られる方には馴染みのものではありますが、この鈴鹿明神社の境内には『梵鐘(ぼんしょう)』があります。

普通、鐘はお寺にあって神社には無いものですが、昔の「神仏習合(しんぶつしゅうごう。神社と仏寺の区別が曖昧な時期)」の名残で境内に残っていると考えられます。

神社にありますので注連縄を張っています

近づくと由来等が刻まれているのが分かります

梵鐘は本来「時間を知らせる」「仏事の際に鳴らす」「年末に除夜の鐘として鳴らす」ためのもので、その音色にも御利益があるとも言われますが、現在神社の行事で鳴らす事はありません。

ただし広島・長崎の原爆投下の日、終戦記念日の併せて三日だけ平和を祈念するために、座間市の依頼を受けて神主が鐘を鳴らしています。

 

ちなみに参拝の方は自由に鐘を鳴らす事が出来ます。 あまり鳴らしすぎると近隣の方へご心配をお掛けしてしまいますので、その点だけご注意ください。


サクランボのような実がなっています。

2015年05月23日 | 境内の様子

今日は陽差しがすごく強く、日向にいると汗がどんどん出てきます。

弱い風が吹くほどで午後はかなり気温が上がりそうです。

眩しい陽差しの中、鳥居をくぐって直ぐの右側に小さい赤い実がいっぱい実っています。

3月の終わり頃に花を咲かせてこの頃稔りを迎えます。

さくらの一種だと思いますが、薄ピンクの花を咲かせて、毎年この時期に実っています。

食べる事ができるので、掃除の際にちょっとつまんだりしています。

昨年は殆ど実りませんでした。

昔は、桑の実やこのサクランボのような実を食べておやつ代わりにした時のあったのかもしれません。

掃除の時のひと休みとして少しの間いただきます。

 


神棚・御札のお祀りの仕方

2015年05月22日 | 神社知識・作法・歴史

神棚や御札のお祀りの仕方につういてご質問頂く事が御座いましたので、そちらについてお話をさせて頂きます。まず、お祀りをする場所ですが、自分の目線よりも高い所にお祀りして下さい。また、神棚が無い方は、タンスや書棚の上に白い紙を敷いてその上にお祀り頂ければ結構です。当社で簡易神棚をお分けしております。

こちらの簡易神棚は壁に掛ける事も出来ます

次に御札の向ける方角なのですが、南か東に向けてお祀りください。その他、詳しい内容はこちらにも載って御座います。

 

この様に、社頭にてお出しておりますので、お気軽にお立ち寄りください。

また神様をお祀りして頂くにあたって大切な事がもう一つ御座います。それは毎日、また何かの度に神様に手を合わせる事です。


小満

2015年05月21日 | 

今日は二十四節気で言うところの『小満(しょうまん)』の日です。

小満… 万物が次第に長じて天地に満ち始める、という意味がありますが、文字からはなかなか情景の浮かばない時期でもあります。

植物は花を散らして実をつけはじめ、気象的にはこの頃から梅雨となる年が多いそうです。

木漏れ日も青々として気持ちの良い日です

昨晩雨が降ったようですが、今日は朝から快晴に恵まれました。 ただ週末日曜にはまた降るとの予報も。 暦通り、梅雨も近いのかもしれません。


夏越大祓案内状の準備

2015年05月20日 | 神社祭事

5月も下旬に入り、今年の『夏越大祓』の準備に入りました。

大祓とは夏(6月)と冬(12月)に行われる神事で、半年の内に溜まった罪穢れをお祓いして健やかに過ごせることを祈願するものです。

当神社の大祓はどなたでも参加できるものですので、まず皆様(以前ご祈願を受けて“案内を希望する”欄に記入された方)へ案内状をお出しするところから始まります。

案内状に人形(ひとがた)を添えてお送りします

お送りする人形。当日持参、或いは当日までにお預けいただいたものをお祓いします

祭典は毎年6月30日15:00より執り行います。

案内状は6月頭に送らせていただく予定ですが、ご興味のある方にはどなたでもお渡し致します。 お気軽に神社社務所までお声をお掛け下さい。

昨年の夏越大祓、“茅の輪くぐり”の様子


提灯の点検

2015年05月19日 | その他

今日は雨が降って涼しいような蒸し暑いような、どちらとも付かない天気になりました。

とはいえ夏の例大祭も近づき、祭事に関わる装束・物品の準備を始める頃でもあります。 今日は神職と氏子総代の使用する提灯の点検を行いました。

この提灯は例大祭前夜に行う宵宮祭の時、また例大祭の日の神輿渡御で夜になった時に使うものです。

最近は夜になっても道が見えないほど暗くはならないものですが、古式に則り提灯を持って御神輿に同道します。 ロウソクの火は灯りとしてはささやかですが、やはり風情がありますね。

毎年使い終わると安心してそのまま仕舞いがちなのですが、点検したところ幾つか火で傷ついてしまったものがありました。 お祭りに間に合うよう、修理に出すことになりました。


梅の実もだいぶ大きくなりました。

2015年05月18日 | 境内の様子

今日は晴れたり曇ったり。 風がやや強く吹いているせいでジメジメ感はそれ程ありません。

境内の落ち葉も落ち着いてきたので朝の清掃が少し早く終わるようになりました。

もう5月も半ば、あと少しすると梅雨の季節がやってきます。

2月に咲いた梅の花も実がなって6月上旬には収穫となります。

風が吹くと実が結構落ちていて清掃の邪魔になったりもしますが、だいぶ大きくなってきましたよ。

今は十円玉位の大きさでしょうか。 

去年に比べて今年は多く実っている気がします。

あと半月もするとピンポン玉位の大きさまで育ってきます。

風が吹くと枝などで実が擦れたりして傷が付くと梅ジュースや梅酒には適さなくなってしまうので、実際どの位使える物なのかは収穫してみないとわかりません。

これからの天気が穏やかな日和になる事を願うだけです。


快晴の日曜

2015年05月17日 | 境内の様子

昨日とはうって変わって、今日は大変良い天気になりました。

どうやら全国的に晴のようですが、風があるおかげで過ごしやすい一日となっています。

境内のしゃくなげ。春ほどではありませんがこの時期に咲く花も多くあります

また午後には参拝の方の出入りも落ち着いてきたので、行事作法の勉強・練習なども行いました。

新人の神職にとっても勿論ですが、経験のある者にとっても作法の研鑽は必要なものです。

神職が出向いての祭典を想定し、仮の祭壇を用いて練習を致しました。