座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

4月祭事予定

2013年03月31日 | 神社祭事並びに行事予定

明日から新年度となり、新たな出発をされる方も多いのではないでしょうか?神社は毎年変わらずお祭りを斎行しております。明日からも新たな気持ちで頑張って行きましょう!

4月の祭事予定となります。

 4月  1日(月) 8:30~月次祭

 4月 2日(火) 安産戌の日

 4月  3日(水)10:00~谷戸山公園内三峰神社例祭

 4月13日(土)10:00~相模原市南区新戸 白山姫神社例大祭

 4月14日() 安産戌の日

 4月15日(月) 8:30~月次祭

 4月17日(水)11:00~座間市入谷 諏訪明神例大祭

 4月23日(火) 9:00~相模原市南区南台 二宮神社春例祭

 4月26日(金) 安産戌の日

 4月29日(月)11:00~鈴鹿明神社氏子会総会

御祈祷に関しましては、ご予約は要りません。9時から16時30分の間受付をしております。地鎮祭等につきましては予約制となっております神社へお問い合わせください。


桜まだまだ見頃です!

2013年03月30日 | 境内の様子

本日は、初宮詣、厄除、交通安全祈願祭並びに地鎮祭のご奉仕がございました。桜もまだまだ見頃です。今回は参集殿の屋上から撮影致しました。下から見る桜と上から見る桜はまた違って見えてきます。

下の写真は参集殿の窓越しから撮影した桜です。窓枠いっぱいに桜が咲いており窓枠ピンク一色です。

本殿脇の枝垂れ桜より遅れて、鳥居脇の枝垂れ桜が咲き、只今満開となっております。毎年、時間差で咲いてくれるので、長く桜を楽しむ事が出来ます。

本日は少し肌寒いですが、弁天池の鯉は元気よく泳いでおります。

下の写真は、毎年JAさがみ座間支店で行われる、農業祭で購入し、境内に植樹した利休梅です。今年で丸1年を迎え、綺麗な白色の花びらが咲いております。大きくなると4~5mになるということです。今は低木なので、目の前にして楽しむ事が出来ます。


相模中央氏子総代会役員会が開催されました。

2013年03月29日 | 

本日午後3時より役員25名出席のもと、当社参集殿にて相模中央氏子総代会役員会が開催されました。

相模中央氏子総代会とは、愛甲郡、厚木市、海老名市、綾瀬市、大和市、座間市内に鎮座する神社の総代が組織する団体で、神社の神職が組織する神奈川県神社庁相模中央支部との両輪で神社を護持運営しています。

神社役員の方々、また管内の宮司にお集まりいただきました

会合は、厚木市飯山鎮座龍蔵神社の総代長でもある漣民代会長の挨拶にはじまり、その後議事に移り活発な意見が交わされました。

議事には、神奈川県神社庁相模中央支部で企画されております伊勢神宮への白石持ち行事への参加についてや氏子総代会で企画しております

「大神社展」への見学研修などを議題として約1時間程行われました。


御神籤

2013年03月26日 | その他

本日も昨日と同じく寒い一日となりました。さて今日は、御神籤(おみくじ)についてお話させて戴きます。そもそも御神籤の起源とは、国の重要な事柄を決める際に、神様の意志を占うために籤引きによって決めていた事からきていると言われております。また、現在の御神籤のかたちは個人の吉凶を占うために行われており、このような形になったのは鎌倉時代初期頃からだと言われております。

今年のお正月の御神籤掛けの様子

よく御神籤を引いた後、読み終わった御神籤はどのようにすればいいのか?このように御神籤掛けに結んで帰るべきなのか?大切に持ち帰るべきなのか?悩まれる事があると思われます。では”結ぶ”とはどういった事なのでしょうか?古くから日本では、魂を結び籠める事で願いが成就すると考えられてきました。そして、御神籤を結ぶという場合は、”叶いそうな願い”や”実らぬ願い”と出た結果を何とかして成就しますように、という意味があります。しかし必ずしも結ばなくては、いけないというものではありません。御神籤の結果が良くも悪くも、これからの自分を神様に占って戴いた結果なので、それを肝に銘じ、これからの生活で気を付けて戴く為に、お守りとして持ち歩いて戴いても結構でございます。

まだ今日みたいに寒い日があるかと存じます、皆様におかれましてはお身体ご自愛下さいませ。


神道と和歌

2013年03月25日 | 神社知識・作法・歴史

神社神道には教義や戒律が無い、とはよくいわれるところです。その代わりというわけではありませんが、今に残る先人の和歌には、神道に通じるものが数多くあります。

たとえばこの二首。神社では「食前感謝」「食後感謝」として「いただきます」「ごちそうさま」の意味で詠まれることもあります。

 “たなつ物 百(もも)の木草も天(あま)照らす 日の大神の恵み得てこそ”

 “朝夕に もの食ふごとに豊受(とようけ)の 神の恵みを思え世の人”

 

またこれは「神道百首」という歌集の中のものですが、昔からの日本人の霊魂観を表していると言われています。

 “日の本に 生れ出でにし益人(ますひと)は 神より出でて神に入るなり”

 

ほかにも「万葉集」など、神様そのものを詠んだものでなくとも枕詞や言い回し、自然を表現する言葉等は今の私達神主の祝詞にも使われているものが多くあります。

ちなみに社頭では、「まことの道」として神道に関する和歌を月替わりで紹介しています。ご興味のある方はどうぞ社務所までお越し下さい。


神輿保存会入谷睦総会

2013年03月24日 | 氏子会・敬神婦人会・神輿保存会入谷睦

本日、当社神輿保存会入谷睦の総会が当社参集殿にて行われました。議案審議すべて承認頂き、平成25年度のスタートが切られることとなしました。また、お忙しい中、当会の名誉顧問でございます、経済再生担当大臣甘利明代議士もお見えになられ、ご挨拶を頂戴いたしました。

今年も例大祭神輿渡御宜しくお願い致します!

また、本日、3月30日の開通を記念致しまして、さがみ縦貫道でウォークラリーが開催されておりました。当社の近くに圏央厚木ICが出来るという事で、遠方よりお越しの皆様にも便利な交通手段となりそうです。

圏央厚木IC付近

圏央厚木ICから当社までの道順です。約4kmです。


本日の桜

2013年03月23日 | 境内の様子

本日も暖かく穏やかな一日となり、境内の桜を見に多くの参拝の皆様がいらっしゃいました。参集殿前のソメイヨシノもここ2日で、8分咲きまで開花しております。

参集殿駐車場入り口の枝垂れ桜もほぼ満開となっております。

鳥居右側にございます枝垂れ桜は毎年、当社の境内の中で一番遅く咲く桜で、まだ2分咲きというところでしょうか?これからが見頃となります。

午前中は晴れ間も見えておりましたが、現在は曇り空となっております。明日は天気予報では午後から雨模様のようです。

 本殿脇の枝垂れ桜は今が見頃!本日も多くの皆様が枝垂れ桜の前でお写真をお撮りになられておりました。

桜に負けじと、参集殿前のプランターも色鮮やかに咲いて参拝者や我々の目を楽しませてくれます!


花の境内

2013年03月22日 | 境内の様子

今日も穏やかな晴天となり、境内は春爛漫といった風情です。

3月を和名で『弥生(やよい)』と言いますが、他にも『桜月』『花見月』『夢見月』といった別称があるそうです。いずれも今日のような日にぴったりの言葉だと思います。

本殿横、枝垂れ桜

昨日、市慰霊祭が行われた忠魂碑横の椿

“八峰には霞たなびき 谷べには椿花咲き うら悲し 春し過ぐれば”(万葉集)

 

 狛犬の横、灯篭の陰と色々な花を咲かせています

どうしても境内では桜の大樹が目を惹きますが、少し探せば実に様々な花が咲いているのが分かります。私も花粉症さえなければもっと春の境内を楽しめるのですが、惜しい事です。

“花に嵐”の言葉がありますが、この週末は雨の予報が出ているようです。桜などは、咲ききらないうちではほとんど花びらを落とさないものではありますが、来週もまた花の境内を見られる事を願っております。


平成25年座間市戦没者慰霊祭斎行

2013年03月21日 | 神社祭事

本日10時より、当鈴鹿明神社境内の忠魂碑前斎場にて座間市の戦没者慰霊祭が斎行されました。

近年こうした行事は宗教色をなくした所謂“セレモニー”にされることも多いのですが、座間市では変わらず毎年神式で行われています。今年も遺族会の皆様と市長等来賓の皆様にお集まりいただき、無事に慰霊祭が執り行われました。

参列の様子

修祓。参列者の皆様をお祓いします

慰霊祭祭詞奏上

慰霊祭は毎年この3月半ばに行われますが、季節柄とても寒い中の祭典になることもあります。特に雨が降って“暑さ寒さも彼岸まで”の言葉が信じられないような年もありましたが、今年は全くの晴天に恵まれました。

折しも本殿前の枝垂れ桜も正に咲き誇るようで、清々しい祭典になったことと思います。これからしばらく花の季節を迎えますので、今日のように晴れた日などぜひご参拝にいらして下さい。


境内~春の装い~

2013年03月19日 | 境内の様子

本日は昨日と、うって変わって春らしい暖かく穏やかな天気に恵まれた一日になり、本殿前の枝垂れ桜もまた今日一日で八分咲きまで開花致しました。

枝垂れ桜は、今はピンク色をしておりますが、この後満開を迎えると白く色を変えて参りますので、今ちょうど見頃を迎えたかと思われます。

今日は天気も良かったためか、枝垂れ桜の前で写真を撮られている方を多く見受けられました。

本殿前の枝垂れ桜

今年は枝垂れ桜より遅くなりそうですが、、参集殿の前のソメイヨシノも少しずつ咲き始めました。

参集殿前のソメイヨシノ

本殿前ソメイヨシノ(アップ)

又このように春を感じさせる花が他にもございますので、いくつかご紹介させて頂きます。

忠魂碑横の椿

赤色とピンク色の椿がちらほらと咲き始めております。

 本殿前の馬酔木

いくつか、神社での春を感じさせる花を紹介させて頂きました。明日は春分の日でお休みの方がいらっしゃるかと思います。

お近くにお越しの際は、枝垂れ桜も見頃を迎えておりますので、是非神社に足を運ばれて春を探しいらしてみてはいかがですか。


枝垂れ桜開花3日目!

2013年03月18日 | 境内の様子

今日は強風に見舞われた一日となりました。西日本ではすでに雨が降っており、関東も夜には荒れ模様となるようです。当社の枝垂れ桜も、一日で2分咲きから5部咲き程度まで開花しております。

この強風で花びらが散らなければと心配です。

   

今年も神輿蔵脇の花もひっそりと咲き神社の入り口を彩ってくれております。

   

さんしゅゆの木も鮮やかな黄色の花を付け春の訪れを感じさせてくれます。

昨日、お彼岸の入りとなりました。先祖を敬い、お守り頂くご祖先にお参りに行きましょう!


枝垂れ桜の開花です!

2013年03月16日 | 境内の様子

本日の穏やかな暖かい天気に恵まれました。昨日は咲いておりませんでした本日の陽気で本殿脇の枝垂れ桜が開花致しました!

例年でいけば、参集殿のソメイヨシノが先に開花するところでございますが、今年は枝垂れ桜の方が早く開花致しました。これから先、様々な形で新年度を迎え、環境も変わっていく方も多いかと存じます。

新たな生活を送り始める前に、桜を見ながら、産土(うぶすな)神社(地元の神社)へお参りしてみては如何でしょうか?

例年通りであれば下の写真(昨年の枝垂れ桜)のような枝垂れ桜が咲き誇ります。


神主の装束

2013年03月14日 | 神社知識・作法・歴史

今日は神主がご祈祷・お祭りに奉仕する際に着装している装束についてお話いたします。

ご祈祷中の神主の格好

このように狩衣というものを着装して普段ご祈祷をしております。

この狩衣は平安時代以降に着られていた公家の普段着であり、元々は狩りをするさいに着用していたことから、この名前がつきました。

昨年12月の年越大祓の一場面

また、神主がよく用いる装束にもう一種類、『浄衣』というものがあります。上の写真、大祓の際に神主が着装している白い装束が浄衣です。

この浄衣は潔斎の服として神事に用いられております。形は狩衣と同じものですが、色は染めをしない白になります。江戸時代までは、この白い浄衣が純粋、素朴ということで神主は皆この浄衣を着けていたそうです。

ほかにも『衣冠』『斎服』といった装束を用いることもありますが、神社のお祭りではほとんど上の2種を用いています。

 

この3月は特に、地鎮祭などでお伺いしたご家庭で、小さいお子様に“お内裏様がいる”などといった声があがります。一見似たような格好をしているのですが実は、違います。

お内裏様が着ているこの服は、束帯といって我々神主も着ることのないものになります。この束帯は、平安時代以降天皇以下の公家の正装として着装されています。

お人形のため、あまり実感がわかないと思いますが、この束帯は何枚もの着物を重ねて着るものなので、一人では着ることができません。そのくらい、この束帯は格式がある装束なのです。 


まさに三寒四温ですね!

2013年03月13日 | 

今日は朝から強風が吹き荒れて境内も多くの落ち葉や枯れ枝が舞っています。

今月上旬に見頃を迎えた梅は、先日と今日の強風で花びらが散ってしまい、無惨な状態となっています。 

境内の白梅はこのような状態です

紅梅はかろうじて花びらが残っています

先日お話ししたさんしゅゆという花は見頃を迎えていて、歩こう会などの方が花の名前を聞かれていくことがたびたびあります。

しかしながら、この頃の三寒四温によって境内も桜のつぼみも少しずつ膨らんで、今朝見たところでは枝全体が何となくピンク色になっているように感じました。

境内のしだれ桜は花が咲きかけの頃がとても美しくて、木全体がピンク色に染まります。

寒暖を繰り返しながら今月下旬には開花するのではないでしょうか。

福岡では桜の開花の知らせがありましたが、これからはつぎつぎとそのような知らせがあると思います。

花粉もあり、気温の変化もありということで体調を崩される方もいらっしゃるかと思いますが、お身体にはどうぞご自愛下さい。


神道青年全国協議会「中央研修会」

2013年03月12日 | 社外活動

明日より、高知県にて行われる神道青年全国協議会「中央研修会」に参加して参ります。若手神職の団体で、毎年この3月に勉強会が行われます。今年は高知県。坂本龍馬の生まれた地での開催となります。

今回の主題は、「維新」~l立ち上がれ!現代の草莽の志士~とし、第一講を「幕末日本の人材教育」とf題し、志學館大學人間関係学部教授・鹿児島大学名誉教授 原口泉先生、第二講を「維新と感謝」俳優・演出家・元自衛官 今井雅之先生、第三講「いま日本に迫りくる危機と自衛隊~忘れてはならない東日本大震災における自衛隊の闘い~軍事ジャーナリスト 井上和彦先生の講演を聞いて参ります。

ここ数年この研修会に参加させて頂いておりますが、本当に日本人として、神職として考えなければならないことを学ばせて頂く研修会となっております。日々研鑽を積み、神明奉仕に繋がるようしっかりと学んできたいと思います。