座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

平成25年3月祭事予定

2013年02月28日 | 神社祭事

今日から3月(弥生)となります。これから春に向けて加速し始める月となりそうです。

3月祭事予定

  1日(金) 08:30~月次祭

  3日(日) 10:30~(座間市栗原)小池地区白髪弁財天例祭

 3日(日) 15:00~境内社厳島神社例祭

  5日(火) 三の午

  9日(土) 安産戌の日

15日(金)  08:30~月次祭

21日(木) 10:00~座間市遺族会慰霊祭

21日(木)安産戌の日

 今日は朝から暖かく強い風が吹いていて、気象庁では春一番という事になったようです。

暖かい空気に梅の花もあちこち満開をく迎えた木があり、境内は甘いく芳しい香りに包まれています。

今日は一日ということで恒例祭典であります月次祭を斎行致しました。

本日は早朝より月次祭を斎行致しました。

又、本日付で巫女にて奉職した者の奉告祭を執り行いました。

奉告祭の祝詞を奏上

 

玉串を捧げてお参りを致しました。

 

3月、4月は、卒業や就職などの行事が各地であり、忙しなく時間が過ぎて行ってしまいます。

人生での節目でもあるので、なるべく大切に時を過ごしたいものですね。

人生の門出を迎えられる方は、これからしっかりとした足跡を残すべく心を込めて日々お過ごしいただければと思います。

 


神事の準備

2013年02月27日 | その他

雨は午前のうちに上がったようですが、その寒さもあってか今日はお問い合わせも少なく、落ち着いた一日になりました。

ただ、そういった日でも神主はすることがないわけではありません。今後予定している神事の準備をします。

神事で使用するものは、神饌(お供え物)・御幣などの飾り物・榊から作った玉串などその神事によって様々です。特に祝詞は神事によって呼びかける神様・感謝の言葉や祈願の言葉とまったく異なるものですので、その都度用意しなくてはなりません。

来る3月には年祭の予定もあります。年祭とは、「1年祭」「3年祭」など亡くなってからの節目節目に行う故人のためのお祭りで、いわゆる仏式の「〇周忌」にあたります。

神社では人は亡くなると神様になると考えますので、祝詞(年祭では祭詞とも)ではそのご遺徳を讃え、家の守り神様として永くご家族とともにありますように言葉を選びます。

 

祝詞には決められた文章があるわけではなく、色々気を使い考えながら作文をしますが、それだけに書くとき、読むときは気が引き締まります。これから春・初夏に向けて兼務社の祭事なども控えていますが、神主一同社務に邁進していきたいと思います。


弁天池の様子

2013年02月26日 | 境内の様子

本日は、風もなく気温も9℃と大変過ごしやすい穏やかな日となりました。春の訪れを感じたのでしょうか、弁天池の鯉も元気に泳ぎ、冬は顔を見せない亀もこの暖かさで甲羅干しする姿を久しぶりに拝見いたしました!

甲羅干しの亀判りますか?

この時期はどうしても梅の様子が多くなりますが、だんだん花も咲き始め、境内に雰囲気を一段と盛り上げてくれます。2月も残すところ今日を入れてあと3日となりました。3月は新生活へ向けての準備をされる方が多くいらっしゃると思います。

故郷を離れ新生活をお迎えになられる皆様、故郷を離れる前に、神社へのお参りやお墓参りをしてみては如何でしょうか?新生活のスタートを心機一転神様に奉告してみては?近くにいるとなかなか行かないものですが、遠くに行ってしまいますとますます行けないですよ!

参集殿駐車場の梅

参道沿いに咲く梅

本日の境内

参集殿前プランター


季節は進んでいます。

2013年02月25日 | 境内の様子

朝の冷え込みも厳しく、霜柱が立って水溜りに氷が張るような日々が続いていますが春は着実に進んできています。

咲き始めた梅の花も境内の場所によっては見頃を迎えようとしているところもあり、また違う花が咲き始めようと蕾を大きくしています。

風はまだまだ冷たくて花々も凍えるようですが、陽射しがあれば暖かさを感じます。

梅の花も次々に咲き始めています。

さんしゅゆという花です。

さんしゅゆという花は、朝鮮半島原産の落葉小高木で、江戸時代に薬用植物として日本へ持ち込まれたものだそうです。

3月頃に黄色の花が咲きますが、果実が滋養、強壮などの効果があるとされています。

小さな花なので判りづらく、派手なところはないですが、木全体が黄色なるので目には付きます。

 

一方、神社には鎮守の杜といって木々が沢山あります。

先日お話したスギ花粉の原因となる杉の木もあり枯れたように赤く花を咲かせています。

季節には、色々なものが花を咲かせていますが、目で見て楽しめるもの、香りを楽しむものもあれば、人々を悩ませるものもあるのも確かです。

そうして春は本番を迎えるのです。


本日の御祈祷

2013年02月24日 | 御祈祷・授与品

少々風もありましたが、天候も良く穏やかな一日となりました。しかしながら、今年も花粉が飛んでまいりました!当社の神職も3名花粉症で毎年この時期は悩みの種です。明日からお仕事の方も多いかと存じます。花粉対策をしっかり取ってお出かけ下さい!

さて、本日はお宮参り、交通安全祈願並びに厄除祈願のご奉仕がございました。お車のお祓いは、先ず本殿にて安全祈願祭を斎行し、その後お車のお祓いを致します。お車は全てドアを開け放って頂き、車外車内を全てお祓い致します。

初宮詣は、赤ちゃんが無事誕生したことの感謝と今後のご加護を祈って神様へお参りします。男児は生後31日頃、女児は生後33日頃に行います。お子様の体調のご都合もありますので、赤ちゃんの体調を見て下さい。

ご予約の必要はありませんので、午前9時から午後4時半までに神社へお越し下さい。


「マラリア蔓延防止・撲滅運動」JCI NOTHING BUT NETSキャンペーン自動販売機設置について

2013年02月23日 | 社外活動

本日はお日柄もよく、天候にも恵まれ、社頭祈祷をはじめ、地鎮祭、神棚入魂、稲荷社祭典等のご奉仕がございました。また、梅も徐々に咲き始め、歩こう会の皆様が多くお参りに訪れておりました。

さて、話は変わりますが、今回、公益社団法人日本青年会議所国際グループ グローバルネットワーク確立会議様より、マラリア蔓延防止・撲滅運動の一つとして、自動販売機を設置し、その売り上げの一部で蚊帳を購入し、100万世帯に送ろうという趣旨のキャンペーンをお伺いし、今回当社も、この取り組みに参加することになりました。

現在、日本では何不自由なく生活が出来ておりますが、世界に目を向けますと、当たり前のことが当たり前にできない地域も多くあります。文字の読み書きが出来なかったり、病気をしても病院に行けない、現在の日本では、家があり、蚊帳という言葉を聞く機会も少なくなったと思います。この蚊帳1つで守れる命がある。

ひとつの地球で様々な違いがあります。

当社と致しましても、少しでもお役にたてればと、今回のキャンペーンのお話を聞いて賛同させて頂きました。3月前半には新しく、このキャンペーン対象の自動販売機が1つ設置されます。

自動販売機にこの趣旨が記載される予定でございますので、御一読いただけると幸いに存じます。


手水の作法について

2013年02月22日 | 神社知識・作法・歴史

本日は、交通安全祈願をはじめ、スーパーマーケット地鎮祭、入居清祓い、個人の住宅新築工事地鎮祭のご奉仕がございました。

スーパーマーケットの地鎮祭は相模原市南区上鶴間(当社兼務神社の長嶋神社の氏子区域)で行いました。また、3月には当社兼務神社相模大野報徳二宮神社の地域、小田急相模大野駅南側再開発竣工式もご奉仕をさせて頂きます。相模原市も神奈川で3番目の政令指定都市となり、地域整備が目まぐるしく行われております。このように地域が活性化され、氏子の皆様が多くなること大変嬉しく思います。

本日地鎮祭をお迎えになられました皆様おめでとうございました。

さて、話は変わりますが、神社の造りを見ますと鳥居をくぐり、手水舎が御座います。この手水は心身お清めそれからお参りをするためにございます。

普段使用しないため、参拝者の皆様戸惑うこともあるかと思います。当社手水舎の右上には手水の作法を記した看板がございますので、そちらを見ながら手水をお取り下さい。

手水の作法

   まずお参りの前に、手水舎にて、お清めをいたします。
   作法といたしまして、
    1,左手をお清めいたします。
    2,柄杓を持ち替え右手をお清めいたします。
    3,柄杓を持ち替え、左手に水を注ぎ口の中をお清めいたします。
      (図のように柄杓に口を付けてはいけません。)
    4,次に、もう一度左手をお清めいたします。
    5,最後に、使用した柄杓を縦にして、柄杓に水をかけます。
 以上が、手水の作法となります。

今後も、様々な作法を分かりやすく記載させて頂きます。手水の作法につきましては、当社手水舎に絵付きの説明板を設置しております。お参りの際は、そちらもご覧下さい。


境内社「稲荷神社」初午祭

2013年02月21日 | 神社祭事

本日は、二の午。毎年、当社境内社稲荷神社の例祭を斎行致しました。この稲荷神社は寛政八年(一七九一年)に造立された棟札が当社に保管してあります。本日は禰宜を斎主と致しまして祭典をご奉仕させて頂き、氏子崇敬者の弥栄をお祈り申し上げ致しました。

また、出張祭典と致しまして、邸内社の初午祭のご奉仕もございました。毎年、崇敬の篤い稲荷講約40名のご参列を戴き、御祭斎行致しました。今後も稲荷大明神様のご加護を戴きまして、ご家庭の安全、商売繁盛をご祈念申し上げ致します。本日はおめでとうございました。

 


雪が降り続いております。

2013年02月19日 | 境内の様子

本日は、朝から雨→みぞれ→雪と変化し現在もなお雪が降り続きております。昨日は雨水を迎えましたが、まだまだ完全な春まで時間がかかりそうですね!明日は大安。天候が回復することを願っております!ちなみに明日は晴れの予報となっております。

外は雨模様ですが、参集殿内の花は生き生きとしております。心も湿りがちな日が続きますが、花を見ると癒しを頂きます。


雨水

2013年02月18日 | 境内の様子

今日は暦の上では『雨水』にあたります。“春になり、降っていた雪が雨になる頃”といわれ、畑仕事を始める時期であるともされています。

また巡り合わせで今日は文字通り雨の一日となりましたが、朝の冷え込みはまだまだ冬の気配といったところです。

予報よりも早く、朝には降り出しました

昔は座間でも足が埋まるくらいの雪が降ったと聞きますが、それと比べると気候が変わっているのでしょうか?先日の成人の日が記憶に残る大雪でしたがそれでもただ一日の事です。

ともあれ弱いながらも降りしきる一日になり、神社としては落ち着いた日となりました。

松竹梅は寒さに耐えて咲く(繁る)ことから縁起が良い物とされました


祈年祭斎行

2013年02月17日 | 神社祭事

本日11:00より、鈴鹿明神社本殿にて平成25年祈年祭(きねんさい)が斎行されました。

祈年祭の『年』は『稔(ねん=実り)』に通じ、今年一年の豊かな実りを祈願する大切なお祭りです。対となる新嘗祭(にいなめさい、収穫を感謝するお祭り)と比較するとあまり馴染みのないように聞こえるかもしれませんが、宮司の祝詞奏上とともに浦安の舞も奉納され、例年通り盛大に行うことができました。

祭典開始を示す宮司一拝

宮司による祝詞奏上

神前神楽 浦安の舞奉納

晴天ながら風も冷たく、今日も特に寒い一日になりましたが、この祈年祭は明るい春、夏、秋を臨む希望のお祭りでもあります。これからの氏子崇敬者の皆様のご健康とご多幸とを、神職一同ご祈念申し上げております。


如月~月次祭斎行~

2013年02月15日 | 神社祭事

本日、2月15日。月次祭を斎行し、国の安泰と氏子崇敬者の弥栄をご神前にてご祈念申し上げ致しました。

今日は一日雨模様で、非常に肌寒い一日となりました。参集殿前のプランターの花も雨の恵みを得てきれいに咲いております。

境内の梅は、寒かったり暑かったりと花咲く日をじっと待っているように感じます。

もう間もなく花粉のシーズン日本気象協会のホームページを見ますと関東地方は2月15日より花粉が飛び始めるとのことです。当社の職員も何名か花粉症の神職がおり、これからのシーズンは非常に大変な時期となります。。。と言いましても神社祭事は休むことなく斎行されます。

今週の日曜日17日は平成25年祈年祭を斎行致します。この祈年祭は、国の安泰と五穀豊穣を願い祭典を斎行致します。ご参拝頂く皆様方には10:50~11:30分までの間、本殿にて斎行するため、ご祈祷お待ち頂きますことご了承下さい。

まだまだ寒い日が続きますのでお身体ご自愛下さい!


梅の開花

2013年02月13日 | 境内の様子

夕べからの雨も日の出頃には止み、今日は終日穏やかな晴天となりました。

境内は木々に囲まれて風も無いせいか日向を歩くと暑く感じられる位でしたが、ふと上を見上げると梅の花が開いているのを見つけました。ついこの間「開花はまだ」と記事に書いたばかりのような気がしますが、時の経つのは早いものです。

紅梅の花

白梅。境内を囲むように植わっています

梅は、学問の神様「天神様」として祀られている菅原道真公が愛好していたことでも知られていますが、決して派手ではない淡い美しさをもつ花です。お花見が広まる江戸時代以前は桜より梅の方が尊ばれていたと聞きますから、日本人の美意識のふるさとといってもいいかもしれません。

境内はこれから梅の開花~桜の開花~梅の結実と華やかな時期を迎えます。本格的な春の到来ももう目の前といったところです。 


東日本大震災復興パネル展~神奈川県神道青年会~

2013年02月12日 | 社外活動

当社禰宜が所属しております、神奈川県下40歳以下の神職の会、神奈川県神道青年会主催の東日本大震災パネル展~伝えよう、震災の記憶と復興への絆~が横浜そごう新都市プラザ(横浜そごう入口前のスペース)にて本日と明日の午前10時から午後7時30分行っております。

震災から間もなく2年となり、未だ復興が進んでいない現状を考え、これから先も被災地に心を寄せて行かなければなりません。

これまでの神奈川県神道青年会、全国の青年神職が行った復興支援活動をパネルにし、また、原発問題を抱える福島の子供たちへのメッセージを絵馬に記し、福島の子供たちへ送るためのブースも設けております。

お時間に都合がつく皆様是非とも足を運んで頂き、ご覧頂けると幸いに存じます。日本人の絆をこのパネル展をご覧に頂き、より一層強固なものになればと考えております。


建国記念の日

2013年02月11日 | 

昨日に引き続き、厄除祈願をはじめ、初宮詣、交通安全、地鎮祭などご奉仕がございました。

本日は、建国記念の日。各地で建国記念の日奉祝パレード、建国記念の日奉祝式典が行われております。

建国記念の日は、以前は紀元節といい、初代天皇である神武天皇が大和国(現在の奈良県)の橿原宮(かしはらのみや)で即位され、この年が皇紀元年となりました。太陽暦に換算すると紀元前660年2月11日にあたります。

日本国の始まりの日に際し、建国の偉業をしのび、国民としての誇りと自覚を新たにしましょう!