座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

敬神婦人会の例大祭前清掃奉仕

2018年07月27日 | 氏子会・敬神婦人会・神輿保存会入谷睦

日午前8時より当社敬神婦人会による例大祭前清掃奉仕がありました。

敬神婦人会の方々には例大祭前と師走の煤払いの年2回毎年ご奉仕をしていただいています。

宮司より今年は今上陛下御在位30年の節目でもあり、平成の年号で行う例大祭も今年が最後。

暑い日が続いているが改めて気を引き締め、平成最後の例大祭を滞る事無く立派にやり遂げたいので敬神婦人会の方々にもご協力いただき清々しい気持ちでお祭りが出来るようご奉仕をお願いしたい旨の話がありました。

宮司より挨拶の諸注意事項などお願いを致します。

社殿を始め境内清掃から手水舎や摂末社まで綺麗にしていただき例大祭を迎えます。

御社殿は調度品など隈なく拭いて例大祭前の汚れを落としていただきました。

社殿前の階段なども水洗いして綺麗にしていただきました。

高い所は神職が致しました。

本日は30名程のご奉仕により、午前10時過ぎには全て綺麗になり清掃奉仕は終了となりました。

毎年の事ではありますが、本当に境内の隅々まで掃き清め拭き清めていただきました。

本日が早朝よりのご奉仕誠にありがとうございました。


姉妹都市スマーナ市のLawsonさん参拝

2018年07月26日 | その他

本日、座間市と姉妹都市を結んでいるアメリカ合衆国テネシー州スマーナ市から来日のLawsonさんとホストファミリーの御家族さんがご参拝と鈴鹿の小道見学にご来社下さいました。

まず、Lawsonさんがご家族の健康を願われておりましたので、家内安全祈願を行い、お参りをして頂きました。

その後は当社の御札、また、英語版の神道パンフレットをお渡しさせて頂きました。

最後に当社の北側と東側にございます鈴鹿の小径を見学致しました。

帰国が今週末との事で、残り僅かとなりましたが日本を満喫して頂ければと思います。本日はようこそお参り下さいました。


例大祭用の幟を揚げました。

2018年07月25日 | 境内の様子

例大祭一週間前となり鳥居前に例大祭の幟を揚げました。

 

ひとつひとつ確認をしながら揚げました。

幟を掲げる事でお祭りを周知させると共に準備が滞りなく進んでいるという証でもあります。

先日まで35度以上の猛暑となっていましたが、今日は曇りがち。気温も33度位と陽射しがないだけ気温もあがっていません。

例祭日の8月1日は暑いのが当たり前なので致し方ないですが、天気が良いとありがたいです。


境内の手入れ

2018年07月24日 | その他

連日、朝から暑い日々が続いており水分補給等、体調管理に余念がおけません。

例大祭まで後一週間程になり、準備の方も大詰めとなって参りました。

我々神主でも出来る所は境内の掃除・整備を行っておりますが、高い所等手の行き届かない所をプロの方に依頼をして作業をして頂きました。

これから例大祭に向けて準備も佳境を迎える事となりますが、抜け目の無いよう確認しながら準備を進めて参りたいと思います。

まだまだ夏に入ったばかりで、暑い日々が続きますが熱中症には特にお気をつけ頂きこの夏をお過ごし下さい。


境内のひまわり開花

2018年07月23日 | 境内の様子

今日も強い陽射しが境内を照らして、酷暑の一日となっています。

神社と道路を挟んだ西側には公園があるのですが、さすがに今日ほどの暑さでは子供の姿もありません。

以前境内の花壇に植えたひまわりの種は、事情により当初と別の場所に植え替えになっていましたが、今朝見るとこの陽射しの中でも小さな花を咲かせ始めていました。

これは園芸用の小さな品種のひまわりですが、2mほどにもなる一般的なひまわりと比べると本当に小振りですね。花と葉を含めても掌を広げたくらいの大きさです。

しかし鮮やかな黄色は間違いなくヒマワリのもの。ちょうど例大祭の頃には揃って満開となるでしょうか。


大暑

2018年07月22日 | 境内の様子

今日は24節気の『大暑』となっています。

大暑とは一年で一番暑い時だそうで、本当に今年は一番暑い日になっています。

関東地方でも軒並み35度を超え、全国では40度を超える所も出るかもしれません。

夏の花と言えばヒマワリ。境内のミニひまわりもようやく花が咲き始めました。

花が可愛らしくてヒマワリか分かりづらいのですが。

こちらも花が咲き始めました。

座間市では恒例の『ひまわり祭り』が7月の21日から開催されています。

座間のひまわり祭りは、栗原会場が7月21日から25日まで、座間会場が8月11日から開催予定です。

今行われている栗原会場は小田急小田原線相武台前駅からバスが出ています。

臨時駐車場が栗原小学校に設けられており、臨時駐車場から会場までシャトルバスが出ているそうです。

臨時駐車場には限りがあるのでなるべく公共交通機関にてお越し下さいとのことです。


御神輿の修繕が完了

2018年07月22日 | 例大祭

実は先頃よりこの鈴鹿明神社の本社神輿が修繕のため神社を離れていましたが、今日無事神社へと戻って来ました!

とてもしっかりとした造りの御神輿ではあるのですが、渡御の途中で波に揺れる船のように御神輿を“もむ”ように担いだり、或いは季節柄通り雨を浴びたりする中で思うより負担がかかっていたようです。

ともあれ例大祭が間近であることを実感しました。私達神職もより一層気を引き締めて残りの準備を進めてまいりたいと思います。


神輿練習

2018年07月21日 | その他

とても暑い日々が続いておりますが、そのような中お昼頃まで境内では鈴鹿長宿の皆様により子供神輿を担ぐ練習を行いました。

雲の少ない暑い時間に当たってしまいましたが、元気な明るい声が境内に響き渡っております。

毎年、子供神輿・囃子の練習が始まると夏の近づき・訪れを感じております。熱中症に気を付けて頂き、どうぞ今年の例大祭も宜しくお願い致します。


鎮物と方除四神祓塩

2018年07月20日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

家を建てる前には土地の神様にご奉告する地鎮祭というお祭りを行います。

四方に忌竹をたて注連縄を張り、祭壇を設けてお米や御酒、魚か御餅、野菜や果物など(神社によって一部異なるところもあります)をお供えをします。

 祭典が終了すると当社では神様がお召し上がりになったお供え物と同時に鎮物、方除四神祓塩を御施主へお渡し致します。

鎮物と方除四神祓塩

鎮物は地鎮の儀(鎌、鍬、鋤により草を刈ったり、砂山を切り開く所作の事)の後に鎮物奉鎮の儀を行いその土地の中心に仮置きします。

本来、鎮物は基礎を作る段階で建物の中心といえる場所に埋めていただくものなので御施主から工事施工担当者へその場でお渡ししてもらいます。

鎮物の中身は、土地の神様へのお供え物など様々なものが納められています。

鎮物、方除四神祓塩の由緒

又、方除四神祓塩は、建てられた後で入居をする前に土地の方角(東、南、西、北)に直接御施主が置くものです。

工事の全てが終わった段階での土地の清めとこれから出入りする人や物をお祓いするための塩です。

地鎮祭では、祭典で祝詞を奏上し、玉串をお供えしてお参りする事で今回のお祭りの趣旨などをご奉告し、祭典終了の後は神様がお召し上がりになられた野菜や果物などをご家族皆さんで食べることにより神様の御恵みを戴き、鎮物をその土地の鎮めることにより神様への感謝と共に末永い見守りをお願いします。

方除四神祓塩は当社のみでお渡している特別なお塩で、地鎮祭や入居清祓いをご奉仕させていただいた方にお頒けしているものです。

これらの物は、地鎮祭奉仕の際に神職よりそれぞれのご説明をきちんとさせていただいてから御施主へお渡し致しております。


例大祭に向けて

2018年07月19日 | 境内の様子

もう例大祭まで半月を切りました。

色々な物品や使用する部屋の準備はまだ残っていますが、表の清掃整備に関してはようやく一通りできた所です。しかしそれでもう大丈夫という訳ではなく、お祭りの前に確認を兼ねてもう一度全体清掃を行う事になるでしょう。今はその狭間で焦れてくる時期です。

一度境内の砂利も均しました。漣のような跡が見えます

何度も書いていますが例大祭は一年の内で最も大きなお祭りです。手違いのないよう進めてまいりたいと思います。


国歌

2018年07月18日 | その他

朝からとても日差しが強く大変暑い日々が続いております。

先日までワールドカップが開催されており大変話題となり寝不足になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

国を代表したそれぞれのチームが国を背負って試合に臨むのですが、試合の前に国歌を斉唱いたします。

国旗と同じく、世界の国々には必ずその国を代表する国歌があります。明治三年、諸外国にそれぞれの国に国歌があることを知り、日本でもその必要性を感じ選ばれた歌詞が、古来めでたい折りには必ず使われていたのが、この「君が代」の和歌でした。

更に明治二十六年には、文部省が祝日・大祭日唱歌の一つとして制定し、国歌として認められ平成十一年に法制化されました。

゜君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで゜

天皇陛下を、国家と国民統合の象徴と仰ぐ日本の国が、小石が砂などと積み重なって大きな岩となり、やがてその上に美しい苔が一面に生えるまで、永遠に平和に栄続きますようにと祈る歌です。


三伏日

2018年07月17日 | 

今日は7月17日、暦を見るとその下に『初伏』とあります。

初伏…あまり聞き馴染みのない言葉です。辞書で引くと「三伏日(さんぷくび)」とあり、“夏至の後の第三の庚(かのえ)の日を「初伏」、第四の庚の日を「中伏」、立秋の後の第一の庚の日を「末伏」として種まきや結婚、和合をするには凶の日”と言われているようです。

 

先月までの景色と今の真夏と違うのは陽射しの強さと蝉の声。どちらも写真には写りませんが

古く中国から日本へ伝わった思想の中に「五行説」と呼ばれる“すべての物は木火土金水の五行の組み合わせで成り立っている”というものがあり、暦をはじめ日本文化はこれに大きな影響を受けています。

それによると夏は「火」の気が極めて強くなる季節であるので、「金」の気が強くなるとされる庚の日は火と相性が悪く運勢が弱まる、という事であるようです。

個人的には、昔ながらの暦というのは今のような曜日が無い代わりに、このような暦日を設けて季節や生活のリズムをとっていたのだと思います。三伏日に当たるものは他の季節にはありませんので、やはり暑い夏には大事になるような事は避けて落ち着いて過ごすようにという意味なのかもしれません。

今日を含めまたしばらく暑い日が続きます。皆様もお体ご自愛いただいてお過ごしください。


文月15日月次祭斎行

2018年07月15日 | 神社祭事

本日午前7時より月次祭を斎行致しました。

 

連日の猛暑、朝から蒸し暑く、祭典の準備だけで汗が出てきてしまいます。

日中はお宮参りを中心に車のお祓いなど午前午後を通してご奉仕させて頂きました。

未だ7月半ばこれからが暑さの本番。今年の暑さは半端なものではなさそうです。


八坂神社例祭斎行

2018年07月14日 | 兼務神社

相模原市南区上鶴間本町9丁目に鎮座する長嶋神社の境内にお祀りされている八坂神社の例祭が本日午前11時に斎行されました。

長嶋神社は当社が祭事を司る兼務神社となっており、八坂神社の創建は明らかではありませんが昔氏子内に伝染病が流行った事から御祭神として須佐能男命をお祀りしたのが始まりとなっています。

災いの元である須佐能男命に社殿を設けてお供え物を沢山して街の重鎮が顔を揃えて神様に日頃の感謝と申し上げ、楽しい催し物を用意して歓待し、今氏子区域内で広まっている疫病の流行を止めてもらえるようお願いしたのがこの例祭の始まりと言えます。

この7月始めは梅雨の末期で、土砂災害を起こすような大雨や高温多湿からの食中毒や伝染病が流行しやすかったというのもあったと思います。

御囃子の演奏も行われます。

奉納行事のひとつとして境内では子供相撲が執り行われます。

直会会場

祭典は氏子区域内の自治会や老人会、小学校のPTA会長、近隣神社の役員なども来賓として参列されました。

例祭斎行後は土俵や御囃子台などのお祓いを行い、祭典は無事終了致しました。

又境内では、今回の西日本豪雨災害への義援金のお願いもされていました。

最後に朝からご準備をいただいた役員の方々を始め猛暑の中長時間にわたりご参列いただいた来賓の方々には厚く御礼申し上げます。


お盆の迎え火

2018年07月13日 | 

近くのお店でも季節物として落雁や果物の籠盛、鬼灯などが売られるようになりました。

今日は新暦でのお盆の迎え火の日です。

お盆という呼び名は仏教の『盂蘭盆(うらぼん)』から来たとされますが、不詳ながら仏教以前の“初春と初秋の満月の日に祖先の霊が子孫の元を訪れる”という古い行事が元にあると言われています。

その後平安時代に怨霊信仰の発生や時勢の不安などから“死者の魂を慰める”という考えが広まり、初春の行事が『御正月』、初秋の行事が仏教の盂蘭盆と合わさって『お盆』になって家庭のお祭りとして定着したという事です。

地方によってお盆の時期は差異がありますが、この辺りは8月15日を主とした月遅れのお盆で行う家の方が多いでしょうか。早いもので夏も深まってきたという事ですね。