座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

例大祭の片付け

2021年08月02日 | 例大祭

昨日例大祭を終え、今日は残っていた片付けを行いました。

とはいっても境内に残っていたのは『両社御祭禮』の提灯と、鳥居脇に揚げていた幟旗くらいのものです。午後に雨の予報が出ていましたのでその二つを早めに仕舞い、後は陰干ししていた装束の片付けへと移りました。

もう見た目はいつも通りの境内です

幟旗は一応広げて点検の後畳みます

例年ですとこの8月2日も職員総出で境内の清掃や装飾の片付け、テント類を畳んだりと時間が足りないくらいなのですが、今年は早々に片付けまで終わってしまいました。

寂しくはありますが“禍福は糾える縄の如し”という言葉もあります。次のお祭りが盛大にできますよう、気を緩めずにおりたいと思います。


令和3年鈴鹿明神社例大祭斎行

2021年08月01日 | 例大祭

本日朝9時30分より、年に一度の大祭である『例大祭』が執り行われました。

祭典では献幣使として神奈川県神社庁理事並びに厚木市林鎮座林神社宮司であります水島泉様をお迎えしてご奉仕いただきました。昨年は献幣使の派遣を辞退しての祭典でしたので、この点においては例年通りの例大祭に近づけて行うことができたという所です。

早朝、掃除を終えた本殿

定刻を前に祭典奉仕者と参列者が集合

本殿前の祓戸へ参進

修祓、幣帛と奉仕者、参列者のお祓い

お祓いを終え本殿へ参進

宮司一拝

祭典の始まりにあたり開扉

神饌を献ず

宮司祝詞奏上

御神前へ本庁幣のお供え

献幣使祭詞奏上

氏子会会長祭文奏上

神前神楽 浦安の舞 奉奏

玉串を奉りて拝礼

お供えした本庁幣、神饌を撤す

御簾を閉じ、宮司一拝を以て祭典がお納めとなります

皆様方のお力添えにより無事祭典はお納めする事ができました。本日は誠にありがとうございました!

本来であればこの後、御神輿渡御にて氏子区域を一巡りする事になるのですが、感染症対策として昨年同様に神輿渡御や境内の出店は自粛となりました。

氏子崇敬者の皆様方のご多幸とご安寧、そして一刻も早い事態の終息をお祈り申し上げております。


装束の準備

2021年07月27日 | 例大祭

朝方は台風の影響で時々強い雨が降っていましたが、午前9時頃には雨は上がりました。

御神輿の巡行が中止になった為、準備は祭典のみになってしまいましたが手落ちがないようにひとつひとつ確認をしながら行っています。

当日着装する装束を準備、各奉仕者の冠を確認しながら並べています。

当日の着装には装束店の方がお手伝いに来て下さいます。

 

 


境内に芳名板設置

2021年07月22日 | 例大祭

本日、氏子青年会の皆様のご奉仕により境内の本殿前に例大祭用の芳名板が設置されました。

芳名板とは祭典の斎行に際してご奉納をなさった氏子崇敬者、また来賓の方々のお名前を掲示する場所です。昨年に続き例大祭自体は規模を大幅に縮小して行う予定ですので、芳名板も今までに比べると少し小さくなっています。

とはいえ実際に立てるとなると重労働なのですが、そこは手慣れた氏子青年会の皆様の事で、朝の内に無事完成させていただきました。

炎天下のご奉仕誠にご苦労様でした!今年もありがたく使わせていただきます。


殿内清掃

2021年07月20日 | 例大祭

例大祭まで後10日余り。今月22日から神奈川県版緊急事態宣言が発令されるため今年の例大祭も祭典のみとなってしまいました。

例年、敬神婦人会の方々が例大祭前に社殿等を清掃奉仕をしてくださっているのですが、コロナ感染の観点から昨年に引き続き今年もご辞退申し上げ、神職だけで殿内清掃を今日から少しずつ始めています。

鈴案は当日祭典に使用するので入念に。

御祈祷などの合間を使って少しずつ行っています。

例大祭は昨日申し上げた通りお神輿の巡行は中止となり、境内の露店の出店もありません。

何卒ご理解の程宜しくお願い致します。


本年の例大祭について

2021年07月19日 | 例大祭

神奈川県版緊急事態宣言が今月22日より発令されるとの事から今年の例大祭について宮司と氏子会正副会長により緊急の会合が昨日の午後開かれました。

先の総代会では緊急事態宣言が発令された時点で祭典以外の神事は全て中止するという事でした。

今回の発令はあくまでも蔓延防止等重点措置という扱いですが、一部地域を除き神奈川県のほとんどの市町村がこの対象区域に指定されたこともありその意味合いを重く受け止めて今年の例大祭も祭典のみとすることで決しました。

当社の御神輿は本来この地域に疫病等が流行した折にそれを鎮めるために町内を巡行するようになったと聞き及んでおります。

しかしながら、神輿が巡行することで関係者等に感染者が出て、今後の神事に影響を及ぼす事態を避ける為やむを得ず今回の措置となりました。

大変残念ではありますが何卒ご理解の程宜しくお願い申し上げます。


習礼

2021年07月18日 | 例大祭

本日より、神職で例大祭の習礼を行っております。

『習礼(しゅらい)』とはこうした祭典のための練習、リハーサルのようなものです。祭典の流れは予め式次第に書かれていますので、どの場面で何をするかは勿論全員が理解してはいますが、大きな祭典ともなれば各自の役割も多くなり“動作の揃った美しい祭式”を目指すには習礼は欠かせません。

過去の例大祭の様子。2人が動作を合わせて幣帛を受け渡す場面

現在、例大祭の神賑行事についてはまだ確定はしていませんが、本殿での祭典は必ず行います。年に一度、御神前で粗相がないよう習礼に努めて参ります。


今年の例大祭について

2021年07月09日 | 例大祭

今日も梅雨空が続いています。

先月6日に当社氏子会総代会が例大祭についてということで開催されました。

当日は、6月6日の現時点では当座間市は蔓延防止措置の指定を受けており、現在の新型コロナウイルス感染症の感染状況や座間市のワクチン接種の進捗状況などが報告され、これを踏まえてどのような形で斎行するのが良いか話し合われました。

その会には、氏子区域内3地区のはやし保存会の会長や神輿保存会入谷睦の役員、氏子青年会の役員も参加して意見を述べました。

はやし保存会からは通年この時期から行っている子供達への囃子募集や練習は保護者からの不安視する声から昨年同様今年も行わない予定とのことで、今年も毎年行ってきた形の奉仕は難しいということでした。

神輿保存会入谷睦からは感染防止を踏まえた上での神輿の渡御と町内巡行を行いたいとの意見が出され2時間半わたる議論がなされました。

先ずは、式典は参列者を抑えた形での斎行と神輿をトラックに乗せての巡行という大まかな形が決まりました。

7月初旬までに神輿巡行の順路や方法も決定し、以下の通りとなりました。

・式典は参列者の数を抑えた形での通常式典

  7月31日(土)午後7時   宵宮祭

  8月1日(日)午前9時30分   例大祭

・町内へは神輿をトラックに乗せ、引き継ぎ祭や各地区での休憩などは行わず3地区を休まず巡行

・子供御輿の渡御の中止

・宵宮祭、例大祭で行われていた奉納行事の中止

それ以外については検討中です。

詳細についてはまた改めてご報告致します。


例大祭 舞練習

2021年06月25日 | 例大祭

昨日の事になりますが、午後の御祈祷の落ち着いた時間に例大祭の際に奉仕をする巫女舞の練習を行いました。

今年の例大祭も例年通りとはいかず、本殿での祭典は人数を絞ってのお祭となります。

しかし、当然の事ですがお供え物等は例年通り用意をし、巫女の舞も行います。

この巫女舞についても、複数人数で舞うわけですから所作の綺麗なのはもちろんの事、奉仕する巫女の息があってないと美しさも半減してしまいます。

ですので、時間がある際は所作の確認をしながら、何度も合わせて練習を行います。

例大祭まで、後1ヶ月程!

時間があるようにも感じますが、そうでもありません。巫女舞も含め、例年通り行えないからこそ、神様に失礼の無いようこれからもしっかりと準備を進めて参ります。


令和2年鈴鹿明神社例大祭 斎行のご報告

2020年08月02日 | 例大祭

昨日朝9時30分より、この鈴鹿明神社の一年で最も大きな祭事である『例大祭』が斎行されました。

幾度か申し上げております通り、今年の例大祭は御神輿の出御や屋台の出店を中止し、人の密集を避けるため大幅に規模を縮小しております。

その前の晩の宵宮祭もそうですが、常の年であれば御神輿や屋台の周りで賑わう人をかき分けながら神職参列者の列が本殿へ参進するところ、今年に限っては境内に聞こえるのは列の足音と蝉の声だけといった風で、厳かながら不思議な感じも致しました。

ともあれ今年の例大祭神事も滞りなく終える事ができました。大神様の大御陰に感謝申し上げますと共に、氏子崇敬者の皆様方の御多幸と御健勝、そして疫病消散と国家安泰をご祈念申し上げております。

新しい参道、新しい太鼓橋を通って参進

諸員本殿へ揃い、例大祭が斎行されます

修祓。ご参列の皆様のお祓い

開扉

宮司祝詞奏上

氏子会会長祭文奏上

神前神楽 浦安の舞 奉奏

宮司以下祭員による玉串拝礼

名誉宮司による玉串拝礼

氏子会会長による玉串拝礼

参列者列拝

閉扉、宮司一拝と続き、祭典は終了致しました


本殿 例大祭の設え

2020年07月30日 | 例大祭

いよいよ明日夜に宵宮祭、明後日朝に例大祭が行われます。

いまだに雨が降ったり止んだりと夏になり切れていないような空模様ですが、例大祭当日は一応穏やかな天気になるとの予報。ひとまずは安心です。

例年、本殿や参道に例大祭の提灯を付けたり境内にテントを張ったりという作業は氏子会の皆様が大人数で一斉にやってくくれるところを、今年はそれが密集になるとの事で中止となりました。ただ今回用意しなければならないものは限られた部分だけですので、神職の手で行いました。

毎年社殿前に掲げる両社御祭禮の提灯は氏子会と氏子青年会によって設置してもらっているのですが、今年は神職で行いました。

今年の幟は御祭神のみです。

明日の宵宮祭、明後日8月1日は例大祭ですが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で神輿渡御や神賑行事などを中止して祭典のみとなり参列者も氏子会総代十数名だけとなります。

お祭りを心待ちにしていた方も多いかと思いますが、今般の情勢を考慮いただきご理解の程宜しくお願い致します。

 

 


令和元年鈴鹿明神社例大祭斎行

2019年08月02日 | 例大祭

昨日、お陰様をもちまして今年の例大祭が滞りなく執り行われました。

ここ数年は御神輿の渡御中ににわか雨に見舞われる事も多かったのですが、幸いにも今年は全くの快晴で、暑いながらも盛り上がった一日になりました。

皆様方のお力添えによりまして無事例大祭を終えられました事、厚く御礼申し上げます。

全ては載せきれませんが撮影した写真を掲載いたしますので、当日の雰囲気を感じていただければと思います。

当日朝に宮司以下祭員、献幣使随員並びに巫女参列者一同が集まり例大祭神事が始まります

朝より大変良い天気に恵まれました

本殿前にて皆様をお祓いする修祓の儀

参列者が本殿へ昇殿して例大祭斎行

御神前へ神饌を献ず

本庁幣を献ず

神前神楽「浦安の舞」奉奏

本殿での例大祭後、御神輿の出御祭

神酒拝戴

記念撮影の後、いよいよ御神輿が出発します

境内を出て最初の神事、禊祭

神輿保存会会長の玉串奉奠

そして御神輿はまず三地区の内星の谷を渡御します

昼を過ぎ、星の谷から皆原への引継祭

神社の境内も段々と賑わってきました

最も暑い時間、御神輿は座間駅前を渡御していました

皆原から鈴鹿長宿への引継祭

もう日の落ちる時間です

日没後御神輿は万燈神輿と合流し、神社へ帰ってきます

これで後は宮入を残すのみです

御神輿が鳥居を通り境内へ帰ってきました

そして宮入。盛り上がりは最高潮を迎え、お祭りは無事に終了致しました


本日は例大祭の日

2019年08月01日 | 例大祭

いよいよ例大祭の当日となりました。

朝に本殿にて厳粛な神事が行われた後、一日かけて御神輿が氏子地域を巡ります。今は3地区ある氏子地域の内、半分辺りを御神輿が通り過ぎた頃です。

今年は祭日が平日に当たりましたので、ちょうど夕方の今頃からご参拝の方が多くいらっしゃるようになりました。昨夜の宵宮祭と同じように境内には屋台が立ち並び、午後7時からは神楽殿にて奉納演芸も行われる予定です。

今の境内の様子

特に神事や御神輿の渡御の様子は撮りためた写真もあるのですが、また後ほど整理した上でお目に掛けられればと思います。

 

今朝の例大祭、参進前の様子


もうすぐ宵宮祭

2019年07月31日 | 例大祭

明日はいよいよ例大祭、そして今日はその前夜祭にあたる宵宮祭が斎行されます。

宵宮祭自体は本殿の中で行われる神事ですが、それに併せて境内では子供神輿の渡御や御囃子をはじめとした奉納演芸、また既に屋台が出店していて段々と賑やかさを増しています。

暗くなってからが今日は本番というところでしょうか。

宜しければ是非お祭りに足をお運びください。 


子供神輿の練習

2019年07月22日 | 例大祭

いよいよ例大祭まであと10日を切りました。

天気のせいで夏の深まっている雰囲気はあまり感じられませんが、先日8月1日頃までには梅雨が明けると聞きました。しかしまだ梅雨が続くと正反対の予報もあるようで、ここは神様にお任せするしかないようです。

先日の練習風景

夕方から夜にかけて練習の日も

境内では子供神輿の担ぎ手の皆さんの練習も行われるようになりました。

練習ですので宮形のない枠だけのものですが、それでも皆で力を合わせなければ上手く担げるものではありません。声を合わせ水平を保ち、一生懸命に練習に取り組んでくれています。

私達神主も身の引き締まる気がします。諸準備も佳境に入りますが例年通り厳粛にお祭りが行えるよう努めて参りたいと思います。