座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

犬張子

2018年10月30日 | 神社知識・作法・歴史

明晩は冷え込みましたが、日中は暖かな気温に恵まれた一日となりました。

本日、初宮詣の御祈祷がいくつかございました。当社では御祈祷を受けられた方にいくつかの授与品をお渡ししていますが、その内の1つに犬張子が描かれたのし紙を使用したものがあります。

犬張子というのは、名古屋の熱田神宮が発祥とされています。犬の子は病気にならずにすくすくと育つことから、「犬の子のように、丈夫で元気に育つように、との願いを込めて犬張子が用いられるようになったそうです。

当社の御祈祷受付時間は午前9時から午後16時30分となっていますので、この間でしたらいつでもお越し頂いて大丈夫でございます。


稲穂を整える

2018年10月29日 | 神社知識・作法・歴史

昨日は注連縄奉納同志会での脱穀作業について書きましたが、収穫祭に当たる11月23日の『新嘗祭』では、籾米ではなくあらかじめ分けていただいていた稲穂の方をお供えします。

といって土の付いたままで御神前に上げる事は憚られます。今日は汚れを落として葉を除け、稲束として整える作業を行いました。

手作業で選り分け、長さも揃えていきます

今年は注連縄奉納同志会より御奉納の稲をはじめ、神道青年会よりの稲穂、そして境内で育てたバケツ稲と沢山の稲穂をいただいております。御神前に供するのはまだ先ですが、慌てる事の無いように準備して参りたいと思います。


注連縄奉納同志会『脱穀』

2018年10月28日 | 注連縄奉納同志会

6月10日にお田植えをしてから、今年は酷暑や台風が心配されましたが先日10月13日に稲刈りも無事に終わり、本日注連縄奉納同志会主催のもと氏子青年会の皆様にもお手伝い頂き脱穀が行われました。

天気にも気温にも恵まれ暖かく気持ちの良い中作業を行えました。

本日の脱穀の様子

藁は注連縄を奉製する際に、お米は収穫の感謝のお祭、新嘗祭(にいなめさい)にお供えされます。

この脱穀が終わると次は年末に玉造り・注連縄造りとなります。注連縄奉納同志会の皆様・氏子青年会の皆様、本日は誠にお疲れ様でした。


=七五三=

2018年10月27日 | 御祈祷・授与品

朝のうちは雨が強く降ったり止んだりと落ち着きのない空模様でしたが、お昼前には青空が澄渡る気持ちの良い陽気となりました。

十月に入ってから七五三のお祝いを迎えられたご家族様で境内が賑わいはじめきました。

この七五三とは男児は三歳と五歳・女児は三歳と七歳の十一月十五日に晴れ着をまとって氏神さまにお参りし無事成長を感謝し祈願する事です。

古来、男女ともに三歳になるとそれまで剃っていた髪たくわえ始める『髪置(かみおき)』、五歳の男児では初めて袴を着用する『袴着(はかまぎ)』、七歳の女児では着物の付紐を取り帯を着け始める『帯解(おびとき)』、お子様の健やかに成長するように願いを込めて儀式が行われておりました。

祝詞ではお子様が『若竹』の如くすくすくと成長しますよう奏上しております

ご祈祷の授与品には七五三の絵馬をお分かちしており境内には七五三専用の絵馬掛けをご用意しております。

社頭にて初穂料600円にて千歳飴もお分かちしております

※こちらは数に限りがございます

お子様の成長の無事を願う親の気持ちはいつの時代になっても変わる事が無いのが、伺えます。

ご祈祷は9時~16時30分でしたらご予約も不要で何時でも結構です。ご不明な点等ございましたら神社の方までお問い合わせ下さい。


パンフレット、リーフレットのお知らせ

2018年10月26日 | その他

来月11月の8日、この相模中央地域にて伊勢の神宮の御神札の頒布を始める「神宮大麻暦頒布始奉告祭」が行われます。

それに先立ち、頒布される御神札と一緒に御神札の祀り方に関わるパンフレット・リーフレット等が届きました。

神棚と御神札のパンフレット各種と広報誌

ご自宅で御神札をお祀りするにあたっては“形より真心が大事”ではあるのですが、どんな作法があるのか、どのような由来・歴史があるのかなど気になる方もいらっしゃるかと思います。

現在は色付きで判りやすく工夫を凝らしたパンフレットが用意されています。まだ少し早いですがこれからの年末は、昔から大掃除をすると共に神棚の御神札を新しくし、新年を迎えるために気持ちを生まれ変わらせるという時期です。ご興味のある方はぜひこちらのパンフレットを手に取ってみて下さい。

社務所の前には当神社の由緒書をはじめ様々なパンフレットが並んでいますが、何かご質問などありましたらどうぞ職員へお気軽にお声がけ下さい。


七五三幟到着

2018年10月25日 | 七五三詣

この度、境内の新たな装飾として七五三詣の幟が到着し、早速鳥居へ設置致しました。

昨日も看板類について書きましたが、やはり七五三のお祝いでご来社されてお写真を撮られない方はまずいらっしゃらないでしょう。本殿の前以外でも記念撮影等ができるようにとの取り組みの一つです。

鮮やかな朱色はそこにあるだけで境内を少し明るくしてくれるようです。七五三詣ではない方も、季節の風物詩としてこの境内の雰囲気を楽しんでいただけたらと思います。


七五三・参拝記念の看板

2018年10月24日 | 七五三詣

昨日の冷え込んだ気温とは変わり、今日は暖かな一日となりました。

今は七五三の時期に差し掛かって、御祈祷を受けられるお子様が増えてきています。それに合わせて先頃より、七五三の写真撮影用の看板を境内、雨の日でもお使い頂けるように参集殿(控室)の二か所に設置しました。また、一般の方々でもお使い頂けるように参拝記念用の看板も併せて設置しています。

境内

 

 

参集殿(控室)

当社では本殿を除いて、写真撮影は自由となっていますので御来社の方は是非ご利用ください。


霜降

2018年10月23日 | 境内の様子

今日は午前中からかなり気温が低く、途中から小雨も降って来て大変寒い一日となりました。

暦の上で霜降を迎えました。日中は20℃前後、朝晩は10℃前後と気温の差が出来始めてきた今日この頃、すっかり秋も深まり境内のもみじや楓も徐々に赤色へと変化をみせています。

木々が青から赤へと変化しています

これからどんどん気温が冷え込む時期となります、皆様どうぞご自愛下さいませ。

 


敬神婦人会「鈴華の会」設立25周年記念総会

2018年10月22日 | 氏子会・敬神婦人会・神輿保存会入谷睦

本日11時より、参集殿にて鈴鹿明神社敬神婦人会「鈴華の会」の総会が開催されました。

この社務日記でも度々触れていますが、敬神婦人会とは神社の氏子地域の女性による会で、年2回の本殿の清掃奉仕や年中祭事へのご参列をはじめ、神社の色々な場面でご協力をいただいております。

今回は設立25周年を数える総会で、いつも以上に盛大に、華やかに執り行われました。

会長挨拶

この場にて、全国敬神婦人連合会創立70周年記念表彰の表彰状授与

宮司はじめ来賓祝辞

その後、総会議題の審議

昼食後、清興として楽器演奏が行われて閉会となりました

秋晴れの澄んだ空気の中、滞りなく総会をお納めする事ができたようです。

本日は記念総会の開催、誠におめでとうございます!節目の年ではありますが、今後ともお力添えをいただけますようよろしくお願いいたします。


神奈川県神道青年会 稲作稲刈体験

2018年10月20日 | 社外活動

本日、三之宮比々多神社にて神奈川県神道青年会主催の下、稲刈り体験が執り行われました。

日本の伝統文化である米作りを自らの手で体験する事で、自然の恵みの尊さ、農家の方々のご苦労を知り、日々の暮らしの中で忘れがちな感謝の心を養う事を目的として開催されております。

雨予報で天候が心配ではありましたが、途中は眩しいくらいの晴天に恵まれながら、多くの方々に参加を頂いて無事に最後まで終える事ができました。

 稲刈風景

竿干し

 


神前結婚式

2018年10月19日 | 神前結婚式

本日12時30分より当社にて、神前結婚式が執り行われました。

雨の予報もあり天気が心配ではありましたが、式典中は雨も降る事無く無事に本殿へと参進する事が出来ました。

参進風景

斎主による祝詞奏上

神前神楽浦安の舞 奉奏

指輪交換の儀

新郎新婦 玉串奉奠

本日は誠におめでとうございます。これから先のお二人の末永いお幸せを職員一同心より御祈念申し上げます。


年神様御札の奉製

2018年10月18日 | 御祈祷・授与品

10月も半ば、平日も休日も変わりなく七五三の御祈祷あり、この時期ならではの賑わいが境内にあります。

しかし、七五三と並行して年越大祓いの発送準備や年末にお配りする御札などの準備もしていきます。

今日は年末に頒布する御札を奉製しています。

年神様の御札を奉製しています。

年神様はお正月にお祀りする神様で、年神様の年は稲や穀物を意味しておりお米など穀物を司る神様で新しい年の始めに福を授けに来ると言われています。

お正月を迎えるに当たり家の外に松を飾ったり注連縄を付けたりお供えとして鏡餅を用意するのは全て年神様をお迎えするための準備なのです。

年神様がお正月になると山から下りてきて各ご家庭にやってきます。もとにお帰りになるのは地域によって異なるようですが松の内と言われている7日の朝、又は小正月と言われている15日とざまざまです。

15日前後にどんと祭という呼び名でお正月の締め飾りなど焚き上げる神事も年神様と関係があるのです。


千歳飴

2018年10月16日 | 七五三詣

10月も半月を過ぎ、すっかり七五三の時期になりました。先日、当社でも千歳飴の取り扱いを始めました。

七五三といえば千歳飴、というくらいにその印象は大きいものですし、子供達が千歳飴の袋を持った着物姿というのはやはり絵になります。

千歳飴は、江戸時代、元禄の頃「千年飴」、「寿命糖」という名前で売ったのが始まりと言われています。

文字通り子供の長寿を願って長く作られた飴で、その形状や袋にもそれぞれが意味があります。昔は今のように子供の生存率が高くなかったもので、形状には、粘り強く長く生きて欲しいといった意味や袋には亀や鶴がよく用いられていますが、これも「鶴は千年、亀は万年」という長生きを示唆しています。

このような意味も込めれらておりますゆえ、お子様が食べれる際には伝えてみてはいかがでしょうか。


=神無月= 月次祭

2018年10月15日 | 神社祭事並びに行事予定

本日7:00より、本殿において月次祭が斎行されました。

月次(つきなみ)とは 月毎(つきごと)の意味で、当社では毎月1日と15日に執り行っています。 大神様に日ごろの感謝を申し上げ、また御神徳を讃えるためのお祭りで、定期的に・欠かさず行う、というところに重要な意義があります。 

早いもので次の月次祭を行う頃にはもう冬も間近となり、七五三詣も賑わい同時に年末の準備の始まる時期でもになります。気を引き締めて奉仕を続けていきたいと思います。

 


神前結婚式奉仕

2018年10月14日 | 神前結婚式

本日11時より、鈴鹿明神社本殿にて神前結婚式のご奉仕がありました。

とにかく天気が心配されておりましたが、当日が近づくにつれて徐々に天気予報も変わり、雨も朝の内に上がって明るい中境内を参進することができました。これもご両家ご家族の日頃の行いの賜物でしょうか。

ちょうど七五三のご家族がお詣りされる中、参進

本殿では皆様をお祓いの後、斎主による祝詞奏上

神前神楽 浦安の舞 奉奏

新郎新婦が契りの盃を交わす誓盃の儀

御神前への誓いの言葉、誓詞奏上

新郎新婦、また御両家御代表による玉串奉奠

皆様、本日は誠におめでとうございます!

新郎新婦お二人の道行の幸多からん事と、御両家の益々の御繁栄を心よりお祈り申し上げております。