座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

4月神社祭事予定

2014年03月31日 | 神社祭事並びに行事予定

昨日の雨、強い風とは打って変わって、本日は気持ちの良い日中を過ごしております。とうとう本殿脇の枝垂れ桜が満開となりました!

また、参集殿の染井吉野も7部咲き程度でしょうか?明日より新年度が始まります。当社に長年ご奉仕頂いた常勤巫女さんも明日より社会人一年目として3名が新たな人生を歩みます。

多くの方が、それぞれの道を歩まれることと存じます。皆様方のご発展をお祈り致します。

ほぼ満開の枝垂れ桜

参集殿前のソメイヨシノ

さて、新年度4月の祭事予定です。皆様のご来社お待ち致しております。

  1日(火) 8:30~月次祭

  3日(木) 10:00~谷戸山公園内鎮座 三峰神社例大祭(兼務神社)

  9日(水) 安産戌の日

12日(土) 10:00~相模原市南区新戸鎮座 白山姫神社例大祭(兼務神社)

15日(火) 8:30~月次祭

17日(木) 11:00~座間市入谷鎮座 諏訪明神例大祭(兼務神社)

21日(月) 安産戌の日

29日(火) 15:00~氏子会定例総会

※先月に引き続き参集殿改修工事を行っております、工事終了予定は6月末を予定しております。皆様にはご迷惑をお掛け致しますがご理解とご協力宜しくお願い致します。


雨風共に強く。

2014年03月30日 | 境内の様子

昨日の暖かさで境内の枝垂桜や染井吉野など5分咲きくらいまで進んできました。

今日は、昨日の穏やかな天候からは打って変わって荒れ模様となっています。朝方はパラパラといった感じで弱い雨でしたが、お昼近くになると風雨ともに強くなってきました。今日は参集殿の改修工事の作業もなく風の音だけが境内を包んでいます。

花散らしとはなりませんが、開きかけている花々には厄介な強風です。木々も大きく揺れ、境内には楠の落葉があちこちに溜まっています。

五分咲きの枝垂れ桜は見頃しれません。

気温は20度近くあるようですが、強風のせいか暖かさは感じられず、かえって肌寒いほどです。しかしながら、午後4時を過ぎたところで晴れ間が出てきました!

日が差すと、枝垂れ桜も生き生きとより一層輝きを増しております!桜の開花はどんどん進み今週中にはそれぞれの桜は満開を迎えそうです。

本日、金婚式の奉告祭のご奉仕がございました。家族揃っての御祝いということで、雨は降っておりましたが、心温まる光景を拝見させて戴きました。

結婚記念日には、1周年・紙婚式、2周年・藁婚式、3周年・草婚式、5周年・木婚式、7周年・銅婚式、10周年・鍚婚式、15周年・水晶婚式、20周年・陶器婚式、25周年・銀婚式、30周年・真珠婚式、35周年・珊瑚婚式、40周年・緑玉婚式、45周年・紅玉婚式、50周年・金婚式、60周年・金剛石婚式と節目節目の御祝いがございます。

改めて、自分自身に置き換えて、再確認してみては如何でしょうか?


陽木と陰木

2014年03月29日 | その他

昨日参拝者の方に、“家を新築中だけれども万年青(おもと)は家のどこに置けば良いか”と聞かれました。

『万年青』とは樹木の一種で、葉を愛でるために鉢植えにされたものが一般的です。明治時代頃には流行し大変高値のものもあったという話ですが、置き場の吉凶については知識が無く、その時は質問に答える事ができませんでした。

万年青の鉢植え

調べてみると樹木は“陽木”と“陰木”の二つに分けられるそうで、陽木は屋敷内に植えても良いけれど陰木は良くない、とされています。

 〇陽木の一例・・・松、竹、梅、桜、桃、柿、、杉、つつじ、さつき、万年青

 〇陰木の一例・・・楠、梨、芭蕉、葡萄、そてつ、さるすべり、しゅろ

どちらも植える方角によって吉にも凶にもなるようですが、大まかにいって家の北以外に大樹があるのは良くないようです。現実に葉が繁るにまかせてしまうと日光も遮られますし、夏場は虫を寄せる事にもなりそうです。

よく言われる話として他には、“南天(なんてん)は-難を転ずる-に通じる事から鬼門や厠など不浄の場所に植えると良い”とか、“枇杷(びわ)は気が強いので家の近くに植えると運気を吸い取ってしまうので良くない”などがあります。

どうやら知らない事ばかりで、調べてみると奥が深い題目です。

こちらは南天。境内の至る所に植えてあります


大安、戌の日

2014年03月28日 | 御祈祷・授与品

昨日の雨から一転、今日は狩衣を着ると汗ばむくらいの暖かい一日になりました。

またお日柄も「大安」「戌の日」と恵まれ、安産祈願の方をはじめ参拝の方も多く来社されました。今月は三回戌の日がありましたが、奇しくも全て大安の日になりましたね。

犬のお産が軽い事にあやかるという意味で、妊娠5か月の頃「戌の日」に神社にお参りをする、また腹帯を巻き始めるという風習が広く行われています。

一日一日に十二支があるというのは現代の私達には身近ではありませんが、江戸時代以前は“三月甲午(さんがつきのえうま)”などと十干十二支を使って日を表すのが一般的でした。カレンダーに載っていないのに戌の日を選ばれて来る方がいると、あぁやっぱり日本人だな、と安心します。

週末も暖かさが続くようで、今日一日でも桜の開花が進んでいるような気がします。境内は枝垂桜、染井吉野、山桜とこれから花の季節を迎えます。


雨の日の社務

2014年03月27日 | その他

春、桜が咲くころにぶり返す寒さの事を『花冷え』というそうですが、今日はその言葉にふさわしい雨の一日になりました。

この天気でも参集殿の工事の方々はお仕事をされています。社務日誌を書いている今はちょうどお昼で一休みといったところでしょうか。

境内の落ち葉掃きこそ出来ないものの、雨が降っても普段通りに扉を開け、お祭りを行うのが神社です。ただ幸いに今日は仏滅というお日柄もあって、外での地鎮祭などのお約束も無く、近日に控えた祭事の準備、というのが主な社務になりました。

お祭りの準備をする上で神主が最も心を砕くのが、祝詞の準備です。

夏祭りには夏祭りの、厄除けには厄除けの決まった文章がある、とお思いの方は結構いらっしゃるようですが、祝詞は“やまとことば”で書かれている日本語の文章ですので、お祭りの内容・作文する神主によって全て違う祝詞が出来上がります。

使う言葉によって神主の性格や姿勢が垣間見えるのは、祝詞の面白いところかもしれません。

 

明日はどうやら晴れて、日中はかなり暖かくなるようです。境内が桜で包まれるのももう間近でしょう。大安吉日でもありますので、気持ちよく参拝の方を迎えられるよう気を引き締めて参りたいと思います。


参集殿改修工事(外装)

2014年03月26日 | 境内の様子

先週より始まった参集殿の改修工事ですが、今日から足場を組んでの外装工事に入りました。

今回は参集殿を囲ってしまいますので、普段広くとっている入口部分も覆ってしまうことになりますが、工事期間中もご祈祷受付や古札納め所などは普段通り開いております。

工事はじめの様子

6月末までかかる予定ですのでまだ始まったばかりではありますが、引き続き参拝の方、近隣にお住いの皆様にはご迷惑をお掛けします。宜しくお願い致します。

 


手水舎の清掃

2014年03月25日 | 境内の様子

本日、境内整備の一環として手水舎の清掃を行いました。

と言ってそう大げさなものではなく、大体月に2度か3度は清掃をしています。水が循環する構造になってはいますが、どうしても水盆部分が大きいので落葉や砂埃が入るのを防げません。

手水舎は参拝をする前に“手水(てみず)”をするための場所です。

手をすすぐ事で身を清め、口をすすぐ事で心あるいは言葉を清める、略式の“禊(みそぎ)”を行う、という意味があります。刻まれている「洗心」の字にもその役割が表されています。

面倒がって素通りしてしまう人がいると神主としては快く思えませんが、肝心の手水舎が汚れていてはそれどころではありません。

今日は車の出入りも少ないので洗浄器を使っての清掃も行いました。暖かくなると水も汚れやすくなります。安心して手水が使えるよう、気を付けて参りたいと思います。


枝垂れ桜の開花はあともう少しですかね。

2014年03月24日 | 境内の様子

今日も暖かい陽差しが境内一杯に降り注いでいます。

風も余りなく日向にいるとすごく暖かく感じられます。

桜前線も徐々に北上しており、東京の開花日は3月31日と予想していましたが、少し早まっているようです。

当社の枝垂れ桜も少し枝全体がピンク色になってきた感じがしています。

まだまだのようですが

 

花芽は大きくふくらみ、濃い桜色がはっきりしてきました

2回目の大雪でかなりの花芽が落ちてしまいました

昨年よりは、大雪の影響で花数が少なく感じています。

開花して、花全体が開ききるより少し開いた状態の方がより濃い桜色が樹木全体を包んでくれます。

桜が咲くと春本番。

新しく幼稚園や保育園、小中学校、高校、大学、又新成人を迎え新たに社会人として羽ばたこう人達に多くの花々がエールを送っていますよ!

当社の常勤で奉仕してくれていた大学生の巫女さん達も今春晴れの社会人として3名ほど旅立ってゆきます。

今月30日までに開花してくれると、卒業していく巫女さん達のはなむけとなるのですが。

これからどんどん暖かくなってなんとか咲いてくれる事を切に願っています。 


古札納め所

2014年03月23日 | その他

三月も下旬に入り今は年度末、また入学・卒業・就職など慌ただしい時期をお過ごしの方もいらっしゃる事かと思います。

一方神社は大きな行事も一段落し、お彼岸に入って落ち着いたところではありますが、季節柄でしょうか、社務所前に設置している古札納め所に御札等をお持ちの方が多くいらっしゃるように見受けられますので、ここでもご説明をさせていただきます。

お預かりした御守等

神社によってある所ない所がありますが、この鈴鹿明神社では神主のいる朝9時から夕方5時まで、社務所前に“古札納め所”を設けており、古くなって役目を終えた御札・御守をお預かりしてお焚き上げしております。

誰でも自由に入れられるようになっていますが、何を入れていいのか迷う方、またあまり言いたくはありませんが色々一緒くたに入れてしまう方もいるようです。

基本的に当社では以下のように古札をお預かりしています。

 〇お預かりできるもの・・・御神札(木札・紙札)、 御守、 破魔矢や熊手・干支置物など縁起物、 注連縄や松飾など御正月飾り

 ×お預かりできないもの・・・経典・数珠など仏教のもの、 鏡餅の包み・空き箱など、 財布や鞄など日用品

 △神主や巫女に相談して欲しいもの・・・神棚とその神具、 雛人形や兜飾り、 人形・ぬいぐるみ、 写真、 千羽鶴や七夕の笹

特に神棚や人形は別に分けてお祓いを致しますので、お預かりする際にはお焚き上げ料をお納めいただいております。ご不明な点は電話または社務所までお問い合わせください。


神奈川県神社庁 「伊勢まいり」

2014年03月22日 | その他

本日はお日柄天候ともに恵まれお宮参りを始め、交通安全祈願、厄除祈願、また、地鎮祭のご奉仕をさせて頂きました。皆様方のご心願を大神様にご奉告申し上げさせて頂きました。

さて、平成26年3月18日~20日に神奈川県神社庁主催の「伊勢まいり」に禰宜、総代さん7名、兼務神社長嶋神社総代さん2名、計10名で参加して参りました。

今回、第62回伊勢神宮式年遷宮での遷御の儀も滞りなく斎行され、下宮、内宮へのご参拝と今まで鎮座されておりました御正宮(下宮古殿)の拝観をさせて頂きました。

初日は、小雨の降る中、二見興玉神社におきまして、浜参宮(お祓い)を受け、初日は終了致しました。

※多くの皆様、また、修学旅行生もご参拝に訪れておりました。

画像中央左に見える夫婦岩が有名です。

二見興玉神社社殿

二日目は、下宮、内宮をお参りさせて頂きました。前日の雨が嘘のように晴天に恵まれ、先ず、下宮にて御垣内参拝、古殿地の拝観、別宮の参拝をさせて頂き、最後に今回の遷宮に合わせて出来ました「せんぐう館」を拝観致しました。神宮の歴史について解りやすく展示されており、是非とも立ち寄って頂きたい場所です。

下宮 御正宮にて御垣内参拝

古殿の拝観(※写真がブレテしまいすみません。)

下宮内 別宮多賀宮を参拝

下宮でのお参り後は、内宮に移動し、先ず神楽殿にて神楽、その後、正宮にて御垣内参拝をさせて頂きました。平日にもかかわらず本当に多くの参拝者がお見えになられ、毎日がお正月のような雰囲気でした。気付いた点として、非常に若い方が多くいらっしゃっておりました。神社にご奉仕させて戴く神職として、若い方に神社に興味を持って頂ける事は本当に喜ばしいことであり、しっかりと皆さんが心の拠り所として神社に参拝でいるよう努めていかなければと実感致しました。

内宮 御正宮にて御垣内参拝

参加メンバー(※禰宜は撮影の為入っておりませ)

まだ、伊勢にいらっしゃった事の無い方、是非、日本の総氏神様であります、伊勢の神宮をお参り下さい。


春分の日

2014年03月21日 | 

今日は朝から青空が出て陽射しがまぶしいそんな一日となりそうです。

春分の日は二十四節気の1つで、昼と夜の長さが同じになる日と言われています。

又、今日はお彼岸のお中日でもあります。

通常、お彼岸とお盆どう違うのかわからないという方が多いのではないでしょうか?

お彼岸にもお盆にもお墓参りに行くし、何がどう違うのか違いがいまいち分かりにくいと思います。

 

お彼岸は、自分の家の先祖に感謝をする日。

お盆は、一年に一度先祖がこの世に還って来る期間と言われています。

今日はそのお彼岸のお中日と言われ、皇室では、天皇の先祖をお祀りする皇霊殿というところで『春季皇霊祭』というお祭りを又、皇室とゆかりのある神社でも斎行していると思います。

お盆には、家の中で亡くなられた方がいたりお盆の期間に実家に帰京すると各ご家庭でも迎え火を焚いて先祖を出迎えたり、送り火を焚いて先祖を送ったりと、又地域では盆踊りなどで還ってきた先祖を出迎えるための行事をしたりします。

神道の祭祀は、神棚でお祀りする伊勢神宮内宮の御祭神でもある天照大御神様と地域の氏神様と祖霊舎というお社でお祀りする先祖の神様の成り立っているといってもいいかもしれません。

祖霊舎のかわりに仏壇というご家庭も多いかもしれません。

先祖が代を継いで今に至る、つまり今生きている人たちは、先祖に生かされてこの世の中に生きている。

その喜びと責務を感じながら常に先祖や神々に感謝をする事こそ生かされて生きている本位なのかもしれません。


しとしとと雨の降る中

2014年03月20日 | その他

昨日から参集殿の改修工事が始まり今日で二日目となったのですが、生憎の雨となりました。この冷たい雨の中、工事の方々はカッパを着て作業をしてくだっさています。

冷たい雨の中作業をしております。感謝感謝です。

 朝境内の見回りを行っていると、神輿庫横のスミレが花をつけていました。

この雨にも負けず花をつけたくましく生きております。

明日は彼岸の中日、春分の日を迎えます。‘暑さ寒さも彼岸まで‘と昔からよく言ったものですが、言葉の通り来週からまた暖かくなるみたいです。ただ

寒暖差もございますので、お身体だけは十分ご自愛頂きまして、この三連休をお過ごしください。 


参集殿改修工事開始

2014年03月19日 | 境内の様子

この社務日誌でも以前からお知らせしていましたが、昨日より当社参集殿の改修工事が始まりました。

建物の外装と内装すべてに係る大きな工事となります。

特に始めの作業はコンクリートタイルを撤去する作業となり、騒音や振動などで参拝の方、近隣にお住いの方々には大変ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。

 

上面を剥がして穴を穿ち、基礎から直すそうです


平成25年度座間市遺族会戦没者慰霊祭が斎行されました。

2014年03月18日 | 神社祭事

本日、春一番が吹く荒れる中午前10時より、座間市戦没者慰霊碑の御前にて座間市遺族会の主催による慰霊祭が斎行されました。

この祭典は、座間市の主立てる神社、当社を始め座間神社、諏訪明神などの神職が、遺族会の依頼により毎年ご奉仕をさせて戴いております。

祓詞奏上

遺族会会員にはご高齢の方も多く、座った状態で祓詞を受けました。

神饌や斎主、祭員、参列者をお祓いしました

 

斎主祭詞奏上 

 

遺族会会員

祭典の前と後には英霊に対し黙とうを行いました。

斎主、祭員が退下し、休憩の後座間市主催の戦没者慰霊式が執り行われました。

今日はお彼岸の入りということも重なって、戦後70年近くを過ぎ猶も世界から戦争や紛争が絶えず、多くの人々が苦しんでおります。

日本は様々な大戦のもとに多くの犠牲をはらい、現在の平和の礎のもとにあることを忘れることなく、日本国民には常に英霊に対し恥ずかしくない行動を心がけるようお願いしたいものです。


相模中央氏子総代会

2014年03月17日 | 氏子会・敬神婦人会・神輿保存会入谷睦

先日の事ではありますが、鈴鹿明神社参集殿において“相模中央氏子総代会”の役員会が行われました。

相模中央氏子総代会とは、この座間市を始め厚木市・愛川町・清川村・海老名市・綾瀬市・大和市の神社を支える方々の集まりで、毎年研修会・講演等の活動を行っています。

“氏子総代”と神社ではよく言葉にしますが、“氏子(うじこ)”とはそれぞれの神社が護るその地域に住む人、“総代(そうだい)”とは氏子の中で選ばれて神社の運営に役目を持っている人を指します。実際に氏子の方々のお力が無いと、どの神社も立ちゆくものではありません。

神社ごとに創建の由緒は様々ですが、新しく集落ができるとき、その地域の人が自分達の守り神として建てるのが神社の自然な姿です。氏子総代はその慣わしを今に引き継ぐものと言えます。