まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

ドングリ見つけた!

2019年08月26日 | 日記

空にうろこ雲を見つけて秋を感じた日。
ブラブラと散歩をしながら木立に目を凝らすと
どんぐりを発見しました。
まだ青くていかにも未熟者というという風情ですが
これでもれっきとしたドングリです。
秋ですなあ・・・

そもそもドングリという植物はありません。
ブナ科の植物の果実の総称をドングリと言うそうです。
まだまだ実は小さいですが
それぞれ可愛らしい帽子をかぶって秋の準備中です。
確かドングリには20だか30だかの種類があるそうですが
これはクヌギかシラカシでしょうかねえ。
秋になると近所の幼稚園児たちが
ワーワーキャーキャーと「どんぐり拾い」をするのが恒例で
なかなか微笑ましい光景です。

   どんぐりを 一つポッケに 六十路かな (杉作)

まだ青いドングリをひとボッケに入れてみると
なんだか若返ったような
阿保らしいような不思議な心待ちでした。

 


うろこ雲

2019年08月25日 | 日記

秋はまだか秋はまだかと思いつつ
ふと見上げると空は一面のうろこ雲でした。
別名イワシ雲とも言いますねえ。
ご存じの通り秋の訪れを象徴するような雲ですねえ。
嬉しくて思わずスキップしてしまいました。



さっき調べてみると
気象学的には「巻積雲」と言うそうです。
魚のウロコのようにも小さな波のようにも見えます。
昨夜はちょっと寒いぐらいの涼しさで
連日の熱帯夜から解放されて久しぶりにグッスリと眠れました。
いよいよ秋近しかも知れませんねえ。



お昼ご飯は「冷やし中華」を食べました。
ついでに飲んだ缶ビールの酔いがほどよく気持ちよく
久しぶりに俳句モードでした。

   いわし雲 人に語るべき こともなし (杉作)

語るべきこともないので
この酔いに任せて二度寝をしようかと思います。
何もないけれど、いい日曜日です。

 


さんまは苦いか塩っぱいか

2019年08月24日 | 日記

秋の味覚サンマを頂きました。
大ぶりでほどよく脂ものっていいサンマでした。
家庭用のグリルでサンマを焼くのは
なかなか大変ですが苦労した甲斐がありました。
熱々のご飯に大根おろしを添えて頂くと
ああ、日本人に生まれてよかったとしみじみと思いますねえ。
と言いたいところですが・・・

                       

残念ながらこれは今年のサンマではありません。
確か二、三年前の写真でしょうか。
なぜそんな古い写真をわざわざ載せたかと言うと・・・
記録的な不漁が続いていて
今年はサンマが食べられないかも知れないと言うのです。
数日前のニュースでは大漁旗をなびかせ
意気揚々と根室の花咲港を出港した大サンマ漁船団が
どうしても魚群が見つからず泣く泣く引き返して来たと言うのです。
まあ、海流の関係もあるのでしょうが
一番の原因は「獏食・中国」の存在らしいですねえ。
最近は中国でもサンマは大人気のようで
まだ成長しきっていないサンマも片っ端から獲ってしまうのです。
負けてはならじと台湾も韓国も続きますから
サンマをめぐって大争奪戦が繰り広げられているそうです。
うーん、海の資源はあくまでも平等ですから
しかたないとは言いながら何とかなりませんかねえ。

前年度に比べて漁獲量は十分の一。
見るからに痩せて貧相なサンマでも一匹がなんと
350円もすると言いますから
とても「庶民の味」とは言えませんねえ。

 ご存じ目黒の「サンマまつり」です。
このピンチの中、今年は無事に開催されるのでしょうか。
いい頃合いに焼けてますねえ。
大根おろし持参で駆けつけたくなってしまいます。
秋刀魚とはよく言ったもので
まさに「太刀のかたちをした秋の味覚」ですねえ。

  さんま、さんま さんま苦いか塩つぱいか。
  そが上に熱き涙をしたたらせて
  さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。


サンマ、サンマ、ああ、食べたいですねえ。


ラフロイグに酔う

2019年08月23日 | 日記

夏場はビールと決めております。
冬場でも基本的にはビール党を自認しております。
それぐらいビール好きの私ですが
時には違ったものを飲みたい衝動にかられます。
ビールのほどよい酔いではなく
強烈な酒で身も世もなく酔ってしまいたいと
思うことがあります。

今宵の酒はウィスキーであります。
独特のクセがあって悪名高い(?)「ラフロイグ」であります。
スコットランドの西海岸の沖に浮かぶ小島
アイラ島で蒸留されるシングルモルトウイスキーの名酒です。
強烈なビートの香り(泥炭)が特徴で
最初に飲んだときは「ヨードチンキか!」と思ったほどです。
確か大阪のホテルのバーでしたが
当時、付き合っていた彼女にすすめられた初体験でした。
その彼女とはもう別れてしまいましたが
まるで女性の残り香(?)のようにクセになってしまい
今でも思い出しながら飲んでいます。(笑)
同じ酔いでもビールの酔いとはまったく次元の違った
深く静かな酔いですねえ。
調子にのって三杯も飲んでしまい
店を出たときはもうすっかりフラフラの千鳥足でした。
酔いは違っても千鳥足は同じでした。(笑)


言霊について考えた

2019年08月22日 | 日記

本日のお弁当である。
昼飯にステーキを食べるような人もいるが
いつもながらの手作り弁当である。
枝豆を散らした豆ごはんは色どりが鮮やかで
夏場は食欲をそそる。
デザートの巨峰がちょっとうれしい。

弁当を食べながらラジオを聴いていたら・・・
どういう話の流れかわからないが
アナウンサーが「言霊(ことだま)」という言葉を口にした。
人間が発する言葉には不思議な「霊力」があって
いい言葉を使えばいいことが起こり
不吉な言葉を発すると実際によくないことが起こるらしい。
いわゆる「言霊信仰」というものである。
私自身はそれを意識して喋ったり
文章を書いたりしたことはとくにはないのだが
このブログにも数少ない読者がいて
ちょっとネガティブな言葉使うとお叱りのコメントが来たりする。

  「駄目ですよ、そんなこと言っちゃ。
   言霊って、本当にあるんですから、気をつけないと」

という具合てある。
弱音を吐いたり自分を卑下したりすると
決まって「駄目ですよ~」と指摘が来る女性読者である。
当の本人はいたって無頓着なのだが
わざと自分を情けながったり
落魄の心境をちょっとオーバーに表現することが多いらしい。
まあ、関西人の悪いクセで
自分を貶めて笑いを取るようなところもあって
あくまでも話半分なのではあるが・・・
とは言いながら自分の言葉に自分が縛られることはあるかもしれない。
ネガティブな言葉を発すれば発するほど
実人生もネガティブに陥っていくことはあるかもしれない。
などとも思うのである。