連日の暑さでグッタリなのに
涼しげな顔でスイスイと飛び回っているトンボです。
暑さ知らずと言うか疲れ知らずと言うか
まさに夏の主役ですねえ。
これはシオカラトンボでしょうか。
虫網を持ってトンボを追いかけたのは
いつのことだったでしょうか。
まだ「紅顔の美少年(?)}だった頃でしょうか。
せつないような郷愁を覚えます。
麦わら帽子は もう消えた
たんぼの蛙は もう消えた
それでも待ってる 夏休み
吉田拓郎の歌を思い出しますねえ。
あの歌声が妙に懐かしいですねえ。
はたけのとんぼは どこ行った
あの時逃がして あげたのに
ひとりで待ってた 夏休み
せっかく捕まえたトンボを
逃がしてやることがよくありましたねえ。
子供ながらにあれはどういう気持ちだったでしょうか。
いつも郷愁を覚えるくせに
本当は昆虫採集なんか大嫌いでした。