まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

さんまは苦いか塩っぱいか

2019年08月24日 | 日記

秋の味覚サンマを頂きました。
大ぶりでほどよく脂ものっていいサンマでした。
家庭用のグリルでサンマを焼くのは
なかなか大変ですが苦労した甲斐がありました。
熱々のご飯に大根おろしを添えて頂くと
ああ、日本人に生まれてよかったとしみじみと思いますねえ。
と言いたいところですが・・・

                       

残念ながらこれは今年のサンマではありません。
確か二、三年前の写真でしょうか。
なぜそんな古い写真をわざわざ載せたかと言うと・・・
記録的な不漁が続いていて
今年はサンマが食べられないかも知れないと言うのです。
数日前のニュースでは大漁旗をなびかせ
意気揚々と根室の花咲港を出港した大サンマ漁船団が
どうしても魚群が見つからず泣く泣く引き返して来たと言うのです。
まあ、海流の関係もあるのでしょうが
一番の原因は「獏食・中国」の存在らしいですねえ。
最近は中国でもサンマは大人気のようで
まだ成長しきっていないサンマも片っ端から獲ってしまうのです。
負けてはならじと台湾も韓国も続きますから
サンマをめぐって大争奪戦が繰り広げられているそうです。
うーん、海の資源はあくまでも平等ですから
しかたないとは言いながら何とかなりませんかねえ。

前年度に比べて漁獲量は十分の一。
見るからに痩せて貧相なサンマでも一匹がなんと
350円もすると言いますから
とても「庶民の味」とは言えませんねえ。

 ご存じ目黒の「サンマまつり」です。
このピンチの中、今年は無事に開催されるのでしょうか。
いい頃合いに焼けてますねえ。
大根おろし持参で駆けつけたくなってしまいます。
秋刀魚とはよく言ったもので
まさに「太刀のかたちをした秋の味覚」ですねえ。

  さんま、さんま さんま苦いか塩つぱいか。
  そが上に熱き涙をしたたらせて
  さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。


サンマ、サンマ、ああ、食べたいですねえ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿