最近、このマークをよく目にする。
朝夕の満員電車の中で、運よく優先席が空いて
やれやれ助かったな!と呟きながら
ホッとして座った時にこのマークが目に入ったりする。
街でこのマークをバッグにつけた人もよく見かけることもあって
何のマークだろうとずっとナゾのままだった。
正式には「ヘルプマーク」と言うらしい。
体の不自由な人や障害を持った人は見て分かるので
すぐに座席を譲ったりするのだが
世の中にはそうでない人や外見上は気づかない人も多い。
例えばパニック障害など内的な疾患を持つ人や妊婦さんなども
周囲の介護や特別な配慮を必要とする人たちで
そういう人たちへの気遣いを求めるマークであるらしい。
かく言う私も最近は持病の膝痛が悪くてビッコを引くこともあって
満員電車の中で辛い思いをすることも多いのだが
世の中にはそういう人も意外に多いのでは多いのではなかろうか。
ああ、それなのにそれなのに・・・
お年寄りや障碍者にやさしい社会どころか
車内の優先席に堂々と陣取って愚にもつかない音楽を聴いたり
スマホゲームに血道を上げる若者が何と多いことか・・・
ヘルプマークが泣いている。