蕎麦の花咲いて

昼休みにラジオを聴いていたら
リスナーからのお便りを読むコーナーで
「わが家の畑は蕎麦の花が真っ盛りです」という
岩手県の聴取者のメールを紹介していた。
聴きながら白く可愛らしい花が懐かしく目に浮かんだ。

山間僻地の草原に咲く咲く白く可憐な蕎麦の花。
リスナーさんのお宅では蕎麦を栽培しておられるのだろう。
痩せた辺鄙な土地でも丈夫に育つ蕎麦は
お米が採れない農家の代用食として昔から重宝されて来た。
何年か前に家族で信州を旅した折に
安曇野の碌山美術館前の草原に咲いていた
白い蕎麦の花を昨日のことのように思い出してしまった。
そう言えばそろそろ新そば季節である。

そんな懐かしさに誘われて・・・
仕事帰りに東中野のそば屋に寄ってみた。
外食など何か月ぶり、いや、一年ぶりだろうか。
田舎風の「粗びきそば」を注文してズルズルと音を立てて啜った。
うーん、気持ちいい！蕎麦はやっぱりコレでないと・・
残念ながら新そばはまだだったが
蕎麦の香りが鼻腔いつぱいに広がって大満足だった。
ついでに日本酒の「利き酒セット」も頼んで
すっかり酔っぱらってしまった。

背後霊

岸田政権が発足しました。
就任の記者会見とやらをボーっと見ていましたが
途中でつい眠くなってしまいました。

この人の話は生真面目なソツのない美辞麗句ばかりで
本当に面白くないなあと感心しました。(笑)

それでも日本語もろくに喋れない首相に比べれば
はるかにマシなのかも知れません。
いろんな人がいろんなことを言っていましたが
安倍さんと麻生さんの背後霊が見える・・・と言っていたのは
確か立憲民主党の辻本清美議員でしたか。
このオバチャンは舌鋒鋭い関西弁がウリの議員さんですが
うまいこと言うなあと笑ってしまいました。
なるほど背後霊ですか・・・
実際に安倍さん、麻生さんの息がかかった顔ぶればかりで
他は名前も知らない若手や中堅のオンパレード。

新首相の苦労の跡がうかがい知れます。

特技は「人の話をよく聞くこと」だとか。
なるほど、安倍さんや麻生さんの話ばかりではなく
国民の話に「聞く耳を持つ」のは政治家の大切な資質ですね。
私たちの声を聞いてくれ～！
という怨嗟の声は巷にあふれかえっています。
広島県出身だけに核兵器禁止条約への署名を求める声も。
何はともあれすべてはこれからです。
背後霊は守護霊でもあるので
国民の期待にぜひ応えて欲しいものですねえ。
間違っても総選挙の日取りを早くしてドサクサまぎれに
なんてことはないように願いたいものです。