花も実もある人生

赤やら青やら紫やら・・・
秋は実をつける植物が多いことに気づく。
小さく可愛らしい実ばかりだが
見ると何やらいとおしい気分にさえなって来る。
勿論そんな柄ではないのだが。(笑)

これはハナミズキの花だ。
春先に咲くさわやかで可憐な花も大好きただが
秋には趣の違った紅い実をつける。
一青窈という女性歌手にハナミズキという曲があったが
あの曲も好きだったなあと思ったりする。

ムラサキシキブも紫色の実をつけている。
もちろん平安時代の女流歌人をイメージした名前だが
どういう由来なのかはよく知らない。
日本の文学史上を代表する偉大な作家であることは知っているが
源氏物語さえまともに読んだことがない。（涙）

これはイイギリの実だろうか。
ヒヨドリが飛んで来てしきりについばんでいる。
春には美しい花を咲かせて
秋に可愛らしい実もつける植物を羨ましいと思う。
花も実もある人生・・・なんて言葉が浮かぶ。
さて、私の人生はと思うと、何やら情けなくもなってしまう。