まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

皇居の秋を歩く

2019年09月17日 | 日記

久しぶりに皇居を歩きました。
ご存じの通りかつての江戸城の城内です。
秋を探しに・・・と言えばいかにも風流ですが
近くにチト用事があっただけです。
石垣を見るともうそれだけで興奮してしまいます。



何を隠そう「石垣大好き」人間です。
以前、友人に「前世は石垣だったんじゃないの?」と
からかわれたことがありますが
それぐらい自他ともに認める石垣好きです。
♪ 人は石垣、人は城・・・という武田節の一節を聞くと
それだけで胸が熱くなってしまうほどです。
なぜだか原因はわかりません。



やはりと言うか案の定というか・・・
もう秋の七草があちこちで咲き始めています。
可愛らしい萩の花に、黄色いのは女郎花でしょうか。
まさしく絵にしたいような光景ですが
スケッチブックを忘れました。

石垣もそうですが
竹林を見ると妙に心が落ち着きますねえ。
土の上にちょっこと顔を出していた筍も見る見る成長して
もう立派な竹林の仲間入りです。
歳時記に「竹の秋」という季語が載っていますが
あれは春の季語なんですよねえ。
ややこしいです。

ありました、ありました!
秋の七草と言えばやっぱりキキョウが主役ですよねえ。
この薄紫のどこか儚げな花はいかにも秋のイメージにピッタリですが
実は梅雨先から咲き始め九月頃まで咲き続けるとか。
儚げどころか意外に渋太い花なんですねえ。

皇居散策はほぼ一時間。
気のせいか私の顔もキリリと秋めいて来ました。
見せてあげたいほどです。(笑)