六本木の東京ミッドタウンです。
コンクリートジャングルに囲まれた人工の街にも
今年もちゃんと桜が咲き始めました。
まだ早朝だというのに大勢の人たちが枝先を見て
顔をほころばせていました。
せっかく桜が咲き始めたというのに
いきなりの「花冷え」に北風も加わって震え上がりました。
あたたかい日が続いてすっかり油断していたせいか
鼻水ズルズルが復活です。
花冷えや 鼻水すする 朝ぼらけ （杉作）
川柳ではなく俳句のつもりですが・・・(笑)
この季節、花といえば桜ですが「花冷え」という言葉はいいですねえ。
決して底冷えではなく肌寒さにも風情があります。
途中から冷たい雨も降りだして「花散らし」の雨になりました。
花散らし 雨がうらめし 散らし寿司 (杉作)
もちろんこれも川柳でなく俳句です。
残念ながら散らすほど桜はまだ咲いていませんでしたが。
いずれにしても散らし寿司をもっての行楽にははちょっと早いようで
見頃は来週末あたりでしょうか。
今年は静かなところでゆっくり花見をしたいものですねえ。