Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

フィンランド・テーブル

2006-06-19 20:58:48 | フィンランド
社団法人日本フィンランド協会創立30周年を記念して、記念論集 『フィンランド・テーブル 第2集』 が刊行された。日本、フィンランドのそれぞれの専門家による内容である。

<おもな目次>
     巻頭言   創立30周年記念論集発刊によせて:片山  豊
     はじめに  フィンランド、その選択と決断:早川治子
テーブルⅠ 外 交
    フィンランドと中立政策に対する一つの検証:セッポ・ヘンティラ
     フィンランドと欧州連合:サトゥ・マッテイラ
     第6回アジア欧州首脳会議のホスト国フィンランド:アヌ・サーレラ
テーブルⅡ 経済/産業
     1990年代のフィンランド金融危機とその教訓:エリッキ・ヴィルタネン、リーサ・ハルメ
     原子力発電に関するフィンランド論争:ユッシ・マンニネン
     危険廃棄物処理の発達について:ユハ・カイラ
     環境保護を通じて産業をつくり出す:ヤン・エーリック・エネスタム
テーブルⅢ 福 祉
     フィンランドの年金制度とその改革:駒村康平
     高齢者の独立と健康について:オウティ・ピーロネン・バックマン
      フィンランドの高齢者介護ノウハウと産業振興策:木村正裕
テーブルⅣ 教 育
     フィンランドにおける教育政策:イスモ・ファンク
     学校教育指導の質を上げる:トゥーラ・ハータイネン
     フィンランドの教育-日本の視座-:渡邉あや
テーブルⅤ 暮らし
     フィンランドの官民協力による安全保障体制:アクセル・ハーゲルスタム
     フィンランドの携帯電話-フィンランド人式使い方と恩恵-:マッティ・エネスタム
     フィンランドの機能性食品:豊島忠彰
     フィンランドの森-森とそこに生きる人々の風景-:森下圭子

この本は多岐にわたる内容で面白い。ここまでそろったフィンランド関係の本は少ないと思うので、フィンランドファンにはぜひ購入をおすすめする。

お問い合わせは日本フィンランド協会 nichi-fin@nichi-fin.or.jpまで。