メールは世界をかけめぐる

この数日、なつかしい友人たちから続々メールが届く。フィンランド留学で一緒だったアメリカ人、ニュージーランド人、オランダ人、ベルギー人、スイス人、メキシコ人・・・。たしか２０人のグループだった。

ことのはじまりは、私がこの冬訪ねたフィンランドの友人－彼女は私たち留学生のお世話係をしていた－のPCに数人のメルアドがあり、それを私が持ち帰ったこと。早速メールをだしたら、二人（アメリカ、ニュージーランド）はアドレスが変わっていなかったのですぐに連絡がついた。その後、コンピュータソフト会社をやっているアメリカ人がその他の人のアドレスを調べ（メルアドって簡単に調べられるものだったの？）、次々にメールが回った。それでわかったこと、実は私がいちばん「行方不明」だったらしい。そのおわびに、私ほど毎年フィンランドにお里帰りしている仲間はいなかったので、フィンランドの写真をせっせと皆に送った。



全員が「あァ、なつかしのフィンランド」と感激した風景。
（昨６月ヘルシンキの朝）

ヘルシンキのSILJA　LINEの港で別れてから何と２８年ぶりの人もあり、皆大感激。あの頃は考えられなかった電子メールという手段で今までの思いを伝えあっている。帰国直後は頻繁に手紙のやりとりもあったが、そのうちにご無沙汰に。結婚して住所も変わって引っ越しして・・・、そうこうするうちにだんだんわからなくなっていった。私も４回変わっているかな。でもまだわからない仲間が数人、ドイツ人、アイスランド人、ボリビア人・・・、元気にしているかしら。
３０年メモリアルイヤーは皆でフィンランドにお里帰りしようという私の提案　（これで向こう３年はフィンランド行きの正当な理由づけができた！→もちろん家族に）　に、すでに数人が手を上げている。ウーン、楽しみ