昨夜は東大寺二月堂の舞台(?)でひたすら待つこと約3時間。お松明‐たいまつ‐を一番いい場所で見物するための席とりである。西に向いて座っていたので、美しい日の入りと夕方から夜に変わる古都のエキゾチックな世界も味わった。
お松明は1本40kg長さ6m、10本の火の玉がつぎつぎに目の前をかけぬける。
話には聞いていたが、想像を絶する迫力。火の粉が夜空に舞い上がるたびに大歓声があがる。舞台の下にはぎっちりの見物客、土曜日なので何万人もの人が集まっている。
一番重い60kgのものはクライマックスの12日に登場、舞台に10本が並び、それは壮大ですばらしいとのことである。