GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

引越し

2008-08-18 00:49:37 | 生活
引っ越し先を探し始めたのは昨年からでしたが、ぐずぐずしてる間に家賃相場は上がり続けるばかり。掃除をするのも面倒な広さのこの家は、通勤に便利なわけでもなく、何より家賃負担を今の半分にしないことには・・・との思いを抱き続けはいるものの適当な引越し先が見つかりませんでした。

昼食時などに職場のべトナム人に訊いてみたりしても「Hさんの家に引っ越せば良いじゃない。家賃も唯になるし飯も作ってもらえるって。ついでに子供ももう一人生んでくれるって言ってたぜ・・・」などとからかわれるのがせいぜい。

この三年間で随分と荷物も増えてしまい、それがまたフットワークを重くしてるわけでもあるようだし、思い切って引越し先を見付ける前に大家に「今月末までで引っ越します」と告げ、「契約清算書」を取り交わしました。

そもそも騒音と排気ガスが充満し、家賃上昇が続くサイゴンに住んでいる必要などないわけで、メコンデルタでも中部高原でも好きなところを見つけて暮らしてこそベトナムで生活する意味があるのではないか・・・などと思わないこともなく、それを先日知り合いの日本人に口走ってしまったところ、「そうか、それじゃ今月末は送別会だな」という話に。

どう考えても今月中に地方移住は無理な話ですが、折角送別会を開いてもらえるのなら、そういう話にしておくのも良いかも。情報紙の「mua ban」を買ってTan Binh区周辺の貸家を探しました。「80平米、月250万ドン」を見付け電話すると大家は個人経営病院の院長。会ってみるとまだ若く、キザな奴で盛んに政府の悪口を言ってました。

借家はオーナーのキザな格好とは裏腹にボロ長屋。80平米は裏庭を含めた面積のようで、裏庭というのはガラクタ置き場で使える空間ではありません。贅沢を言える身分でもないし、と自分を諦めさせようと努めましたが、トイレを見て考えが変わりました。便器が床にフラットな作りで、これでは折角のウォシュレットも使えません。

それから周辺の幾つかの物件に電話を入れましたが、既に借り手が見つかったとの返事。サイゴンの借家事情は圧倒的に貸し手市場のようです。今の家の大家と顔を合わせると嬉しそうに「もう次の借り手と契約済ませたよ」「月600万ドン」だそうです。1年で50%の値上げも珍しい話ではないようですが。





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