顔見知りの隣家の男性が遣って来てジャンプ一番まだ渋そうなバナナを一本もぎ取りました。「胃の調子が悪くてね・・・」とでも言いたげな仕草で腹を指すので、「それって昨日犬肉喰ったからじゃないの」?とでも言いたい気分でしたが、勿論クメール語で話すことなどできません。彼は手にしたバナナを皮のまま食べ始めました。
昨日の夕方、彼が仔犬の死骸を捌いているが見えました。前の道路でバイクに引かれて死んだそうです。肉を捌いて食べれば供養になるのだろうか?とも考えましたが、たぶんそんなことをしたら涙が出て来そうなので仔犬の弔いは飼い主に任せることにしました。
家の中に置いて熟すのを待っているバナナは一日に1・2本のペースで黄色くなっています。2番目に黄色くなったバナナはミキサーでジュースにしたところまだ十分に熟れてなく、渋みが残りました。それだけに木に吊り下がっているまだ青いバナナが美味しい筈はありません。渋みはタンニンのようで、ノロウィルスとかには効果的かも知れません。ここでは青いバナナが胃腸を整える効果が期待されて食されているみたいです。
この品種のバナナは日本で売られているバナナの半分位の大きさしかなく、ジュースにするには2本ほど必要。皮の薄く、モンキーバナナに近い感じがあります。
隣の仔犬が遊びに来なくなってしまい寂しい限りですが、お蔭で猫は仔犬に追い立てられることもなくのんびりと昼寝が出来るようになりました。
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