
ティェンザン省にできた二つ目の工業団地、Tan huong 工業団地に立ち寄って来ました。予め地図で位置を確認することもなく、新しい工業団地だからミトー工業団地よりも遠い所だろうと漠然と思っていたわけですが、これが大間違い。ロンアン省を過ぎたと気付かぬ内に工業団地の入り口に着いてしまいました。
メコンデルタ13省・直轄市と区分される中でもロンアン省は地質学的にはメコン河水系によるものではないため異なるのだ、などと何かの本で読んだ記憶もありますが、ホーチミン市から近い距離にあるためか、このTan Huong工業団地の風景も何処となくメコンデルタの他の工業団地とは異なるような印象でした。
建物が完成し操業しているのは、日系の飼料製造工場とベトナム資本の縫製工場の2社のみで、建設中の建物は中国資本のかなり規模の大きな飼料工場。後は今だ広大なる空き地。
数年後にはこの風景も一変してしまうのでしょうけど、こういう広々とした空間に立つのは気分が良いもので、雨上がりの夕暮れに歩いて工業団地の端まで歩くことにしました。
縫製工場に貼られた工員募集の紙には、初任給(最初の2ヶ月間)最低90万ドン(5600円)でしかも経験者と書かれてました。幾ら何でもこの物価高の折にそれはないだろう、と思うわけですが、既に3日前からトレーニングが始まっているようでした。その上、募集横断幕には「未経験者訓練生、昼食支給、手当て月10万ドン」だそうです。
一人でとぼとぼ歩いていると工業団地内の草を食んでいた牛が恨めしそうな目をして道を開けてくれました。多勢に無勢、一頭の大きさからして小牛すらこちらは体力負けだというのに。それを見ていた牛飼いのオッサンに「車はどうしたんだよ」?と冷やかされました。
迎えの車を待たずに門まで歩くのに何の苦もなかったわけですが、通り掛かりのバイクの青年に声を掛けられ、せっかくなので乗せてもらうことに。日ごろは他人に親切にされるということも滅多にないためか、清々しい気分でした。
メコンデルタ13省・直轄市と区分される中でもロンアン省は地質学的にはメコン河水系によるものではないため異なるのだ、などと何かの本で読んだ記憶もありますが、ホーチミン市から近い距離にあるためか、このTan Huong工業団地の風景も何処となくメコンデルタの他の工業団地とは異なるような印象でした。
建物が完成し操業しているのは、日系の飼料製造工場とベトナム資本の縫製工場の2社のみで、建設中の建物は中国資本のかなり規模の大きな飼料工場。後は今だ広大なる空き地。
数年後にはこの風景も一変してしまうのでしょうけど、こういう広々とした空間に立つのは気分が良いもので、雨上がりの夕暮れに歩いて工業団地の端まで歩くことにしました。
縫製工場に貼られた工員募集の紙には、初任給(最初の2ヶ月間)最低90万ドン(5600円)でしかも経験者と書かれてました。幾ら何でもこの物価高の折にそれはないだろう、と思うわけですが、既に3日前からトレーニングが始まっているようでした。その上、募集横断幕には「未経験者訓練生、昼食支給、手当て月10万ドン」だそうです。
一人でとぼとぼ歩いていると工業団地内の草を食んでいた牛が恨めしそうな目をして道を開けてくれました。多勢に無勢、一頭の大きさからして小牛すらこちらは体力負けだというのに。それを見ていた牛飼いのオッサンに「車はどうしたんだよ」?と冷やかされました。
迎えの車を待たずに門まで歩くのに何の苦もなかったわけですが、通り掛かりのバイクの青年に声を掛けられ、せっかくなので乗せてもらうことに。日ごろは他人に親切にされるということも滅多にないためか、清々しい気分でした。
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