国道一号線のサイゴンからティエンザン省ミートゥアン橋の間では毎回3箇所ほど交通警官が取り締まりをしてる姿があります。今までは運良く通り抜けて来ましたが、きょうは遂にタイミングが合ってしまい、警棒を振られて呼び止められてしまいました。
たまたま眼鏡を掛けずにゴーグルを使ったので警官の姿に気付いた時は既に手遅れ。無免許運転ではない安心感からか「危険予測」判断項目から「交通取締り」を除外して走ってしまいました。
3車線の国道で二輪車は外側の車線を通行しなければなりません。しかしトラックやバスが外側の車線を塞いで停止していることも少なくはなく、交通警官が取り締まりをしてない場合、四輪車の通行が少なければ多くのバイクが一つ内側の車線を走ります。二輪車50km/h制限の区間ではその方が安全のように思えることもあるし。
以前はタンソニャット空港近くでもしばしばこの取締りを見たことがあります。まだ路上を牛車が通る頃のハノイでは自転車に乗っていてこの車線通行違反で1万ドンの反則金を払ったこともありました。
しかし、今回の反則金はその20倍。インフレの昂進の故でしょうか。白線を20センチばかり越えていたことは自覚してましたから諦めるしかありません。それでも英語で受け答えして誤魔化そうなどと無駄な抵抗を続けたところ、警官は「本当にベトナム語分からないの?だったら一緒に署まで来てもらうよ。それまでここで待っててねー。バイクも預かることになるし」などと脅しをかけて来ました。
パスポートを渡すとカンボジアのビザが最後に貼ってあるのを見て「カンボジア人か」?と問われました。パスポートの表紙に印刷されたJAPANの文字よりも彼には僕の日焼けした顔の色の印象の方が重要だったのでしょう。
無理もありません。このところバイクに乗り続けてるため日焼けは一層深みを増し、日本人の知り合いには「まるでベトナム人のセーオム(バイクタクシー運転手)そっくりだ」と言われてます。先日、シャワーを浴び、照明を消した後で鏡を覗いたら顔が見えません。身体は鏡にちゃんと映っているのに首から上は黒くて識別できず、慌ててもう一度電気を点けて鏡を覗いてしまいました。
道路を見ると外側の斜線を大胆に越えて走るバイクは少なくありません。僕の場合はわずかでしたが、大胆に越え、しかもスピード違反も明らかなバイクが走り抜けて行きます。この手の不条理に今更腹を立てることもないわけですが、しぶしぶ20万ドンの反則金を払うと財布の中はだいぶ寂しくなってしまいました。20万ドンは、サイゴンーロンスエン往復のガソリン代とほぼ同額です。何か美味しいものが食べられt金額。
反則金を払い終えると、調書へのサインも何もなく、領収証らしき1枚5万ドンと記載されたクーポン券状のものを4枚渡されました。違反内容への反則者の同意がなくてもお金だけ貰えば良いってことのようです。それでも執拗に違反書類のコピーは何故貰えないのか、と食い下がるとムッとした顔で領収証へ担当者名のサインを始めました。
その間5分程度だったでしょうか。二人の交通警官は再び走行中のバイクを呼びとめる作業に戻りました。立て続けに2台。2台とも女性の二人乗りです。しかも明らかに車線を越えてはいません。内側に寄っているだけなのにー。とは思いつつ、ここで口出ししてもどうにもなりそうはありません。
20万ドンはひょっとして外国人だからボラれたのか?とも思い、職場のベトナム人に聞いてみると、そうでもなさそうでした。20万ドンの持ち合わせがなければバイクを押収されてしまうそうです。
たまたま眼鏡を掛けずにゴーグルを使ったので警官の姿に気付いた時は既に手遅れ。無免許運転ではない安心感からか「危険予測」判断項目から「交通取締り」を除外して走ってしまいました。
3車線の国道で二輪車は外側の車線を通行しなければなりません。しかしトラックやバスが外側の車線を塞いで停止していることも少なくはなく、交通警官が取り締まりをしてない場合、四輪車の通行が少なければ多くのバイクが一つ内側の車線を走ります。二輪車50km/h制限の区間ではその方が安全のように思えることもあるし。
以前はタンソニャット空港近くでもしばしばこの取締りを見たことがあります。まだ路上を牛車が通る頃のハノイでは自転車に乗っていてこの車線通行違反で1万ドンの反則金を払ったこともありました。
しかし、今回の反則金はその20倍。インフレの昂進の故でしょうか。白線を20センチばかり越えていたことは自覚してましたから諦めるしかありません。それでも英語で受け答えして誤魔化そうなどと無駄な抵抗を続けたところ、警官は「本当にベトナム語分からないの?だったら一緒に署まで来てもらうよ。それまでここで待っててねー。バイクも預かることになるし」などと脅しをかけて来ました。
パスポートを渡すとカンボジアのビザが最後に貼ってあるのを見て「カンボジア人か」?と問われました。パスポートの表紙に印刷されたJAPANの文字よりも彼には僕の日焼けした顔の色の印象の方が重要だったのでしょう。
無理もありません。このところバイクに乗り続けてるため日焼けは一層深みを増し、日本人の知り合いには「まるでベトナム人のセーオム(バイクタクシー運転手)そっくりだ」と言われてます。先日、シャワーを浴び、照明を消した後で鏡を覗いたら顔が見えません。身体は鏡にちゃんと映っているのに首から上は黒くて識別できず、慌ててもう一度電気を点けて鏡を覗いてしまいました。
道路を見ると外側の斜線を大胆に越えて走るバイクは少なくありません。僕の場合はわずかでしたが、大胆に越え、しかもスピード違反も明らかなバイクが走り抜けて行きます。この手の不条理に今更腹を立てることもないわけですが、しぶしぶ20万ドンの反則金を払うと財布の中はだいぶ寂しくなってしまいました。20万ドンは、サイゴンーロンスエン往復のガソリン代とほぼ同額です。何か美味しいものが食べられt金額。
反則金を払い終えると、調書へのサインも何もなく、領収証らしき1枚5万ドンと記載されたクーポン券状のものを4枚渡されました。違反内容への反則者の同意がなくてもお金だけ貰えば良いってことのようです。それでも執拗に違反書類のコピーは何故貰えないのか、と食い下がるとムッとした顔で領収証へ担当者名のサインを始めました。
その間5分程度だったでしょうか。二人の交通警官は再び走行中のバイクを呼びとめる作業に戻りました。立て続けに2台。2台とも女性の二人乗りです。しかも明らかに車線を越えてはいません。内側に寄っているだけなのにー。とは思いつつ、ここで口出ししてもどうにもなりそうはありません。
20万ドンはひょっとして外国人だからボラれたのか?とも思い、職場のベトナム人に聞いてみると、そうでもなさそうでした。20万ドンの持ち合わせがなければバイクを押収されてしまうそうです。