バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

胃X線 前壁撮影の事故防止

2015年08月26日 | 研究会や学会
こんにちは、すきくぴです。

胃X線撮影では、撮影台を逆傾斜にして検査を行う場面があります。

圧迫枕をみぞおちあたりに敷くことで、胃の形を矯正し、胃の前壁面に対する粘膜の描出が向上します。
ただ、圧迫枕の使用によって、痛みを伴うことがあります。
そんなときは無理をせず、圧迫枕の厚みを少しにするか、圧迫枕を使用せずに検査をしたりします。
事故の防止に努めながら、より良い画像を撮影し、胃がんを早期に発見できるようこれからも頑張っていきたいと思います。