村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

地球温暖化

2016年10月11日 | Weblog
戴いた西条柿を少し、つるし柿にしてみようと・・・準備した・・・
この近年、つるし柿がうまく乾かない・・・
温暖化の影響なのだろうか・・?

昔は、我が家でも地物の渋柿を母の指図のもと・・・姉弟全員で皮むきから連にしてつるすところまでやっていた・・・

軒先の枝垂れのように吊るされた、まだ生乾きで、あめ色になった吊るし柿を母に内緒でこっそり食べるのが楽しみだった・・・
ほんのりと甘くやわらかなつるし柿は、お菓子類の乏しい時代だったので子供にとっては夢の様な美味さだった・・・

夢の様な甘味をもう一度・・・と挑戦するが・・・
吊るした柿は、何時しかカビだらけになり・・・ぽたぽたと落ちて来る・・・

熱湯に通したらよい・・
せんぷうきで風邪を送ったいい、
アルコールで拭いてからつるしたらいい・・・といろいろな方法を教えていただいたがなかなか上手くいかない・・

今年は、熱湯と扇風機を併用して吊るしてみようと思っている・・・

地球温暖化は、こんなささやかな楽しみまで奪っている・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木次線

2016年10月10日 | Weblog
昨日は親戚の法事と、このところ仏事が続いている・・・
木次線沿いの小道を通ってお墓詣りに行った・・・

山家育ちなので線路わきの小道を歩くのには興味がある・・・
鉄道マニアでもないが・・・山裾のカーブから気動車が顔を出して向かってくる情景は絵になりそうだ・・・
写真に撮りたいが・・・待っていても気動車はなかなか来ない、
撮り鉄・・と言うそうだが・・マニアの気持ちがわかる・・・

聞くところに寄ると・・・
木次線のダイヤは日に数本だそうである・・・乗客は、ほとんどが通学の生徒さんらしい、
折りしも・・・
木次駅では木次線開業100周年記念式典が行われていた・・・
新聞で見ると、県知事さんも参加されての一大行事だったようである・・・

鉄道と言えば・・
人や物資の大量輸送の手段として、大きな役目を果たしていただろうが・・・
木次線沿線では、大量輸送の目的だった、材木、木炭、人、お米などのほとんどが車に奪われている・・・

開業以来、100年も経っている山間、過疎地の鉄道輸送は、人間の高齢者と同じで役目を終わった・・
これから先・・昔の栄光を取り戻すことは、無理だろう・・・

縮小ニッポンの行き先を考えたら、趣味や郷愁だけで役目の終わった、不採算の路線存続に固執することは無い・・・

スポーツ選手の引退試合のように、木次線開業100周年は、永年の木次線の功績を顕彰する年にして・・・
穏やかに引退させられないものだろうか・・・

将来、保線や災害時の復旧もままならないままに乗客も減り・・・無様な形で廃線の宣告を受けるよりも・・・
栄光の影が残る内に引退を考えた方がいい・・・






コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲南市の人口

2016年10月08日 | Weblog
毎月、7日ごろには雲南市の人口、所帯の現在数が発表される・・・
怖いもの見たさで・・・私は毎月チェックしている・・・

雲南市の9月現在の人口は、40117人と発表されていた・・・
毎月、30人から40人の人口が減っている・・・この分で行けば・・・
今年中にも、4万人の人口を割りそうである・・・

地元の掛合町の人口は、9月現在で3,028人とある・・・
これも今年度中には3,000人を割ることは、避けられない様だ、・・・

折りしも・・掛合町でもわが地区の人口数を見ているときに電話があった・・・
集落内の若夫婦に3番目のお子さんが生まれられたそうである・・男の子だそうだ・・・

まだまだ人口減少の歯止めには程遠いが・・・
それでも第一歩だ・・・

おめでたい・・・

昨日のお年寄りさんの葬送が終わったばかりだが・・・これでわが集落の人口の増減は差し引きゼロになった・・・




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間の進歩

2016年10月07日 | Weblog
昨日からの集落の葬儀も無事に終わった・・・
いつの間にか、集落内でも高齢者の部類に入るようになってきたが・・・まだまだ葬儀のしきたりなどはよくわからない・・・ましてや今回は、浄土真宗門徒の我が家とは違った宗派である・・・

何とか世話役をこなしたが・・・後から考えると、納得のいかないところが沢山あった・・・
若い世代は、自分自身もよくわからないままに指示を出している私に、何の疑いもなく従ってくれた・・・

世の中は、判らないままにでも何となく動いているものだ・・・

葬儀の間に、ニュースなどもあまり見なかったのでその後の世の中の動きが判らなかったが・・・

直ぐに、真相が判明すると思っていた横浜病院殺人事件も、、あまり進展していない・・・
東京都の豊洲の空洞問題も、すぐにでも真相が語られるかとおもっていたが・・・
誰も真相など語ろうとしない・・・

発信する人も受ける人も・・・薄暗がりの中で蠢いている様は・・・

昔、暗闇祭りなどで、種の保存を図ったと言われる先人の知恵が今に働いているのだろうか・・?


人間は、昔からあまり進歩していない動物だ、
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の未来は明るい、

2016年10月06日 | Weblog
集落の葬儀、一日目は葬儀場の準備、火葬場での接待と通夜の準備が主な仕事である・・・お斎以外の食事を賄いから弁当に変えても、お吸い物と漬物、お茶の接待だけは欠かせない・・・
賄いにあたる女性陣は、一人である・・・
そんな中で集落の若手男性陣に応援を依頼した・・・

これがなかなかの働きである・・・
包丁さばきも・・・なれたものだ・・・

今どきの若者は、日常的に台所に立つのも厭わない生活が身に付いているらしい・・・

「男子厨房に入る無かれ」も死語になった・・・

こんな彼らを見ていると・・・日本の未来も明るく感じられる・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葬儀と集落

2016年10月06日 | Weblog
昨日はひどい風だった・・・
お隣のおじいさんがお亡くなりになって、昨夜から集落は葬儀の準備に入った・・・
縮小ニッポンの衝撃・・そのものの状態の山陰の集落である・・・

昔のように、葬儀の賄いから進行まで完結していた時代は最早無い・・・

葬儀も田舎ではビジネスの中に取り込まれつつある・・・

生活習慣、生活様式などすべてにおいて新しくなった新世代と・・風習にこだわる宗教界・・・
ビジネス化した葬儀業者に挟まれて、昔からの共同体意識で行われていた集落葬にも・・・
戸惑いがある・・・

こんなところからも田舎の集落は住民同士の接着剤を失いつつある・・・

葬儀前日の今日は、葬儀場として借りる予定の隣の集落の集会所の周囲の草刈りだ・・・

草刈りから始めなければならない葬儀の準備は・・・・・・・

まだまだ田舎の共同体の態を残している・・・

葬儀中の食事は、今回からほとんどを弁当にして・・
仕上げの斎膳だけを葬儀業者に頼んだ・・・

さあ・・忙しい一日の始まりだ・・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あわし柿

2016年10月04日 | Weblog
西条柿を採りに来ないかと案内を受けた・・・
お言葉に甘えて採らせていただいた・・・
今年は西条柿は豊作年なのか・・・枝もたわわ・・・の表現がぴったりの様な生り具合だった、

本当はつるし柿を予定していたが・・・今年の様な温暖な気候では、つるし柿には高度な技が必要らしい・・・
ほとんどをあわし柿にすることにした・・・

木次の製氷会社でドライアイスを買ってきて・・・説明書通りにビニールの袋に入れて密封したが・・・
膨らみ方が尋常ではない・・・今にも破裂しそうに膨らんできた・・・

炭酸ガスを西条柿が吸い出したら、だんだんと窄んでくると・・・説明書にある・・・

判らないうちに膨らんでくるドライアイス入りの西条柿を入れたビニール袋を見ていると・・・
隣国の北朝鮮の金将軍のミサイル実験を見ているようである・・・
何時暴走するかと心配になる・・・
そのうちに、北朝鮮国民が将軍の暴走を吸収するようになれば・・・渋い西条柿が甘くなるように、北朝鮮国民にも平穏な生活が来るかもしれない・・・

ドライアイスの暴発を恐れながら・・・北朝鮮のミサイル実験を思い出していた・・・

西条柿は、渋みが強いほど甘くなると聞いた・・・・世の中は正反を繰り返して落ち着くところに落ち着くものだそうである…北朝鮮はいつ甘くなるのだろう・・・?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いい加減

2016年10月03日 | Weblog
田舎のテレビはチャンネル数が少ない・・・
ここのところ、どこを回しても小池都知事の姿が映っている。

前都知事の舛添さんは何をしておられたのだろう・・・?
毎週、別荘通いだったそうだが・・・その間にも豊洲の魚市場の工事は着々と進んでいたことを思えば・・・舛添前都知事は何だったのだろうか・・・?
石原元都知事も、テレビからの情報だが・・・週に3日の出勤だったそうである・・・
小池都知事の働きがまともなら、今までの知事の異常さを誰も指摘できなかったとは・・・
随分といい加減なものだ・・

オリンピック組織委員会会長の森さんも・・・このままでは晩節を汚しそうである・・・
いい加減なところで隠居を考えられた方がよい・・・

江戸時代のお城勤めの武士は、、、40歳代で隠居するのが普通だったようである・・・
だからこそ・・・ 200年間もの平和な時代を築けたともいえよう・・・

全国各地で、議員の政務活動費が・・本来の目的を外れて生活雑費費として使われていることが頻発している・・・政務活動費の名前が悪い・・・短縮して言えば・・生活費だ、
いい加減なこと・・・と言えば・・・政務活動費の目的もいい加減なものである・・・
私たちの市の議員さんたちも…疑ってはいけないが・・・いい加減な処理がなされているだろうと・・・信用は出来ない、

いい加減なことの意味が、いい加減である・・・
ちゃらんぽらんな気持ちを表現していると、取れるが・・・
本来は、風呂の湯加減などが丁度良い加減だという意味にとれる・・・

いい加減、の意味を、いい加減に使っている現代は・・すべてがいい加減である、




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金木犀の花

2016年10月02日 | Weblog
わが家の門坂にある金木犀から強烈な香りが放たれる・・・
釣瓶落としと言われるほどに日足が短くなった・・・

暮れてから家内は帰宅することが多いが・・・金木犀の花が咲いていることを忘れていても・・・
香りだけで門坂の金木犀の木が確認できる様だ・・・

「明日はお父さんの月命日だから・・・金木犀をお墓に挿したら・・・」
主夫の私に・・薄明りの中で指示が出る、

何か一つ、図抜けた特徴を持てば・・・その場に居なくても世の中で役立つ場面が待っている・・・

人間も、金木犀に学ぶことがありそうだ・・・

金木犀に比べて、銀木犀は奥ゆかしい・・・
花の色も目立たないが・・香りも薄い・・・
高齢者となった私は・・今は銀木犀的な生き方に学ぶことが多そうである、
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たたら村

2016年10月01日 | Weblog
掛合町で開催されているテーマパーク、「たたら村」がいよいよ10月2日で閉幕である・・・
一度行ってみたいと思っていたたたら村である、・・・・

今日は家内もお休みだったので行ってみることにした・・・
ある程度は、宣伝パンフなどで多少の知識はあったが・・なかなかの演出である・・・
園内の案内から食事・・映画のセットへの流れなど スマートだ・・・

パンフの中でのメニューの写真を見て、食事にはあまり期待はしていなかったが・・・・
値段は張るも・・・意外とおいしい・・・垢ぬけた味だった、

映画、たたら侍のセットも、細部にわたって手が込んでいる・・・
セット内の草叢なども・・開園7月から3か月経っているのに人工的な手入れの跡などは感じられない・・・もちろん刈り払い機などは使ってない様である、
自然な感じである・・・映画たたら侍のさわりの部分をスクリーンで観ることが出来た・・・

迫力は・・すごい・・!!モントリオール映画祭での授賞がうなずけた・・・
映画を・・・早く観たいものだ、

掛合町で、こんなに若者を見たのも久しぶりだ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする